結束バンドのマネージャーになった件   作:ローマン

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 それでは、オリ主の文化祭前編です

 この世界線では、ぼざろED曲はオリ主が作った設定になっていますのでご了承ください

 それではどうぞ!!








颯太の文化祭 前編

 

 

 

 

 〜体育館〜

 

 

 

 

「い、いよいよ当日になってしまった……!」

 

「何で颯太くんが1番緊張してるの……」

 

「僕の曲が、世間に聴かれるのってこんな感じなんですね……!」

 

 

 

 とまぁ、ガチガチに緊張してるのは僕、岡沢颯太だ

 

 なんだかんだで文化祭当日になってしまい、緊張で前日はよく眠れないという初めての経験をしてしまった

 

 けれど、時間というものは待ってはくれないものだ

 

 

 

「颯太、今日は頑張ろう!」

 

「淳……」

 

「あなたなら出来るわ、もっと自信持ちなさい。」

 

「真奈さん……僕、頑張ります!」

 

「よっしゃ! その意気だぜ!!」

 

 

 

 ツーフェスのメンバー(今回はサポート枠)も、僕たちに喝を入れてくれた

 

 結束力は、圧倒的に結束バンドを上回っている気がする

 

 

 

「颯太くん? 今よからぬこと考えてなかった〜?」

 

「い、いや、何でもないです……」

 

「そう、ならいいんだけど、本番頑張ろうね!」

 

「はい!」

 

 

 

 僕の学校の文化祭は秀華高とは違い、1日目がステージ発表

 

 2日目がクラス発表といった逆パターンになっている

 

 偶然にも、僕たちのクラスは執事喫茶をやることになった

 

 ひとりさんの気持ちが少し分かったような気がしたよ……

 

 

 

「それでは、次は1年B組の岡沢くんの発表です!」

 

 

 

 パチパチと拍手が聞こえてくる

 

 本当は先輩たちも数組出るはずだったのに、インフルエンザのせいで全員出れなくなってしまった

 

 曲を作るのは確かに大変だった、でも皆の支えもあって、新曲3曲+1曲アレンジすることができた

 

 これはもしかしたら、チャンスかもしれない

 

 

 

「は、初めまして! B組の岡沢です! 今日は休んでしまった先輩たちの代わりに頑張って盛り上げようと思います!」

 

「お〜!!」

 

「頑張れ、颯太〜!!」

 

 

 

 良かった、反応は思ったより良いものだ

 

 これならいけるかも……!

 

 

 

「本日は、僕がマネージャーを務めている結束バンドとサポートをさせていただいているツーフェス協力の元、最高のライブをお見せしようと思います!!」

 

 

 

 そして、大きな歓声が上がった

 

 ちなみに、今回のメンバーは以下の通り↓

 

 

 

ボーカル 虹夏

 

ギターボーカル ひとりさん、喜多さん

 

ベースボーカル リョウさん

 

ギター&コーラス 僕(颯太)、未来さん

 

ベース 淳

 

ドラム 翼

 

アレンジ 真奈さん

 

 

 

 虹夏さん曰く、ドラムボーカルというパターンもあったのだが、ツインドラムでのボーカルはキツイとのことで、虹夏さんは単独でボーカルになった

 

 ひとりさんもギターを持って歌った方が落ち着くという理由で、リョウさんと喜多さんも同様

 

 真奈さんはライブには出ないけど、曲のアレンジを担当してくれた

 

 僕にもまだまだ分からないことがあるんだなって、実感したよ

 

 

 

「それじゃあ、最初は喜多さん!」

 

「今日は颯太くんのサポートととして歌わせてもらいます! 皆さん、盛り上がってますか〜!?」

 

「おぉ〜!!」

 

 

 

 喜多さん、お客さんの盛り上げ方上手いな

 

 参考にさせてもらおうっと……!

 

 

 

「それでは行きます! Distortion!!」

 

 

 

 翼のドラム合図で始まったのは、Distortion!!

 

 喜多さんをイメージして作った曲だ

 

 イントロからギターのフレーズが響き、喜多さんの歌声とマッチしていく

 

 

 

『誰も心の奥には入らないけれど〜♪ 期待してしまうそんな夜〜♪ Distortion it's Motion〜♪ 始まったらもう止まらない〜♪ 命題も声帯で震わせられるさ、そうだろう〜♪ ディスコードいつもそう交わらない、その心を繋ぎたい、端っこでも』

 

 

 

 ここで僕のギターソロが入る

 

 作曲してた時も、リョウさんから言われていたところだ

 

 喜多さんと背中を合わせ、僕はソロを奏でた

 

 

 

『ギターの弦が揺れるたび、揺るがないものに変わってゆく〜♪ 指先が硬くなるたび、この意志も固くなるの〜♪ ディストーションの音色、これっぽっちじゃまだ終わらない〜♪ 最前でハイゲインを受け止めてみてよ、今夜も〜♪』

 

 

 

 ここでギターの奏法である、ピックスクラッチを挟む

 

 よし、大成功!

 

 

 

『Distortion it's Motion〜♪ 始まったらもう止まらない〜♪ 制限も経験で塗り替えられるさ、そうだろう〜♪ ディストーションいつもそう、左脳追い越して心が走り出す、君の方へと〜♪』

 

 

 

 多分この曲一番の難所である、タッピング奏法のソロ

 

 その後も、リードギターはソロが続く

 

 

 

『次の音にエスコート、日々の憂いにディストーション、ひとりの夜鳴らすコード、君も同じかい?理想像、追いかけた日々Fコード、掻き鳴らすんだディストーション、ボリュームを振り切るよ〜♪』

 

 

 

 喜多さんが歌い上げると、会場からは大きな歓声が上がった

 

 

 

「ありがとうございました〜! 次はベース、リョウ先輩の番ですよ! お楽しみに!」

 

 

 

 喜多さんはそうMCをすると、ステージ脇にはけていく

 

 そしてやってきたのは、ベースを引っ提げたリョウさんだ

 

 

 

「皆、今日はライブに来てくれてありがとう。」

 

 

 

 リョウさん、さっきの喜多さんとは違って特にMCをするわけではなく、足元の機材を淡々とセットしている

 

 そして深く一礼すると、僕たちの方を向いて首を縦に振った

 

 

 

「それじゃあ聞いてください、カラカラ。」

 

 

 

 この曲は、全体を通して変拍子が多めの曲

 

 リョウさんをイメージしたんだけど、かなり難しくし過ぎてしまった感はある

 

 けど、リョウさんならいけるはず……!

 

 

 

『重大な問題抱えて眠る〜♪ 愛された方が確かに夢想的だけれど〜♪ 冷たい夢から目覚めて痺れる体〜♪ 君が眩しいから私は影になれる〜♪ いざ踏み込め〜♪ 確かな事などひとつも無いけれど〜♪ 幼い心を明日に運ぶのさ〜♪』

 

 

 

 リョウさん、前にボーカルまでしたらバンドを潰してしまうって言ってたけど、その言葉は冗談じゃないのかもしれない

 

 普段のリョウさんとは違って、懸命さやひたむきさが出ていて、曲を歌いこなしてる

 

 流石だ……!

 

 

 

『あぁ、カラカラ騒ぐ思考飛ばして〜♪ 前借りしてるこの命を使い切らなくちゃ、今この時も〜♪ダラダラ過ぎる日も愛して〜♪ きっと君に会いにゆく〜♪ いつか消えてしまう前に〜♪』

 

 

 

 ここで未来さんと淳の立ち位置が入れ替わり、淳がベースソロを奏でる

 

 僕たちはリョウさんの脇を囲むように立ち、ソロを奏でた

 

 

 

『いざ踏み出せ〜♪ 自慢の武器などひとつも無いけれど〜♪ 幼い心を明日に運ぶのさ〜♪ あぁ、カラカラ騒ぐ思考飛ばして〜♪前借りしてるこの命を使い切らなくちゃ、今この時も〜♪ ダラダラ過ぎる日も愛して〜♪ 明日は君に会いにゆく〜♪ 早く言わなきゃ〜♪』

 

 

 

 ここから、更に転調が加わったメロディーが奏でられる

 

 

 

『スカート揺れる教室の隅で〜♪ ずっと溢れる夢を抱きしめてた〜♪きっとやれるわ〜♪ やれるわ〜♪ やれるわ〜♪ やれるわ〜♪』

 

 

 

 ラストは少ししっとりした終わり方にしたため、照明が暗くなる演出を入れてもらった

 

 そして、大きな拍手がリョウさんに送られた

 

 

 

「ありがとう、次は結束バンドのリーダーの歌、あんまり期待しないでね。」

 

 

 

 と、リョウさんが会場から笑いを取る

 

 後で虹夏さんにめちゃくちゃ怒られそうだな……

 

 

 

 

 

 







 ED曲のDistortion!とカラカラをお届けしました

 ちなみに、恒星ライブ音源を参考にしています

 次回はひとりと虹夏の楽曲披露です、次回もお楽しみに!!

 ……今日、節分なの忘れてた



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