魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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襲い掛かる女性に驚く夜天の少女、その後にさらなる驚きと共に新たな騎士が現れる。


第三十七話~現れるK/砕けえぬ闇~

ブレーク達と別れて闇の書の欠片を対処していたはやてとリインフォースは謎の女性の襲撃を受けた。

 

はやて「なんやねんあんた!ウチはそう言う名前やないで!」

 

リインフォース「人違いでは?」

 

女性「あら~まだ白を切るつもりかしら~?」

 

否定する2人のを一体聞かない様で女性は手に持った二丁拳銃で攻撃を仕掛けて来る。

それに2人は左右に別れて避けると女性はそのまま銃撃を続ける。

 

はやて「なにするんや!」

 

女性「だからあなたが持つ紫天の書を欲しいのよね」

 

避けながら叫ぶはやてに女性も攻撃を止めずに言う。

 

はやて「んなのないって言うとるやろ!」

 

さっきから何度も同じことを聞く女性にはやては叫ぶ。

 

女性「ホント頑固ね。んじゃあ気絶させてじっくりと調べるしかないわね」

 

ZERO「オラァア!!」

 

そう言って追撃しようとした女性にZEROに変身したブレークのライダーキックに吹き飛ばされる。

 

はやて「ブレークさん!」

 

リインフォース「王!」

 

ZERO「大丈夫か二人共」

 

振り返って聞くZEROに2人は頷く。

 

女性「たた……まさかメモリナイトが来るとはね…」

 

ZERO「なに?」

 

女性の呟きにZEROは仮面内で顔を顰める。

 

メモリナイトを知っているのはごくわずかでその人物達には話さない様にしている。

 

それなのになぜ目の前の女性が知っているかに眉を顰める。

 

はやて「なんでメモリナイトのことを!?」

 

女性「あらら~口が滑っちゃったわ」

 

驚いて聞くはやてに女性は口を抑える。

 

ZERO「お前……何者だ」

 

女性→キリエ「んー…名前だけなら良いかな…私はキリエ・フローリアン。永遠結晶(エグザミア)が欲しいお姉ちゃんよん」

 

先ほどよりも警戒して聞くZEROに女性は自分の名前を名乗る。

 

ZEROはその中で気になるワードを見つける。

 

ZERO「永遠結晶(エグザミア)だと?」

 

キリエ「教えられるのはそれだけよん」

 

そう言ってキリエは片手剣に変えると二刀流で斬りかかる。

 

ガキィン!

 

それに対してZEROはエンシェントクロイツをセットアップしてキリエの振り下ろした二刀流を受け止めて弾き飛ばす。

 

キリエ「わおう!?」

 

ZERO「フン!」

 

驚いているキリエに追撃とZEROはエンシェントクロイツを振るう。

 

それにキリエはバックステップして避ける。

 

トリガー!

 

ゼロ!トリガー!

 

すかさず、ZEROはトリガーメモリを空いてる方へセットしてダブル・ゼロトリガーになるとトリガーマグナムを出現させて銃撃し、バックステップしてる直後だったキリエは銃撃を受ける。

 

キリエ「くっ!」

 

はやて「流石ブレークさん!リインフォース!援護や!」

 

リインフォース「了解です!」

 

怯むキリエにリインフォースがバインドを仕掛ける。

 

キリエ「おっと」

 

それにキリエは避けるが戦っているのは1人ではないのだ。

 

バインド!

 

バインド!マキシマムドライブ!

 

避けた勢いで他の方向へ動けないキリエにダブルZTはトリガーマグナムに束縛の記憶が入ったバインドメモリを装填して狙いを付ける。

 

ダブルZT「くらえ!」

 

放たれた拘束弾は見事にキリエに命中してキリエはむぎゅっ!?と顔から倒れる。

 

キリエ「うう…痛いわ…」

 

ゼロ「ほい、確保っと」

 

呻くキリエにダブルZT達は近寄る。

 

キリエ「うう、目前に捕まるなんて」

 

はやて「だから人違いやて;」

 

リインフォース「主はやてはあなたの言う人物ではない」

 

まだ勘違いしているキリエにはやてとリインフォースはそう言う。

 

キリエ「あれ?もしかしてオリジナルのほう?」

 

目をパチクリさせて言うキリエのに3人はん?となる。

 

はやて「なぁ、闇統べる王ってそんなに私にそっくりなん?」

 

???「そんなに気になるか小鴉よ」

 

気になったので聞いたはやては上からの声に見上げる。

 

そこにいたのはコートを靡かせて背中に4つの黒い羽を持った少女がいた。

その周りを蝙蝠っぽいのが飛び回っていた。

 

ただ、その顔を見てダブルZTとリインフォースは驚く。

 

リインフォース「主はやて…と同じ顔!?」

 

ダブルZT「お前が闇統べる王か?」

 

少女→ディアーチェ「いかにも、我は闇統べる王、名をロード・ディアーチェ…そして、キバット!」

 

???「うっしゃあ!キバって行くぜ!ガブッ!」

 

そう問うダブルZTにディアーチェはそう言ってから左腕を掲げると周りを飛んでいた蝙蝠っぽいのがディアーチェの左手に噛み付くと彼女の顔にステンドグラス状の模様が現れて腰に複数の鎖が巻き付いてベルトへと変わる。

 

ダブルZT「なにっ!?」

 

ディアーチェ「変身!」

 

それに誰もが驚いている間にディアーチェはキバットと呼んだ蝙蝠っぽいのを掴んで言った後にベルトの中央にセットする。

 

それと共に彼女の全体に波紋の様なのが広がり、波紋は何かを形作った後にガラスが割れる様に弾け飛ぶ。

 

先ほどまではやてと似た姿だったディアーチェは全体的に吸血鬼を感じさせる騎士を感じさせる風格…

 

リインフォース「ナイト…だと!?」

 

宙に浮かぶその姿にリインフォースはそう呟く。

 

ディアーチェ→キバ「我は紫天の盟主を守る騎士、ロードナイト、キバ!」

 

はやて「ロードナイト…」

 

キリエ「うわーお、調べた通り…」

 

名乗り上げるディアーチェ、キバにはやては驚き、キリエは拘束されたままの状態で呟く。

 

ダブルZT「新たなナイトか……」

 

新たな騎士にダブルZTは呟いた後…急降下キックするキバのを受け止める。

 

はやて「うえ!?」

 

リインフォース「なっ!?」

 

キバ「噂に聞くメモリナイトの力を試させて貰っても良いかな記憶の王よ」

 

ダブルZT「俺のことを知っているのか」

 

攻撃をしながらそう言うキバにダブルZTは問うとああ…と返される。

 

お互いにラッシュの返しあいをした後に距離を取る。

 

キバ「来たれ!青き剣狼!」

 

キバット「よっしゃあ!ガルルセイバー!!」

 

その後にキバはベルトの横に付けていた青い笛の様なのを取ってキバットに噛ませるとキバットはそれを吹く。

 

警官が使う様な笛の音が響き渡る中で青い光がキバの前に出現、光の中から現れた人物の顔に驚く。

 

はやて「ええ!?アリサちゃん!?」

 

ダブルZT「なに!?」

 

狼の耳に尻尾を持っていて髪の色が青いが顔がアリサなのに驚く中で続いての光景に驚く。

 

少女は剣へと変わってキバの左手に握られると左腕に鎖が巻き付いて行き、弾け飛ぶと装甲が青く変わっていて、胸の装甲も青く変わった後に狼の幻影がキバの顔と重なった後に黄色だった複眼の色が青く変わる。

 

キバ「はぁぁぁぁぁぁ…」

 

姿勢を低くして唸るキバはその後に走り出すと荒々しい剣技を繰り出す。

 

ダブルZT「ちっ!」

 

メタル!

 

ゼロ!メタル!!

 

荒々しい剣技にダブルZTはメタルメモリを使ってゼロメタルとなるとメタルシャフトで応戦する。

 

そのまま何度か剣とメタルシャフトをぶつけ合った後に鍔迫り合いになる。

 

キバ「うおぉぉぉぉ!!」

 

だが、直後にキバが咆哮すると剣の鍔となっている狼の喉から音波衝撃が放たれて、ダブルZMは吹き飛ぶ。

 

ダブルZM「やるな」

 

キバ「次はこいつだ!来たれ!緑の銃魚(じゅうぎょ)!」

 

キバット「バッシャーマグナム!!」

 

転がった後に体勢を立て直すダブルZMを見ながら今度は緑色の笛の様なのをキバットに噛ませるとキバットはそれを吹く。

 

今度はラッパの様な音色が響き渡った後に緑色の光が出現して今度はティアナに似た少女が現れた後に銃へと変化してキバが持っていた剣を手放して銃を右手で掴む。

 

すると左腕が元に戻った後に右腕に鎖が巻き付いて弾け飛ぶと肩のが魚を感じさせる緑色の鎧に変化して胸と顔の複願も緑色に変化する。

 

はやて「今度はティアナちゃんで銃!?」

 

ダブルZM「ならこっちはウェポンだ!」

 

ウェポン!

 

それを見て驚くはやての後にダブルZMはメモリを抜いてウェポンメモリを装填する。

 

ウェポン!

 

その後にメモリナイトウェポンとなると大量銃撃をする。

 

キバ「ふふ、大量の銃撃…それはこちらのお得意だ!ウォータースプラッシュ!!」

 

そう言うと銃のトリガーを引くと水の弾丸が連続で放たれてウェポンの銃撃を撃ち落として行く。

 

リインフォース「は、はやい!?」

 

ウェポン「っ!」

 

全ての銃撃を撃ち落として行くキバに誰もが驚く。

 

キバ「次は…こちらの番だ!」

 

そう言ってキバは明後日の方向に大量の弾丸を放つ。

 

はやて「は?なんで別方向に?」

 

それにはやては一瞬呆気に取られてすぐさま驚く。

 

明後日の方向に放たれた弾丸は軌道を変えてウェポンへと向かって行く。

 

ウェポンはすぐさま迎撃に移るが銃弾の間の距離を空けられていたり少しずらしてたりもされていて数弾落とせずに命中する。

 

キバ「我が家臣、バッシャーの銃撃は百発百中よ。我の意思でその軌道は自由に変えられる」

 

はやて「なんやて!?」

 

???「正確には王の意思を読み取ってバッシャーが弾道を自在に操る。ホラを吹くなよ」

 

説明するキバのに驚くはやての後にキバの後ろにいた最初に呼び出された少女が呆れて言う。

 

キバ「やれやれ、ガルルよ。いきなりばらすのは面白くないではないか」

 

ガルル「へいへいすいませんね」

 

はやて「あんたはさっきの……」

 

そう言うキバに肩を竦めるガルルと呼ばれた少女は肩を竦めてはやてに顔を向ける。

 

ガルル「俺かい?俺はガルル、ガルル・オドネル。王と共に盟主を守る剣の狼とは俺の事だ」

 

はやて「俺っ娘?」

 

キバ「貴様が食いつくのはそこか小鴉よ」

 

名乗るガルルの一人称に首を傾げるはやてにキバは呆れた後にまあいいと銃を手放しつつ今度は紫の笛の様なのを取り出す。

 

キバ「3人目だ。来たれ、紫の鉄槌人(てっついびと)!」

 

キバット「ドッガハンマー!」

 

その後にキバットに噛ませると重低音の音色が流れる。

 

ウェポン「次は誰だ?ヴィータか?」

 

それにウェポンは誰なのかを予想するが出現した紫の光から現れたのにそっちかーと思った。

 

現れたのは紫色の髪が地面に付く位長く伸びたノーヴェでハンマーに変化してキバが両腕で握ると前の2人と違い、両腕に鎖が巻き付いて頑丈な鎧のような形状になり、胸も前の2人と違って大幅に変わって頑丈な鎧になり、複眼の色が紫色になる。

 

ウェポン「今度はハンマーか」

 

キバ「ああ、当たると痛いではすまんかもな」

 

それを見て言うウェポンはキバから返された事にかもじゃないだろと言うと同時に砲撃する。

 

キバ「ほう」

 

ウェポン「ニードルハンマー!」

 

銃撃を避けたキバへ棘の付いたハンマーで殴りかかるウェポンにキバもハンマーで迎え撃つ。

 

お互いにぶつかり合った衝撃に少し吹っ飛ぶが再びぶつけ合って行く。

 

ウェポン「やるな、ディアーチェ」

 

キバ「伊逹にロードナイトなど名乗らん」

 

そう賞賛するウェポンにキバはそう言って距離を取る。

それを見ながらティアナに似た少女は関心する。

 

???「流石は記憶の王は凄いね~王様となかなかやるね~」

 

ウェポン「あんたは?」

 

そんなティアナ似の少女にウェポンは話しかける。

 

バッシャー「僕はバッシャー、先ほど銃になってたのだよ~」

 

キバ「そして今我が持っているのはドッガ。ガルルとバッシャーにこやつとも我の仲間よ」

 

ゼロ!

 

ZERO「成程、最初のは荒々しい速さの剣、次は予測不能な銃撃、んで最後のが攻撃を受け止めて強い力で薙ぎ払う闘士って事か」

 

説明を聞いて再びZEROになったブレークはそう呟く。

 

キバ「そんな所だ。単体で使えばな」

 

ZERO「単体?……まさか」

 

出て来た言葉に予想するZEROにおっと喋り過ぎたかと言った後にハンマーを手放すと最初に見せた姿となる。

 

キバ「さて、まだ続けようじゃないか」

 

ZERO「そうだな」

 

キリエ「ストップストップ!!」

 

そう言ってまだやろうとした2人の間に何時の間にか拘束を解いたキリエが割って入る。

 

はやて「いつの間に!?」

 

キリエ「ねえねえ闇統べる王様、あなたが持つ紫天の書を貸してくださりませんでしょうか?」

 

キバ「むっ?なぜそれを知っている?」

 

驚くはやてを尻目にそう言うキリエにキバは疑問詞を浮かべる。

 

キリエ「調べたんですよ。貴女方のことを」

 

キバ「調べたか…どうやって調べたか分からないが訳も分からん輩に貸すと思うか?」

 

そう言うキバにあら、残念と言いながら…

 

キリエ「なら、パクらせて貰うわね~」

 

その言葉と共にいきなりキリエの動きが早くなったと思ったらキバの横をすれ違う。

そしてその手に一冊の書があった。

 

キバ「なに!?」

 

リインフォース「すれ違った瞬間に掠め取ったのか!?」

 

キリエ「じゃあね~ん♪」

 

それに誰もが驚く間にキリエはそのまま飛び去って行く。

 

キバ「あ!あのピンク髪め!記憶の王よ!一時休戦だ!奴から紫天の書を取り戻す手伝いを頼む」

 

ZERO「別にいいがそもそも紫天の書ってのはなんだ?」

 

そう申し出るキバにZEROは気になったので聞く。

 

キバ「紫天の書とは我が持つ魔導書でその中に眠るある盟主の力を制御するのに必要な物だ…ただな」

 

はやて「ただ……なんや?」

 

困った口調で言うキバにはやては聞く。

 

キバ「他の者でも呼び出せるのは呼び出せるが我以外では制御できずに暴走してしまうと言う困った事があってな…」

 

ガルル「だから盟主は紫天の書に籠ってるんだよな…」

 

はやて「そもそもディアーチェはなんで私に似てるんや?」

 

そう言う2人の後にはやてが気になってた事を聞く。

 

キバ「それは簡単だ。小鴉の外見を元にしたからだ」

 

はやて「え?」

 

告げられた事にはやては驚く。

 

ガルル「ちなみに俺はアリサとか言うアーと叫んでいる女だ」

 

バッシャー「僕はティアって呼ばれてるヤンデレな子~」

 

ドッガ「……ドッガはノーヴェって子…」

 

ウェポン!

 

ウェポン「やっぱりそうなのか」

 

一斉射撃を浴びさせる為か、ZEROからウェポンになったブレークは納得と頷く。

 

キバ「ふっ、そちらは気付いていたか」

 

ウェポン「そっくりさんが出てるからな…それ位予想出来た」

 

関心するキバにウェポンはそう返す。

 

リインフォース「王、話すのは良いですがあの女性を追わないと」

 

ウェポン「おっとそうだな」

 

リインフォースのにウェポンは同意して移動速度を上げて追いかける。

 

キバ「本当に面倒くさい事をしてなければ良いが…」

 

ウェポン「そういえばディアーチェって他にも仲間がいるのか?」

 

そうぼやくキバにウェポンは気になったのか聞く。

 

キバ「ふむ、おるぞ。雷刃の襲撃者に星光の殲滅者の2人だ」

 

ウェポン「それぞれどんな奴らだ?」

 

ガルル「前者は冷静だが天然な所があるお嬢ちゃん、後者は…猪突猛進で普通に子供だな」

 

バッシャー「後、本名は別にあるけど本人から聞いてね~」

 

どう言う人物か聞くウェポンにガルルとバッシャーが説明する。

 

ウェポン「ふうん。そうなのか…その2人は誰を元にしてるんだ?」

 

キバ「ああ、砲撃娘とお天気娘だな」

 

外見について聞くウェポンのに答えたキバのにああ、なのはとフェイトかと納得する。

 

キバ「ただ何故か砲撃娘より貴様に似ているな」

 

はやて「ブレークさんに?」

 

なぜであろうな?と呟くキバにどんだけ似てるんだろうなとウェポンは思った。

 

その時、強い魔力を感じ取った。

 

リインフォース「!?王!」

 

ウェポン「あぁ、嫌な予感がするな」

 

それに誰もが急いで向かうと紫天の書を開いたキリエがいた。

 

ただ、彼女の前に別の存在がいた。

 

長い金髪を靡かせた少女が目を瞑って浮かんでいた。

 

キバ「ユーリ…」

 

シュテル「王!」

 

レヴィ「王様!!」

 

少女を見て呟くキバの所にシュテルとレヴィが来る。

さらにレヴィとシュテルと一緒にいたクラウス達に合流したなのは達も来る。

 

クラウス「ブレーク!」

 

ウェポン「クラウスたちか!」

 

はやて「皆!って1人はあの本の騎士さんいるんやけど!?」

 

ブレイド「あースバルです。今ブレイドになってます」

 

それぞれが合流した後にブレイドにはやてが驚き、やっぱりかとウェポンは呟く。

 

キリエ「あら~集合みたいだけど遅かったわね~エグザミアはいただくわね~」

 

キバ「!?バカ者!」

 

そう言ってキリエは少女に手を伸ばし、それにキバは慌てて飛び出し…キリエを抱き抱えた後にうぐっ!?と呻く。

 

なぜうめき声を上げたか…それは少女の背中から現れた何かからキリエを庇ったからだ。

 

レヴィ「王様!?」

 

シュテル「王!?」

 

少女「……なんで起こしたの……」

 

それに誰もが驚く中で少女は静かにそう言う。

その体から発されるのになのは達は身構える。

 

キバ「っ、ユーリ…」

 

キリエ「あ、あれ?どうなってるのこれ?」

 

呻きながら攻撃された所を抑えるキバを見ながらキリエは目をパチクリさせる。

 

キバ「ユーリ…我がお前の恐れる力を制御してやる。だから安心するのだ」

 

ユーリ「…………」

 

宥める様に言うキバだがユーリは無言のまま姿を消す。

 

キバ「ユーリ…どうしたと言うのだ…」

 

???「……」

 

そんなメンバーを見ている者がいたのをこの時メンバーは知らなかった。

 

キバ「…さて、先ずユーリを追いかけたいが…こっちだな」

 

そう言ってキバはキリエを見る。

 

キリエ「えっと…悪いけど…」

 

アリサ「逃げられると思ったの?」

 

クラウス「何か喋れない目的があったのだろうけど、流石に喋って貰うぞ」

 

そう言って逃げの体勢に入っているキリエに誰もがデバイスや武器を構える。

ウェポンに至っては動いた瞬間に撃つと言わんばかりに狙いを定めている。

 

それにキリエは顔を真っ青にして両腕を上げて降参のポーズを取る。

 

???「見つけましたよキリエ!!」

 

すると別の声と共に女性が現れる。

着ている服がキリエに似ているがこちらは青色であった。

 

その後にブレーク達へと向き直る。

 

女性「すいません。ウチの妹が迷惑をかけた様で」

 

クラウス「貴方は?」

 

頭を下げる女性に代表でクラウスは名前を聞く。

 

女性→アミタ「キリエの姉のアミティエ・フローリアンと申します。親しい人からアミタと呼ばれているので言い難いならアミタと呼んでください」

 

ウェポン「じゃあアミタ、この馬鹿(キリエ)は何をしようとしていたんだ?」

 

自己紹介するアミタにウェポンは逃げられない様にキリエを武器でツンツンしながら聞く。

 

アミタ「………それを話す前に言って置く事があります」

 

ウェポン「なに?」

 

前置きするアミタに誰もが疑問を感じる。

 

アミタ「実は……私とキリエはこの時代からはるか先の未来から来た存在なんです」

 

ウェポン「未来だと?」

 

告げられた事に誰もが驚く。

 

アミタ「はい、なぜいるかはキリエが私達の時代で起きてる問題を解決する為にシステムU-Dが持つエグザミアを手に入れる為に時間移動したんです。私も気付いてそんなキリエを止める為に来ましたが…」

 

キリエ「………」

 

理由を説明してからキリエを見るアミタに見られた本人は気まずげに視線を逸らす。

 

アミタ「それにより迷惑をかけてしまいホントにすいません」

 

キリエ「……ごめん」

 

頭を下げるアミタに先ほど庇って貰った事もあってキリエも謝る。

 

エイミィ『皆大変だよ!!』

 

クロノ「どうしたエイミィ!」

 

するとそこにエイミィが通信をしてくる。

 

エイミィ『あっちこっちで結界の反応多数!偽物沢山だよ!』

 

クロノ「なんだって?!」

 

報告に誰もが驚く。

 

キバ「ユーリが解放されたからだろう…欠片達がそれに呼応して出現が増大したと言う訳だ」

 

ブレーク「厄介な事になったな……」

 

ユーノ「確かに…今の状況だと厄介過ぎますね」

 

そう呟きながら変身を解除したブレークにユーノも深刻な顔で同意する。

 

なのは「また別れて対処に向かいますか?」

 

クラウス「確かにその方が良いね」

 

提案するなのはのにクラウスは同意する。

 

オリヴィエ「ただ、偽物の事を考えて数人で組んでやった方が良いですね」

 

アリサ「確かに1人だと間違えそうね」

 

ブレーク「じゃあジャンケンで決めるか」

 

ブレイド「賛成です!」

 

シグナム&アリサ「「同じく!」」

 

分け方を提案するブレークにブレイドは同意してシグナムとアリサも必死に賛同する。

 

そんだけ淑女ズにアーを連発されたくないのだろう。

 

ブレーク「んじゃ、ジャンケン……」

 

そう言ってジャンケンをした結果、以下の組み合わせになった。

 

 

なのは、ユーノ、フェイト

 

ブレーク、リッド、セッテ、キリエ

 

トーレ、ティアナ、ノーヴェ

 

アリサ、シグナム&アギト、スバル

 

アルフ、ザフィーラ、クロゼルグ

 

すずか、リニス、シャマル

 

オリヴィエ、クラウス、アミタ

 

ジェイル、クロノ、ヴィータ

 

もしもの為のサポート組

 

プレシア、アリア、ロッテ、クイント、リンディ、コア

 

 

シグナム&アリサ「「うおっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」」

 

組み合わせに抱き着いて喜ぶ2人にあ、これ後でアーされるんだなとブレークは確信していた。

 

ブレーク「とにかく、最終目標はあの女の子、ユーリってヤツを確保だ」

 

キリエ「んでお姉さんが一緒なのは…「監視に決まってるだろ」デスヨネー」

 

そう言うブレークにジャンケンではなく強制的に組み込まれたので恐る恐る聞くキリエは返されたのに遠い目をする。

 

ブレーク「もし逃げ出したら……処刑するからな」

 

キリエ「は、はいぃぃぃぃ!!!」

 

威圧を付けてそう言うブレークにキリエは顔を真っ青にしてガクガクと頷く。

やると言ったらやりかねないのをクロノは知っているのでうんうんと頷いている。

 

レヴィ「ねえねえ、王様、ボク達は?」

 

キバ「ん?ああ、好きな者達と行動しろ」

 

入ってなかったので聞くレヴィにキバはそう返す。

 

レヴィ「んじゃあスバルと行く!」

 

スバル「あ、よろしくお願いします」

 

そう言ってスバルに抱き付くレヴィに羨ましそうに見ているティアナとノーヴェに結果だからなと釘を刺す。

 

シュテル「では私は聖王と…何やら気が合いそうなので」

 

オリヴィエ「よろしくお願いしますね。シュテルさん」

 

そう言うシュテルにオリヴィエはそう言う。

 

キバ「では、我等は小鴉と夜天の者と向かおう」

 

はやて「よろしゅうな~」

 

その言葉と共にそれぞれは分かれた。

 

この時、ブレークは知らなかった。

この事件にて、別の世界より来たりし、自分と同じ古代のメモリを使う者と出会う事に…

 

そして、オリヴィエとクラウスも自分達の子孫と出会う事に…




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第三十八話
~未来からの来訪者~
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