魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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闇の書を夜天の書へ戻した時、闇は完全に消滅せずに王達の前に現れた。


第三十一話~闇への決別、現れる最後の闇~

ブレーク「これより、闇の書を夜天の書へ修復する為の作業を始める」

 

訓練に使われる無人世界にて広い島の中央でブレークが他のメンバーへ言う。

 

はやて「いよいよなんやね」

 

スカリエッティ「ああ、これで闇の書の悲しき因果も終わるんだ」

 

ザフィーラの傍に控えながら言うはやてに機械を操作しながらスカリエッティはそう言う。

 

ブレーク「ジェイル、闇の書の魔力はどうなっている」

 

スカリエッティ「安定していて暴走の所なし。だけど念には念をだよ」

 

聞くブレークにスカリエッティは状態を見ながらそう報告してつけ加える。

 

ブレーク「よし…オリヴィエ、クラウス。結界のほうは?」

 

オリヴィエ「抜かりなしです!」

 

クラウス「同じく、大事な所だからな」

 

続けてオリヴィエとクラウスに聞いて返されたのにブレークは良しとブレイクメモリを取り出す。

 

ブレーク「じゃ、始めるぞ!」

 

ブレイク!

 

起動させた後にエンシェントにセットして展開する。

 

ブレイク!

 

音声の後にブレークはメモリナイトブレイクに変身すると闇の書に触れて防衛プログラムのみを壊す事に集中した。

 

瞬間、闇の書より黒い光が迸ったと思ったら黒い光は闇の書から離れるとメンバーから少し離れた場所に浮遊する。

 

ブリザード「な、なんだ!?」

 

フレアメタル「これは!?」

 

アルフ「ちょちょちょ!?一体どうしたんだい!?」

 

ブレイク「わ、分からない。俺も壊したと思ったら…」

 

スカリエッティ「ああ、防衛プログラムは夜天の書から跡形もなく消えてる」

 

いきなりの事に念の為にメモリナイトになっていた2人は驚き、慌てて聞くアルフにブレイクも答えた後にスカリエッティが手を動かしながら答えて厳しい顔で黒い光を見る。

 

黒い光「………」

 

なのは「何あの光…」

 

ヴィータ「あぶねえのは確かだよな」

 

コアC「感じる、感じるぞ。あの黒い光は負の感情の塊だ」

 

誰もが警戒する中でコアCがそう言う。

すると黒い光は球状から形が変わって行く。

 

リッド「なっ!?」

 

クロゼルグ「クラウスあれ!」

 

クラウス「ああ…まさか」

 

現れ始めた姿に誰もが驚きの目で見る中でブレイクが代表でそれを言う。

 

ブレイク「メモリナイトブレイクと同じ姿だと…?!」

 

眼の前に立つ存在は今ブレークが変身してるブレイクであった。

ただ、違いとして背中に黒い翼があり、顔も口部分が仮面ライダーギルスの様になっている。

 

シグナム「お前は何者だ!」

 

現れた存在にシグナムはレヴァンティンの切っ先を向けながら問う

 

???「…我が…名は…ダーク…ブレイク」

 

フレアメタル「ダーク…ブレイク…!」

 

ブリザード「ダークブレイク、お前は何者だ!」

 

名乗り上げた存在、ダークブレイクにブリザードがデュランダルを向けて問う。

 

Dブレイク「我が目的…それは…全てを…破壊し尽くすこと」

 

アリサ「なんですって!」

 

はやて「どうなっとるん!?」

 

スカリエッティ「もしかしたら…」

 

告げられた事にアリサとはやてが驚く中でスカリエッティが何か気づいた様子を見せる。

 

ブレイク「なにかわかったのか!?」

 

スカリエッティ「ダークブレイク、あれは消滅させられた防衛プログラムが消えそうになった直前にブレイクメモリの力を蒐集して実体化した姿だろう。いわばあれは闇の書の闇そのもの!」

 

聞くブレイクにスカリエッティはそう答える。

 

ヴィータ「ならアイツをぶっ壊せばいいんだな!!」

 

シャマル「あ、ヴィータちゃん!」

 

そんなスカリエッティに答えてヴィータは飛び出す。

 

ヴィータ「ぶっとべ!!」

 

勢いよくヴィータはDブレイクの体にアイゼンを叩き付ける。

 

Dブレイク「…お返しだ」

 

だがDブレイクは微動だにせずエネルギーを右腕に圧縮した後にパンチをヴィータに叩き込むと圧縮したエネルギーを打ち出し、それにヴィータはもろに喰らって吹き飛んで地面を転がる。

 

シグナム「ヴィータ!!」

 

ブリザード「どうやら技もコピーしてる様だな」

 

吹っ飛ばされたヴィータにシグナムが叫ぶ隣でブリザードが厳しい口調で言う。

 

Dブレイク「全てを…破壊する!!」

 

トーレ「来るッスよ!」

 

スカリエッティ「ウーノ、クワットロ!シャマル君と一緒にはやて君を連れて安全な場所に!夜天の書も修復は完了してるから持ってて!変身!」

 

キィンキィンキィン!

 

タカ!トラ!バッタ!

 

タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バッ!

 

構えるDブレイクにスカリエッティは言いながら変身し、ウーノとクワットロはシャマルと共にはやてと負傷したヴィータを連れて離れようとする。

 

Dブレイク「…逃がさぬ」

 

それに対しDブレイクはぐぐっと体を縮め込んだと思ったらガバッと広げると光が発される。

 

それにより、今いる島を包み込む結界を作り出す。

 

ブリザード「逃がす気なし…か」

 

コアC「だがこれはこれで奴も逃げる事は出来んな」

 

結界を見て呻くブリザードの後にコアCが言う。

 

Dブレイク「貴様らの未来…破壊する…!」

 

アリサ「冗談!私の未来は私の物!邪魔するならぶっ飛ばす!」

 

トーレ「同じく!立ちはだかるなら打ち砕くッス!」

 

そう言うDブレイクにアリサとトーレが答え、他のメンバーも頷く。

 

ブレイク「行くぞ!」

 

一同「おお!!」

 

ブレイクの号令と共になのは達はそれぞれの相棒や武器を片手にDブレイクへ駆け出す。

夜天の書の呪われた存在を打ち砕く戦いが始まった。

 

フレアメタル「はっ!」

 

クラウス「ふん!」

 

まずフレアメタルとクラウスが攻撃を仕掛ける。

 

Dブレイク「…」

 

それに対しDブレイクはクラウスを受け止めて後ろに投げ飛ばした後にフレアメタルのメタルシャフトを受け止めてどてっ腹にパンチを叩き込む。

 

フレアメタル「ごふっ!」

 

アルフ「にゃろう!」

 

お腹を押さえて後退るフレアメタルの後にアルフが飛びかかり、脚を人魚のにして勢いを付けて横からDブレイクへ叩き付ける。

 

Dブレイク「…フン!」

 

だが、Dブレイクはもろともせずにアルフの人魚になってる部分を掴んでそのまま何度も地面に叩きつける

 

アルフ「がふっ!ごふっ!?」

 

フェイト&アリシア「「アルフ!!」」

 

ザフィーラ「「「彼女を放せ!!」」」

 

それにアリシアとフェイトが叫ぶとザフィーラが突進をさせてDブレイクをよろめかしてから真ん中の顔がアルフを軽く咥えて離れた後に空いていた両隣の顔から火炎弾を放つ。

 

Dブレイク「…」

 

向かって来た火炎弾を避けてDブレイクはザフィーラの上空に移動すると胸の部分が光り輝いた後に砲撃が放たれる。

 

ザフィーラ「「「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」

 

砲撃にザフィーラはアルフを素早くシャマルの方に投げ飛ばして防御壁を展開するが砲撃の勢いに押され、爆発と共に吹き飛んで結界の壁にぶつかる。

 

なのは「何今の!?」

 

ブレイク「俺も知らない技だと!?」

 

放たれた砲撃になのは達は驚き、ブレイク自身も自分が持っていない技に驚く。

 

フォーゼ「どうやら元々の以外にも蓄積されていたのを入れてるみたいですね」

 

オーズ「恐らくそうだろうね」

 

それにフォーゼが推測を言い、オーズも考えてたのか同じなのか同意する。

 

Dブレイク「…」

 

すずか「縛れ」

 

無言のDブレイクへ今度はすずかが拘束する様にするがDブレイクはそれを力づくで壊す。

 

Dブレイク「…ふん!」

 

自分を捕まえようとしたすずかに接近して掴むと逃れない内に彼女を捕まえている腕に力を入れる。

 

パキーン!!

 

それと共にすずかの中にあった3つのメモリが出て来ると共に壊れていく。

 

すずか「きゃあ!?」

 

アリサ「すずか!この!」

 

シグナム「はっ!」

 

それにより元に戻るすずかを見てアリサはすぐさまシグナムと共に斬りかかり、それにDブレイクは避けるがアリサはすぐさますずかを連れて離れる。

 

フォーゼ「今のは!」

 

リッド「ブレイクメモリの力か!」

 

Dブレイク「…」

 

誰もがDブレイクの起こした事に驚いているとDブレイクはすずかが持っていたメモリの残骸を吸収する。

 

ブレイク「!吸収も出来るのか!」

 

Dブレイク「…拘束せよ」

 

するとDブレイクはすずかの十八番である氷の鎖による拘束を仕掛けて来る。

 

アリサ「!?すずかのを使える様になったの!?」

 

オーズ「そこら辺は闇の書と同じと言う事か」

 

驚くアリサの後にオーズがそう言ってそれぞれ避けていく。

 

Dブレイク「ふん!」

 

アリサ「わとと!そう簡単に壊されてたまりますか!」

 

今度はアリサに狙いを付けたDブレイクにアリサ本人は避けながらそう答える。

 

Dブレイク「なら…」

 

それを見てDブレイクは標的をシグナムに変更して向かって行く。

 

シグナム「くっ!駆けよ龍!」

 

向かって来るDブレイクにシグナムはレヴァンティンを弓にすると炎の矢を放つと矢は途中で龍へと変わってDブレイクに向かって行く。

 

Dブレイク「無駄だ」

 

だが、龍はDブレイクに触れると共に破壊される。

 

シグナムは蛇腹剣にして振るうがDブレイクに掴まれて逆に引っ張られて殴り飛ばされる。

 

シグナム「ごはっ!?」

 

フォーゼ「シグナム!」

 

シャマル「なんて硬さなの…」

 

ブレイク「硬さかあれ?」

 

壁にぶつかり肺の空気を吐き出すシグナムにフォーゼが叫び、シャマルが呟く中でブレイクがそう言う。

 

オーズ「まぁ、言いたい事は分かるけど実際に最初にヴィータ君が攻撃したのに平然としてる。さらに言うと先ほどの攻撃を物理的に破壊すると言うのなら硬いと言うのは案外外れてないと思うよ…ただ…」

 

そう言ってオーズはDブレイクを見てふむと呟く。

 

オリヴィエ「ただ…なんですか?」

 

オーズ「僅かだがすずか君のメモリを破壊するのに時間があった。もしかするとブレイクの破壊能力を完全に蒐集出来てないんじゃないかな」

 

聞いたオリヴィエにオーズはそう答える。

 

ブレイク「なるほどな…」

 

フォーゼ「ならば接近させない様に遠距離攻撃です!」

 

フェイト「後はスピード戦法!」

 

納得するブレイクの後にフォーゼとフェイトが最適だと思われる事を言う。

 

Dブレイク「…メモリ…メモリ…」

 

リッド「こいつ…メモリを求めてるみたいだね」

 

コアC「それだけ自分の存在を保つ時間が僅かかもしれないな」

 

ぶつぶつ言うDブレイクの言った事にそう言うリッドにコアCは推測を言う。

 

Dブレイク「メモリィィィィィィ!!!」

 

ブレイク・フルマキシマムドライブ!!

 

ブレイク「っ!まずい!!」

 

Dブレイク「オールブレイク!!」

 

そのままブレイク達に向けて破壊の波動を放つ

 

ゼロ!

 

それに対しブレイクはZEROへ交代変身するとすぐさまメンバーの前に立って破壊の波動を0にして防ぐ。

 

Dブレイク「…」

 

ZERO「たくっ、色々とやれると思ったら大間違いだぞ」

 

オーズ「そうだね」

 

静かにZEROを見るDブレイクにZEROはそう言い、オーズも同意する。

 

Dブレイク「…」

 

するとDブレイクは体を震わせ…

 

Dブレイク「うおぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

咆哮すると共に誰もが感じられる位に先程よりもDブレイクは力を解放すると腕が四本になり、腰に先端が禍々しい形状の刃の尻尾が三本生えて、背中の翼が四つになり大きさが仮面ライダーコアと同じくらいになる

 

アリサ「うそ!?」

 

トーレ「パワーアップしたッスか!?」

 

Dブレイク「グォォォォ!」

 

変貌したDブレイクに誰もが驚く中でDブレイクは翼から極太ビームを出す。

 

それに誰もが慌てて避けて行く。

 

Dブレイク「グォォォォ!」

 

ヴィータ「どわっ!?」

 

続けての触手攻撃に誰もが避けるがヴィータは触手の一撃に吹き飛ぶ。

 

Dブレイク「マズハヒトリ!」

 

そのまま結界の壁にぶつかった事で動きを止まったヴィータを捕まえて彼女のメモリを破壊して吸収する。

 

ヴィータ「わ、わりぃ…やられた」

 

Dブレイク「…」

 

その瞬間、Dブレイクは捕まえていたヴィータを吸収してしまった。

 

シグナム&ザフィーラ&はやて「「「「「ヴィータ!?」」」」」

 

シャマル「ヴィータちゃん!?」

 

オーズ「吸収した!いや、ヴォルケンリッターは僕達と同じ様に食べたり泣いたり出来るがその体はデータで構成されている…吸収できてもおかしくないか…」

 

それに誰もが驚き、オーズも驚いたが冷静に状況からそう判断する。

 

するとDブレイクの左右に魔法陣が展開されると変貌する前のDブレイクにメモリを使用した状態のヴィータが現れる。

 

ただ、ヴィータの服の色が黒く染まっていて、目も光を無くして虚ろであった。

 

アリサ「な、何なの!?」

 

クロゼルグ「ヴィータが黒くなった!?」

 

オーズ「どうやら自分の操り人形にしたみたいだね…!」

 

Dブレイク「……」

 

驚くアリサとクロゼルグにオーズは呻く様に言うと共に分身とDヴィータは襲い掛かる。

 

フォーゼ「ヴィータは任せてください!」

 

オーズ「ならばこちらは分身をやろう!ブレーク達は本体を!」

 

向かって来たのにフォーゼがヴィータのを受け止めてオーズが分身とぶつかり合う。

 

シャマル「この!」

 

動きを止める為にシャマルがアラクネになり糸で拘束しようとするがDブレイクは逆に自分に巻き付ける様に高速回転し、シャマルは思わず引っ張られる。

 

それにより引っ張られたシャマルをDブレイクは糸を破壊した後にシャマルを掴んで己へと吸収する。

 

シャマル「シグ…!」

 

シグナム「シャマル!!」

 

すずか「シャマルさん!!」

 

それにシグナムとすずかが叫んだ後にDブレイクはダーク化したシャマルを召喚する。

 

なのは「今度はシャマルさんまで…」

 

ZERO「あの野郎…」

 

驚くなのはの後にZEROは手を握りしめてDブレイクへ言う。

 

ZERO「絶対に2人を取り戻し、お前を倒す!!」




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第三十二話、
~闇の終焉、明ける夜天~
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