お待たせしました
今回は、ぼっちちゃんの文化祭1日目のお話です
それではどうぞ!!
〜文化祭1日目〜
虹夏「いや〜、初日から凄い盛り上がりだね〜! うちの高校とは大違いだよ!」
颯太「リョウさんは見たい所ありますか?」
リョウ「そうだな……」
女子生徒A「どこから行く〜?」
女子生徒B「まずはお化け屋敷〜!」
秀華高の人だろうか、かなりテンションが高そうだ
リョウ「郁代みたいなのがウジャウジャいる。」
虹夏「とりあえずぼっちちゃんのクラス見に行こうよ。」
颯太「あ、ここじゃないですか?」
虹夏「やっほー! ぼっちちゃん居る〜?」
リョウ「ぼっち、もてなせ。」
喜多「あ、先輩……」
そこに居たのは、喜多さんとメイド服を着た生徒たちだった
あれ? ひとりさんが居ないぞ……?
リョウ「どこ? メイド服ぼっちちゃん。」
颯太「姿が見当たらないけど……」
喜多「そ、それが……」
喜多さん達の話によると、ひとりさんがメイド服姿のまま、姿を消してしまったのだという
ちなみに同じクラスのメイド服の人には、トイレに行くと伝えていたらしい
虹夏「よし、探しに行こう!」
喜多「はい!」
リョウ「えぇ……」
虹夏「そこ、面倒臭がらない。」
こうして、ひとりさんの捜索が始まったのだが、一向に見つからない
なんせ秀華高って校内が広くて……
虹夏「う〜ん……女子トイレ片っ端から探してみようか。」
颯太「僕も手伝います!!」
虹夏「待て待て! 颯太くんが女子トイレ入ったら色々ややこしくなるから〜!」
リョウ「全部探すの……?」
喜多「いや、後藤さんはそんな人が四六時中居る所には行きませんよ!」
虹夏「ふむ、それではどこを探せば……? 教えて、喜多博士。」
ここから、喜多さんによるひとりさんの生態系が解説される……
名付けて、ダーウィンが喜多!!
この小説を読んでるあなた、あの番組じゃないか!?とか言わない
喜多「では解説していくが、まず人が居なくてじめっとしていてナメクジが隠れそうな所を探すのです。」
颯太「なるほど! 具体的にひとりさんはどこに!?」
喜多「石の裏などに貼り付いているのですわ。」
リョウ「ナチュラルに鬼畜。」
じゃあ、その辺を探してみようかな……?
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喜多さんの話を聞く限り、ゴミ箱の中に居るはず……!
虹夏「……居ないね。」
なら、タンクの中とか……!
リョウ「……居ない。」
喜多「もしかして、学校の裏口とか……」
虹夏「いや〜、まさか……」
喜多「ほら、居ましたよ後藤さん。」
ほ、ホントに居た……
虹夏「ぼっちちゃん、クラスの子心配してたよ。」
ひとり「あ、え、え〜っと……」
颯太「ゴミ箱とかタンクの中を探した甲斐があったのかな?」
虹夏「全く人探ししてる気分になれなかったけどね……」
とまぁ、ひとりさんを見つけた僕たちは、教室に戻ることにした
虹夏「あ! 見てここ!!」
颯太「文化祭のステージ発表……? あ、結束バンドの名前がある!」
喜多「学校の中で結束バンドの名前見るの、変な感じがしますね。」
颯太「皆さんは周りたい所とかありますか?」
虹夏「う〜ん、それならこの幽霊病棟ってのを……」
なるほど、お化け屋敷か……
怖いのニガテ……
幽霊役の生徒「バアァー!!」
虹夏&喜多「キャアァ〜!!」
一方、僕とリョウさん、そしてひとりさんはというと……
幽霊役の生徒「バアァー!!」
リョウ「……」←あんまり怖くない人
ひとり「ひいっ!!」←隣の人の悲鳴に怖がってる人
颯太「……」←あまりの恐怖に言葉を失った人
そして、この後もクレープ屋や射的、絵画展示や千本引きなどを周った
ひとり「つ、次はどこ行きます?」
虹夏「よし、このまま全出し物をコンプリートしちゃお〜!」
喜多「さすがに羽目外しすぎですよ、後藤さんも……」
ひとり(このままメイド喫茶に戻る時間が増えていいかも〜……)
喜多「って顔しないで!」
そっか、ひとりさんのクラスもメイド喫茶やってるわけだし、人員が不足してたら大変だ
早く戻ろう
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2組の生徒A「メイド喫茶へようこそ〜。」
2組の生徒B「お帰りなさいませ〜!」
虹夏「皆、可愛いね〜。」
颯太「あれ? ひとりさんは?」
喜多「入り口で接客してるわよ。」
虹夏「うちでの接客が役に立ったかな?」
リョウ「違う、あれは立ったまま気絶してるだけ。」
えぇっ!? 立ったまま気絶!?
僕が代わってあげようかなと思いかけたその時だった
リョウ「あ、ヤバい、世紀末的な風貌の輩が。」
虹夏「何で中入れたの!?」
北○の拳に出てきそうな人が来た〜!?
ヤバい、ひとりさんが絡まれそう……!
輩A「お嬢ちゃん、看板持ちしてるくらいなら俺たちと遊ばない〜?」
ひとり「アー……」
輩A「こ、コイツ…! 俺らのガン飛ばしにびくともしてねぇ……!?」
輩B「それどころか、変顔する余裕まで……! 只者じゃねぇぞ!?」
ひとり「アー……」
輩AB「す、すみませんでした〜!!」
あれ? やっつけた……のかな?
喜多「後藤さん、凄い役に立ってるわ!」
虹夏「そ、そうだね……?」
結局、あの輩たちも大人しく席に座っている
ひとりさん、何気に凄いよ……!
虹夏「ぼっちちゃん! 注文お願いしま〜す!」
ひとり「あ、で、ではご注文を……」
虹夏「え〜っとね〜……」
颯太「虹夏さん、メニュー決まってなかったんですか?」
虹夏「そうじゃなくてぼっちちゃん、メイド服似合いすぎじゃない?」
喜多「後藤さんはこういう甘い系の服似合いますよね!」
颯太「うん、凄く可愛い!」
ひとり「か、かわっ!?////」
わっ、ひとりさんの顔が真っ赤っかに
少し言い方がアレだったかな……?
颯太「ご、ごめんひとりさん! でも似合ってるのは本当だよ!」
ひとり「あ、ありがとうございます……////」
リョウ「なるほど……! ビジュアル方面で売り出すのもアリか、ぼっちはダイヤの原石だったのか〜。」
リョ、リョウさん、目がお金になってる……!
リョウ「MVはぼっちを水着にしよう、再生数稼ぎには多少の犠牲は必要…! それかガムテープ全身に巻いて、海の上で弾かせよう!」
虹夏「ぼっちちゃんでお金儲けしようとしないで!」
ひとり「な、何か頼んでください……!」
虹夏「あぁ、そうだったね。」
メニューはオムライスだけど、結構バリエーションがあるな
虹夏「このふわ☆ぴゅあとろける魔法のオムライスってどんなの?」
ひとり「ただのオムライスですね……」
喜多「ユニコーンのゆめかわきら☆きらオムライスは……」
ひとり「普通のオムライスですね……」
颯太「この、もうむりまぢむり…やみかわオムライスは……」
ひとり「ただの…オムライスですね……」
虹夏「これメニュー名が違うだけで中身一緒!?」
ひとり「メイド服で予算無くなったらしくて……」
ま、まぁ! オムライス食べられるならね……?
ひとり「ふ、ふわ☆ぴゅあとろける魔法のオムライスです……」
虹夏「すみません〜、この美味しくなる呪文ってやつ1つ下さ〜い!」ニヤニヤ
ひとり「そ、それは……」
リョウ「お客様は神様。」
虹夏「メイドさん、お願いしますよ〜!」
喜多&颯太「2人とも、とっても楽しんでる……」
少し嫌がってそうなひとりさんは、手前でハートマークを作り、美味しくなる呪文を唱え始める
ひとり「フワフワピュアピュアミラクルキュン、オムライス、オイシクナレ〜……」
か、顔が死んでる……!
お、オムライスどんな味かな……?
リョウ「……パサついてる。」
ひとり「冷凍食品なので……」
喜多「後藤さん! もっと愛情を込めて言わなきゃダメよ! 見ててね。」
喜多さんは席から立って、お手本?の呪文を唱える
喜多「ふわふわ〜☆ぴゅあぴゅあ〜! ミラクル〜キュン! オムライスさん〜、美味しくな〜れ!!」
颯太「ど、どうなったかな〜……って美味っ!?」
虹夏「ケチャップの程よい酸味とソースの甘さが溶け合い、温かく家庭的な味に変わった!!」
呪文、割と効果ある説
生徒A「喜多ちゃん、良かったらうちらのクラス手伝ってくれないかな?」
喜多「本当!? 実は着てみたかったの。」
そういうと、喜多さんはメイドの服に着替えてやってきた
喜多「どうかしら?」
颯太「喜多さん、何でも可愛く着こなせるんだね、凄いなぁ〜!」
喜多「あ、ありがとう……////」
生徒B「先輩たちも思い出作りに着てみますか?」
虹夏「え、いいの!?」
そして、虹夏さんとリョウさんも着替えることになり……
虹夏「えへへ、どうかな?」
颯太「2人とも、凄く似合ってて可愛いです!」
リョウ「颯太に言われると照れる……////」
虹夏「男の子に言われるの、ちょっと照れ臭いな……////」
喜多「待ってください! リョウ先輩はお姉様スタイル……いや、いっそのこと男装スタイルで! あ! 岡沢くんも着てみましょうよ!!」
颯太「ぼ、僕も着るの!?」
そして何故か、僕も着替えることになったのだが……
生徒A「なんかあの子、凄くカッコよくない?」
生徒B「分かる! 大人しそうな感じがハマってるよね〜!」
ひとり(岡沢くん、凄い似合ってる……////)
喜多「我ながら素晴らしいコーデね!」
虹夏「私との熱量の差、ヤバくない……?」
確かに虹夏さんのこと、誰も構ってない……
生徒B「あの、ちょっとだけ手伝ってもらえませんか?」
虹夏「いいよ〜! 接客業は慣れてるんだ〜!」
あれ、誰か忘れてるような……あっ! ひとりさん!!
颯太「ひとりさん!」
ひとり「あ、岡沢くん。」
颯太「皆、凄い適応してるね。」
虹夏さんと喜多さんはメイドがハマり、リョウさんは強情的な態度で接客し人気を得て? ひとりさんは自分の立場が無くなったそう
そして僕たちの活躍もあり、メイド喫茶のオムライスは直ぐに完売したのだった
余談だが、今回の手伝いでリョウさんがギャラをねだったけど、虹夏さんに止められた
今年中には1期分描き終えたいですね、来年は総集編映画公開だし
ところで、2期はいつやるんですか……?
まぁ、そう思ってるのも私だけでは無いと思うので、気長に待ちましょう
次回もよろしくお願いします!