今年最後の投稿にして、アニメの第一期最終回にあたるお話です
文化祭から数日経ったあるバイトの日……
虹夏「今日のぼっちちゃん、なんかキラキラしてない?」
喜多「目が合うたびお辞儀してくるんですよね。」
ひとり「ペコリ」
いつものひとりさんからしたら、なんか妙な違和感が……
待て待て…! なんか金色のオーラを爆発させようとしてない!?
あれ、完全に超サ○ヤ人みたいになってるから〜!
星歌「あ? バイトが何だって?」
ひとり「あ、これからも誠心誠意頑張らせていただきます…」
店長と話したと思ったら、またゴミ箱に入ってる……
どうしちゃったんだ? 今日のひとりさんは?
颯太「ひとりさん、もしかして体調悪いの?」
ひとり「い、いや、悪くないですけど……」
颯太「本当に? ちょっと失礼……」
ひとり「あっ……////」
颯太「少し熱い気がするな…熱測ってみる?」
ひとり「あ、だ、大丈夫です……////」
颯太「そう? なんかあったら遠慮なく相談してね。」
ひとり(え、笑顔が眩しい……!////)
こないだの文化祭の一件もあるからね、メンバーの体調もちゃんと把握しておかなくちゃ!
虹夏「ぼっちちゃん、今日楽器屋行くんでしょ?」
ひとり「あ、店長さんに何か欲しいものないか聞いてきてくれませんか?」
虹夏「ってぼっちちゃんが。」
星歌「特にない。」
虹夏「だってさ〜。」
喜多「皆さん〜、楽器屋さん行きますよ!」
そうだ、今日はひとりさんの新しい相棒を探しに行くんだったね!
楽器屋さん巡り好きだから、楽しみ〜!!
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所変わって、御茶ノ水
楽器と言えばやっぱ御茶ノ水だよね!
この辺は頻繁に来るわけではないけど、品揃えはかなり良い方だと思う
喜多「あ、これとか可愛い〜!」
虹夏「このピックとか喜多ちゃんに似合いそう!」
喜多さんたち、ピックとかの小物にかなり目がいってるみたい
そして、なぜかひとりさんは入り口でずっとヘドバンしてる
楽器見ましょうよ……?
颯太「あぁ、この品揃えは良いですなぁ……!」
虹夏「颯太くんのまともなキャラが壊れかけてる……」
リョウ「すみません、これって試奏出来ますか?」
店員「大丈夫ですよ〜。」
リョウ「スラップしてもいいですか?」
店員「はい、良いですけど。」
うわ、やっぱリョウさん上手……!
安定感あるスラップベースだなぁ
虹夏「……皆楽しそうで良いなぁ。」
颯太「虹夏さん?」
虹夏「わ、私もギターかベース買っちゃおうかな〜!
颯太「え……千手観音でもやる気なんですか?」
虹夏「ふ、普通に弾く用だよ!?」
だ、だよね〜!
さすがに、全部の楽器同時演奏は人間には出来ないから
颯太「ひとりさん、何見てるの?」
ひとり「このギター、カッコいい……!」
店員「ヤマハさん、良いですよね!」
颯太「ヤマハなんですか、僕も1台持ってるんですよね〜。」
店員「初心者さんにもお勧めなんですよ!」
颯太「あ、僕たち経験者です。」
店員「そうでしたか、それは失礼しました、今日はギターの試奏に来られたんですか?」
颯太「彼女の代替機を探しに来たんです。」
喜多「このギター気に入ったの? ひとりちゃん?」
ひとり「は、はい!」
喜多「じゃあ、これにするそうです。」
店員「かしこまりました!」
何気に喜多さんがひとりさんを名前呼んでるの、少し驚いたな
ひとりさんはこのヤマハの楽器に決めたらしく、会計へと向かった
店員「実はこのギター、私が検品してメンテナンスもしてたんです、このギターもお客様に選ばれて嬉しいと思いますよ!」
ひとり「あ、あ、ありがとうございました〜!!」
店員「お客様!? ギター忘れてますよ!?」
虹夏「どんだけ帰りたかったの……」
その後、ひとりさんの買ったギターは虹夏さんの手で送り届けられたのだった
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喜多「良いギター見つかって良かったね!」
ひとり「は、はい。」
虹夏「どうする? なんか食べて帰る?」
リョウ「今日は解散。」
颯太「なにか用事ですか?」
リョウ「ぼっち、早くギター弾きたいでしょ?」
喜多「もぅ〜! また2人だけで通じ合う感じ出してる〜!」
経験者同士だからか、楽器のことを理解し尽くしてる
ギター始めて1年経たない喜多さんも、いつか話の輪に入れる日がくるかな?
喜多「なら今からスタジオ借りて、ひとりちゃんのギターお披露目会やります?」
ひとり「そ、それは……」
虹夏「まぁ、明日皆で練習するしね〜、その時のお楽しみにしよ?」
颯太「文化祭、終わっちゃったんだ……」
虹夏「次のライブの事とか色々考えないとね〜。」
喜多「そういえば、岡沢くんの学校の文化祭っていつなの?」
颯太「あと、2週間くらいですけど。」
虹夏「それなら、颯太くんの学校の文化祭も行かないとね!」
颯太「い、いいですよ……うちの学校の文化祭、あんまり盛り上がらないので……」
虹夏「まぁまぁ、そんなこと言わずにさ! 颯太くんもメンバーの1人なんだから、文化祭も見に行くよ!」
リョウ「颯太、なんか出し物とかやるの?」
颯太「ま、まぁ……」
ど、どうしよう……
先輩たちにステージ発表に誘われたんだけど、ジャンルがゴリゴリのデスメタルなんだよなぁ、しかも結構激しめなやつ
大丈夫かなぁ……
颯太「先輩たちとバンド演奏なんですけど……まぁ色々凄いんですよね……」
喜多「そうなのね! 今から楽しみだわ!」
颯太「あはは……うん……」
その時、僕の携帯から発信音が鳴り響いた
相手は…淳から……?
颯太「もしもし。」
淳【もしもし、今時間あるかな?】
颯太「うん、大丈夫だよ。」
淳【良かった、実は今度のライブで未来とツインギターで演奏してほしくて颯太に頼んだんだ。】
颯太「全然良いよ、今の所、結束バンドは次のライブの予定もないし。」
淳【そっか、結束バンド頑張ってるんだね、僕らも負けてられないな…というわけで今日言いたいことは颯太にサポートギターをやってほしいんだ。】
颯太「ちなみに曲は何やるの?」
淳【それなんだけどね…10曲以上はあるんだけど、どれも難曲ばかりなんだ。】
颯太「なるほど……覚悟しておくよ。」
淳【うん、それじゃあ練習日は追って連絡するね。】
颯太「うん、分かった。」
そして、淳からの電話は切れた
喜多「誰からの電話だったの?」
颯太「淳……あの、結束バンドのオーディションの時に来てくれたツーフェスのベースの人だよ。」
リョウ「あの子か、前に別のライブハウスで好きなバンドについて語り合ってた。」
虹夏「ベーシストは変人たちの集まりなんだね……」
淳ってリョウさんとも知り合いだったんだ
お金借りられてないといいけど……
颯太「その子から、サポートの依頼をされたんですよ。」
虹夏「そっか〜、皆知らないけど颯太くんもギターめちゃくちゃ上手いからね。」
颯太「文化祭、楽しみにしててくださいね!」
先輩たちとの演奏は緊張するけど……まぁ、頑張るか
結束バンドのマネージャーになって数ヶ月、自分のやりたかったバンド活動はサポートという形で実現している
このまま、この人たちと駆け抜けていきたいな
改めて、そう思う日だった
私はアニメ勢なので、二期が来るまでは幕間回を投稿しようと予定しています
たぶん来年の総集編映画の後に二期とか来るんじゃないかと思ってますが、それまでネタが持つかどうか……
まぁ、その時はその時でよろしくお願いします笑
今年も結束バンドはアルバムチャート1位を獲得したり、相変わらずのぼざろ旋風で素晴らしい年でした!
そんなわけで、皆様よいお年を!!
Thank you!!