魔法少女リリカルなのは~三王現代記~   作:Dr.クロ

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三王たちは温泉の地にて親友と再会する

今回は三王の親友二人が登場します!


第六話~温泉地での再会~

それはある日のことだった

 

海鳴市~フェイトとアルフの部屋~

 

ブレーク「は?温泉?」

 

ユーノ「はい、そうなんです…」

 

部屋でメモリの点検をしていたブレークの元にユーノが訪れてきたのだ

なにやら相談があるようで話を聞いてみるとどうやらなのは達が今度の休日に海鳴温泉に旅行に行くと言うのであった

 

ブレーク「だけどそれのどこが問題なんだ?」

 

ユーノ「実は、なのはとすずかには姉がいて」

 

ブレーク「OK分かった。それだけで俺達に何を頼みたいか十分分かった」

 

そう切り出したユーノにブレークは呆れて漏らす。

ユーノ「はい、どうかブレークさんのそのガイアメモリの力で僕の魔力を回復させてくれませんか!」

 

つまりだ。

 

ユーノはガイアメモリの力でフェレットから人に戻り、フェレットだったらされそうな事を回避しようと言う訳だ。

様子を見るからにされそうだと言うのが分かったブレークはホントに大変だなと思った。

ブレーク「しょうがねぇな…」

そういうとブレークは懐から一本のメモリを取り出す

ユーノ「それは?」

ブレーク「マジックヒーリングメモリ。魔力を完全回復させることができるメモリだ」

 

取り出したのに聞くユーノへブレークはそう言った後にただ…と漏らす。

 

ブレーク「一回使うと壊れるから改良の余地ありのメモリなんだけどな」

 

まいったまいったと言った後に早速起動させる。

 

マジックヒーリング!

 

するとユーノは自分の魔力が回復してくるのを感じる

 

ユーノ「うん、これなら…」

 

そう呟いた後に魔法陣が展開され、それと共にフェレットだったユーノの姿は人へとなる。

その後に手をグッパして調子を確かめて良し!と呟く。

 

ブレーク「でもその姿でどうやって温泉行くつもりなんだ?」

 

その瞬間、あ…とユーノは目を点にする。

 

その様子から考えてなかった様でしかも関わった少女達以外には秘密にしてるからある意味飼い主と言ってもそのまま置いてけぼりになると言うのが予想出来る。

 

クラウス「ブレーク、メモリはどうだ…ん?ユーノ君か?どうしたんだい?」

 

そこにクラウスが来てブレークはさっきまでのを話す。

 

クラウス「なら、私達が付いて行けば良いじゃないか?それで理由を言って女の方へ連れて行くのを止めて貰うで良いのは?」

 

ブレーク「大丈夫かそれ?流石にぽっと出な俺達行けるか?」

 

提案するクラウスにブレークはそう洩らす。

 

エンシェント《あぁ、確かに…》

 

クラウス「うーん。なら行く所を聞いてこちらも予約して早めに着いて偶然な感じにするのはどうだろうか?」

 

ブレーク「あ、そっか、別に一緒に行かなくても現地で合流すれば良いしな」

 

続けざまの提案にブレークは納得する。

ブレーク「という事でユーノ、行くところについてもう少し詳しく教えてくれ」

ユーノ「え?あ、はい」

 

そんな訳でユーノからなのは達が行く温泉を聞き、ユーノが帰った後にオリヴィエ達に話して3人とも了承した後にクラウスが予約を入れた。

そんなこんなで休日になり、ブレーク達は準備を済ませた。

 

エンシェント《ところでマスター、保護者役とかはどうするので?》

 

ブレーク「なぁに、それなら大丈夫さ」

 

とブレークはクラウスを見ながらいう

 

クラウス「まぁ、そうなるよな」

 

アルフ「あれアタシは!?一応この中じゃあ見た目的に年長者だよ!!」

 

うんうんと頷くクラウスの後にアルフが自分を指して言う。

 

ブレーク「こんなに子供いっぱいいるのに女性の人一人じゃちょっとおかしいだろ?」

 

ただ、返された言葉にえ、そうなの?そんなもんなのかい?とアルフがぶつぶつ言ってる間にブレークはさて…と言ってメモリを取り出す。

 

ブレーク「クラウス、頼むぞ」

 

とメモリをクラウスに投げ渡す

 

クラウス「はいはい。ホント、苦労させられるよ」

 

そうぼやきながらクラウスはメモリを起動させる。

 

アダルト!!

 

音声の後にクラウスの姿は一瞬光に包まれた後に大人の姿になる。

 

クラウス「うん、これで行けるな」

 

ブレーク「んじゃあ保護者頼むぜ」

 

鏡を見てそう洩らすクラウスにブレークはディメンションメモリを取り出す。

 

ディメンション・マキシマムドライブ!

 

シュン!

 

 

海鳴市~海鳴温泉~

 

ブレーク「ここが海鳴温泉か」

 

オリヴィエ「綺麗な場所ですね」

 

一旦少し離れた森の中に転移した後に歩いて来たブレークとオリヴィエは建物を見てそう洩らす。

 

なのは「あ、ブレークさん達」

 

そこになのは達が来る。

 

後ろにはなのはの両親だろう男女と姉と兄にすずかの所で見たメイド2人とすずかの姉が来る。

 

ブレーク「よっ、なのは、アリサ、すずか」

 

男性「おや?なのはの知り合いかい?」

 

なのは「ほら、前に言った友達だよお父さん」

 

返すブレークやオリヴィエ達を見て聞く男性になのははそう言う。

 

男性→士郎「ああ、初めまして、高町士郎と言います。ウチのなのはが世話になった様で、こちらはウチの妻の桃子に娘の美由希と息子の恭也です。恭也といるのはすずかの姉の忍さんです」

 

クラウス「これはこれは、私はヴァルト・ストラトスと言います。この子達の保護者をしております」

 

それに男性、士郎は自己紹介した後に家族+αを紹介し、クラウスも何時の間にか決めていた偽名を名乗って握手する。

 

ブレーク「(おい、何時の間に考えてた)」

 

クラウス「(予約した際にね。絶対にするだろうと考えて事前に考えてたんだ)」

 

握手を終えた後に小突いて小声で聞くブレークにクラウスはそう返す。

ブレーク「(何時の間に…)ブレークだ。まぁよろしく」

オリヴィエ「オリヴィエといいます。よろしくね」

 

アルフ「アルフだよ!」

 

フェイト「ふぇ、フェイト・テスタロッサです。よろしくお願いします」

 

用意周到ぶりに呆れた後にブレークから名乗り、フェイトも緊張しながら返す。

 

クラウス「まぁ、友達同士で話すのは入ってからと言う事で」

 

士郎「そうですね」

 

そう言ってそれぞれ部屋に言った後にお風呂に入る事になった。

 

ブレーク「こいつオスだし流石に動物とはいえ恥ずかしいだろうから俺達の方に入れるんで」

 

忍&美由希「うーん、残念」

 

ちなみにちゃんとユーノを助けて一緒に入った。

 

海鳴温泉~宿・男湯~

ブレーク「ふぅ…いい湯だな」

 

ユーノ「(そうですね~)」

 

浸かりながらまったりするブレークに湯桶にお湯を入れてそこでまったりするユーノが同意する。

 

士郎「ほう、ヴァルトさんは武術を嗜んでいるのか」

 

クラウス「そう言う士郎さんや恭也もなかなか」

 

恭也「いや、俺は父さんには負けますよ」

 

クラウスはクラウスで士郎や恭也と意気投合して話していた。

 

ブレーク「そういえばユーノ、お前ってどんな魔法が得意なんだ?」

 

ユーノ「えっと…防御魔法や探査などのそう言うサポートだけで戦うとなると…」

 

小声で聞くブレークにユーノは困った顔で返す。

 

ブレーク「防御魔法が得意なのか。んじゃ少し鍛えれば十分戦えるな」

 

ふむふむと頷くブレークにユーノはえ?と声を漏らす。

ブレーク「自分の全身に防御魔法かけて相手を殴ればいいんだよ」

 

ユーノ「成程…そう言うのは考えた事なかったです」

 

ブレークのアドバイスにユーノは関心した声で言う。

その後、ユーノはブレークから色々とアドバイスして貰う。

 

 

一方の女子風呂

 

アリサ「しかし、大きいわね」

 

アルフ「ん?」

 

入ってワイワイ話してる中でアリサはアルフの胸を見てそう洩らす。

 

オリヴィエ「確かに大きいですよね」

 

同じ様に羨ましそうに漏らすオリヴィエにアルフはそうかなと漏らす。

 

アルフ「それを言うならメモリで大きくなったアリサやすずかも結構私より大きかった気がするよ」

 

すずか「あうあう…」

 

フェイト「すずか、真っ赤だね」

 

前回のを思い出して言うアルフにあの姿は恥ずかしかったのかすずかは顔を赤くして湯船に少し沈みブクブクしだし、フェイトはそう呟く。

オリヴィエ「あ~、その恥ずかしがる反応、リッドを思い出しますね」

 

なのは「リッド?オリヴィエさんの友達ですか?」

 

すずかの様子にくすりと笑って漏らしたオリヴィエになのはは聞く。

 

オリヴィエ「えぇ、親友でね。私の義手を作ってくれたのよ」

 

アリサ「へぇ~今はそんな風に見えないけどこれもメモリの力って奴?凄いわね」

 

すずか「そうだね」

 

納得して見て言うアリサにすずかも同意するのを見てオリヴィエは笑った後に見上げる。

 

そして思った。

 

オリヴィエ「(私がゆりかごで亡くなった後、どうしてたでしょうねリッドとクロは…)」

 

今はいない親友2人の顔を思い浮かべた後に湯船に深く浸かる。

 

そして全員が温泉から上がり夕ご飯を食べてのんびりしていると…

 

ヴィン

 

フェイト「(皆気付いた?)」

 

アルフ「(バッチリだよ)」

 

クラウス「(やれやれ、どうやらこっちの気を休ませてくれない様だな)

 

オリヴィエ「(ですね)」

 

ジュエルシードの反応を感じ取り、メンバーは起き上がったり立ち上がったりする。

 

それに気づいたアリサとすずかも続く。

 

ちなみにクラウスが適当に理由を付けてなのは達を連れ出してる。

 

ユーノが人に戻った後に一同はした方へ向かった。

 

海鳴市~海鳴り温泉近くの林~

 

ブレーク「ここら辺だよな気配がしたのは」

 

ユーノ「はい、この辺りの筈なんですが……」

 

ブレークの問いにユーノは頷いて困った顔をする。

 

カイベル《うむむ、何やら曖昧ですね》

 

グラシス《確かにどうも感じ取り難いな》

ブレーク「しょうがない、これ使うか」

サーチ・マキシマムドライブ!

 

デバイス達の反応からブレークは探索の記憶が入ったサーチメモリを使い辺りを調べ上げて行き…眉を顰める。

 

アルフ「どうしたんだい?」

 

それに気づいた面々は話しかけるとブレークは調べ上げたのを見せる。

 

見た一同は一通り見て気付いた。

 

調べ上げられた事で出来た図に1か所だけぽっかりとした穴が出来ていた。

 

アリサ「何これ?」

 

すずか「穴?」

 

ブレーク「サーチメモリは探索に長けたメモリだ。こんな不自然な感じには作らねぇ」

 

ユーノ「と言う事はこの不自然な所にジュエルシードがあるって事ですね」

 

声を漏らしたアリサやすずか達にブレークは説明し、ユーノの言葉に恐らくなと返す。

 

ブレーク「とりあえず此処にいってみるか」

 

一同はその穴の場所へ移動する。

 

しばらくすると目的の場所に着いた様でブレークは辺りを見る。

 

そして1か所を見た後に解決するのに最適なメモリを取り出して使う。

 

ブレイク・マキシマムドライブ!!

 

ブレーク「よっと」

 

バリィン!

 

音声が発された後にブレイクはその1か所にパンチするとガラスが割れる様な音と共に何かが砕け散り…

 

ブレーク「なっ!?」

 

そこにいた人物達にブレークは目を見開き、覗き込んだオリヴィエとクラウスも驚く。

着ている服がボロボロで足に足枷が付いていて身長が小さくなっていたがその顔は3人にとって忘れられない友達であった。

ブレーク「リッド?!クロ?!」

リッド「……ブレーク?」

 

クロゼルグ「あ…クラウス…」

 

クラウス「しっかりしろ!何があったんだ!」

 

何かに警戒してた2人はブレーク達を見ると張りつめていた気が抜けたのか倒れかけ、リッドをブレークが、クロゼルグをクラウスが支える。

 

確認するとどうやら気を失った様だ。

 

なのは「あの、確かリッドさんって…」

 

オリヴィエ「はい、この二人こそ私たちの親友のリッドことヴィルフレッド・エレミアとクロことクロゼイル・クロゼルグです」

 

ブレーク「お前らなんで此処に?!と言うかなんでこんなにボロボロなんだよ!」

 

クラウス「よせ!良く見ろブレーク!2人はかなりヤバい状態だ!早く宿に連れて治療と同時に休ませよう!!」

 

なのはの問いに答えるオリヴィエを尻目にブレークはリッドを揺すり、クラウスに注意されてすまねぇと謝った後にリッドを抱き抱える。

クラウスも同じ様にクロゼルグをお姫様抱っこする。

 

海鳴温泉~宿~

 

ヒール・フルマキシマムドライブ!

 

ディメンションメモリで宿に戻ったブレークたちはリッドとクロゼルグを布団に寝かせ、ブレーグはヒールメモリで二人の怪我を治療する

 

ブレーグ「とりあえずこれで一安心だと思うが…」

 

苦しげだった2人だったがヒールメモリにより苦しみがなくなった様ですうすうと言うしっかりとしたのが聞こえる。

 

それによりブレークはふうと息を漏らした後にさて…と呟いて…手に握ったジュエルシードを見る。

 

このジュエルシードは今まで見つけたのではなく、リッドが持っていた物だ。

 

寝かせようとした所でリッドの手から零れ落ちたのをブレークが回収したのだ。

エンシェント《マスター、恐らく二人は…》

ブレーク「あぁ、俺たちと同じくジュエルシードの力でこの時代に来たんだろう」

 

エンシェントの問いに頷いたは良いが気になる事がある。

それは…なぜ2人共ボロボロなのか、そして今は外した足枷…

アリサ「ねえ、この人たちって誰かに軟禁でもされてたの?」

 

すずか「見るからにそうだよね」

 

それに代表してアリサが誰もが思っていた事を言い、すずかも眠っている2人を見て呟く。

 

ブレーグ「軟禁?これはそれよりひどい…幽閉されていた感じだ」

 

オリヴィエ「でも一体誰が…」

 

クラウス「………考えたくはないが…もしかすると…」

 

ユーノ「………聖王家かもしれません」

 

ブレークとオリヴィエの言葉に考えていたクラウスが言おうとしてユーノが言う。

ブレーク「分かるのかユーノ?」

ユーノ「実は前にエレミアの書記って言うのを読みまして…」

 

そう前置きした後にユーノはオリヴィエがゆりかごのコアとなり、クラウスが亡くなった後の2人のこれまでを自分で読んだ範囲で説明する。

 

ブレーク「なんだよそれ…」

 

聞かされた事にブレークは愕然とし、オリヴィエ自身も顔を青くしている。

 

2人が軟禁されたのと状態が酷い状態だった理由…それはブレークの使っているガイアメモリを誰でも使える為の製造の道具として扱われたからだ。

 

ただ、ブレークのと違い、彼らが作り上げたガイアメモリは使用者の体や精神を壊す…言わば毒素があった。

 

それにより2人は日に日に衰弱、リッド自身、彼らを殺そうと考えた。

だが、それはブレーク達、特にブレーク自身の守る為の力を歪めたくなかった。

 

結局毒素のないガイアメモリは1本を除いて失敗に終わり、ユーノ曰くベルガ側のガイアメモリ製造方法もそれを知った良識のある者達により完全に抹消されたとの事。

 

聞いたクラウスは1本のガイアメモリを取り出す。

クロゼルグが落としたガイアメモリ、ブレークが調べた所タイガーメモリで話しから察するにこれが唯一成功したベルカ製ガイアメモリなのだろう。

 

エンシェント《二人は守ったんですね…マスターの守る力を…》

 

オリヴィエ「リッド……クロ……」

 

エンシェントの言葉にオリヴィエは顔を抑えて涙を流す。

 

クロゼルグにとって少ししかいなかったがメモリを使用し仮面を纏った様々な姿となって人々を助け、守ったブレークはヒーローだった。

 

そしてリッドにとってはオリヴィエと同じ様にブレークを愛していたから、だからこそ愛する者の力を歪めたくなかった。

 

クラウス自身手を握りしめる。

ブレーグ「…歪めたくなかったか…」

エンシェント《マスター?》

 

ゼロメモリを取り出して呟くブレークにエンシェントは声をかけるとなんでもないとブレークは答える。

少し夜風に当たるついでに風呂にもう1回入るとブレークは出る。

海鳴温泉~宿・男湯~

 

ブレーク「…」

 

温泉に浸かりながらブレークはふけていた。

そして1つのメモリ、T0ガイアメモリに入る殺しの記憶が入ったキルメモリを取り出す。

 

ブレーク「俺の力は…すでに歪んでいるんだよ…」

 

そう洩らしてブレークは目を閉じて思い出す。

 

自分の両親を殺し、クーデターを起こして国を乗っ取ろうとした大臣を…このメモリで怒りのままに殺した事を…

そんな怒りのままにやってはならないと言う戒めと言う意味でもこのメモリをT0ガイアメモリに入れている。

 

???「隣良いかな?」

 

その声と共にブレークは目を開けるとユーノがいた。

 

良いぞと答えた後、ユーノは隣に浸かる。

 

ユーノ「ブレークさん。あなたの力は希望だったんですね」

 

少ししてユーノがそう言う。

 

ブレーク「希望だと…?」

 

ユーノ「ブレークさん自身、どう思ってるか分かりません。だけど、こっち側…古代ベルガの人にしたらあなたは…メモリナイトは色んな人を助け、迫る脅威を打ち砕いた姿は希望になっていたんです」

 

驚くブレークにユーノはそう言う。

 

ブレーク「でもそのせいで…この力のせいであいつらは…!」

 

ユーノ「確かに、傷ついたのは事実です。読んだ僕だって許せない気持ちです。だけど、だけどそのあなたが2人の気持ちを理解してあげなきゃあもっと傷つきます」

 

震えるブレークにユーノは静かに言う。

ブレーク「っ!?」

 

ユーノ「きっと使ってるあなたはリッドさん達が知らない所で自分で歪ませていると考えてるでしょう。それだと確かに歪んでるかもしれないだけど…この世界ではそうじゃない。まだ歪んでない。メモリナイトは…リッドさんやクロゼルグさん達にとっての生きる希望をくれた記憶の騎士なんです。だから…2人が目を覚ましたら見せてあげてください!笑顔を守った騎士の姿を」

 

そう優しくだが力強く、ブレークへ伝える。

 

ブレーク「…ユーノ、お前って実は凄いんだな」

 

その言葉にユーノは照れ臭そうにいえと漏らす。

 

ユーノ「僕は色々と発掘とかで人の心情が書かれたのを読んでますからその人の思いをちゃんと理解し、伝えたいと思って伸ばした結果ですから」

ブレーグ「それが凄いことなんだよ。全く…」

 

それに2人は笑いあう。

 

そんな2人を月は優しく、そして見守る様に照らしていた。

 

一方、オリヴィエたちのほうでは…

 

リッド「ん……」

 

クロゼルグ「んん…」

 

少し話しあっていた所、2人が呻いた後に目を開ける。

オリヴィエ「あ、目が覚めたんですね」

 

リッド「オリヴィエ…そうか、あの世に来ちゃったんだな僕は」

 

クロゼルグ「あ、クラウスも!何か大きいけどあの世でもあえて嬉しいよ!!」

 

覗き込んだオリヴィエにリッドはそう洩らしクロゼルグはクラウスに抱き付く。

 

どうやら勘違いしている様だ。

 

ぎゅーーーーー

 

リッド「いひゃいいひゃいいひゃい!!?」

 

オリヴィエ「ほら起きてください。現実ですよこれは」

 

アルフ「うわぁ、手厳しい」

 

実感させる様にリッドの頬を引っ張るオリヴィエにアルフは思わずそう漏らす。

 

ブレーク「よっ、二人とも久しぶりだな」

 

すると温泉から上がって浴衣姿になったブレークが現れる

 

リッド「ブレ…(ボン)」

 

その言葉と共にブレークを見たリッドは顔を瞬く間に赤くしてぷしゅーと言う音と共に倒れる。

 

ブレーク「ちょ、リッド?!」

 

クラウス「あー…」

 

アリサ「こりゃあ色々と重症ね(別な意味で)」

 

グラシス《だろ?色々と大変なんだぜ》

 

ばたんきゅーなリッドに慌てて駆け寄るブレークにクラウスは苦笑いし、呆れたアリサにグラシスはそう言う。

 

オリヴィエ「(むー)」

 

そんなブレークに介抱されてるリッドにオリヴィエは羨ましそうに見ていたのであった。

 

~数分後~

 

ブレーク「もう大丈夫なのかリッド?」

 

リッド「あ、ああ…ホントに、大丈夫」

 

心配そうに声をかけるブレークにリッドは顔を真っ赤にしてそう言う。

ちなみに今2人はオリヴィエがディメンションメモリを借りて取って来たオリヴィエのパジャマを代わりに着せている。

 

ブレーク「…二人とも、ありがとな」

 

その言葉に2人はきょとんとしたが言葉の意味を理解して笑った。

 

それにフェレットに戻ったユーノは微笑ましそうに見ていたのであった。

 




次回、魔法少女リリカルなのは~三王現代記~第七話

暴れる龍、旋律の氷血少女

次回はブレークと○○○の新しい姿登場します!
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