魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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三王たちを待つリンディたち。
彼女たちの元にも欠片の一人が現れる。


第四十一話~処刑の王、降臨~

リンディ「はぁ、皆大丈夫かしら」

 

ブレークたちが頑張る中リンディは緑茶(砂糖たっぷり)を飲みながらぼやく。

 

プレシア「ブレーク達も居るし大丈夫じゃないかしら」

 

クイント「そうですよ。私たちは私たちで待って置きましょうね」

 

そんなリンディをプレシアとクイントが言う。

 

ロッテ「それにしても大丈夫かね…」

 

アリア「心配なの?」

 

心配そうに呟くロッテのを聞いて聞くアリアにもちろんと返される。

 

ロッテ「だってはやてはまだ初心者だからね…」

 

アリア「確かに……!?」

 

頷いた後に放たれる殺気に誰もが身構える。

 

クイントは桃子を守り、プレシアやリンディが構えると結界が張られると共にベランダの壁が破壊される。

 

その後に現れたのに誰もが驚く。

 

プレシア「ぶ、ブレーク?」

 

現れたブレークに誰もが驚くが服装のに違和感を持つ。

自分たちの前に現れた彼のは死神か処刑人を感じさせる服を着て、その体から強い殺気を発している。

 

リンディ「これはまた…偽物かしら?」

 

ロッテ「ああああああああああああああああああ!?」

 

それにリンディは呟いた直後にロッテの叫び声にぎょっとしてロッテを見ると現れたブレークを見て怯えていた。

アリアも声を出してはいないが体を震わせて桃子の後ろに隠れている。

 

なんでと思ったがリンディはクロノから聞いていた事を思い出してそう言う事かと納得する。

 

ブレーク(?)「処刑……処刑……罪人を処刑する」

 

クイント「こりゃまた物騒ね」

 

ぶつぶつ言う偽ブレークにクイントが代表で前に出る。

 

プレシアとリンディも後方支援の方がメインなので2人はクイントを援護出来る様に身構える。

 

偽ブレーク「……処刑を…邪魔する奴……同罪……」

 

クイント「悪いけど、そう言うのはさせないわ」

 

ぶつぶつ言う偽ブレークにクイントはそう言ってバリアジャケットと両手に手首部分に高速回転する歯車状のパーツが付いたナックルを装着する。

 

チェーン・マキシマムドライブ!!

 

そんなクイントに偽ブレークは虚空から作り出したチェーンで動きを止めようするがクイントは横ステップで避けた後に駆け出す。

 

向かってくるクイントに偽ブレークは取り出した大鎌で打撃を受け止めた後に斬ろうとしてクイントはバックステップで後ろに下がる。

 

ディメンション・マキシマムドライブ!

 

それに偽ブレークは次のメモリを発動する。

 

すると場所が変わり、それに誰もが驚く。

 

プレシア「これは…転移されられたの!?」

 

ロッテ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!死にたくない!死にたくない!!」

 

桃子「ロッテさん!?」

 

そこは処刑場の様な場所でそれを見たロッテは頭を抱えて叫び、それに桃子は慌てる中でアリアも必死に桃子にくっつく。

 

リンディ「これは…早めにやらないとやばいわね」

 

プレシア「そうね……っ!」

 

そんなメンバーへ大量の鎖が飛んできて、リンディやクイント、プレシアは慌てて避けるが動けないりーぜ姉妹を見ていた桃子が2人と共に捕まってしまう。

 

ギギギギギ…………

 

すると断頭台が真下から出現する。

 

リンディ「やばい!」

 

プレシア「処刑する気!」

 

それに誰もが驚いた後にクイントが偽ブレークへと接近する。

 

ガキィン!

 

クイント「…大鎌があなたの武器ってわけね」

 

そんな接近して放たれたクイントのパンチを出現させた大鎌で防ぐ偽ブレークにクイントは連続でパンチのラッシュを放つが偽ブレークは防いで行く。

 

ガチャ、ガチャ

 

その間に桃子達を捕らえた鎖が処刑台へと引っ張られる。

 

桃子「このままじゃあ…」

 

プレシア「この!」

 

なんとか踏ん張ろうとする桃子とそんな桃子達を拘束した鎖をエターナルエッジで壊そうとプレシアは動く。

 

リンディはクイントを射撃で援護する。

 

偽ブレーク「させぬ」

 

テラー・マキシマムドライブ!!

 

それに対し、偽ブレークはテラーを発動する。

 

発動されたテラーのにプレシアとリンディは膝を付く。

 

プレシア「な、なにこれ…」

 

リンディ「怖さが…出てくる」

 

クイント「2人とも!?」

 

偽ブレーク「罪人が感じるのは死への恐怖と絶望のみ……」

 

膝をついてる2人に驚いたクイントは偽ブレークの構えたユートピアメモリに魔導士としての勘から素早く接近してフェイントを入れて隙を作らせた後にユートピアメモリを蹴り飛ばす。

 

クイント「悪いけど、極悪人ならともかく、まだやり直そうとしてる人を死刑にするのは見過ごせないわね」

 

偽ブレーク「なに?」

 

クイントの言った事に偽ブレークは顔を顰める。

 

その後にクイントは桃子に撫でられているリーゼ姉妹を見る。

 

クイント「確かにあの2人は許せないことをしようとしたかもしれない。だけどね。2人は止めて貰って反省してるのよ。そんな子達に死んで償えって言うのはね。お門違いなのよ」

 

偽ブレーク「お門違い?」

 

心底疑問な偽ブレークにクイントは構える。

 

クイント「そっちは自分なりの正義で裁いてるんだろうけど、あなたのは無理やり過ぎ、だから私は止める。それだけ分かればいいわ」

 

偽ブレーク「……なら少し本気を出すとしようか」

 

そう言って構えるクイントに偽ブレークはそう言って大鎌を構える。

 

少し本気を出すと言うのは事実で先ほどより強くなった威圧感にクイントは下唇を舐めた後に…振り下ろされた大鎌を避ける。

 

それにより服の胸元が斬れるが服だけでクイントは蹴り上げを当てようとする。

 

偽ブレーク「遅い」

 

それに対して偽ブレークはもう1つ大鎌を取り出して振るい、クイントは咄嗟に片足だけでジャンプして体を回転させて避けて下がる。

 

クイント「ふう、危なかった…とは言ってられないわね」

 

キル!ウェポン!チェーン!マキシマムドライブ!

 

そう言ってクイントは用意された鉄の処女と大量の鎖にふうと漏らしながら避けて行く。

 

クイント「まったく、学生時代に興味本位で調べたとはいえ、ホントこの世界の処刑方法は怖いわね」

 

避けつつ向かってくる鎖を破壊しながらクイントはぼやく。

 

プレシア「!後ろ!」

 

クイント「!はっ!」

 

プレシアの警告にクイントは振り向きざまに回し蹴りを飲み込もうとしてた鉄の処女に叩き込んで吹き飛ばす。

 

その後に接近して攻撃して来た偽ブレークの大鎌を避ける。

その直後にクイントの足元の地面から鎖が飛び出してクイントの足や腕へ絡んで動きを制限する。

 

クイント「くう!」

 

偽ブレーク「……貴様にはこれだ」

 

トーチャー!ウェポン!マキシマムドライブ!

 

そんなクイントに対してそう言った偽ブレークは拷問の記憶を内包したトーチャーメモリとウェポンメモリを使い、棘が付いた拷問車輪を召喚する。

 

それにクイントは冷や汗を掻く。

 

偽ブレーク「ふん!」

 

出てきた拷問車輪をセットした偽ブレークはクイントを睨んだ後に拷問車輪に手をかける。

 

偽ブレーク「行け」

 

その言葉と共に拷問車輪は勢いよく回転してクイントへと向かう。

 

クイント「悪いわね。娘達と夫を残して逝くのはごめんこうむりたいのよ!」

 

その言葉と共にクイントは右足に魔力を集中させて鎖をぶち壊し…

 

クイント「スターダストブレイク!!」

 

勢いよく右足を薙ぎ払う様に蹴りを放つと彼女の魔力色と同じ斬撃の様なのが放たれて、拷問車輪を両断する。

 

偽ブレーク「!?」

 

クイント「どっせい!」

 

続けざまに鎖を粉砕するとふうと息を漏らす。

 

偽ブレーク「やるな……」

 

クイント「一応年上だからね(と言ってもきついけどね)」

 

偽ブレークにそう返しながら内心疲れを見せない様に振る舞う。

 

先ほど出したスターダストブレイクは結構使うので負担も強いのだ。

 

しかも強引にぶち破ったのもあってこれ以上の無理は出来ない。

 

偽ブレーク「なら……」

 

トーチャー!ウェポン!チェーン!マキシマムドライブ!!

 

偽ブレーク「これならどうだ?」

 

そう言って大量の拷問車輪に無限大ねとクイントは呆れてしまう。

 

クイント「こりゃあきつい(と言うか大ピンチね)」

 

流石に大量にあるのにクイントは内心苦い顔をする。

 

偽ブレーク「……死ね」

 

その言葉と共に拷問車輪がクイントへと襲い掛かる。

 

守るためにクイントは気合を入れたとき…

 

ウェポン!マキシマムドライブ!

 

???「フルウェポン!ファイアー!!」

 

その言葉と共に大量のミサイルやレーザー、銃撃が飛んで来て拷問車輪を破壊していく。

 

誰もがした方を見るとメモリ魔導師ウェポンとなったオリヴィエがいた。

 

偽ブレーク「オリヴィエ……」

 

クイント「ナイスタイミング。助かったわ」

 

Wオリヴィエ「いえ、無事でよかったです」

 

そう言うクイントを見てから偽ブレークの方へ顔を向けるオリヴィエに偽ブレークは身を翻すとその場を去る。

 

シュイン……

 

クイント「見逃してくれたのかしら…」

 

去りゆく偽ブレークを見てクイントははぁ…と息を吐いて力を抜く。

 

その後に元の場所へと戻った。

 

ロッテ「にゃあにゃあ!!!」

 

オリヴィエ「ひゃい!?」

 

するとロッテがオリヴィエに抱き着いて泣き出す。

 

その後にアリアも無言で抱きつく。

 

オリヴィエ「え?え?お2人ともどうしたんですか?」

 

リンディ「さっきの偽物さんので動物に逆戻りしちゃったみたいね」

 

プレシア「その様ね」

 

抱き着かれている戸惑うオリヴィエに偽ブレークが消えた事で恐怖心が収まったリンディとプレシアがそう言う。

 

ブレーク「おーい」

 

そこにブレークや他のメンバーが合流して来る。

 

その際ブレークを見たリーゼ姉妹はオリヴィエに抱き着いて震える。

誰もがなんでそうなっているかに驚いた後にクイントから先ほどの状況を説明されて納得する。

 

ブレーク「なるほどな……」

 

クロノ「確かにあの時のブレークは敵意ある者にはトラウマを残しても仕方ないか」

 

納得するブレークの隣で途中で合流したクロノは思い出して呟く。

 

狂冶「そうなんデスか?」

 

クロノ「ああ、しかし、ブレークと同じメモリを使う者がいるとはな」

 

興味本位で聞く狂冶にクロノは頷いた後にそう言い、なのは達も同じなのかうんうんと頷いている。

 

狂冶「こっちもまさか皆さんが仮面ライダーに変身するなんて知りませんでしたヨ」

 

ブレーク「なぁ、その仮面ライダーってのはなんだ?」

 

感嘆する様に言う狂冶の言った事にブレークは気になったので聞く。

 

狂冶「え、ああ…そう言えばここではナイトで纏められるんでしたね」

 

エアル「そうですね」

 

その問いに少し疑問に思ったが思い出して言い、エアルも頷く。

 

なのは「それで仮面ライダーってなんですか?」

 

狂冶「そうデスねぇ……一応正義のヒーローデスかねぇ」

 

エアル「さらに言うなら、自由のために戦う戦士ですね」

 

同じように聞くなのはのに狂冶は考えてそう言いエアルが付け加える。

 

ディアーチェ「ふむ、しばらくは休息を取る事にしてどうせならばその仮面ライダーの話を聞こうではないか」

 

スバル「あ、良いですねそれ!」

 

レヴィ「ボクもボクも!」

 

興味津々でそう言うディアーチェにスバルとレヴィは食いついて確かにそうだなとクロノは頷いて他のメンバーも賛同する。

 

そう言う訳でU-Dの出方を伺うのと情報交換も交えて狂冶から仮面ライダーのを聞くのであった。




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第四十二話
~謎の陣営、動く~
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