やはり俺の加速世界は間違っている   作:亡き不死鳥

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一週間は無理だった。でも二週間は経たなかった。一ヶ月かけてた時と比べれば大進撃でしょう。

注意:戦闘です。期待しないでください。あとこの話で回収しない設定もあるので注意。
あとこれはハルユキ視点となります。


今こそ

 

 

 

 

開幕早々、ハルユキことシルバー・クロウは地面を転がっていた。真正面からくると思っていた敵が、なんと真後ろから突撃してきた。それで反応が遅れたのが一番の原因だ。

 

転がる前に見えたのは、空色の狼型アバターがこれまた空色のF(女性)型アバターを背に乗せて走って来たと思ったら、突撃の少し前にF型アバターは離脱しアクア・カレントへ、比企谷先輩と思わしきアバターはそのままシルバー・クロウへの先制攻撃を行ってきたことだ。

 

急な展開に驚きつつもなんとか転がりながらも体勢を立て直しアクア・カレントに目を向けると、そこでは車椅子に乗ったアバターとカレントがなかなかの接戦を繰り広げていた。

相手の手刀を見切り間に水を展開して防御を固めるカレントと、車椅子をギュルギュル言うほど回転させながら高速で手刀を繰り出してくるもう一人のバーストリンカー。

レベル差をあまり感じさせない攻防にハルユキは目を奪われていた。

 

 

「余所見してていいのかよ?」

 

 

しかし今は対戦中、それもタッグ戦だ。当然敵は二人いる。

完全に不意をつかれたハルユキは、戦闘中の二人から距離を離されるように再び吹っ飛ばされた。

 

「ぐっ!アァァァ!」

 

転がり続ける体を無理矢理跳ね起こし、うまくファイティングポーズを構え、綺麗な空色に変色しているクリア・ウルフと対峙した。

 

「……随分と華やかになりましたね、ウルフ先輩」

 

「…レイカーの命令でな。今日のタッグ戦はこうしろって言われてんだ。俺的には初めっから自分の姿がハッキリしてるっていうのは違和感バリバリなんだがな」

 

やれやれ、とでも言いだしそうなくらい軽い雰囲気を醸し出すウルフを見ていると、とても王には見えない。立ち振る舞いが威厳に全く結びついていないのだ。

しかし雰囲気がどうあれ王には変わりがない。相手がハンデを負っていても、不利なのは間違いなくこっちだ。油断なんてしてる暇はない。

握っていた拳をさらに強く握りしめ、今度こそ迎撃してやると意気込みウルフ先輩を睨みつける。

 

「…あー、やる気満々か……よっと」

 

声とともにトンッと、まるで跳ねるかのような軽さで走り出し、本物の狼のように四足歩行に変形したウルフ先輩が凄まじいスピードでこちらに突っ込んでくる。

カッカッと魔都ステージに軽快な足音が鳴り響きながらも、己の脅威となる狼は着々と迫ってきていた。

しかしシアン・パイルのような巨大な相手ではなく、アッシュ・ローラーのような見慣れた乗り物が相手でもない。完全な動物型のアバターへの対抗策、それがハルユキには全くわからなかった。

 

(カウンターを…でも四足歩行になって高さが違う。蹴り?いや、それだと体制が崩れる。パンチだと上手く力が入らないし…)

 

うだうだ悩んでいる間にウルフはクロウの眼前に迫っていた。

 

(…くっ。ならここは…蹴り!)

 

下から襲いかかる相手には下からの攻撃。そう考え、ハルユキはウルフの顔面めがけて蹴りを放った。しかし…

 

「うそぉ⁉︎」

 

まるで早送りが起きたかのようなスピードで、狼型だったアバターは元の人型アバターに再び変形したのだ。人型に戻ったウルフは正面を狙っていた蹴りをあっさり躱し、小さな踏み込みとともにガラ空きになったクロウの腹部を力強く殴った。

 

「ぐっ…ごはっ」

 

肺から空気が漏れる。しかしそれだけでは終わらない。クロウの耳に小さくてもしっかり聞き取れるコマンドが聞こえた。

 

独走者(ワン・トップランナー)

 

瞬間、ハルユキは戦慄した。

 

(必殺技……!)

 

二つのペアが戦うまでどちらも地形オブジェクト破壊による必殺技ゲージ稼ぎをしていなかった。つまりハルユキと戦っている間に溜めた事になるが、攻撃しかしていないにも関わらず必殺技ゲージを溜めていることになる。

しかしそこまでハルユキが考えている暇などなく、次に感じたのは僅かな風と背中の中心に出現した腹に食らったのと同じくらいの衝撃だった。

 

「……ッ!?」

 

殴られた、漸くその考えに至ると同時に、再び目の前にウルフが現れた。まるで瞬間移動、一瞬だけすぐ隣を何かが通り過ぎたのを視認するのが精一杯だった。

 

『八幡は現加速世界最速と言われている』

『余ったポテンシャルを全部速さに持ってかれた、もしくは速さ以外に注ぎ込むポイントがなかったと言われるほどだしなぁ』

 

かつて聞いた言葉が思い起こされる。なるほど、確かに速い。想像以上だ。きっとローレベルのバーストリンカーならこの速さについていけず、今のように体力が尽きるまで殴られ続けることになるだろう。

…でも、

 

「僕には…()()がある…‼︎」

 

リィィィンと音を立てながら、折りたたまれていた金属フィンが背中に展開されていく。ハルユキだけの、加速世界の武器だ。レベル9に殴られ続けたにも関わらず、まだ体力は7割も残っている。ウルフの攻撃力の低さの確認と同時、必殺技ゲージが幾分か得られた。ならば、あとはひたすら飛ぶのみ!

 

「う、おおおぉぉぉ!!」

 

広げられた翼の空気抵抗による減速を行うと同時に、右の翼だけを震わせる。それにより直進していた軌道は急速な左旋回に変化する。

当然そんなことをすれば建物に一直線だ。硬く窓もない鋼鉄のビルに突っ込めば殴られるだけでは済まないダメージを受けるだろう。

しかしハルユキに恐怖はない。目の前にあるのはただの壁、邪魔しないどころか動きもしない。

 

(そんなものに、僕の翼は止められない!)

 

バサッと両翼を羽ばたかせ、体を仰け反らせながら壁スレスレを上昇する。このままいけば何者にも邪魔されない大空に、いつも見ている素晴らしい場所まで飛び立てることだろう。

 

 

臆病風の発生地(ナーブ・エスケープ・ゾーン)

 

 

しかし、そこは未だ地上に属する場所だ。前になくとも後ろにある。それを指し示すように突如背後から吹き荒れた突風が、クロウを鋼鉄の壁に押し付けた。

 

ギャリギャリギャリギャリ‼︎‼︎

 

金属と金属をこすり合わせる音が鳴り響きながら、シルバー・クロウが壁を滑り登っていく。なぜか壁とクロウがまるで磁石にでも引き寄せられているかのように、クロウが翼を震わせても離れる気配はまるでない。ただ体力ゲージが恐ろしい速度で減っていくのを見ているしかなかった。

 

「く、そぉぉぉ、おおおぉぉ⁉︎」

 

…かと思いきやビルの半ば程になった時、急に風の拘束が解かれ、今度は壁を転がるようにして弾き飛ばされた。グルグル回る視界、どっちが上か下かも分からずガムシャラに羽を震わす。

しかし現実は残酷だ。加速世界初の完全飛行型といっても熟練度などたかが知れている。複雑な難飛行などしたこともない。運にすら見放されたのか、空に舞い上がることなく銀のカラスは大地に身を叩きつけられた。

 

「ぐ……ぁ…」

 

ないはずの肺から空気が漏れ出す。

体力は先ほどの壁との抱擁と破壊不能オブジェである地面との接吻で既に二割も残されていなかった。

 

(あ、あはは。やっぱりだめか。そりゃ王とレベル2になりたてじゃゾウとアリくらい違うし、比企谷先輩が戦うのを見るのはは初めてだもんな。対応出来なくて当たり前だ)

 

軽く顔を上げた先には、三メートル程離れた場所にウルフ先輩がこちらを見下ろしている。トドメを刺すわけでも、こちらを挑発するでもなくただジッと見下ろしていた。

暗にもう勝負はついたと言われているのだろうか。それならこちらは全く反論できない。クロウの体力は二割弱、カレントもレベルの差が現れてきたようで残り体力は半分を切っていた。

だがあちらはどちらも七割以上残っている。ウルフ先輩に至っては1ドットも削られていない。

 

(そりゃそうだよな。ウルフ先輩と戦ってた僕が、1ダメージも与えられてないんだから)

 

思い返せば思い返すほど、純粋な差が分かる。クリア・ウルフもシルバー・クロウと同じで通常技はパンチやキックだと思われる。だが戦い方はまるで違う。ただ必殺技ゲージが溜まるまでの時間稼ぎのようなものではなく、速さを使うことで常に相手よりアドバンテージを得ることに特化されているように感じた。おそらく必殺技ゲージがない時の戦い方も考えられているのだろう。

だがそこまでなら他の上位リンカーも同じだ。タクとのタッグ戦は必ずしも同レベルであるわけではない。それどころかシルバー・クロウのレベルが1なのだから格上であることの方が多い。

しかし、それでも……

 

(空を飛べない事なんてなかった…!)

 

シルバー・クロウの、有田春雪だけの力だった。ただ一人空を闊歩し、誰もがハルユキを見上げた。誰からも見下され、虐められ、地獄の日々だったハルユキには考えられない世界がそこにはあった。

でも今はどうだ?自分は圧倒的な力に打ちのめされ、雑兵の反逆は王にカスリもしない。翼を広げようと、その前に目の前の狼はカラスを大地に引きずり落とすだろう。

 

(……もう、今回は諦めよう。そうさ、僕はまだレベル2。これからグングンレベルアップして、ハイリンカーの仲間入りして、ブラック・ロータスの最強の駒にまでパワーアップすればいい。それからまた、再戦しよう。それからでも遅くないさ。

だから………だから…)

 

 

……だから、なんだ?

 

 

諦めて、次?次もダメならまた諦めて、また次を繰り返すのか?

それは…

 

(それはもう、とっくに経験してるじゃないか)

 

加速世界じゃない現実世界で、僕はそれを体験してる。諦めて、流されて、受け入れて、誤魔化して。それでいったいどうなった。

そうだ、諦めは僕に安楽と沈滞の世界をくれた。大人しく従ってれば殴られない。端っこで縮こまってれば気にされない。意見を主張しなければ楽な場所に収まることを、知っているんだ。それでも、分かっただろ。

 

(負けるにしても、足掻いて足掻いて、見苦しく負けろ。せめてそれぐらいでなきゃ、あの人の駒にすらなれない。そう、アッシュさんとの戦いで分かったじゃないか)

 

あの人の、黒雪姫先輩のために戦う。レベル1のヒヨッコが、何年も前から始まっているゲームに飛び込んで、格上ばかりの世界で戦うと決めた。それがとても辛い道のりであると覚悟して、だ。

 

 

『もうそこに地獄はない。今まで以上の生活は確実だ』

 

 

かつて比企谷先輩に言われた言葉が蘇る。そうだ、僕は一度違う道を提示された。進まなくていい、苦しまなくていい、ただ日々を過ごし、休み時間はスカッシュゲームでもしながら時間を潰して、帰ったら冷凍ピザでも食べながら殺戮ゲーを楽しむ毎日。

そんな素晴らしい日常を蹴って、初めて…そう、初めて自分の意思で前に進んだじゃないか。

 

だったら僕がやるべきなのは諦めることじゃない。諦めていたことを、諦めないでいられるようになったのなら…!

 

(いま僕が言う言葉は、"今度こそ"じゃない!)

 

 

 

「"今こそ"、だ!」

 

 

 

硬い地面を殴りつけるように立ち上がり、二本の足で大地を踏みしめ、空色の狼と視線を合わせる。

そうだ、今見る場所は"前"だ。"上"をみて見上げるな。"下"を見て見下ろすな。上を見れば萎縮する。下を見れば油断が生まれる。

 

(真っ直ぐだ。真っ直ぐ、"前"だけを見ろ)

 

再びハルユキは構えを取る。今度は油断もよそ見もなく、対戦への意識だけを残している。

そうすると、不思議と視界が広がっていくような感覚にハルユキは襲われた。視線はウルフに向けられているのに、周りの景色や相手の体力ゲージや必殺技ゲージまでもが手に取るようにわかってくる。もちろんその間にも警戒は全く解かれていない。まさに対戦するためだけの状態だ。

 

(……初めてかもしれない。タクの時みたいに無意識じゃなく、意識的に極限まで集中して戦闘するのは)

 

戦闘態勢は整った。それに合わせるように、初めの焼き増しをするかの如くウルフが四足歩行の猛スピードで突っ込んできた。

 

(…ウルフ先輩の必殺技ゲージは何故か5割も溜まってる。攻撃しかしてないのにこの量は異常だ。まだ何かしらのアビリティがあることになるけど、それは今考えても仕方ないから後回しだ)

 

わずかな時間であろうと今のハルユキの思考は止まらない。むしろどんどん思考が加速していくようにすら感じられた。

 

(必殺技ゲージがあるってことは攻撃と同時に使って来る可能性は十分ある。分かってる必殺技は二つ。独走者(ワン・トップランナー)臆病風の発生地(ナーブ・エスケープ・ゾーン)

前者はまず間違いなく移動速度を上げる必殺技だ。周囲に何も起こらなかったのに、急に移動速度が上がったから当たっているだろう。記憶を遡ると、僅かずつゲージが減っていた気がする。

後者は風力による行動阻害と言ったところか。ダメージ判定があるか分からないけど、飛ばされたら今度こそ空を飛べば問題ない。

それ以外の必殺技ならそれまで!今警戒するのは、通常攻撃だ!)

 

今度はパンチやキックで悩んだりしない。それは上級者がやることだ。初心者がボスと戦う時にやるべき事は攻撃じゃない。

 

「……ふっ!」

 

ギリギリまで相手を見続け、攻撃を喰らう寸前に自分の腕を間に入れる。捌く、なんて上等なものじゃない。腹で受けるはずだった攻撃を腕で受けただけの行為だ。証拠に体力は数ドット減ってしまった。

 

(それでも、反応出来ない速さじゃない!)

 

元々狂ったように高速で動き回るボールを打つスカッシュゲームが得意分野なのだ。反射神経や動体視力には自信がある。今の状態と相成ってそれは達人の域へ達していた。

 

「……独走者(ワン・トップランナー)

 

しかし敵は王だ。何もしないわけもなく、再び必殺技を使用してきた。

コマンドと同時にウルフの必殺技ゲージが一割減った。これでまた風のような速さで攻撃してくるのだろう。

 

そんなことを考える暇もなかった。

 

「…っ⁉︎」

 

それはただの反射だった。ゲームで慣れた速さよりさらに上の速度で顔面に迫り来る拳を、咄嗟に上げた手に当てることで軌道をずらした。それにより鋭い爪は頬を掠るだけで通り過ぎた。

だがそれで終わらない。速さは未だ変わらないのだから。必殺技発動後はウルフのゲージが減っていることから制限はあるだろうが、それはまだ先の先だ。それが尽きる前にクロウの体力が底をつくだろう。

崩れた態勢を整える暇さえなく、今度こそはと、二度三度高速の攻撃がクロウにぶち当たった。

風前の灯火の体力は遂に残り数ドットまで減った。あと一撃でこのゲージは敢え無くなってしまうだろう。

 

(…やっぱり強い。でも、ゲーマーとして、バーストリンカーとして、せめて最後に……!)

 

そう願ったハルユキの先に、最後の一撃を放とうとしているウルフの姿が現れた。ただの偶然、高速の攻撃を途絶えさせない最短の距離がそこだっただけだが、ハルユキにはそれが自分に与えられた最後の希望だと悟った。

最後まで諦めないものに、勝利の女神は微笑むと言われる。だからもしかしたらこれは、今までそっぽを向いていた女神の欠片ほどの慈悲かもしれない。

 

拳を振り切り反転したウルフに向けて、クロウも拳を上げた。

速さは足りない。レベルも、熟練度も、足元にも及ばないだろう。出来ることといえばただ一つ、全力の一撃を放つのみ!

 

 

「ぉ、ぉぉぉおおおお!!!」

 

 

向かってくるウルフに今出せる最大の一発を向ける。だがここでもウルフは冷静だった。わざわざクロスカウンターをしてやる義理もない。踏み出した一歩を止め、クロウの拳がギリギリだが届かない場所に止まった。

 

「おおおおぉぉ!とどけぇぇぇ!!」

 

「なっ…⁉︎」

 

突き出した拳を後押しするように翼を震わせ、自爆特攻のように自分ごとウルフに突っ込んだ。

しかし、快進撃はここまでのようだ。人型のアバターの顔を狙った攻撃は、一瞬で狼型アバターに変化したウルフの頭部をチッと小さく鳴らすだけに終わった。

逆にウルフはガラ空きの腹部に一撃を入れるチャンスが到来する。それを逃すわけもなく、シルバー・クロウの体力は0を刻んだ。

 

「……ふぅ」

 

最後の最後でレベル9相手に抵抗したクロウに歓声が響く。しかしウルフには耳に溢れる歓声より、視界の端にある1ドット削れた自分の体力ゲージだけが映っていた。

 

 

 

 

 

 




八幡すっげー戦わせずらいっす。
調子に乗って必殺技解説したりもしないし、戦闘中ペラペラ喋りもしない。もっと話そうぜ。

しかも今回ハルユキが勝てる要素を探すことが出来なかったのも大きい。エアリエルコンボも柔法もないし、銃にやられまくってないしでキツイことこの上ない。

感想を参考に解説コーナーも下に作ってみました。ちょくちょく本編でもやってくと思うんですが…まあ感想いただけたら嬉しいです。
この描写ウザいとかでもぜひぜひよろしくです。




《クリア・ウルフ解説コーナー》

ここでは作中で発動した必殺技の正確な効果を書いていきます。八幡視点じゃないから効果わかんねえよ、な方達にも安心です。

独走者(ワン・トップランナー)
レベル1必殺技で、分類は身体強化です。
自分の脚力を強化し、蹴りの威力と移動速度が倍になります。しかし腕力は上がらない模様。

臆病風の発生地(ナーブ・エスケープ・ゾーン)
レベル6必殺技で、分類は行動阻害です。
自分を起点としておよそ7.8mほど引き離します。この風の中を突っ切ったり、風に影響を与える効果が効かないので確実に距離を開けることができます。ただしダメージ判定はないので使い方には工夫が必要。

こんな感じで簡単な説明のみをしています。また新しく何か起きたらまたやります。これについても意見があれば感想でどうぞ。

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