ルウタで、ここだけウルトラマントリガーのシーンと同じにしてみた。 作:ウルトラオタク
思いつきで書いた駄文ですが、よろしくお願いします。
その1.新時代を創るもの達へ
トットムジカを倒した後、崩壊していくウタワールドの中で、ウタは床に膝をつけ、子供のように泣いていた。
ウタ「どうして…どうしてみんなは私を……歌を拒絶するの…?」
ただ……ただ歌が大好きだった。なのに、世界からその歌を拒絶され、否定されてきた。
そして、目の前にいる青年……幼馴染のルフィも、自分を否定する……そう思っていた。
ルフィの表情が帽子の影で見えない。だからこそ、自分を拒絶するような視線を向けてるのでは?そう思っていた。
ルフィの瞳が……泣きそうな、それでも暖かく優しい瞳が見えるまでは。
ルフィ「それは違うぞ、ウタ。」
ウタ「えっ………?」
ルフィは、泣きそうになるのを我慢しながら、涙を堪えて、笑顔を浮かべながらウタに手を差し伸べる。
差し伸べられた指先にウタは恐る恐る触れる。
そのタイミングで、ルフィは彼女の手を掴み、立ち上がらせた。
自らの罪に押しつぶされそうになり、不安定になった精神と、ネズキノコによる凶暴化のせいで、この瞬間までわからなかった。
ルフィが、弟のように思っていた少年が、いつの間にか自分よりも背が高くなっていたこと。
そして太陽のように暖かく、大きな男になっていたこと。
ルフィ「俺は冒険をしてえ。そんで、もっとたくさんの奴に会って、食ったことのねえもんたくさん食べて、誰よりも自由な海賊王になって仲間達と……ウタとも一緒に新時代を創りてえんだ。」
ウタ「………!!!」
ルフィ「お前の歌を否定なんかしねえ。新時代の夢も………歌うことの楽しさも………全部お前がくれたもんだ………!!!」
ルフィの言葉を最後に、ウタワールドは閉じられ、みんなは現実世界へと戻った。
目覚めた麦わらの一味、コビーやロー達連合軍、そして赤神海賊団が見守る中、ウタはルフィの腕の中で少しずつ光になっていく。
そして、泣きそうになるのを我慢しながら笑うルフィの頬に触りながら、最期の微笑みを落とした。
ウタ「ああ……大きくなったんだね……ルフィ……。」
ルフィ「…………」
ウタ「私にとっても大事な麦わら帽子……もっとこれが似合う男に……なるんだぞ………」
その言葉を最後にウタは消えた。
光になって天へ昇る姿を見届けた後、ルフィの笑顔は崩れた。
ルフィ「うぅ…うぅぅぅぅぅ…!!!!!
ウタァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
初めてできた友の最期を看取った男の目から、大粒の涙が流れていた。
その2.海賊王と歌姫、再び
ルフィ「俺達の新時代はこれからだぁぁぁぁ!!!!!」
ギア5……ニカの力を解放したルフィの渾身の一撃が、蘇ったトットムジカの腹に突き刺さる。
すると、かつてのエレジアでの決戦でできたムジカの傷口から、同じく蘇ったウタが飛び出てきた。
ルフィは拳をすぐに戻すと空を飛び、飛んできたウタを正面から受け止めた。
ウタ「ルフィ……ルフィィィィィ!!!!!!」
ルフィ「ウタ……ウタ…!!!!」
互いに大粒の涙を流しながら抱きしめ合う2人……
しばらくすると、ルフィはウタから少し離れ(しかし、伸ばした腕で腹の辺りを巻き付けているからウタは空から落ちない)、互いに笑顔を見れるようにした。
ルフィ「グスッ…!!!すげえ怖え声で名前呼ぶから……恨まれてんのかと思ってた………」
ウタ「ヒック…!!!だって………ムジカの中から出ようとして必死だったんだもん……!!!
心を飲まれそうで大変だったし……全身が痛いし……
ルフィ の怖がり……!!」
ルフィ「うるせえ!!声は怖かったけど別に怖がってなんかねえ!!!」
ウタ「出た、負け惜しみぃ!!
結局は怖がってんじゃん!!!」
また、かつてのように喧嘩する。しかし、2人は涙で塗れながらも、嬉しさで溢れかえる笑顔だった。
ウタ「あんたは最期まであたしを助けようとしてくれた……あたしと一緒に新時代を創りたいって言ってくれた……
それに、あたしも言ったじゃん……もっとその麦わら帽子が似合う男になるんだぞって…!!!」
ルフィ「ウタ………」
ウタ「………あんたは…あんたの仲間達はあたしを助けてくれた…
だからあたしも戦う……!!!
それが、今あたしのできることだから…!!!」
ルフィ「…ああ!!!」
ウタ「さあ、このライブ、もっと盛り上げちゃおう!!!」
言いながら、ウタは現実世界で自身の力を解放。
天使の如く美しい赤と白の翼を携え、解放の戦士と共に、自らの罪の証であるムジカと決着をつけるべく戦いに臨んだ。
以上です!!読んでいただきありがとうございました!!