結束バンドのマネージャーになった件   作:ローマン

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 ぼっち・ざ・ろっく!展行きたい…!

 それはそうと、久々の投稿ですね

 今回は虹夏編です、どうぞ!!







鳴り止まない鼓動

 

 

 

※虹夏視点

 

 

 

 

 〜ライブハウス、STARRY〜

 

 

 

 

 

「店長、こっち終わりました〜!」

 

「おぉ、サンキューな!」

 

 

 

 今日はSTARRYの営業日

 

 営業日ではあるんだけど、結束バンドのぼっちちゃんとリョウと喜多ちゃんは用事があるとかで、今日はシフトに入っていない

 

 その代わりに来てくれたのが、うちのバンドの頼れるマネージャー、岡沢颯太くんだ

 

 

 

「颯太は手際が良いな、力仕事は私たちじゃキツイから助かるよ。」

 

「お姉ちゃん? あんまり力仕事ばっかりやらせるのも良くないよ?」

 

「大丈夫ですよ、僕に出来ることなら何でもやりますよ!」

 

(相変わらずだな、そりゃ虹夏たちが惚れるのも分かる気がする……)

 

 

 

 お姉ちゃんは優しい笑顔を浮かべながら、颯太くんを見つめる

 

 颯太くんの優しさって、誰かを惹きつける魅力があるよね

 

 

 

「あとはドリンクの所を……」

 

「あ〜! そこは私がやっておくよ! 颯太くんは休んでて!」

 

「そうですか? 分かりました。」

 

 

 

 颯太くん、すぐ働こうとするから、少しは休んでてもらわないと!

 

 ……それにしても、今日は何だか身体が重たい気がする

 

 何でだろう……

 

 

 

「虹夏、大丈夫か?」

 

「あぁ、ごめん、何でもない……」

 

「虹夏さん……?」

 

 

 

 あれ……? 何だろう、目の前がぐらぐらしてる……

 

 ヤバい、受け身を取らないと……

 

 

 

「虹夏さん! 大丈夫ですか!?」

 

「あれ……?////」

 

「虹夏……こりゃ熱があるな……! 颯太、ベッドまで運んでくれ!」

 

「はい!!」

 

 

 

 ままならない意識の中に、二人の声が聞こえる

 

 熱……? そっか、私無理し過ぎちゃったのかなぁ……

 

 

 

「……颯太、虹夏を見ててくれ。」

 

「えっ? でも……」

 

「店の方は私がなんとかしておくから、颯太は虹夏を頼んだ、何かあったら連絡してくれ。」

 

「分かりました!」

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

「あれ……?////」

 

「虹夏さん、体調はどうですか……?」

 

「体調……?////」

 

 

 

 あ、そっか、私倒れちゃったんだっけ

 

 ここ最近、結束バンドのことや学校のことで忙しかったから、全然休めてなかったかも

 

 お姉ちゃんたちに迷惑かけちゃうの、申し訳ないな……

 

 

 

「今日ってライブするバンドあったよね……? 迷惑かけちゃうよ……////」

 

「虹夏さん、今は休んでて下さい!」

 

「で、でも……////」

 

「来週は結束バンドのライブがあるんですよ? 虹夏さんたちが万全な状態で挑めるようにするのも、僕の仕事ですから!」

 

「……颯太くんは優しいね……////」

 

 

 

 私はふとそう呟いた

 

 颯太くんの反応は特になかったので、多分聞こえていなかったのだろう

 

 私の看病を、一生懸命してくれてるんだもんね……////

 

 

 

「颯太くん、痒いところがあるんだけど……////」

 

「はい、どこでしょうか?」

 

「この辺……////」

 

「えっ……!?////」

 

 

 

 私が指指したのは、背中の部分

 

 痒いのは本当だけど、男の子にやらせるなんて普段だったら絶対しない

 

 でも颯太くんにだったら……されてもいいかな……? なんて……////

 

 

 

「ぼ、僕なんかで良いんですか……?//// 男の僕がやるのはちょっと……////」

 

「颯太くんだから良いんだよ……?//// 私は平気だから……お願い……////」

 

「うぅ……////」

 

 

 

 ウブな颯太くんのリアクション、可愛いなぁ……////

 

 頼んだ私が言うのもアレだけど、なんか恥ずかしくなってきちゃった……////

 

 

 

「じゃ、じゃあいきますよ……?////」

 

「う〜ん、場所は合ってるんだけどなぁ〜……//// 服の中に手入れちゃってもいいよ……////」

 

「そ、それじゃあ……////」

 

 

 

 颯太くんの手が、服の中に入って来る

 

 少しだけ、触り方がいやらしいかも……////

 

 そして、颯太くんはある事に気がついたようだった

 

 

 

「に、虹夏さん、もしかして……////」

 

「さっきパジャマに着替えたからね、下着は付けてないんだよ……?////」

 

 

 

 私は普段、寝る時は付けないタイプなのだが、そんなことを颯太くんは知る由もない

 

 私だけじゃなく、颯太くんも顔を真っ赤にしている

 

 

 

「や、やっぱりやめておきませんか……? これ以上は……////」

 

「颯太くんだから別に良いんだよ……?//// それよりも早く掻いてほしいな……?////」

 

「そ、それなら……////」

 

「ひゃんっ!!////」

 

「あっ……////」

 

 

 

 その時、颯太くんに敏感な所を掻かれた勢いで、私は思わず声を上げてしまった

 

 そしてそのまま、私は目の前に居た颯太くんに抱きつく体勢になってしまう

 

 

 

「に、虹夏さん……!!////」

 

「はぁはぁ……//// ごめんね、びっくりさせちゃったよね……//// 続けていいよ……////」

 

「虹夏さん、恥ずかしくないんですか……?////」

 

「私は颯太くんを信じてるから平気だよ……////」

 

 

 

 その後も颯太くんは背中を掻いてくれたけど、私は声を抑えるのに必死で、口元を押さえながら彼の行いを素直に受け取った

 

 やっぱりこの子は優しくて好きだな……一人の男の子として////

 

 

 

「う〜ん……////」

 

(虹夏さんの匂いがする……////)

 

「颯太くん、冷たくて気持ち良いな〜……////」

 

「虹夏さんが熱いから、そう感じるだけかと……////」

 

「私はもっと君に甘えたいな……////」

 

 

 

 私は颯太くんの胸板に顔を埋める

 

 ドクドクと心臓の鼓動が聴こえる

 

 ……凄く安心するなぁ////

 

 

 

「虹夏さん……?//// お、お〜い……?」

 

 

 

 私は彼に抱きついたまま、眠りについてしまった

 

 昔、お父さんが抱きしめてくれた時の感触と似てる気がする

 

 

 

(そっと、横にしておくか……)

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

 〜数日後〜

 

 

 

 

「虹夏、もう平気なのか?」

 

「うん、心配かけてごめんね。」

 

「まぁ、今日もSTARRYの営業あるし、颯太と一緒に手伝ってもらうからな。」

 

 

 

 あれから数日

 

 熱も下がって、体調も万全!

 

 今日から、また頑張るぞ〜!

 

 

 

「それに、今日は颯太と同じシフトだしな!」

 

「お姉ちゃん、何か言った?」

 

「何でもない、颯太と一緒だなって思っただけだ。」

 

「……何それ。」

 

 

 

 ま、まさか、あの時のお姉ちゃんは見てないよね!?

 

 いや、あの日STARRYは満員だったって言ってたし……

 

 

 

「こんにちは〜!」

 

「おう颯太、ここの機材向こうに運んでおいてくれ。」

 

「分かりました!」

 

 

 

 うちにやって来て早々、颯太くんは力仕事を手伝おうとする

 

 

 

「颯太くん、私も手伝うよ!」

 

「虹夏さん、まだ病みあがりだから無理しない方がいいですよ! ここは僕に任せて下さい!」

 

「そ、そう? なら、お言葉に甘えて……」

 

 

 

 じゃあ私は、自分のドラムセットの調整でもしておこうかな

 

 今週末には結束バンドのライブがあるから、練習しておかないと!

 

 

 

「ふぅ……」

 

「あ、虹夏さんドラム叩いてる……」

 

 

 

 颯太くん、機材運び終わった感じかな?

 

 ん? いつの間にか、ギター持って来てるし

 

 そして、突然ギターリフを弾き始める

 

 あれ? この曲って……!

 

 私も合わせるかのように、ドラムカウントを始める

 

 

 

(虹夏さん、ちゃんと喰らい付いて来てる!!)

 

(やるね〜、けど、ここからだよ!)

 

 

 

 私たちが即興でセッションし始めた曲は、あのバンド

 

 颯太くんの弾きだしたイントロは、ぼっちちゃんがやってくれたのと同じフレーズだ

 

 しかも、喜多ちゃんの歌メロの方までしっかりカバーしている

 

 そして最後まで弾ききると、颯太くんはエフェクターのスイッチを切った

 

 

 

「流石だね、下手したらぼっちちゃん以上かもよ?」

 

「ひとりさんはギターヒーローですからね、僕には敵いませんよ。」

 

 

 

 ぼっちちゃんの話してる時の颯太くん、なんか嬉しそうだな……

 

 同じギター同士だし、別に気にするまでも無いはずなのに……

 

 ちょっと重たいよね……

 

 

 

「虹夏さん、週末のライブの計画立てませんか?」

 

「お、いいね〜、セトリとか決めておかないとね!」

 

 

 

 今はこれくらいの距離感の方が安心するかも……////

 

 後で私が熱を出した日も含め、一連の行動がお姉ちゃんに筒抜けだったことを知るのは、3日後の事だった

 

 

 

 

 

 







 R-15スレスレのテイストでお届けしました(汗)

 次回は遂に主人公とオリ主のお話です、お楽しみに!!





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