魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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何時も通りに過ごす王達、そこに来客が訪れる。


第三十四話~甘党提督の我儘と取り合い~

ブレーク「は?なんだって?」

 

闇の書事件を終えてナガシマ家を訪れてから2日経ったある日、訪れたリンディの訪れた用件を聞いてブレークはもう1回聞く。

 

リンディ「だからね!私もガイアメモリ使わして!!」

 

お願い!とそう言って手を合わせてお願いするリンディにブレークは呆れる。

 

ブレーク「理由は?」

 

リンディ「そのね…プレシアさんの様に…若返りたくて…」

 

呆れ顔で一応理由を聞くブレークにリンディは指をちょんちょんしながら目を明後日の方向に向けつつ理由を言う。

 

ブレーク「…はぁ?」

 

出て来た言葉にさらに呆れ顔になるブレークにリンディは続ける。

 

女性として色々と肌のシミとかたるみなどが気になっていた所に体の為に砂糖を抑えた方が良いと言われたり、怒られたりもあったりするのでどうせなら若返ったら誰も文句言わないかなとの事

 

それを聞いたエンシェントや他の面々は…

 

エンシェント《アホですか貴方は》

 

クラウス「流石にプレシアのはな…不可抗力な感じだし」

 

オリヴィエ「そうですね…」

 

リッド「ホントバカだね」

 

カイベル《いや~ホントに何を考えてそうなったんですかね?》

 

グラシス《確かに砂糖の部分はどう考えてもそっちの自業自得だろ》

 

リンディ「うう…」

 

なんとも言えない顔、呆れた顔、呆れた口調で各々言う。

 

次々と出る正論でもあり辛口な言葉の矢にリンディはそれが心に突き刺さりながら縮こまる。

 

ブレーク「それになぁ、メモリ使ったって必ず若返るって訳でもないんだぞ」

 

リンディ「そこをなんとか!!試しでも良いから!!」

 

呆れて指摘するブレークにリンディは縋り付いてお願いする。

 

このままだと結果が分かるまで絶対に帰らないと言う感じになると考えてブレークは溜息を付く。

 

流石にうっとおしいのでブレークは折れる。

 

ブレーク「しょうがないな…んじゃこれでどうだ?」

 

そう言ってメモリ保管庫からリンディに合いそうなメモリを取り出して見せる。

 

色は藍色のガイアメモリでガイアディスプレイには複数の戦艦で描かれたBが映っている。

 

差し出されたメモリを受け取ったリンディは気合を入れる。

 

リンディ「ようし…」

 

バトルシップ!

 

音声の後にリンディはバトルシップメモリを自分の体に刺すと服装が改造巫女服となり、何やら戦艦をイメージさせる砲台やらが装着されていたがそれ以外は全然変わっていない。

 

ブレーク「だから言っただろ?確証はないって」

 

リンディ「うう……」

 

呆れた顔で言うブレークにリンディは肩を落としたその時だった。

 

サイクロン!アップデート!ストームワルツ!!

 

フェアリー!!

 

厳重にメモリを保管していた所からサイクロンメモリとフェアリーメモリが飛び出し、落ち込んでいるリンディに刺さる。

それと共にリンディの体はプレシアと同じ年齢に若返り、砲台も小さくなって両腕に移動し、背中に妖精の様な羽が生える。

 

エンシェント《ってリンディさんにも複数のメモリが?!》

 

ブレーク「なるほど、一本じゃエネルギーとか足りなかったのか」

 

リンディ「やった!私も若返った♪」

 

その状況に驚くエンシェントにブレークは納得する中でリンディは嬉しそうに飛んではしゃぐ。

 

もうご機嫌で舞うリンディに誰もがそれだけ嬉しかったんだなとなんとも言えない顔でリンディを見る。

 

クロノ『すまないブレーク。そっちに母さん行ってないか?』

 

ブレーク「ん?来てるぞ。若くなっているが」

 

するとタイミング良くか悪くかクロノが通信をして来てブレークは答えてから若返ってはしゃいでいる母親を見せる。

 

若返った母親を見てクロノは目を点にして次に取った行動は…

 

クロノ『…………いかんな。色々と疲れがあるみたいだ。エイミィに仕事は程々にと言われてるからな…』

 

ブレーク「クロノ、現実逃避はやめろ」

 

現実逃避するらしく思わず眉間を揉んでそう呟くクロノにブレークは現実を叩き突ける。

 

クロノ『ブレーク、僕はね。色々と母さんの体を心配してたんだよ…それがこれだ!!ホントにあの人はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

ブレーク「…今度愚痴に付きやってやるから…」

 

吠えたクロノにブレークは同情してそう言う。

 

誰だって体を大切にしろと言った人物がそれならと若返るなど普通に想像も出来ないし頭を抱えたくなるのは仕方ない事だ。

 

これで平然としてるのは物凄い図太い人物かのんびり屋か緩い神経の持ち主だろう。

 

クロノ『ああ…色々と愚痴を吐くだろうから覚悟はしといてくれ』

 

とてつもなく疲れた表情で返してからクロノは通信を切る。

 

はぁ~困ったもんだとブレークは頬を掻く。

 

リンディ「?」

 

そんなブレークの視線にリンディは首を傾げる。

 

 

アリサ「うわぁ…」

 

はやて「はわ~凄いな~メモリって」

 

数分後、遊びに来たなのは達を代表してアリサは呆れた目でリンディを見てはやてが目を輝かせて言う。

 

ブレーク「バカだろ?こいつ」

 

アリサ「バカね」

 

アルフ「何してるんだいあんたは?」

 

プレシア「あなたね…」

 

聞くブレークにアリサとアルフが即答してプレシアは呆れた顔で顔を抑える。

 

リンディ「だってだって~」

 

エンシェント《なりたくない大人の一人ですね》

 

涙目になるリンディにエンシェントはそう言うと他のデバイス達もうんうんと同意する。

 

はやて「ええな~なのはちゃん達ってメモリを使うとボンキュボンな女性になるそうやから私もなってみたいな~」

 

ブレーク「そう言うと思ってほら」

 

羨ましそうにそうぼやくはやてにブレークは1つのメモリを渡す。

 

はやて「おお、これはなんてメモリなん?」

 

ブレーク「夜天のを考えて天空の記憶を持つスカイメモリだ」

 

聞くはやてにブレークはメモリが何なのか言う。

 

はやて「スカイか…どんな力が使えるんや?」

 

ブレーク「スカイメモリは空中を自由自在に飛ぶ事が出来るんだ。夜天の王でまだリハビリ中のはやてには丁度良いだろ?」

 

聞くはやてにブレークは説明して後半そう言う。

 

はやて「なるほどなぁ…おおきに!ブレークはん」

 

ブレーク「気にすんな」

 

お礼を言うはやてにブレークはそう返す。

 

スカリエッティ「何やら楽しそうだね~」

 

そこにリーゼとアリアに案内されて来たスカリエッティが来る。

 

その後ろにはスバルとティアナに見慣れない少女がいた。

 

はやて「あ、ジェイルさん!」

 

なのは「スバルちゃん達も…後ろの子は?」

 

スカリエッティ「この子はセッテでこっちでは七緒って名乗ってるよ」

 

セッテ「…よろしく」

 

気づいたはやての後のなのはがスカリエッティの傍にいる子を見てスカリエッティが笑ってセッテは小さい声で言った後に頭をぺこりと下げる。

 

はやて「よろしゅうな!」

 

スバル「よろしくお願いします!」

 

ティアナ「えっと…あそこで落ち込んでる人は一体;」

 

元気よく挨拶するスバルの隣でティアナがツッコミメンバーによるツッコミで落ち込んでいるリンディを見て冷や汗を流しながら聞く。

 

ブレーク「あれはただのバカな大人だ。気にするな」

 

ティアナ「は、はぁ…」

 

呆れた顔でスルーしろと言うブレークにティアナは気の抜けた返事をする。

 

オリヴィエ「ティアナちゃんも一緒にいるのは?」

 

ティアナ「スバルに誘われたんです。博士の所に一緒に行かないかと…こっちは何もないから来たんです」

 

気になったのかティアナがいる理由を聞くオリヴィエに本人が答えて誰もが成程と頷く。

 

ティアナ「ねぇ、それなに?」

 

アリシア「これの事?」

 

ふと、はやての手にあるメモリを見て聞くティアナにアリシアは聞くとティアナはそうですと頷く。

 

ティアナ「うん、なにそれ?」

 

ブレーク「あー…あんま広めない様に頼むぜ」

 

聞くティアナにブレークはそう注意してからガイアメモリについて説明する。

 

ティアナ「へー」

 

記憶の数だけあると言うのに関心するティアナは自分の場合はどんなメモリが適合するんだろうと考える。

 

兄の様に銃の使い手なメモリになるのかはたまた別のメモリなのか…

 

そう考えるとティアナはワクワクする。

 

すると、メモリ保管庫から2個のメモリがティアナめがけて飛んで来る。

 

アームズ!

 

ミラージュ!!

 

ティアナ「え?」

 

いきなりの事だったのでティアナは動けずに飛んで来るメモリを見る。

 

飛んで来た2個のメモリはそのままティアナに突き刺さるとティアナの姿が変わる。

 

身長が成人女性に入りかけな位になって胸もアルフ並みに大きくなって髪もツインテールがほどけて膝まで伸びて、その体を上着がオレンジでズボンとブーツが白のゴスロリパンクルックで包んでいた。

 

スバル「えぇぇぇぇぇぇ?!」

 

セッテ「…わお」

 

それにスバルとセッテはそれぞれ大きさは違うが驚きの声を上げる。

しばらく立っていたまんまだったティアナはスバルに目を向けて…抱き付いた。

 

アリサ&シグナム「あっ(察し)」

 

ティアナ「はぁ~可愛い。可愛いわスバル~♪」

 

スバル「うえ?ティア?」

 

それにアリサとシグナムは察知すると共に嬉しそうにスバルを抱きしめるティアナに抱きしめられてる本人は戸惑う。

 

ティアナ「ふふふ…」

 

ハイライトのない目で笑うティアナにアリサとシグナムはすずかとリニス、シャマルと同じと感じ取って怯えた後に肩を掴まれる。

 

それに2人が顔を青くする中で淑女3人は思い思いに連れて行き…

 

アーーーーーーーーーーーー!!!!

 

聞こえて来る犠牲者2名のにブレークはなんで一部の女性はメモリを使うとタガが外れるのかねぇ…と呆れる。

 

ウェンディ「遊びに来たッスってなんとぉ!?」

 

セイン「なに…これ?」

 

そこにウェンディとセインが来てスバルを抱きしめてスリスリしてるティアナに目を丸くする。

 

続いてチンクとノーヴェが入って来て、チンクも目を点にして唖然とする隣でノーヴェはスバルを抱きしめてるティアナにむっとなる。

 

ティアナ「敵…排除する」

 

アルフ「うおい!止めろ!」

 

ヴィータ「こんな所で暴れようとするな!」

 

キマイラ!

 

コマンダー!

 

そんなノーヴェのに気付いてか行動をしようとするティアナをメモリを使用したアルフとヴィータが組み付いて抑え込む。

すると、ジタバタするティアナを見ていたノーヴェの方にも1つのメモリが飛んで行く。

 

トライセラトップス!

 

ノーヴェ「ふにゃ!?」

 

そのままノーヴェに刺さると変な声が出た後にノーヴェも変化する。

 

身長がティアナの様に成人女性に入りかけな位になって胸もアルフ並みに大きくなって、髪型は変わらないが髪の色がマゼンタに少し紫が混ざった様な色に変わり、体を胴着とスパッツを纏って両腕にトリケラトプスの顔を模した篭手を装着して足もトリケラトプスの足の様なアーマーブーツを履いた姿となる。

 

ノーヴェ「…」

 

チンク「な、なんと!?ノーヴェまで!?」

 

ハイライトなしで大人に近い姿となったノーヴェにチンクは驚いた後にノーヴェは…ティアナから放されていたスバルを抱きしめる。

 

ノーヴェ「はぁ~姉貴♪」

 

スバル「の、ノーヴェ?」

 

先ほどのティアナの様に嬉しそうにスバルを抱きしめてスリスリするノーヴェにスバルは戸惑う。

 

チンク「いかん!なんか知らんがノーヴェのシスコン度が振り切ってる!」

 

ウェンディ「もう隠す気なしッスねあれ;」

 

それに叫ぶチンクにウェンディがうわぁ…と苦笑する。

 

ティアナ「むぅ~~~!」

 

ヴィータ・アルフ「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!!」」

 

キラン☆

 

フェイト「二人ともー!?」

 

それに羨ましがった後にうっとおしいとティアナは抑えていた2人を投げ飛ばし、それに2人が星になったのにフェイトが叫ぶ。

 

なぜ部屋の中で星になったかはメモリの力を察知したコアCがコズミックによるワープドライブの要領で訓練に使う無人世界への穴を作って天井にぶつからない様にしたみたいだ。

 

その後にぶつかり合おうとしたノーヴェとティアナも同じ様に無人世界に連れ込んでそのままバトルをさせる。

 

あわあわするスバルを尻目にやれやれとナカジマ家とスカリエッティは肩を竦める。

 

ティアナ「はぁ!」

 

向かって来るノーヴェに対し、ティアナはアームズメモリの力で武器として二丁拳銃を出すと銃撃を放って行く。

 

それに対しノーヴェは右腕を突き出すと掌を中心に魔力壁が出来て銃弾を受け止めながら突き進む。

 

自分の攻撃を防ぐノーヴェにティアナは迎え撃つ為に銃口の下にエネルギー刃を出現させる。

 

ガキィン!

 

ティアナの銃の刃とノーヴェの篭手がぶつかり合った後にティアナはバク転で後ろに移動しながら牽制の射撃をしてノーヴェは後ろに飛びつつ魔力弾を放って相殺しあう。

 

そのまま遠距離戦をしあう。

 

ブレーク「遠距離タイプ同士の戦いか」

 

チンク「いや、ノーヴェの場合は母上と同じ格闘をメインとした近距離がメインなのだが…ティアナのを警戒してなのだろう」

 

ウェンディ「そうッスよね。ノーヴェって魔力弾系ってあんまり得意じゃないッスけどこれもメモリの恩恵って事ッスか?」

 

戦いを見てそう洩らすブレークにチンクが訂正して推測を言い、ウェンディも同意ながらそう呟く。

 

クラウス「そうかもしれないな」

 

セイン「しっかしこう実際に見ると凄いねガイアメモリ」

 

ウェンディのを肯定するクラウスの後に2人の戦いを見ていたセインが関心しながら言う。

 

ノーヴェは地面を殴ると殴った所からティアナに向かって衝撃波が向かって行く。

 

向かって来るのをティアナは上へ飛んで銃を乱射するがノーヴェはすぐさま防御壁を作る。

 

お互いに初めて使って互角とも言えるのにブレークは関心するがどう止めようかと頬を掻く。

 

クイント「勝手に入るわよ~あらあら、何これ?」

 

桃子「お邪魔しますね~」

 

そんな所にクイントと桃子が来る。

 

なお、魔法関係は夜天の書を修理し終えた後になのは達がリンディも交えてそれぞれ伝えて分かっている。

 

入って来た所で行われている事にクイントは首を傾げて隣で桃子が気にせずそう言う。

 

ブレーク「お、お前らか」

 

クイント「こーら、年上の女にお前等はないでしょ…と言うかウチのチビッコ片割れとランスターさんどうしたの?」

 

桃子「あらあら~なのは達の様に大きくなってるわね~」

 

気づいたブレークにクイントは注意した後に戦っているティアナとノーヴェを見て呟き、桃子はほんわかに言う。

 

エンシェント《一人の少女を取り合ってバトルしてます》

 

クイント「あーー…」

 

桃子「青春してるわね~」

 

シンプルにバトルしてる理由を言うエンシェントにクイントは察して苦笑して頬をポリポリ掻き、桃子は頬を抑えてしみじみと言う。

 

はやて「止めなくてええんか?」

 

クイント「んー…そうね。そろそろオヤツの時間だし」

 

聞くはやてにクイントは指を当てた後にどこからともなくハリセンを取り出して駆け出す。

 

穴を通り過ぎた後に足にバリアジャケットに含まれてるだろうブーツを履いており、気づいた2人が攻撃を仕掛けるがクイントは最小限の動きで掠るか掠らないかのギリギリの所を抜けて行き…

 

パシシーン!!

 

2人の頭を叩く。

 

頭を抑える2人の後ろでクイントはハリセンをパンパンさせながら振り返る。

 

ノーヴェ「うー、痛い;」

 

ティアナ「あいたた…はれ?私…何これ!?」

 

叩かれた衝撃で戻ったのか涙目なノーヴェの隣でティアナが自分の姿を見て驚く。

 

なのは「えぇ?!」

 

グラシス《やるなあの姉さん。動きにも無駄がね…》

 

カイベル《確かにそうですね。格闘術をやってると聞きましたが見切りもなかなか》

 

驚くなのは達を尻目にデバイス達はそう述べる。

 

フェイト「さすがはなのはのお母さんの知り合い…」

 

桃子「やだわ~褒め方が上手ねフェイトちゃん」

 

ヴィータ「(いやあれ褒めてねえよな;)」

 

ユーノ「(桃子さん結構天然だよね;)」

 

そう洩らすフェイトのに笑って言う桃子にヴィータはユーノと小声でそう会話する。

 

その間にクイントが2人を連れて戻って来る。

 

クイント「止めてきたわ」

 

ノーヴェ「あうう…」

 

ティアナ「こ、これがメモリを使ってなんだ…」

 

桃子「さっすがクイントちゃんね~私が学生生活してた時も不良を蹴散らしてたわよね~」」

 

恥かしそうにクイントの背に隠れるノーヴェと自分の姿を見ているティアナを横目に桃子はそう言う。

 

クイント「家族もいるのとこの年でちゃん付けは止めてくださいよモモちゃん先輩;」

 

桃子「そっちも学生の時からので言ってるから良いじゃない♪」

 

困った顔でそう言うクイントに桃子はくすくす笑って返す。

 

オリヴィエ「二人は一体いつ頃出会ったので?」

 

桃子「私が高校生の時にクイントちゃんが入学して来てね~」

 

クイント「困ってた所を助けたのを縁にそのまま親しくなったんですよね」

 

気になったので質問するオリヴィエに桃子は思い出して答え、クイントも懐かしそうに言う。

 

ブレーク「そうなのか…ん?なんでクイントはこの世界の学校に来たんだ?」

 

クイント「当時付き合ってたウチの旦那さんのご先祖様が第97管理外世界(ここ)の出身でね。話を聞いた際に興味を持って留学的な感じで来た訳よ」

 

納得してから聞くブレークにクイントがなぜ管理外世界の学校に通っていたかの理由を答える。

 

ブレーク「ふうん。って此処からミッドチルダに行ってたのがいるんだな」

 

ロッテ「珍しくないよ。父様だって元々此処の出身だし」

 

アリア「魔法文化が無い所でお父様やなのはちゃん達の様な魔力資質を持ってたりする人が見つかる時ありますからね」

 

納得しかけてクイントの言った中のにそう言うブレークにロッテとアリアがそう言う。

 

クラウス「ふむ、確かにな」

 

クイント「それで…そこで落ち込んでるリンディさんらしき人はどうしたの?」

 

納得するクラウスの後にクイントが放置されてるリンディを指して聞く。

 

エンシェント《かくかくしかじか》

 

クイント「これこれうまうまと…まぁ、若返りたいと言う所は分かるわね」

 

桃子「そうよね~若いままでいたいって言うのは女の憧れでもありますよね~」

 

グラシス《いや、あんた等だと普通に若いままだと思う気がするんだが;》

 

訳を聞いてそう言うクイントに同意する桃子にグラシスはツッコミを入れる。

 

エンシェント《確かに;》

 

なのは「ありえそうで怖いな;」

 

アルフ「確かに若いもんな2人共」

 

桃子「も~褒めすぎよ~」

 

クイント「褒めてないと思いますよモモちゃん先輩;」

 

同意するメンバーのにそう言う桃子にクイントはツッコミを入れる。

 

ほんわかで天然過ぎる桃子にどんな事だろうと平然としてそうだなとブレークは呆れる。

 

セッテ「……(くいくい)」

 

そんな呆れていたブレークはセッテに裾を引っ張られる。

 

ブレーク「ん?」

 

セッテ「……メモリ、ある?」

 

顔を向けたブレークにそう聞くセッテにああ、彼女もなりたいのか…とノーヴェとティアナをチラチラ見てるのからそう判断する。

 

ブレーク「そこの保管庫の中に色々あるぞ」

 

セッテ「…ん」

 

保管庫を指さして答えるブレークにセッテはとことこと保管庫に近づく。

 

その後にじっくりとメモリを見て行く。

 

セッテ「…これは何?」

 

1つを取って見せるセッテにブレークは見せられたのに噴いた。

 

なぜならそれは、ケツァルコアトルスメモリであった。

 

かつてなのは達が戦った事があるがあれは野生のカラスが使っていたのであって本来人が使った方が桁違いに危険度が跳ね上がる。

 

ブレーク「それはやめとけ;」

 

セッテ「それじゃあ「それも止めろ;」…ぶぅ」

 

言われて別のを選ぶが今度はケツァルコアトルスメモリよりやばさが上を行く素人が使うには向いてないユートピアメモリで注意されたセッテは頬を膨らませて戻す。

 

セッテ「んじゃあこれ」

 

ブレーク「お前はわざと選んでるのか?!」

 

今度は身の破滅しかない未来を容易く想像できる消去の記憶が入ったデリートメモリを選んだセッテのにブレークは思わず叫ぶ。

 

何度も止められてセッテは頬をぷくーと膨らませる。

 

ケツァルコアトルス!

 

ユートピア!

 

デリート!

 

ヴィータ「おいこれって;」

 

アルフ「まさか;」

 

音声を鳴らす3つのメモリに戻って来た2人や他のメンバーは冷や汗を掻く。

 

ブレーク「おいちょっと待て;」

 

ミックス!!デストロイ!!!

 

待ったをかけるがそれより早く音声と共に1つのメモリとなるとセッテに突き刺さる。

 

するとセッテの体は成人女性位になるとその体を恐竜を感じさせる紅いスーツで身を包み、背中から4枚の赤い翼が生えて、両腕に鉤爪が装着され、髪も床にタレ流れる位に伸びて前髪が金髪に変わる。

 

セッテ「…………わお」

 

エンシェント《…マジですか;》

 

はやて「な、なんや前に借りて見た某怪獣王の映画で出たラスボス怪獣みたいやな;」

 

自分の姿を見て呟くセッテを見て驚くエンシェントの後にはやてがそう言うと自分の体を見ていたセッテがんーと思った後にぶつぶつ言うと…

 

にゅるん♪

 

と言う音と共に先っぽが鋏か二本角を感じさせる尻尾が腰から生えてそれにセッテは満足そうにうんうんと頷く。

 

スカリエッティ「あー、セッテは怪獣王の好きなんだよね。きっとそれが反映されたのかな;」

 

ブレーク「マジかオイ;」

 

満足そうに自分を見てるセッテの反応に対してそう言うスカリエッティにブレークは冷や汗掻く。

 

今の所、セッテは鏡を見てポーズを取ったり翼をパタパタさせたり尻尾をフリフリしてるが今の所暴走はしていない。

 

ブレーク「…暴走はしてないのか」

 

セッテ「……適合者見つけたのに暴走させると思ってる事に遺憾を表明する…ってメモリ達が」

 

警戒しながら聞くブレークにセッテがそう言う。

 

ブレーク「…すまん」

 

出て来た言葉にブレークは謝った後になぜセッテは危険なメモリを選んでいたか納得する。

ケツァルコアトルス、ユートピア、デリート、3つとも下手に使えば対処出来ない世界を崩壊させる事はたやすいレベルのクラスを誇るメモリである。

 

だからこそブレークは危険性と能力を考えて使用してなかった(リーゼ姉妹の時にユートピアを使いかけたが…)がメモリ達は寂しさや使われない悔しさを持っていた。

 

それをセッテが見抜き、気付いてくれたセッテを適合者として選んだ。

 

ブレーク「まぁ…暴走しないなら良い。大事にしてやってくれ」

 

セッテ「(こく)」

 

メモリ達の事を考えて任せるブレークにセッテは頷く。

 

リンディ「」そーっと

 

メンバーがセッテに注目してる間はぶられていたリンディがそーっとメモリの保管庫に近づいてメモリを見ていた。

そのままメモリをとろうとして…

 

クロノ「何しようとしてるんですかあなたはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

リンディ「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

突如現れたクロノに背中から押し倒された後に足を持たれてぐいーと上げて折りに来る痛みにリンディは床をバンバン叩く。

 

エンシェント《ギブですか?》

 

アリサ「と言うか何時の間に;」

 

クロノ「ああ、コアに聞いてね。直通で送って貰った」

 

パンパンさせてるリンディを見て呟くエンシェントの後に呟くアリサにクロノは技をかけた体制のまま答える。

 

ブレーク「そうか…ってリインフォースどうした?」

 

リインフォース「え、あ…少しこちらも気になってな」

 

理由を聞いて納得してからメモリ保管庫を見ていたリインフォースに声をかける。

リインフォースの反応から彼女もまたメモリを選びたいのだろうと行き付く。

 

リインフォース「色々ありますね」

 

沢山あるメモリを見て興味深そうに見ていたリインフォースにふむとブレークは顎を擦って彼女に何が合うか考える。

 

闇の書でも夜天の書としてもだが各地の偉大な魔導師の魔法を記録して行った彼女に合うのと言うのでは結構幅広くなるのでそう言う意味での本で纏まっている図書館の記憶であるライブラリーか魔女の記憶であるウィッチだろうか…と考える

 

リインフォース「ん?」

 

考え込むブレークにリインフォースはナハトを撫でながら首を傾げる。

 

すると撫でられていたナハトがリインフォースの手を離れてメモリ保管庫の中を漁るとメモリを1つなんとか咥えてリインフォースに手渡す。

 

リインフォース「…これは?」

 

それは偽装の記憶が入ったダミーメモリであった。

 

ブレーク「あぁ、それか…」

 

ダミーメモリを見てそれもあったなと納得する。

 

リインフォースは蒐集された魔法を使えるから模倣とも言える。

 

ダミーメモリとほぼ変わりないのでリインフォースにピッタリとも言える。

 

ダミー!

 

するとダミーメモリは起動してリインフォースに突き刺さる。

 

それと共に…なぜか白ビキニだけになる。

 

アルフ&ティアナ&ヴィータ「…………はぁ?」

 

ブレーク「…え?」

 

リインフォース「ななななななななななななななな///」

 

それに思わず誰もが唖然とし、リインフォースは顔を真っ赤にする。

 

セッテ「………海水浴に頼れるメモリ?」

 

エンシェント《違いますよ;》

 

リインフォース「な、何か着るのを!」

 

そう言うセッテにエンシェントがツッコミを入れてからリインフォースが慌てて言うとリインフォースの体を誰もが知るのに身を包む。

 

フェイト「え?」

 

なのは「え?」

 

いきなり服が変わったのに誰もが驚く。

 

ちなみにリインフォースが見に包んでいるのははなのはのバリアジャケット(メモリを使用してないVer)である。

 

ちゃんとリインフォースに合わせてるのか服の大きさも大人サイズであった。

 

アリサ「どういうこと?」

 

ブレーク「………成程、これが特徴って事か」

 

何時の間にか戻っていてリインフォースを見て驚いているアリサの後にじっと観察していたブレークがそう言う。

 

なのは「どういうことですか?」

 

ブレーク「なんでなのはのバリアジャケットが出たのかはダミーメモリの能力って事だ。リインフォース。今度はバリアジャケットを着たフェイトを思い浮かべてくれ」

 

リインフォース「わ、分かりました」

 

聞くなのはにそう答えた後に指示するブレークにリインフォースは言われた通り目を瞑って浮かべる。

 

すると瞬く間にリインフォースの姿がBJを纏ったフェイトの姿になる。

 

アリシア「うわわ!?フェイトになった!」

 

ブレーク「次ははやてに」

 

驚くメンバーの後に次の指示を出すブレークにリインフォースははやてを思い浮かべると車いすに座ってはないが今いるはやてになる。

 

はやて「お~」

 

ブレーク「つまり、ダミーメモリを使用したリインフォースは頭に思い浮かべた存在になれるって事だな。最初の変化で服だけだったのは服のみを考えてたからだろう」

 

関心するはやての隣でブレークが分かった事を言う。

 

Rはやて「なるほどな…」

 

それに誰もが納得した後にナハトはペシペシとまだはやてになっているリインフォースの頭を叩く。

 

ナハト「??」

 

ひょいと腕に抱きしめるRはやてとはやてを交互に見るナハトに誰もがくすりと笑う

ワイワイしあう所を見ながらブレークは笑う。

 

…その時彼らは知らなかった。

まさか次なる事件が待ち受けている事を…

 




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第三十五話
~現れし闇の欠片~

物語は今、二つの物語が混ざりしものへと進んでいく……
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