魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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までの情報を共有するブレーク達、そんな彼らに陣営が仕掛けた悪意が襲い掛かる。


第四十三話~洗脳されるK/残りし者達~

前回、謎のドーパント二人と戦ったブレーク達。

しかしその片方のドーパント、ブレインコントロールドーパントの策略がすでに始まっているのに一行は気づいていないのであった。

 

オリヴィエ「…………」

 

ブレーク「なんだオリヴィエ。用事って」

 

U-Dの対策がもうすぐ終わるころ、ブレークはオリヴィエに部屋に呼び出されていた。

 

オリヴィエ「……ねぇブレーク」

 

ブレーク「ん?どうした?」

 

オリヴィエ「実はさっきこんなメモリを見つけたんだけど……」

 

そう言うとオリヴィエは一本のメモリをブレークに見せる。

そのメモリは紫色でBCと文字が書かれていた。

 

ブレーク「なんだこのメモリ?BCって二つの文字が入っているな」

 

オリヴィエ「もしかしたらあのドーパントたちと関りがあるかもしれないから拾っておいたの」

 

ブレーク「そうなのか……ありがとなオリヴィエ。すぐジェイルたちと調べてみよう」

 

そう言いながらブレークが後ろを振り向いた瞬間だった。

 

ズブッ!

 

ブレーク「っ!?」

 

突如、オリヴィエがブレークの首元にメモリを挿し込む。

そのメモリはブレークが今持っているのと同じメモリだった。

 

ブレーク「お、オリヴィエ……なにを……」

 

オリヴィエ「ブレーク、私と一緒にあの方のものに……」

 

ブレインコントロール!

 

そう言うとオリヴィエはブレークに挿したメモリを起動させる。

 

バチバチバチ!

 

ブレーク「がぁぁあ!?」

 

すると紫色の電気がメモリから発せられ、ブレークを包み込む。

 

バチバチバチっ!

 

そして電気が収まるとそこには目が虚ろになっているブレークが居た。

 

ブレーク「…………」

 

オリヴィエ「さぁ、ブレーク。参りましょう、あの方の元へ」

 

ブレーク「……あぁ」

 

オリヴィエの誘いにブレークはうなずくと懐からディメンションメモリを取り出し、起動させる。

 

ディメンション!

 

シュン!

 

そして二人はディメンションメモリの力でどこかに消えるのであった。

 

謎の城

 

???「ほぅ、まさかこうなるとはな」

 

謎の者の前には自身に頭を下げたブレークとオリヴィエが居た。

 

???「これが貴様の言っていた策かBCDよ」

 

BCD「はい、その通りでございますマスター。聖王に渡したメモリで記憶の王を連れてくるように洗脳致しました」

 

謎の者の問いにBCDは頭を少し下げてからそう説明する。

 

???「流石だなBCDよ。この調子で他の奴等も全員連れてこい」

 

BCD「はっ、分かりましたマスター。ではオリヴィエ、行ってこい」

 

オリヴィエ「はい、分かりました」

 

ディメンション!

 

BCDの命令にそう返事したオリヴィエはブレークからディメンションメモリを取り、起動させ、元の場所へと戻る。

 

なのは「メモリのメンテナンスですか?」

 

オリヴィエ「えぇ、ブレークに頼まれてみんなのメモリ集めてるの。メンテナンスの間はこのメモリを使ってって」

 

フェイト「なるほど、UーD戦に備えてですね。分かりました」

 

オリヴィエがメモリを集めてる理由に納得したなのはとフェイトは持っているメモリをオリヴィエに渡して代わりのメモリを受けとる。

 

オリヴィエ「ありがとう。あ、一応ちゃんと使えるかどうか今此処で使ってみてくれないかしら?」

 

なのは「分かりました。それじゃあフェイトちゃん」

 

フェイト「うん」

 

そう言いなのはとフェイトは同時にメモリを挿し込む。

すると……

 

バリバリバリッ!!

 

なのは・フェイト「「キャアアアア!?」」

 

メモリから発せられた紫色の電気が二人を包み込む。

そのあと電気が消えると二人はブレークと同じように目が虚ろの状態になっていた。

 

オリヴィエ「これで10人目……もっと集めないと」

 

その後もオリヴィエは次々とメンバーを洗脳していったのだった……

そして三時間後……

 

???「ほぅ、まさかたった三時間でこの人数を洗脳するとはな」

 

そこにはジェイル・未来組・スバル・コア・レヴィたちを除いた全員が謎の者に頭を下げていた。

 

BCD「何人かはどうやらできなかったようですがどうします?」

 

???「別に良い。これぐらいで十分だ」

 

謎の者はそう言うと頭を下げていたメンバーに向かってこう宣言する。

 

???「これより宴を始める。女達は踊り子に男どもは兵士となり準備をせよ!」

 

全員「ハッ!了解です」

 

すると洗脳されたメンバーやBCDたちはそう返事をするとそれぞれ準備を始める。

 

今のこの場には狂冶とエアルとジェイルに未来組のヴィヴィオ達6人とコア、スバルとレヴィがいた。

 

ジェイルは狂冶と共にいた事でエアルが異常に気付いて難を逃れ、スバルとレヴィは洗脳されたメンバーが迫ったがカズマの警告と直感で動いたレヴィの機転により助けられてコアに保護された。

 

トーマ達も一緒にいたコアにより助けられる。

 

スバル「うう、皆…」

 

カズマ『危なかった…もしも遅れていたら操られていたよ』

 

ヴィヴィオ「やばいですよね状況的に;」

 

アインハルト「そうですね」

 

涙目なスバルをレヴィが慰めてるのを横目にカズマは厳しい声で言い、ヴィヴィオのにアインハルトも深刻な顔で肯定する。

 

コア「奴らからした気配はあのブレインコントロールドーパントの奴であった」

 

リリィ「それじゃあそのドーパントをなんとかしないと…」

 

狂冶「洗脳を解けないでしょうネ」

 

そう言うコアに困った顔で言うリリィのに狂冶はそう言う。

 

エアル「それにはまず奴らの本拠地を探し当てないとな」

 

ジーク「けどどうやって探すん?」

 

ヴィクター「ジークの言う通り、そこですわね。何かがないと…」

 

トーマ「……いや、いけるんじゃないか!コアなら!」

 

エアルのにそう聞くジークと難しい顔をするヴィクターの後にトーマがコアを見てそう言う。

 

コア「ふむ、確かに私なら探すことがてぎるな」

 

狂冶「なるほど……なら早速お願いしますデス。そろそろ父さんたちが来ますので」

 

ディアーチェ「父さんだと?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ…………

 

トーマ「な、なんだあれ!?」

 

上空から突如巨大な戦艦が現れたのだった。

 

一方???たちのほうはと言うと……

 

???「飲め、騒げ!私をもっと楽しませろ!」

 

洗脳された女性達が踊り子の服へと着替えて踊り、何人かが料理を運ぶ。

 

???「フハハハハ!楽しい、もっともっと踊り騒げ!今宵は我が因縁の者を処刑する前の宴だ!さぁ騒げ騒げ!」

 

そういう???の斜め背後で偽ブレークは無言で立っていた。

 

偽ブレーク「…………」

 

プレシア「どうぞ」

 

するとそんな偽ブレークへ踊り子の姿となったプレシアがフルーツを持ってくる。

 

偽ブレークはそれを無言で受け取り、プレシアが離れるのを無言で見送る。

 

騒ぐ中で偽ブレークはフルーツを弄びながら見続ける。

 

偽ブレーク「おい、プレ……シアでいいか?」

 

プレシア「はい、なんでしょうか?」

 

偽ブレーク「お前……今の状況で良いのか?」

 

プレシア「良いと言うのは…」

 

問われた事に疑問なプレシアに偽ブレークは反応からいや、邪魔して悪かったと言って離れさせる。

 

偽ブレーク「(……完全に変わったな……)」

 

その様子から偽ブレークはこれで良いのかと考えが出来始める。

なぜそう考えるのか今の自分に分からず悩みが出来て渦巻く。

 

???「さてそろそろメインイベントを始めるとしようか……」

 

偽ブレーク「!」

 

すると主と呼ばれていた男の声に考えていた偽ブレークは顔を上げる。

 

ガチャ……ガチャ……

 

そこに両手両足を鎖で繋がれたブレークがやってくる。

 

ブレーク「…………」

 

???「では処刑人よ。さっそくこの罪人を処刑せよ」

 

偽ブレーク「……」

 

そう指示する存在に偽ブレークはブレークの前に立つがそこで止まる。

 

???「ん?どうした処刑人」

 

偽ブレーク「……一つ聞いていいか。こいつは一体何の罪を犯したんだ?」

 

その問いにそれかと存在は笑って言う。

 

???「何の罪かだと?無論我を殺した罪だ。我が野望のため、邪魔な此奴の両親を殺したがそれに激情したコイツは我を殺したのだ。それがこいつの罪だ」

 

偽ブレーク「そうか……では……」

 

チャキン

 

聞いた偽ブレークは鎌を構え…

 

偽ブレーク「フンッ!」

 

ザシュッ!

 

???「!」

 

クイーンドーパント「!」

 

ゼロドーパント「!」

 

BCD「……え?」

 

ドカーーーン!!

 

振り向きざまに斬撃をBCDへと飛ばし、BCDは何が起こったのか分からぬまま爆発四散する。

 

いきなりの事になんだと!?と存在が驚いている間に偽ブレークはブレークの拘束していた鎖を両断する。

 

バリィイイン!

 

???「……処刑人、貴様何のつもりだ」

 

偽ブレーク「何のつもりだだと?お前たちを悪と判断したからだ」

 

怒気を纏う存在に偽ブレークはそう返す。

 

洗脳が甘かったかと存在が舌打ちすると部屋全体に衝撃が迸る。

 

なんだと存在が驚いているとブレイドとZEROにオーズにコアCが現れる。

 

ZERO「やっと見つけたデスよ!」

 

???「貴様ら、どうやって此処に……」

 

???2「ああそれならうちの戦艦で探してきたんだよ」

 

驚く存在に現れた人物、狂冶の父とも言える長谷部がそう言う。

 

その間に正気に戻ったなのは達をトーマ達が声をかけて避難させる。

 

オーズもブレークへと駆け寄る。

 

オーズ「大丈夫かブレーク?」

 

ブレーク「あ、ああ……」

 

問うオーズにブレークはよろよろと立ち上がってからヒールメモリを取り出す。

 

ヒール!フルマキシマムドライブ!

 

フルマキシマムで完全回復した後に存在を見てブレークは顔を顰めてその存在へと言う。

 

ブレーク「お前、何者だ」

 

そう問うブレークに存在はくくくと口元を歪ませてから笑いだす。

 

その後に怒気を纏う。

 

???「忘れたのか俺を。貴様が殺した俺の事を」

 

その言葉と声にブレークはまさかと考える。

 

ブレーク「テメェは……ゲキョウか!」

 

やっと思い出したかとブレークの言葉に存在、ゲキョウは腕の骨を鳴らす中でブレークはエンシェントを取り出す。

 

ブレーク「テメェ……なんで此処にいやがる!」

 

ゲキョウ「確かに俺も死んだと思ったが運が良かったのさ。それをなしえる存在がいたからな!」

 

なしえれる存在と考えて闇の書の欠片か!とブレークはすぐさま考え、オーズが成程とゲキョウがいる理由を察する。

 

オーズ「どうやらブレークの記憶から生まれたようだね」

 

ブレーク「そうとしか思えねぇな」

 

たくっ、めんどくさいと思いながらゼロメモリを取り出す。

 

エンシェント《ようやく目が覚めたのですね。主》

 

ブレーク「ああ、迷惑かけたなエンシェント」

 

ここから反撃開始だとエンシェントを装着して、ゼロメモリを起動させる。

 

ゼロ!

 

ブレーク「変身!」

 

ゼロ!

 

音声と共にブレークはZEROとなり、そこにブレイドやコアCも合流し、ZEROの隣に偽ブレークが立つ。

 

ZERO「お前も手伝ってくれるのか」

 

偽ブレーク「俺は元々アイツのようなのを殺すのが目的……。目的が同じなら協力するのは当たり前だ」

 

そうかいと偽ブレークのに笑った後にZEROはゲキョウへと向けて言う。

 

ZERO「もう一度あの世に送ってやるぜ!ゲキョウ!」

 

ゲキョウ「ならばお前が両親のいる所へ送ってやろう!」

 

その言葉と共に戦闘が開始される。




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第四十四話
~VSゲキョウ/Eによる断罪~

タイトル変更いたしました
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