Infinitum Exosphere - 無限の成層圏を超えて - 作:一般通行ポーランド空軍士官
夜分遅くにこんばんは、どうして俺とクリシャはIS学園の学生寮の一室に呼ばれたんだろうな?
この
現状は状況把握からしておかないと話が進まないので、この
「なあアリソン、なんで俺らはお前に今日だけで2度も振り回されなきゃいけないんだ?」
「いやぁ…………そのぉ…………僕としても悪いとは思っているんだけど…………ね?」
「ね?じゃないんですよ、なんでウチら振り回すんです?もしかしてアリソンはそういう趣味があるんですか?」
「いやちゃうんすよ、そんな趣味があるわけじゃないんすよ…………たださ、この子の話を聞いて欲しいかなーって思ってみんなを呼んだんだよ…………」
この
とは言ってもそこの"凰鈴音"に何かがあって、その件なんだろうが。詳細とかは一切知らないが、もしかしたら案外織斑少年と関係があることかもな。
そこの"凰鈴音"と呼び出された理由がリンクしていると考えた奴は俺以外にも当然ながらいたようで、キャンディスがアリソンにその質問を投げる。
「そう…………それで、その用件はなんですか?そこの"凰鈴音"と何か関係があるんですか?」
「用件の内容はこの"凰鈴音"ちゃんに関係があることで…………まあ、その…………この子が懸想してる"織斑一夏"がどうもこの子のコンプレックスに触れちゃったみたいでさ……………」
「あー…………なるほどね…………?」
「ははーん、そういうことかぁ…………」
「…………わかるわー…………私も小さいからさ、ちょっと思うところがあるんだよね…………」
「…………幾ら何でも人のコンプレックスに触れるのはどうかと思いますね、私が言うのもアレかもしれませんけど…………」
「そりゃあコヴァルスカ先生は物凄い大きいですもんね!バストサイズどれくらいなんですか?」
「確か112cmはあったかと…………これ答える必要ありました?」
「うっわすっごぉ…………ちょっと僕気になるから揉んで良い?」
アリソンはキャンディスから投げられた質問に答えを出す。やはり"凰鈴音"関係だったか…………にしてもコンプレックスに触れるだなんて、デリカシーが足りてねえぞ織斑少年!お前罰走な!*1
さて、クロエはそんなコンプレックス─つまりは貧乳─に理解を示している。実際
クリシャも慰めを入れようとするが…………お前デカいんだから変に慰めても逆効果じゃねえかな……………そしてわざわざ
そして
そりゃあんな112cmもの御立派様があればそりゃあ気になるのはわかるが、流石に実行に移したりはしない……………よな?そう思っていたが、俺の予想は裏切られちまうようだな。泣けてくるぜ………………
「拒否します、私のモノを揉んで良いのは大佐だけですので。それに、揉むのでしたらご自分のモノにしたらいかがです?貴女もそれなりに立派なモノをお持ちじゃないですか」
「自分のじゃないからこそ揉む価値があるんだよ!わかってないなぁ!」
「えぇ…………なんだその理論…………破綻してるだろそれ…………」
「でもさ、スタニスワフさんだってこんなにでっかいと少しでも揉みたいとか思わない?」
「思わんな、そもそも俺脚の方が好きだし。あと俺が脚好きだからと言って許可は出さないからな?」
「えー………でも僕もう我慢できないから揉んじゃうね!こんなにおっきいんだから少しぐらい揉まれたって問題はないでしょ!」
「…………は…………?」
クリシャは胸を揉もうとしている
すごい破綻している理論を捲し立てた
そう思いたかったが、どうやらこいつは掛かっているようだな。落ち着きと賢さと理性が足りていないようです、諦めましょう。あと俺は脚と尻が好きなので胸の大きさは重要ではない、とは言ってもクリシャと交際しているので説得力は皆無なんだがな!
さて、掛かってしまった
「へ…………ひゃう…………!?」
「ほぉ〜う…………こんなにおっきいのに感度は良いんだ…………すっごぉ…………」
「へぇ〜?少しウチも揉んでみて良い?」
「ちょ…………やめてぇ…………助けて
「へへへ〜、3人も触ってみると良いよ〜?すごい柔らかくておっきいのに感度良いとか最高すぎるしさぁ?」
「…………それ大丈夫なの?」
「全然よろしくねえだろうがアホ2人、さっさとクリシャから手を離せ。それとも永久に首と胴体が分かれる羽目になりたいか?」
とは言ってもこいつらはアホだから駄々を捏ねてくるだろうな。そうなったら今流れているとある噂を真実にしてやろう、それこそこれをマリーシャが聞いたら「脳が破壊されましたわ!」とか言い出しそうなやつをな!
「えぇ〜?良いじゃんちょっとくらいさぁ、付き合っているわけでもないし」
「一応言っておくと、流れている噂通りに俺とクリシャは付き合っているぞ。それに、これ以上他人に自分の女を好き勝手されるのが気に食わないってのもあるが」
「えっ!?」
「へぇっ!?スタニスワフさんとコヴァルスカ先生って付き合ってたんですか!?」
「付き合っているさ、だが問題は何もないだろう?」
「そう……かも……しれない…………のですかね?」
「いやでも生徒と教師が付き合うのはかなり問題だと思うんだけど!?」
「成人してる奴が未成年に手を出すよりかマシだろうが、アホになったのか?」
「さっきから僕のことアホだなんだ言ってるけどこれでも頭はいいんですよ!?そっちこそどうなんです!?」
「貴様ら喧しいぞ!他の部屋から苦情が入っている!さっさと静かにしろ!」
ほらみろ、やっぱり駄々を捏ねてきたなこの
まあ、あの爆弾の威力は十分あったみたいで意識を俺に向かせることに成功したからクリシャを引き起こして俺の後ろに庇う。
ただやはりと言うべきかアホ扱いされるのに腹を立てたアリソンが抗議してくるが、そこに新たな人物が突入してくる。ところでこの人誰?
「あ、どうも。お騒がせしてすみませんね、織斑先生」
「こんばんは、どちら様です?」
「私は"織斑千冬"だ…………それからシャレ=グルスキ、そのサーベルをしまえ。グレイ、何があったか答えろ」
キャンディスが突入してきた人物に挨拶したことで苗字は判明する、とは言っても俺は誰かわからないのでどちらさんですかとしか言いようがないんだがな。
突入してきた人物─つまり"織斑千冬"─は自分の名前を答え、俺に抜いたサーベルをしまってキャンディスに状況を説明するよう命じてきたので大人しく従っておく。
俺がサーベルを鞘に収めたの見計らってからキャンディスは事の発端を噛み砕いて織斑教諭に説明し始める。
「事態の発端はですね…………そこのモノケロス社代表のマクファーレンさんが中国代表候補生の鳳さんと何かがあって、それでシャレ=グルスキさんやコヴァルスカ先生に私、ニュージーランド代表候補生のグレイやアダミディスさんが呼ばれました。ただ鳳さんに何があったかまでは詳しく把握していませんが、おそらく織斑先生の弟さんが彼女のコンプレックスに触れてのものだと思われます。そしてそこの2人がコヴァルスカ先生をベッドに押し倒して胸を揉んだのにシャレ=グルスキさんが激昂してサーベルを抜きました」
「そうか…………ところでコヴァルスカとシャレ=グルスキが交際しているとか聞こえたんだが、それは真実か?」
「事実ですよ、織斑教諭。成人同士ですから何も問題はないでしょう?」
「えっと…………そう…………なのか…………?」
「それじゃあ俺らは帰りますね。織斑教諭、良い夜を。ほらクリシャ、さっさと行くぞ」
「あっ逃げた!追いかけ…………ないでおきましょうか…………」
「追わなくて良いのか?」
「流石にここで変な動きするのは良くないかなと思いましてですね…………」
「そうか、グレイと鳳は帰って良いぞ。マクファーレンとアダミディスは生徒指導室に来い、わかったな?」
「わかりました。おやすみなさい、織斑先生」
「わかりましたぁ……………これ詰んだわ…………」
「これ僕助かりそうにないですね…………」
キャンディスの状況説明が終わり、どうやら織斑教諭は俺の爆弾が炸裂したのを聞いていたようだ。結局のところそれは真実でしかないので開き直るだけだが!
織斑教諭は俺が開き直ったことで度肝を抜かれたのか若干困惑しているようだ、今のうちに息切れ状態のクリシャを抱えてもう帰ってしまうか。と言うわけでさらば諸君!俺はもう帰る!
後のことは俺はもう知らんので気の抜けているクリシャを抱えて宿泊棟へ帰ることにしよう、多分明日になんか言われそうな気もするがまあいいか。