元男の女の子の生活!?   作:IKURAH

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前回からかなり投稿が遅れてしまいすいません
車校に行ってたということもあって書く時間がなかなか取れず約二か月も空いてしまいました
相変わらず下手な文章ですが楽しんでいってもらえると幸いです


#4 結束と絆

#急な帰国

 

みんなと別れて家に帰ると家の鍵が開いていた。ことりは今学校にいるはずだし、ことりが家の鍵を閉め忘れるとは考えにくい。となると、ことりが体調不良で早退したと考えるのが普通だろうか。とりあえず中に入るか。

 

「ただいま~!ことりーいるのかー?」

「あら?知らない声だけどことりかまことのお友達かしら?」

「え!?」

 

なぜか、ここにいるはずのない母さんの声が聞こえてきた。いや、もしかしたら俺の気のせいかもしれない。とりあえず声がしたリビングに直接確認しにいった方がいいだろう。

 

「あら、かわいらしい子ねぇ。あの子も隅におけないわねぇ」

 

リビングの扉を開けるとやはり母さんがいた。当然のことではあるが俺がまことだということには気づいていないようだ。どう説明したものか・・・

 

「そんなとこに立ってないでこっちに来て座ってもいいのよ?えっと・・・お名前はなんていうのかしら?」

「あ、えっと・・・」

 

正直に正体を明かすべきだろうか?しかし、朝起きたら女の子になっていたといっても信じてもらえるか・・・いや、ここで明かさないとずっと本当のことを言えないだろう。なら今言うしかない。

 

「・・・俺だよ。母さん」

「面白い人ねぇ、あなたのお母さんじゃありませんよw」

「いや、それがさ・・・」

 

母さんに今までに起こったことを話した。女の子になったこと、このことを知っているのは一部の信頼できる人だけなこと、女の子として学校に通っていること。母さんは真剣に俺の話を聞いてくれた。

 

「なるほどねぇ、でもあなたがまことだという証拠がないわよ?」

「ことりにも言われたなぁそれ、証拠かぁ。うーん・・・」

 

母さんが俺だとわかるような証拠・・・あ、そいえば

 

「母さん、父さんは帰ってきてないの?まだ海外で仕事?」

「そうよ、もうすこしで片付くらしいから一週間後には帰れるらしいわよ」

「家族みんな揃ったら旅行とか行きたいね。旅行じゃなくても遊園地行くとかさ」

「・・・ふふっ」

 

話していると突然母さんが笑い出した。どうやらうまくいったようだ。

 

「あんた昔から遊園地好きねぇ。それで、これからどうするの?」

「信じてくれてありがとう母さん。そうだねぇ、まあうまくやっていくよ。いつ戻るかもわかんないけど」

「そう・・・あなたがそうすると決めたのね?誰かに強要されたわけじゃなく」

「そうだよ」

「なら、そうしなさい。母さんもできるだけのことはするから」

 

そういうと母さんは自分の部屋に戻っていった。おそらく父さんにこのことを報告するためだろう。

ひと段落したので、俺も自室に戻ってゆっくりすることにした。

 

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#一緒にお風呂!?

自室でベットに寝転がってツイッターを眺めたりしているとことりが帰ってきた。母さんがいることに驚いていたようだが

 

「帰ってくるなら連絡してよ!」

「ごめんねことりちゃん、こっそり帰ってきて驚かせたかっただけなのよ・・・」

 

と、すこし怒られていた。まあこれに関しては母さんが悪いからしかたないな。その後、ことりは俺の部屋に来て先に風呂に入るように言ってきた。なんでも、今日は久しぶりに母さんがいるから少し豪華な食事を作るかららしい。そういうわけで風呂に入ったのはいいのだが・・・

 

「まこととお風呂なんてひさしぶりねぇ」

 

なぜか、母さんが入ってきたのだ。どう考えてもこの状況はおかしい。

 

「母さん・・・俺一応年頃の男子高校生なんだけど」

「あら?いまは女子高校生じゃない」

「いやそうじゃなくてな!中身の話だよ」

「まあまあいいじゃないの、女同士で見られて恥ずかしいものもないし」

 

いや、確かに母さんはそうかもしれないが・・・さっきから背中に当たっているのだ。母さんの果てしなくデカい胸が。気になって仕方がない。

 

「にしてもきれいな髪ねぇ、ちゃんとお手入れもしてるの?」

「してるよ、ことりが教えてくれたからさ」

「ことりちゃんには、たくさん迷惑かけちゃってるわねぇ、家事もほとんどやってくれてるし」

「ことりはほんとにすごいよ、学校の成績も上位キープしてるしさ」

 

今も俺たちがお風呂に入ってる間に、夕飯を用意してくれている。俺も少しは手伝っているけど労力はすごいだろう。

 

「今日からは私もいるし、ことりちゃんの負担を減らせるはずよ」

 

そんな話をして、風呂を出た。・・・下着のサイズやばすぎやしないか?俺の下着の倍くらいありそうだったぞ。

 

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#楽しい夜

風呂を出た後、ことりの作ってくれたステーキを食べた。久しぶりに母さんとあえてことりもうれしかったのだろう。母さんに最近学校であったことなどを喋りまくっていた。しっかりしているとはいえ、やはり中学生なのだ。親に甘えれる時間が少なかった分たくさん甘えたりしたいのだろう。楽しい食事の時間はあっという間に過ぎていった。

その後、寝る準備を済ませて自室でダラダラしていると、美波から電話がかかってきた。本当に電話してくれたらしい。

 

「もしもし?美波ちゃん?」

『あ、琴ちゃんこんばんわ!今大丈夫だった?』

「うん、ちょうど暇してたとこだよ」

『よかった~。なにかしてて邪魔だったらどうしようかと思ったよ~』

「私このくらいの時間になると特に何もせずにダラダラしてるだけだからw」

『それ私もwこの時間になるとやることなくなるよね~』

「だからちょうど電話くれてうれしかったよ」

『喜んでもらえてなにより。それで、学校にはもう慣れた?』

「うーんどうだろ・・・まだテスト受けたくらいだしよくわかんないかも」

 

ほんとはクラスメイトの名前も教室の位置も何もかも覚えているが知らないふりをしておこう

 

『それもそうだねwこんどまた案内するね』

「ほんと!たすかるよ~」

『クラスのみんなのことも覚えてあげてね。もうすぐ対抗戦だし』

「対抗戦?なにそれ?」

 

これも本当は知っている。去年経験したからな。

 

『えっとね、簡単に言うと運動会がクラス対抗になった感じプラスアルファってかんじかな』

「プラスアルファって?」

『運動会はスポーツで競い合うでしょ?そうなると運動苦手な子たちが活躍できる機会が減っちゃうってことで対抗戦には学科もあるんだよ。全員が活躍できるように』

 

要するにクラスごとにスポーツ部門と勉強部門のそれぞれの競技に出るメンバーを決めてその順位で競うというものだ

 

「でもそれじゃあさ、勉強もスポーツもできない人はどうするの?」

『あ・・・ま、まあ応援賞もあるからそっちで頑張ってもらお?』

 

いまのはちょっと意地悪だったかもしれないな

 

「ごめんね変なこと聞いて。それで、対抗戦はいつ頃あるの?」

『いまから一か月後くらいだったかな。対抗戦に向けた授業とかも入ってくるからこの時期は結構楽しいと思うよ』

 

たしか、体力測定やこないだのテストなどをもとに生徒ごとの能力をグラフにして、それを参考にしながらメンバーを決めたはずだ。その辺のことも美波は丁寧に説明してくれた。知ってはいるものの一応の確認にもなって結構助かる。

 

「結構面白そうだね。」

『でしょでしょ!琴ちゃん頭よさそうだし複数競技出ることになるかもね』

「それはちょっとめんどくさいかもw」

 

その後も、世間話をしたりして俺たちは寝る直前まで話した

 

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#対抗戦に向けて

テストの結果が発表されてから一週間がたった。無事に50位以内なれ、転入の条件を達成でき、クラスにもすぐなじむことができたため、穏やかに毎日を過ごしていた。

 

「琴ちゃんおはよ!ついに今日だよ!」

 

いつものように登校していると後ろから美波が抱き着きながら話しかけてきた。というかついに?

 

「美波ちゃんおはよ。ついにって何が?」

「もうわすれちゃったの?対抗戦のための能力測定だよ」

「あ~そいえば今日だったね」

「いい判定出るといいね」

 

雑談しているといつの間にか学校についていた。上履きに履き替え、下駄箱に入ってたゴミ(ラブレター)をまとめてゴミ箱に放り込んで教室に向かった。

 

「相変わらず容赦ないな~、せめて読んであげないの?」

「だって時間の無駄じゃん。どうせ付き合わないし」

「そうかもだけどさ、もしかしたらとんでもないイケメンかもよ?」

「相手がどんなに美形でも、見た目だけで親しくもないのに告白してくるやつなんていやっだよ」

 

ほんとは俺が中身は男だから男と付き合いたくないだけなんだけどね

教室について美波やクラスのみんなと話してホームルームまでの時間をつぶした。やはり話題は能力測定のことがほとんどだった。俺も去年よりもよくなっているといいが、学力測定はともかく運動測定のほうはこの体でうまくやれるか心配だ。

 

「琴ちゃん緊張してんな~。別に成績には入らへんから気軽にに行こうや~」

 

サイドテールをゆらしながら大阪弁でほんわかしゃべるのが特徴の東坂麻衣ことマーちゃんがはげましてくれた。こういう子はクラスにいるととっても助かる存在だと思う

 

「ありがとねマーちゃん」

「どういたしましぃ」

 

その後もみんなと話しているとチャイムが鳴ったのでそれぞれ席に着いた。すぐに担任のまなちゃんも教室に入ってきた。

 

「みんなおはよう。今日はついに能力測定の日です!今日の成績をもとに後日対抗戦の出場協議を話し合って決めてもらいます。いい結果がでるとやる気にもつながるからみんながんばってね!ということで・・・何か質問がある人いる?特に琴ちゃんは今年が初めてだけど大丈夫そう?」

「美波ちゃんたちが教えてくれたので大丈夫です」

「ならよかった。ほかに質問ある人は・・・いないみたいね。それじゃあ男子はこのまま教室で学力測定やるからこのまま教室で待機しててね。女子は着替えて体育館に集合してね」

 

その後、体操服に着替え体育館に集まった俺たちは先生から評価のつけ方について、測定の方法についての説明を受けた。簡単に説明すると

 

・能力は学力、運動それぞれで5つの項目を総合したA~Eの5段階で付けられる

・学力は

 1読解力 2記憶力 3発想力 4計算力 5柔軟性(発想)

・運動は

 1体力 2反応力 3俊敏性 4柔軟性 5筋力

・それぞれの5つの項目は1~5で評価される

・5つの項目の数字を足して総合評価がされる

 A、23以上 B、23未満20以上 C、20未満16以上 

 D、16未満11以上 E、11未満

・さらに勉強と運動の総合評価から全体の能力評価もされる

 A、45以上 B、45未満40以上 C、40未満30以上 D、30未満20以上 E、20未満

といった感じだ。

 

「それでは、測定を開始する。クラスごとに分かれて測定を開始するように」

 

そうして測定が始まった。体力を測るシャトルラン、反応力を測る玉よけ、俊敏性を測る100m走、柔軟性を測る前屈などのストレッチ、筋力を図る握力測定の順で行った。意外なことにこの女の子の体は動きやすく、すべての競技で高得点をたたき出した。具体的には

 

・体力5 ・反応力5 ・俊敏性5 ・柔軟性5 ・筋力3

総合評価 A(23)

 

といった感じだった。学力のほうも

 

・読解力5 ・記憶力5 ・発想力5 ・計算力4 ・柔軟性3

総合評価 B(22)

 

といった感じで惜しくもAにとどかなかったがなかなかのものだった。全体能力もA(45)とぎりぎりではあるがA判定が出て満足のいく結果となった。一緒に測定したクラスメイトは驚き半分尊敬半分といった感じだった。

 

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#これ以上はほんとに大変

測定が終わってからというものの、どうやら成瀬琴は文武緑道の完璧スーパー美少女などといううわさが流れだしたらしく。これまでは下駄箱や机の中にラブレターが入っている程度だったのだが、最近は直接呼び出して告白しようとする人や、部活の勧誘なども増えていて余計につかれるようになってきてしまった。今日も美波と帰る約束をしていたのに下駄箱で部活に勧誘してくる人たちに引き留められたせいで帰るのが遅くなってしまった

 

「全く誰だよ、私のうわさ流した奴はさぁ。尾ひれがつきまくってるじゃない」

「ほんと、琴ちゃん最近大変そうだよね。でも正直ちょっとうらやましいかも」

「え~?こんなの大変なだけだよ?」

 

すると美波は首を横に振りながら言った。

 

「琴ちゃんは学校でも数少ない総合評価Aなんだよ?私なんか総合評価Cだしさぁ」

「たしかに数値は高いけど逆に考えるとなんでも行けるっていうのは自由がなくなることでもあるともわない?」

「え?自由がなくなる?」

 

美波はいまいちピンとこないようで首をかしげている

 

「例えば、私と美波でいえば美波は敏捷力と体力が5でそれ以外は3以下じゃん」

「うん、だからわたしは体力か重要な競技か走る競技の好きなものに出る予定だけど・・・ってああ!そういうことね!」

「理解できた?」

「つまりは能力が高いから度の競技でも行けるっていうのは逆に特定の競技にしか出れない人たちや得意な競技に出たいっていう人たちの競技が決まってから最後に空いた場所に入れればいいってことだもんね」

「そういうことだよ。つまり、私はあまりものにしか出れないってわけ」

「そっか~、たかいといいことばっかりでもないんだね~」

 

そうしてそこからは出場競技をきめたり(俺は学力の計算部門と運動ではバスケットボール部門に出ることになった)、出場競技にむけての練習があったりであっという間に本番の日を迎えた。

 

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#対抗戦

「成瀬さんパス!」

 

「はい!」

 

藤井さんからのパスを受けわたしはゴールへと向かって走る。ドリブルをしながら相手クラスの選手をかわし相手のゴールにボールをシュートする。ボールはゴールネットへと吸い込まれゴールが決まった。それと同時に観戦している生徒たちの歓声が沸き起こった。これで23-14まで差を開くことができ、試合にも無事勝利した。

 

「琴ちゃんおつかれ~!最後すごかったね!相手クラスの人忍者みたいに交わしててかっこよかったよ」

「ありがとう美波ちゃん」

 

ついに始まった対抗戦。今俺のクラスのバスケ部門は2勝0敗だ。うちの学年は7クラスあるからまだあと4試合ある。

 

「この調子なら大丈夫だとは思うけど次の3組は気を付けてね」

「そんなに強いの?」

「強いのはそうなんだけど、あのクラスには金剛さんがいるから」

 

金剛といえば、去年の対抗戦ではレッドカードぎりぎりのプレーをしけがまで負わせていたやつのことだ。彼女に逆らうとひどい目に合わされるらしく、彼女のチームメイトも卑怯な手を使ってくる。どんなことをしても勝つといったやつだ。

 

「うわさには聞いてるけど私たちは負けないよ」

「私も琴ちゃんの子と信じてるけど気を付けてね」

「うん、じゃあ行ってくる」

 

そして三回戦が始まった。開始五分の間はすこし腕をひっぱたりする・・まあこれも十分やばいんだが、特にけが人が出るわけでもなかった。勝負は拮抗していたその時ついに金剛が卑怯な手を使った。

 

「藤井さんパス!」

「おっけ!ってきゃっ」

 

パスをもらおうとした藤井さんに向かってタックルをしたのだ。藤井さんはタックルの衝撃で吹き飛ばされ倒れてうずくまっている。

 

「すまんねぇ、ボールを取ろうとしたら勢い余ってぶつかちまったよ~w」

「今の絶対わざとでしょ!ゆうちゃんだいじょうぶ?」

 

藤井さんはなんとか歩けそうだがどこかやられたのだろう。あの様子では試合に出ることはできそうもない。

 

「藤井さんは早く保健室に行って。あとは私たちが何とかする」

「成瀬さんでも・・・ううん、この状態の私がいても迷惑になりそうだしそうするよ」

「誰か観戦してる人、藤井さんを保健室に連れて行ってあげて」

 

クラスメイトを傷つけたことは絶対に許せない。だが、あの金剛に真っ向から挑んでも返り討ちに合うだけだろう。ならば、こっちのクラスのチームワークで勝つしかない。審判の試合再開の合図とともに金剛がドリブルをしながらすごい勢いで突っ込んできた。相手をよけることなんて考えていない。それどころか、タックルしてこようとしているようにも見える。俺は金剛のタックルをぎりぎりでかわし、それと同時にボールを奪った。

 

「なっ・・・」

「みんな前に!」

 

うまく敵チームをかいくぐって、得点を決めた。これで14-6になった。そこそこ差はあるものの、こっちのチームは藤井さんがケガを負わされたせいで人数が一人少ない。いつ逆転されてもおかしくないのだ。

 

「おい!何ゴールされてんだよ!てめぇらもっとちゃんとしろよ!」

「「ご、ごめんなさい・・・」

「もういい、お前らはずっと守ってな。あたしが一人で攻める。ただし・・・守り切れなかったらわかってるよな?」

「それはだめだよ」

「ちょ!?琴ちゃん!?」

 

今の発言だけは見逃せない。

 

「あ?お前さっきあたしからボール奪いやがったやつじゃねぇか」

「そうだよ。あなたはさっき一人でやるといったけどそれは不可能だよ」

「そんなのやってみねぇと分からねぇだろうが!」

「っ!?」

 

胸ぐらをつかまれ、少し息が苦しいが言わなきゃいけないことはある

 

「さ、さっき私一人すら突破できなかったのに、よくそんな大口たたけるよね?」

「お前・・・まあそのとおりかもしれねぇな。けどよ、まぐれかもだろ」

「そう・・・じゃあやってみるといいよ、ただしチームの子たちにひどいことしないでね」

「へっ、いってろよ」

 

一応審判に余計な時間を取ったことを謝罪し、試合が再開された。先ほど言った通り、金剛は意地でも一人で突っ込んできた。が、なんどやってもゴールを決めることはできず、むしろ俺たちのチームがどんどん点を入れていき、そのまま金剛が一度もゴールすることはなく、試合が終わった。

 

「な、なんで・・・このあたしが?運動総合評価25のパーフェクターなのに・・・」

「まだわからないの?」

「は?」

「あなたはチームのみんなと協力することを忘れていた。協力することの大切さをね」

「はぁ!?あんな雑魚共と協力するくらいなら一人でやった方がましに・・・」

「あなたパーフェクターだったのね。それはすごいことだね。だけど、それゆえ慢心しすぎた」

「・・・」

「私のチームは私以外は運動評価Cの子たちなんだよ」

「それはあたしのチームも・・・あ」

「やっと気づいたの?バスケットボールというゲーム・・・いいえ、チームでやるゲームは基本的に仲間と協力しないと一人がとびぬけて強くても勝てはしない」

「たとえ能力は低くても協力することで能力以上の力を発揮できる・・・ってことだな」

「そういうこと。じゃあ残りの試合もお互い頑張ろうね」

 

その後の試合もすべて勝利し、学力部門のほうもぎりぎり首位をとれ、俺のクラスは対抗戦を見事優勝で終えることができた。

 

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#みんなのヒーロー

「琴ちゃんお疲れ様~、ほんと今日はすごい活躍だったね!」

「美波ちゃんもお疲れ」

「琴ちゃんのおかげで優勝できてみんなとっても嬉しそう」

 

美波の言葉に、首を横に振った

 

「わたしだけの力じゃないよ、私とみんなで力を合わせた結果だよ」

「確かにそうだけどね、でも琴ちゃんはみんなにとってヒーローであることは間違いないと思うな」

「そうかな?」

 

改めてそう言われると恥ずかしい。みんなにこんなに褒められるなんて想像もしていなかった。

 

「みんな優勝おめでとう!でもかえるまでが対抗戦だからね!」

 

まなちゃんのありがたいお言葉を受けそれぞれ帰路に就いた。帰ったらことりと母さんに今日のことを話そう。今日からしばらくは、楽しい気分のまま過ごせそう。と、この時は思っていたのだがまさかあんなものができているとは思いもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んでくださりありがとうございました
今回は琴ちゃんがとっても優秀なことが判明する回になっていると思います
意味深な感じで終わりましたが、何が起きたのかよそうしながら次を待っていただけると嬉しいです。
文章が下手なので分かりにくい部分も多々あったと思いますが次回も読んでくださるとうれしいです
それとワタル君今回は出ませんでしたが番外編で対抗戦ワタル視点もいずれかくかもです。次回は、出番与えます
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