魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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狂暴となったゲキョウに王達は挫けず戦う。


第四十六話~激闘、その果てに…~

復活し、エグザミアを吸収したゲキョウとZERO達は向き合う。

 

ZERO「またデカくなったな…」

 

呆れるZEROにデカくなっただけでないぞとゲキョウは笑う。

 

ゲキョウ「フンッ!」

 

バリバリバリッ!

 

気合の声と共にゲキョウの周りに雷が迸る。

 

ブレイド「うわっ!?」

 

はやて「雷やて!?」

 

ゲキョウ「次はこれだ」

 

ビキビキビキビキッ、スドォォォォォオオオオオオ!

 

その後に足を振り上げて地面を踏みつけると地割れが起こり、その後に溶岩が噴射する。

 

ブリザード「ぬっ!?」

 

フレアメタル「っ!」

 

ゲキョウ「行け!」

 

ズドォォォオオオオオオオオオッ!!

 

驚くメンバーへとゲキョウはそう言うと溶岩が襲い掛かる。

 

慌ててメンバーが避け、追いかけてこようとする溶岩をフェイトが動きを止めようとする。

 

フェイト「はあっ!」

 

ゲキョウ「無駄だ」

 

手を翳して止めようとするフェイトだが、ゲキョウの言葉通り、溶岩は動きを止めない。

 

フェイト「そんなっ!?」

 

ZERO「チッ!あっちの方が支配力高いって事か!」

 

狂冶「そうみたいデスね」

 

驚くフェイトの後に舌打ちして分析するZEROに狂冶も頷く。

 

オーズ「!どうやら復活したのは彼だけじゃないようだよ」

 

フォーゼ「え?」

 

その後にオーズの言葉にフォーゼは見る。

 

クイーンドーパント「ククク…」

 

カイザードーパント「……」

 

するとゲキョウの周りにオーラに包まれたドーパント達が復活していた。

 

レヴィ「なっ!?こいつら!」

 

カズマ『復活しただと!?』

 

驚くZERO達にゲキョウは腕を振り上げ…

 

ゲキョウ「パワーアップオーラ」

 

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

その言葉と共にドーパント達のオーラがさらに禍々しい光りを放つ。

 

ZERO「何!?」

 

エアル「これは…」

 

コアC「パワーアップしただと!?」

 

カイザードーパント「ぬおおおおおおっ!」

 

驚く面々へとカイザードーパントが真っ先に襲い掛かり、それにクラウスとアインハルトが迎え撃つ。

 

ズドッ!

 

クラウス「グッ!?」

 

アインハルト「これは…!」

 

攻撃を受け止めたクラウスとアインハルトは先ほどよりも強くなっている事に顔を歪めながら応戦する。

 

カイザードーパント「おおおおおおおお!」

 

ズドッ!ズドッ!

 

するとカイザードーパントが咆哮すると腕は4本に増えクラウスとアインハルトはギョッとする。

 

アインハルト「腕が増えた!?」

 

カイザードーパント「ふんっ!」

 

驚く2人にカイザードーパントは4本腕で襲い掛かり、2人は協力してなんとか弾いていく。

 

クイーンドーパント「止まれ!」

トーマ「ぐっ!?」

 

一方でクイーンドーパントと戦うトーマは言霊に止められて思う様に攻撃できず、そのまま吹き飛ばされてしまう。

 

リリィ『トーマ!?』

 

トーマ「大丈夫だよリリィ」

 

はやて「言霊の支配力が上がってるみたいやな」

 

なんとか着地して安心させるトーマを横目にはやては顔を顰める。

 

リインフォース「こちらも厄介ですね…」

 

プリズンドーパント「隙ありッス!」

 

そこにプリズンドーパントがリインフォースに向けて檻を投げて来る。

 

はやて「リインフォース!」

 

ガチャン!

 

それにはやてがリインフォースを突き飛ばし、代わりに捕まってしまう。

 

リインフォース「主はやて!」

 

トーマ「しまった!?」

 

キバ「っ!」

 

すぐさま助け出そうとキバは牢獄を殴るが前より頑丈になっていて壊れない。

 

キバ「っ、固い!」

 

プリズンドーパント「凍てつけッス!」

 

ズダダダダダダダダダダダッ!

 

呻くキバへとプリズンドーパントは氷の魔力弾を放ち、それにキバは避ける。

 

キバ「今の攻撃は…」

 

トーマ「はやてさんの!」

 

驚くキバたちにプリズンドーパントは自慢げに言う。

 

プリズンドーパント「オレッチは捕獲した奴の力を使う事ができるッス!」

 

キバ「なるほどな。それではやての魔法を……」

 

リリィ『厄介な能力ですね』

 

新たな能力にキバとトーマは顔を顰めた後に檻を避ける。

 

プリズンドーパント「オラオラ!どんどん行くッス!!」

 

ズダダダダダダダダダダダッ!

 

そのままの勢いでプリズンドーパントは攻撃を仕掛けて来る。

 

はやてのを使うのと同時にはやてが捕まった檻で攻撃を仕掛ける。

 

キバ「ぬおっ?!」

 

トーマ「うわっ!?」

 

まさかの人質のオリを使ったそれに慌てて2人は避ける。

 

はやて「ぬおおおおっ!?」

 

リインフォース「主はやて!」

 

振り回されるはやてにリインフォースは助けようと動くが邪魔されて助けられずに顔を歪める。

 

プリズンドーパント「また隙アリっす!」

 

ブンッ!

 

そんなリインフォースにプリズンドーパントは檻を投げ付ける。

 

トーマ「リインフォースさん!」

 

リインフォース「クッ!」

 

ガシャン!

 

飛んで来た檻をリインフォースはキャッチする。

 

プリズンドーパント「ッス!?」

 

リインフォース「はあっ!」

 

ブンッ!

 

驚くプリズンドーパントへと向けて、リインフォースは檻を投げ返す。

 

ガツン!

 

プリズンドーパント「スッ!?」

 

強化された檻にプリズンドーパントは顔を抑え、それにキバがチャンスと必殺技の体勢に入る。

 

ウェイクアップフィーバー!

 

キバ「エンペラームーンブレイク!」

 

勢いを付けてプリズンドーパントに向かって行き、それにクイーンドーパントが止めようとするがトーレが殴りかかって来たのでそれをバリアで止める。

 

ドゴォォォォォォォォ!

 

プリズンドーパント「ぐあああああああああああ!?」

 

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオン!!

 

強烈な一撃にプリズンドーパントは爆発四散する。

 

キバ「よし、まずは一体…」

 

ゼロドーパント「なら次はお前だ」

 

ビュッ、バシュ!

 

その言葉と共にゼロドーパントがエネルギー弾を放つ。

 

それをキバは避け、避けられたエネルギー弾が散らばっていた杯に当たると…消滅する。

 

なのは「なっ!?」

 

ヴィクター「消滅した!?」

 

ゼロドーパント「まだまだ行くぞ」

 

ズダダダダダダダダダダダッ!!

 

驚くなのは達にゼロドーパントはエネルギー弾を飛ばす。

 

リッド「うわっ?!」

 

ジーク「っ!」

 

ゼロドーパント「ふんふんふんっ!」

 

ズダダダダダダダダダダダッ!!

 

連続で放たれるエネルギー弾を誰もが慌てて避ける。

 

ヴィクター「どうします?」

 

ティアナ「近づいたら触られて消滅、遠くてもエネルギー弾に当たったら消滅、どっちでもヤバいわね」

 

ブリザード「そうだな」

 

冷や汗を掻きながら分かってる事を言うヴィクターにブリザードも同意しながら避ける。

 

アルフ「そう言えばあいつは復活してないんだな」

 

フェイト「あいつって…あ、ブレインコントロールっての?」

 

気づいたアルフの言葉にフェイトは聞いた後に確かにいないなと気づく。

 

プレシア「いたらいたらでやばいけどね」

 

フェイト「確かに;」

 

そう言うプレシアに操られるのはごめんなのでフェイトは頷いた後にゼロドーパントの攻撃を避けてからハーケンセイバーを放つ。

 

ゼロドーパント「ふん!」

 

バシュッ!

 

だが、すぐさま打ち消され、やはり単純な攻撃じゃダメかとフェイトは顔を歪めながら避ける。

 

ブリザード「チッ、駄目か」

 

プレシア「これじゃあ打つ手がないわね」

 

それにブリザードは顔を顰め、プレシアもどうしようかと考えていると小生に任せてくださいと狂冶が言う。

 

狂冶「さあ、行きますヨ。エアル」

 

エアル「はい、主」

 

その言葉と共に狂冶とエアルは光に包まれる。

 

そして光が晴れると狂冶の姿が変わっていた。

 

アルフ「んなっ!?」

 

リインフォース「これはっ!?」

 

それに初めて見るアルフ達は驚く中で狂冶はゼロドーパントを指す。

 

狂冶「さあ、お前の相手は小生デス!」

 

ゼロドーパント「お前も無にしてやろう」

 

その言葉と共にゼロドーパントはエネルギー弾を放つ。

 

危ないとフェイトは叫ぼうとするが…

 

狂冶「はぁ!」

 

バシュッ!

 

ゼロドーパント「なにッ!?」

 

だが、放たれたエネルギー弾が逆に消滅させられたのにゼロドーパントは驚く。

 

狂冶「次はこっちの番デス!」

 

エアル『はい!』

 

その言葉と共に狂冶はゼロドーパントに攻撃を仕掛ける。

 

ゼロドーパント「っ!なんだその力は?」

 

狂冶「ん?この力デスか?エアルと心を合わせる事で得た力デス」

 

無効に出来ないのに驚くゼロドーパントに狂冶はそう返しながら吹っ飛ばす。

 

狂冶「さあ、全の力、思い知るのデース!」

 

その言葉と共に狂冶はゼロドーパント向けてエネルギーを収束させる。

 

エアル『全ての力よ…今ここに集い』

 

狂冶「無の化身を無にへと返せ…」

 

ゼロドーパント「く、くそ!」

 

やぶれかぶれと攻撃を仕掛けるゼロドーパントだが当たるより前に狂冶達の必殺技が放たれる。

 

狂冶&エアル「『オールメモリー……ブラスタァァァァアアアアアアアアア!!』」

 

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

放たれた砲撃をゼロドーパントは必死に消そうとするが消せず…

 

ゼロドーパント「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

ドカァァァァァァァァァァァン!!

 

砲撃に飲み込まれて爆発四散する。

 

狂冶「勝利デース!」

 

エアル『やりましたね主』

 

それを見て言う狂冶はエアルのにはいと答えた後に次に厄介そうなクイーンドーパントを見る。

 

クイーンドーパント「防御を解除せよ!」

 

攻撃を仕掛け、防御させない様に言霊を発したクイーンドーパントのにやばっ!とはやてが焦った所に狂冶が割り込んで防ぐ。

 

狂冶「大丈夫デスか?はやてさん!」

 

はやて「あ、ああ、助かったで」

 

聞く狂冶にはやては頷いた後にここは任せてくださいと狂冶はクイーンドーパントと対峙する。

 

クイーンドーパント「ふん!例えどんな力を持っていようが妾の言霊の前では無力…」

 

狂冶「フンッ!」

 

ドコッ!

 

クイーンドーパント「ぐっ!?」

 

それにクイーンドーパントは鼻で笑おうとして瞬時に接近した狂冶の一撃に呻く。

 

クイーンドーパント「このっ…!?」

 

言霊を発しようとしたクイーンドーパントが狂冶の息を付かせない攻撃の勢いに声を出せずに翻弄される。

 

狂冶「はああああああ!!」

 

ズダダダダダダダダダダダッ!

 

何もできずにクイーンドーパントは吹き飛ばされた後に狂冶はエネルギーを収束させて剣にする。

 

狂冶「全なる力よ、一振りの剣となり」

 

エアル『女王の化身を切り裂け!』

 

クイーンドーパント「止まれ!止まれ止まれとま……」

 

必死に言霊を叫ぶが狂冶は止まらずに必殺の斬撃を放つ。

 

狂冶&エアル「オールメモリースラッシャァァァァアアアアアアアア!!」

 

クイーンドーパント「バカなぁァァァァアアアアアアアア!?」

 

スドォォォォォオオオオオオオオオオン!

 

両断されて、クイーンドーパントは断末魔をあげながら爆発四散する。

 

トーマ「す、凄い……」

 

はやて「あっという間に二体のドーパント倒したであの子……」

 

それにはやて達が唖然とする中で狂冶はゲキョウと戦うZERO達の方を見る。

 

ZERO「ハァッ!」

 

ガシッ!

 

ゲキョウ「フンッ!」

 

ブレイドたちと共に攻撃を仕掛けているがエグザミアを取り込んだ事で先ほどよりも強くなり、苦戦を強いられていた。

 

コアC「チッ、全然攻撃が効かない!」

 

オーズ「此処まで強くなっているとは…」

 

呻くコアCとオーズやZERO達を見ながらゲキョウは笑う。

 

ゲキョウ「どうした?この程度か。ならこちらから行くぞ」

 

ZERO「っ!」

 

その言葉と共にゲキョウからエネルギーが迸る。

 

それを止めようとメンバーが走るが…

 

ゲキョウ「クライシスインパクト」

 

一歩遅く、隕石・噴火・雷・竜巻・吹雪・地震による一斉全体攻撃が襲い掛かる

 

ZERO「何!?」

 

ブレイド「!」

 

ズドズドズドォオオオオオオオオオオオオン!!

 

驚くZERO達へと降り注ぐ天災にゲキョウはほくそ笑みながら見続ける。

 

そして攻撃が終わり、煙が晴れる…

 

ZERO「ぐっ…」

 

ZEROやブレイドたちは倒れ伏していて、なのは達は狂冶が守ったが狂冶自身は強力な攻撃で体力を大幅に使い、膝を付いている。

 

狂冶「グッ……」

 

倒れ伏したZERO達を見下ろしながらゲキョウは笑う。

 

ゲキョウ「さあ、トドメだ…。全員仲良く消えるがいい」

 

ZERO「っ……」

 

そう言ってゲキョウはZEROへと向けてトドメを刺そうとする。

 

それに狂冶はチャンスはここしかないとある記憶での攻撃を放つ。

 

狂冶「ディスチャージショット!!」

 

放たれた魔力弾はゲキョウの背中に炸裂する。

 

なんだその攻撃は?とゲキョウは笑った後に突如目を見開いた後にその胸から2つの光が飛び出す。

 

ゲキョウ「がはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ブレイド「何!?」

 

オーズ「狂冶!今の攻撃は!?」

 

いきなりの事で驚くメンバーの中で鬼矢はディスチャージの意味を思い出す。

 

ZERO「ディスチャージ…そうだ!排出か!」

 

狂冶「その通り!文字通り今ゲキョウの力となっているノーネームとエグザミアを排出させたのデス!」

 

カズマ『なるほど!それじゃあさっきの光が…』

 

そのまま2つの光はシュテルに抱き抱えられたユーリの体へと吸い込まれる。

 

抜き取られたゲキョウは狂った様に暴れまわる。

 

ゲキョウ「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ZERO「これでもうさっきのようなのはできなくなったみたいだな」

 

コアC「そのようだな」

 

ゲキョウ「おのれ、オノレオノレオノレオノレオノレェエエエエエエエエエエ!!」

 

そのまま我武者羅に攻撃を仕掛けるゲキョウのを避けながらブレイドとオーズが飛び出す。

 

ブレイド「はあぁ!」

 

オーズ「セイヤァア!」

 

ズバッ!ズバッ!

 

トラクローと剣の連続攻撃を決めた後に2人は必殺技の体勢に入る。

 

キック!サンダー!

 

キィンキィンキィン!!

 

ライトニングブラスト!

 

スキャニングチャージ!!

 

ブレイド「ライトニングブラスト!」

 

オーズ「タトバキック!」

 

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオン!!

 

ゲキョウ「グォオオオオオオオオオオオ!?」

 

必殺技が炸裂して、ゲキョウは後ずさるがまだ耐えるとばかりに攻撃を仕掛ける。

 

キバ「次は私達の番だ!」

 

フォーゼ「はい!」

 

ロケット・オン!ドリル・オン!

 

そのまま飛び上がった後に必殺技の体勢に入る。

 

ウェイクアップフィーバー!

 

ロケット・ドリル!リミットブレイク!!

 

キバ「エンペラームーンブレイク!」

 

フォーゼ「ロケットドリルキィィィィック!!」

 

ズドォオオオオオオオオン!!

 

ゲキョウ「グォォオオオオオオオオオオオ!?」

 

強烈な一撃を叩き込まれてさらに後ずさったゲキョウにコアCとZEROが並ぶ。

 

コアC「ラストは我々だ。決めるぞブレーク」

 

ZERO「ああ、決着をつける!」

 

ゼロ!マキシマムドライブ!

 

頷いた後にそれぞれ右足と左足にエネルギーを収束させて飛び上がり、よろめくゲキョウめがけて突撃する。

 

ZERO&コアC「ダブルメモリーキィィィック!」

 

ズドォォオオオオオオオオオオッ!

 

ゲキョウ「グオオオオオオオオオオオオオオッ!」

 

ZERO&コアC「ハアアアアアアアアアアッ!」

 

ズドオッ!

 

直撃した後に耐えようとするゲキョウをそのまま2人は貫いて着地する。

 

ゲキョウは自身に空いた穴を信じられない顔で見てありえないと呟く。

 

ゲキョウ「ば、バカな……この俺が……最強の力を手に入れたこの俺が負けるはずが……」

 

ZERO「最強の力?残念だったな」

 

コアC「既にその力は貴様の中にはない」

 

カズマ『今のお前はただの怪物……ただそれだけの存在だ』

 

呻くゲキョウにZEROとコアCにカズマがそう突きつける。

 

ゲキョウ「く、くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ズドォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

 

断末魔をあげながらゲキョウは再び死の世界へと戻る。

 

それを見たクラウスとアインハルトと戦っていたカイザードーパントは主がいなくなったのを見ると戦う意思を失くしたのか降伏の意を見せる。

 

クラウス「はぁ…はぁ、降伏してくれて助かった…」

 

アインハルト「そうです…ね…」

 

ギリギリの状況だったのか2人は息を荒げていた。

 

それだけ切羽詰まっていたのだ。

 

ブレイド「これでようやく決着がつきましたね」

 

ZERO「…ああ、そうだな」

 

はひぃ…と息を吐いてからそう言うブレイドにZEROも同意しながら変身を解く。

 

ユーノ「ところでなんだけど…」

 

クロノ「ああ、ユーリの事だな」

 

そう言って一同はユーリを見る。

 

ユーリはすやすやと眠っており、その顔は先ほどまでの悲しそうな表情ではなかった。

 

シュテル「心地よさそうに眠っていますね」

 

レヴィ「そうだね」

 

アミタ「これは…落ち着いてますね」

 

頭を撫でながらそういうシュテルとレヴィにアミタはそう言う。

 

ブレーク「それにしてもまさか…」

 

オリヴィエ「ゲキョウから抜け出たあの二つの光の球がユーリの中に入るとは…」

 

入った事で何か問題がないかを狂冶は調べて驚く。

 

狂冶「これは…エグザミアが安定していマス。ノーネームも入った事でエグザミアの力を『安定』しつつさらに『制御』出来る様になってるみたいデス」

 

クラウス「何だって!?」

 

ジェイル「それはずいぶんと凄いな…ノーネームメモリ」

 

ブレーク「当たり前だ。あれは俺の最高傑作になるかもしれなかった万能メモリだからな」

 

レヴィ「じゃあなんでノーネームって言う名無しの名前なの?」

 

そう質問されてあー…とブレークは困った感じに頬をポリポリ掻く。

 

ブレーク「正式な名前を付ける前に…な…」

 

狂冶「え?名無しなのでどんな名前の物にでもなれるからノーネームメモリにしたのではないのデスか?」

 

エアル「私もそう思っていたんですが…」

 

そう言うブレークに狂冶とエアルは聞く。

 

ブレーク「まぁ、そうなんだけど…やっぱメモリ的にも良い名前を付けられた方が良いかな…と考えたりもしてな…」

 

エアル「そうなのですか…」

 

狂冶「驚愕の事実を聞きましたネェ;」

 

頬をポリポリ掻いて言うブレークにエアルと狂冶はほえーとなる。

 

話が一区切りしたのを見てリンディが手をパンパンさせる。

 

リンディ「はいはい、皆!こんなところで話をするよりやることあるでしょ」

 

そう言われて誰もが今の場所で話すのもなんだし…と頷いた後にブレークが言う。

 

ブレーク「それじゃあ帰ってパーティーでもするか」

 

だね…と誰もが頷いた時、ふと、ガルルが反応する。

 

ガルル「ん?なんだこの音?何か走る音か?」

 

ブレーク「何?」

 

ブォオオオオオオオ…

 

するとどこからともなく、先端にウシを模した列車と赤い列車が走って来て、メンバーの前に停止する。

 

なんだなんだ?と誰もが思っていると牛型列車から誰かが出て来る。

 

???「あ、いたいた!おーい!キリエ!アミタ!!」

 

キリエ&アミタ「デネブ!?」

 

出て来た存在に2人は驚く。

 

ブレーク「何だお前は!?」

 

狂冶「ええ!?」

 

いきなり現れたのにブレークは警戒するが狂冶とエアルは驚いた様子でデネブを見る。

 

デネブ「やっと見つけたよ!博士!早く!早く」

 

なのは「え?博士?」

 

そうやって呼ぶデネブのに誰もが首を傾げていると急かすんじゃねえよオデブ!と言う声と共に赤い鬼の様なのが男性をオンブして来る。

 

狂冶「モモタロスさんも!?」

 

ブレーク「ん?知ってるのか狂冶」

 

驚きの声を上げる狂冶にブレークは質問する。

 

狂冶「仮面ライダー電王のパートナーデス!」

 

ブレーク「電王?」

 

キリエ「ええ!?電王も仮面ライダーなの!?」

 

アミタ「驚きです」

 

答えた狂冶のにキリエとアミタは驚きの声を漏らす。

 

エアル「そちらでは何て言うのですか?」

 

アミタ「時を移動出来る騎士でクロノスナイト電王と付けてます」

 

狂冶「おー、そうなんデスか」

 

聞くエアルのに答えるアミタのに狂冶は納得してる中でジェイルは驚きの様子でモモタロスにおんぶされている男性を驚いた様子で見る。

 

ジェイル「き、君は!?」

 

ブレーク「今度はジェイルか」

 

クラウス「知り合いか?」

 

驚くジェイルにブレークは呆れ交じりになる中でクラウスは聞く。

 

ただ、クラウスのに答えずに言う。

 

ジェイル「き、君は数年前に行方不明になったグランツ君じゃないか!」

 

グランツ「そ、そう言う君は夢が世界征服と言っていたジェイル!」

 

アリサ「は、はあ?!」

 

オリヴィエ「行方不明!?」

 

リッド「世界征服!?」

 

驚きの声をあげる2人から出て来た言葉に誰もが驚く。

 

どういう夢を抱いてるんだよとブレークが呆れるがジェイルの夢部分についてはスバル達は教えられてたのか苦笑している。

 

だが2人は嬉しそうに笑い合う。

 

ジェイル「いやー、まさか会えるとは」

 

グランツ「君も変わってないね全然」

 

そう言って笑い合った後にグランツはケホケホと咳き込む。

 

モモタロス「おいおい、やっと病気治ったばかりなんだからもうちょい落ち着けよ」

 

シュテル「後、積もる話もあるでしょうが戻りましょうか」

 

狂冶「色々とどんな関係だったか気になりますけどネ」

 

ジェイル「あはははは;」

 

誰もがシュテルのに同意した後に戻る事にした。

 

なんとか終わった所に現れたグランツ一行。

 

なぜ彼らが来たのかは…




次回、三王現代記最終回

友との再会と理由
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