隣の席の田中   作:5円

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第1話

俺の席の隣の田中美咲はバカである。

雨の日に雨粒を避けて家に帰ろうとして、次の日に38度の熱を出して学校を休んだ。

バカは風邪をひかないとは一体なんだったのだろうか。

見舞いに行った俺への言葉次の通りである。

 

「次は体に油を塗ってみる!」

 

つい田中の頭を引っ叩いた俺は悪くない。なんなら、田中の頭の悪さを治す治療だから金を請求してもいいかもしれない。

なお、後に田中に言ってみたら本当に金を渡して来たので対応に困った。

 

 

そんな田中が今日テストで50点を取っていた。驚きすぎて、目の前の田中が本当に田中かどうか怪しくなってきた。

 

「お前、本当に田中か?」

「我が名はスーパー天才エリート美咲……たなかではn……「田中だったわ」」

「違うぞ、我の名はスーパー……「黙ってろ田中、バカが感染る」」

 

田中と喋ってるとこっちの頭が痛くなってくる。やっぱ田中は田中だったか……。

なら一体どうやってこいつは50点とったのか……。本当に勉強したというのか…?

 

「田中、今日は勉強してきたのか?」

「ん?勘!!」

「1ミリでも勉強したと思った俺の純粋な気持ちを返してくれ」

「えっ!?山田の心私が奪っちゃったの!?ごめん、そんな風に見たことない!」

「もう黙ってろよタナカス」

 

やっぱりこいつはバカである。こいつと話してるとこっちまで頭が悪くなりそうだ。これからは近寄らないでおこう。

 

 

 

「山田ァ!水の上って足が沈むより先に足を上げれたら走れるよ!」

 

「山田ァ!毛梨先生のズラをどっちが先に飛ばせるか勝負しよう!」

 

「山田ァ!落とし穴掘ったからこっち来てくれ!……来ないならこっちから行k……うわぁぁぁあ!!」

 

「山d……「うるせぇぇぇぇ!!」……どうした田中?生理か?」

「俺は男だよド阿呆!あと俺が女だったとしてもデリカシーがないわ!」

 

こいつ無視してるのに喋りかけてきやがる…こいつ無敵か?(メンタルが)

 

「そんなことより山田これを見てくれ!」

「ったく……卵?」

「うん!これ温めればひよこ生まれてくるんでしょ?」

「……っはぁ………一様聞くが何処で買った卵だ?」

「スーパー!!」

「やっぱお前バカだろ……」

「えっ!?なんで!?」

「スーパーに売られてる卵は無精卵だからひよこは生まれねぇよ……」

「えっ!?そうなの!?もう温めて3日なのに!!」

「調べてからしろよ!!」

 

高校生になってもスーパーの卵からひよこが生まれると思ってる奴なんてこいつだけだろ。小学生でも知ってるわ。

あーもう、この腐った卵どうしよう……。

 

「この卵食べれるかなぁ?」

「腹壊すからやめとけ」

「火を通せばいけるって!」

「やめとけって……」

「大丈夫いけるって!山田もいr「いらん」じゃあいいや!お腹減ったから帰るね!また明日!」

「あっおい!やめとけって……聞いてないか…」

 

次の日、案の定田中はお腹を壊したらしい。

 

 

 

 

 

 

side田中

 

私は田中美咲、天才である。いつもは部下である山田と学校の平穏を守っている。

今日は、何故かお腹を壊してしまったので学校の治安維持活動は休みである。

今頃、きっと山田は悪の組織oha−geから学校を守ってるいるだろう。っく、私が万全の体調だったら山田の助けとなれるのに……。

あっ、そうだ!山田にエールを送ろう!きっと山田の力になるに違いない!

 

「そうと決まれば早速!山田ァ!がんb……「うるせぇぞ!田中ァ!!」」

 

田中の声が聞こえる!?ということは……私はテレパシーが使えるようになったのか!?

早くこれを山田に伝えねば!

 

「山田ァ!私はテレパシーが使えるようになったぞ!!」

「テレパシーならせめて心のなかで喋れよ田中ァ!」

「いつからそこに!」

 

なんと山田が家にいた。こいつは転移能力者だったのか!?

 

「山田ァ!お前転移能力者…「じゃねぇよ、インターホン押して普通に開けてもらったわ」」

 

なんだ違うのか……山田も私と同じように超能力に目覚めたのかと思ったのに。

あれ?そういえばなんで山田が私の家にいるんだ?学校はどうしたんだ?

 

 

「山田ァ!学校はどうしたんだ?今日は休みじゃないだろう!」

「サボった」

「何故だ!山田には学校をoha−geから守るという大事な役割が…「ねぇよ」」

「っていうか、お前あんだけ叫んで腹痛くないのかよ?」

 

ん……そういえば……。

 

「痛い!!トイレ行ってくる!!」

「だろうな」

 

山田のことを考えてたら痛みを忘れていた。山田は実は特効薬なのかもしれない。

 

 

トイレから戻ると山田がおかゆをつくっていた。

 

「鍋とか勝手に使ったけど、大丈夫だよな?」

「大丈夫だ!そのおかゆもらっていいのか?」

「おん」

 

山田がおかゆをつくってくれた!やっぱり山田は私のことが好きなのかもしれない、私の胃袋を掴みに来た。

だが、私はそんなことで堕ちるようなやわな女じゃない。

耐えきってみせるさ。

 

「美味い!これからも私に飯をつくってくれ!!」

「やだよ、面倒くさい」

「今なら私もついてくるぞ!」

「デメリットじゃねぇか」

 

山田の作るご飯が美味いことがわかった!これからも山田のつくるご飯が食べたいので山田の妻になることを提案したが断られてしまった。

山田はツンデレだからこういってるだけだと思うので、両思いだな!

これからは山田に弁当を作ってもらおう!

 

 

 

 

side山田

 

最近田中が俺に弁当をつくれと妙にせがんでくる。田中に餌付けしたのは間違いだったかもしれない。

あと、最近何故か学校中に俺が田中と付き合っているという噂が流れている。

付き合ってないと俺は言ってるんだが、その度に何故か生暖かい目で見られるのだが一体何故なんだ……。

 

「山田ァ!今日の弁当は何だ!」

「なんで俺がつくってきてるの前提なんだよ」

「だって山田はなんだかんだ言ってつくってきてくれるじゃないか!」

「俺がつくって来ないと何故か周りから白い目で見られるから仕方なくだよ!」

「このツンデレめ!」

「ちげぇわ!タナカス!!」

 

やはりタナカスの目は節穴である。一体何処に俺のツンデレの要素があるというのか。

あっ、おいそこのお前ら生暖かい目をするんじゃねぇ!しばき倒すぞ!

 

「山田ァ!この卵焼き味が薄いぞ!」

「もう黙ってろよ田中ァ!!」

 

田中のせいで俺の高校生活は散々である。どうしてくれんだよ田中ァ………。

 

「山田ァ!」

「……なんだよ」

「将来結婚しような!!」

 

ふむ………これに対する俺の回答は一つだけである。

 

「絶っっっっっっったいに嫌だ!!」

「このツンデレめ!」

「だから違うっていんだろ田中ァァ!!」

 

やはり話が通じない田中はバカである。

 

 

 




初めまして5円です。
駄文ですが、将来性を感じましたら評価していただけたら作者が喜びます。
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