魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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記憶の王たちは未来と復元者たちと出会う。


第三十九話~未来のエレミアと雷帝と古代のメモリを復元した者~

クラウス達が自分達の子孫と出会っていた頃、リッドとブレークはキリエを引っ張って移動していた。

 

キリエ「あのー、そろそろ拘束を解いてくれると嬉しいんですけど…」

 

ブレーク「解くと思うか?」

 

雁字搦めに縛られているのでそう申し出るキリエのをブレークは一蹴する。

 

リッド「うーーーーーん」

 

ブレーク「ん?どうしたんだ?」

 

うんうん唸っているリッドにブレークは話しかける。

 

リッド「いやね。さっきからなんか引っかかる魔力を感じるんだよ」

 

ブレーク「引っかかる魔力だと?」

 

出て来た言葉にブレークが聞き返すとリッドは頷く。

 

リッド「なんだろうね。自分のに似てるんだけど自分のじゃないって言うもどかしい感じだね」

 

ブレーク「は?」

 

言ってる本人もどう表現すればいいか分からないのか曖昧なのにブレークはどういうこっちゃ?とこめかみを掻く。

 

リッド「ホントになんか気になっちゃうんだよね…」

 

ブレーク「自分ではない奴ね…んじゃあそいつを調べるか」

 

リッドのに頭を掻いた後にそう決めるブレークにリッドはごめんねと謝って気にすんなと返されて2人は向かう。

 

そんな2人の向かう先では考える金髪の少女とオロオロするツインテールの少女がいた。

 

???「ヴィクター…此処どこなん?」

 

???2「どこと言われましても…」

 

困った顔で聞く黒髪ツインテールの少女のにヴィクターと呼ばれた少女は考えていたが困った顔で返す。

 

???「……ん?」

 

するとツインテールの少女が何かを感じ取る。

 

???2「どうしましたジーク?」

 

ジーク「この魔力は……」

 

そんなジークと呼んだ少女の反応にヴィクターと呼ばれた少女は聞こうとした時にそこにブレークとリッドが来る。

 

そんなリッドを見て少女2人は驚く。

 

ジーク「うそ……」

 

リッド「あなたは…」

 

お互いに見合うリッドとジークを見た後にブレークはヴィクターへと顔を向ける。

 

ブレーク「さて、お前とそこのツインテールが何者なのか教えて貰っても良いか?」

 

ヴィクター「……私はヴィクトーリア・ダールグリュンと言います。そこにいる彼女はジークリンデ・エレミアですわ」

 

ジーク「ヴィ、ヴィクター!?」

 

話しかけられたヴィクターは自分の名前とジークの名を教えるとジークは慌てる中でブレークとリッドは驚く。

 

ブレーク「え、エレミアだと!?」

 

リッド「うそ、僕と同じ…」

 

ヴィクター「その驚き方からやはり…」

 

ジーク「???」

 

驚く2人にヴィクターは何やら納得している。

 

ブレーク「一人分かってない奴が居るな」

 

ヴィクター「ジーク、此処は私達のいた時代から過去の時代なのです」

 

ジーク「 過去!?」

 

告げられた事にジークは驚く中でヴィクターはブレークを見る。

 

ヴィクター「不可思議な現象に巻き込まれたと思ったら過去…何かのせいで来た事は確かですわね」

 

ジーク「何かって…何なん?」

 

2人の会話を聞いてブレークとリッドはキリエを見て、キリエも冷や汗をだらだら流す。

 

ブレーク「この馬鹿(キリエ)のせい」

 

リッド「十中八九、あなた達がいるのは彼女のせいだね」

 

一斉に指差されてキリエは縮こまる。

 

キリエ「う~」

 

ヴィクター「そ、そうですか…ならば戻れる方法も知ってると言う事ですか?」

 

縮こまっているキリエを見てからヴィクターは問う。

 

ブレーク「知らないと思うぞ。こいつ」

 

キリエ「いやまぁ…一応お姉ちゃんが知ってると言うか持ってると言うか…」

 

そう言って肩を竦めたブレークはキリエのにはあ?となる。

 

ブレーク「どういう事だオイ」

 

キリエ「いや、あのね。お姉ちゃんってお父さん…博士から時間を行き来できるのを渡されてるのよ…私が見つけた行き方とは別に;」

 

問い詰めるブレークにキリエは目を逸らしながら答える。

 

ブレーク「ほぅ……」

 

リッド「つまり、もし時間を越えて来た人がいたらそれで帰せれるって事か」

 

彼女の言った事にブレークは興味を持ち、リッドは安心と呟いてジークとヴィクターの2人も帰れる事に安堵する。

 

ブレーク「んじゃあこの事を二人に連絡しとくか」

 

そう言ってブレークは連絡しようとした時…ブレークは回避行動を取る。

 

その瞬間、ブレークがいた場所に何かが襲撃し、リッドとジークにヴィクターにキリエは慌てて襲撃者から距離を取る。

 

襲撃したのは白い体に虹色に光る鎧の様なのが付いた存在でブレークとリッドはオリヴィエを感じさせた。

 

ブレーク「なんだあのドーパントは……」

 

リッド「分かんないけど…オリヴィエを感じさせるのは気のせいかな?」

 

身構える2人にヴィクターとジークも身構えるとドーパントは虹色の魔力弾を放つ。

 

ブレーク「名づけるならカイゼルドーパントってか!」

 

そう言った後にそれぞれかわす。

 

ジーク「お、オリヴィエって?!」

 

ヴィクター「聖王オリヴィエ…それを模した存在と言う事ですか」

 

驚くジークの後にヴィクターは厳しい顔でカイゼルドーパントを見る。

 

ブレーク「チッ、誰が作ったんだあんなのを……」

 

スパイラル!

 

知人のを勝手に模さている事にブレークは苛立ちながら戦う為に装填していたスパイラルメモリを一旦抜いて再び装填して魔導師からメモリナイトスパイラルとして変身し、右腕にドリルを形成して突撃する。

 

ガキっ!

 

スパイラル「なに?!」

 

???2「………」

 

だが、その攻撃をカイゼルドーパントの前に出て防いだ存在がいた。

 

赤い目と胸部の円形以外は特にディティールが無い真っ黒な体をしたドーパントなのだが、スパイラルが驚いたのは纏っていたドリルのエネルギーを無くなった事だ。

 

それにほとんど覚えのあるスパイラルは距離を取って仮面の中で顔を顰める。

 

スパイラル「何もんだテメェ」

 

警戒しながら問うスパイラルだが後から現れたドーパントは無言でカイゼルドーパントを守る様に立つ。

 

リッド「あれは…何のドーパントなの?」

 

スパイラル「まさか……」

 

呟くリッドにスパイラルは先ほどのもあって確信が出来ていた。

 

あれは自分の持つメモリ、ゼロメモリのドーパントだと…

 

ゼロドーパント(以下ゼロD)「……」

 

構えているゼロDに対してスパイラルは今の状況じゃあ不利と考えて目には目を歯には歯を、ゼロメモリにはゼロメモリだと考えてゼロメモリを取り出してスパイラルメモリと変えて装填する。

 

ゼロ!

 

展開しようとしたときゼロDが接近してパンチのラッシュ放つ。

ブレークはそれを避けながら変身させる暇を与えないつもりだと気づいて舌打ちする

 

ゼロD「……」

 

攻撃の手を緩めないゼロDにブレークはどうするか考えたとき、ジークがゼロDの横っ腹にパンチを叩き込む

 

ゼロD「!」

 

そんなジークにゼロDは蹴りを叩き込み、ジークは咄嗟にブロックするが吹き飛ばされてブレークにぶつかる。

 

その隙を狙ってカイゼルドーパントが接近する

 

ブレーク「っ!」

 

避ける暇もない状況でブレークはジークを咄嗟に庇おうと彼女を抱きしめて守る。

 

その後にカイゼルドーパントが攻撃しようとし……何者かに吹き飛ばされる。

 

カイゼル「!?」

 

???「大丈夫デスか?」

 

カイゼルドーパントを吹っ飛ばした人物は聞くが他のメンバーはその人物に驚いた。

 

なぜ驚くか…それはその人物は細部が違うがブレークやリッドの知るメモリナイトと酷似していたからだ。

 

ブレーク「お、お前はいったい……」

 

???「小生デスか?小生は神無月 狂冶と申すデス。んで今は仮面ライダーZEROデス」

 

驚きながら聞いたブレークは返された事に驚く。

 

ブレーク「ぜ、ZERO?」

 

リッド「うそ!?まさかゼロメモリ!?」

 

誰もが名乗ったZEROに驚く中でゼロドーパントとカイゼルドーパントは体制を立て直すことにしたのかそのままどこかに飛び去る。

 

ZERO「チッ、逃げられたようデスね」

 

逃げ去る二体にZEROは追おうとせずにブレーク達へと向き直る。

 

ヴィクター「あなたは…何者なのですか?名前は先ほど名乗ってましたが…」

 

ZERO「小生デスか?小生は唯の科学者デスよ」

 

そう返した後にZEROはドライバーに装填していたメモリを抜くと変身を解く。

 

解いた表れた姿にまた度胆を抜かれる。

 

ブレーク「なっ!?」

 

リッド「うそ!?」

 

ジーク「そっくり…」

 

変身を解いたZEROの姿がブレークとあまり変わらないのに誰もが驚く。

 

同じようにZERO、狂冶もおお…と驚く。

 

狂冶「まさか小生とそっくりな人が居るとは思いませんでしたヨ」

 

リッド「君は…なんでゼロメモリを持っているんだい?」

 

そう述べた狂冶にリッドは恐る恐る聞く。

 

狂冶「え?作ったんデスよ?小生が」

 

ブレーク「何!?」

 

リッド「作った!?タイプゼロガイアメモリを!?」

 

あっさり言われた事に2人は驚く。

 

狂冶「YES、その通りデス」

 

ブレーク「マジかよ…」

 

???「主、ここにいましたか」

 

驚きが解けない中、狂冶へ誰かが近寄る。

 

ブレーク達は一瞬リインフォースと思ったが髪の色を虹色で、目の色を水色なのに別人だと理解する。

 

狂冶「あ、エアル」

 

エアル「別の世界なのですから慎重に動くのも…!?」

 

駆け寄った女性に狂冶は話しかけ、エアルと呼ばれた女性はそういった後にブレークを見て驚く。

 

狂冶「ん?どうしたんデスか?」

 

エアル「まさか…あなた様は…」

 

驚く様子を見せてるエアルに話しかけた狂冶だがエアルは驚いた様子でブレークを見続けている。

 

見続けられているブレークは首を傾げる。

 

狂冶「もしかして……ノーネームの時に見た人物デスか?」

 

ブレーク「!?ノーネームだと?まさかノーネームメモリかお前!?」

 

ただ、狂冶の言ったのにブレークは驚いて言う。

 

エアル「はい……」

 

リッド「え、え?ブレークは彼女が何なのか知ってるの?」

 

頷くエアルを見てリッドは驚きながら聞く。

 

ブレーク「あぁ……なんせ俺が途中まで完成させたメモリだからな」

 

狂冶「途中…デスか?」

 

キリエ「なんで途中までだったの?」

 

腕を組んで言うブレークのに首を傾げる狂冶の後にキリエが聞く。

 

ブレーク「あの災害のせいでそれどころじゃなかったんだよ」

 

自分が飛ぶきっかけにもなった大災害を思い出して顔を顰めるブレークに聞いていたリッドはなるほどねと呟く。

 

エアル「まさかこうやって会えるとは思いもしませんでした」

 

ブレーク「いつの間に擬人化してたんだお前?」

 

そう言うエアルにブレークは聞く。

 

エアル「主に新たな名前を貰った事で///」

 

ブレーク「主?」

 

狂冶「あ、小生デス」

 

頬を赤らめて言うエアルの言ったのに首を傾げるブレークへ狂冶が手を上げる。

 

ブレーク「え?」

 

エアル「なんですかそのえ?というのは、信じられないというならたとえ創造主でも殴りますよ」

 

リッド「OK落ち着こう。ブレークだって普通に驚いて出たんだよ」

 

呆気に取られるブレークの反応にゴゴゴゴゴゴという音が聞こえるオーラを纏って言うエアルをリッドは宥めに入る。

 

ブレーク「そ、そうか…大事にしてやってくれ」

 

狂冶「はいデス!」

 

気を取り直してそういうブレークに狂冶は元気よく頷く。

 

狂冶「ところでここって鳴海デスか?」

 

リッド「?そうだよ」

 

キリエ「あらん。あなたは知ってるの?」

 

確認するように聞く狂冶にリッドは頷き、キリエが聞く。

 

狂冶「また貴方のせいデスかキリエさん……」

 

キリエ「あれれれれ…なんでか分からないけどお姉さんは初対面なんだけどな…;」

 

エアル「主の父君母君が別の世界のお前が起こしたドタバタに巻き込まれた事があるからな」

 

ふうーと息を吐く狂冶のにキリエは冷や汗を掻いて言う中でエアルが狂冶がため息を吐いた理由を答える。

 

狂冶「全く……」

 

リッド「どこでもキリエって面倒ごとを持ち出してるんだね」

 

腰に手を当ててる狂冶のにリッドはそう漏らす。

 

狂冶「ところでこのブレークさんは何者なので?」

 

エアル「主、あの方はT0ガイアメモリを作った王、ブレーク・シトロエン様です」

 

聞く狂冶にエアルはそう答える。

 

狂冶は驚きの顔をした後に目を輝かせてブレークを見る。

 

狂冶「貴女があの記憶の王デスか?!」

 

ブレーク「言っておくとこんな顔だが男だからな俺は」

 

驚く狂冶のに発言のに微妙に引っかかったのでブレークはそういう。

 

狂冶「それをいったら小生もそうデスよ;」

 

エアル「大丈夫です。主は可愛いですから」

 

リッド「それは関係ないと思うよ」

 

困った顔で言う狂冶に自信満々に言うエアルにリッドはツッコミを入れる。

 

狂冶「それにしても小学生ぐらいの子が王様になれるなんて昔はすごかったんデスねぇ」

 

ブレーク「……一応言っておくが若返ってるからだからな」

 

興味深そうに言う狂冶にブレークは腕を組んでそういう。

 

リッド「でもあまり変わってないよね?身長は」

 

ブレーク「おい」

 

指摘するリッドにブレークはジト目になる。

 

狂冶「へたしたら12歳の小生と同じくらいデスね」

 

ブレーク「……ゑ?12歳?」

 

告げられた年齢にブレークは目を点にした後に…空中で膝をついた。

 

ブレーク「俺、12歳の子供と同じかよ…orz」

 

狂冶「えっと……ドンマイデス」

 

ジーク「(気にしてたんやね;)」

 

落ち込むブレークに狂冶は励まし、ジークはその様子に冷や汗を掻く。

 

ヴィクター「しかし先ほどのは何者なんでしょうか?」

 

狂冶「ドーパントデスね」

 

ブレーク「ああ、どこの誰が誕生させたか知らないけどな」

 

話を戻すためかそういうヴィクターに狂冶はそういい、落ち込みから立ち直ったブレークも続く。

 

狂冶「とにかく、今は何をしてるんデスか?」

 

ブレーク「ユーリって奴を探しつつ偽物退治をしてる所だ」

 

状況を把握しようと聞く狂冶にブレークはそういう。

 

狂冶「もしかして暴走中の?」

 

リッド「そうそう。そっちも似た感じだったんだね」

 

確かめる為に聞く狂冶にリッドは肯定して呟くとなのデスと狂冶も頷く。

 

狂冶「戻すときも大変だったそうデス」

 

ブレーク「やれやれ、こりゃあ苦労するの確実だな。さっきのやつら的な意味でも」

 

付け加えた狂冶のにブレークは肩をすくめる。

 

ブレーク「とりあえず一旦集合するか」

 

リッド「確かに伝えた方がいいもんね」

 

情報整理とヴィクターやジークの事に先ほどのドーパント達の事を伝えるためにそういうブレークにリッドも同意する。

 

狂冶「じゃあエアル、飛ぶためにユニゾンしときますカ」

 

エアル「はい!」

 

そう言う狂冶にエアルは頷いた後に狂冶の手を取る。

 

リッド「え?ユニゾンって……」

 

エアル「では…ユニゾン!」

 

出てきた言葉にリッドは聞こうとする前に実行される。

 

それと共に2人は光に包まれた後に光が収まると狂冶の身長が伸びて服装がシュテルのバリアジャケットのスカートを長ズボンに、マゼンタの所が虹色、紫色は水色に塗り替えて大人のに変わった感じになって背中に白銀色の翼が出て、前髪に虹色のメッシュが入った感じの姿へとなっていた。

 

ブレーク「Orz」

 

リッド「ぶ、ブレーーーーーク!!!」

 

大きくなった狂冶に年下に追い抜かれたと言うショックで落ち込むブレークにリッドは叫ぶ。

 

ジークはジークでおお…と目を輝かせ、ヴィクターは呆れた顔で頬をポリポリ掻く。

 

狂冶「?」

 

そんな面々のに本人はなんで落ち込んでいるのだろうとハテナマークを浮かばせて首を傾げる。

 

キリエ「えっと、早く合流するんじゃないの?」

 

ブレーク「少し待ってくれ……」

 

恐る恐る話しかけるキリエにブレークは身長での立ち直りの時間を待って貰う為にそう言う。

 

ジーク「ヴィクター、えらい状況に巻き込まれたね」

 

ヴィクター「ホント、そうですわね」

 

狂冶「(しかしあのドーパント達はホントに何者なんデス?誰が何のために…)」

 

話す2人を横に狂冶は気になっている事を考える。

 

 

また新たに発見された来訪者達。

 

そして襲い掛かる謎のドーパント達。

 

ドーパント達は誰の命令で動くのか…

 

まだわからない。




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第四十話
~未来のC/命令せし女王~
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