婚約破棄された公爵令嬢は田舎の醜男貴族に嫁ぎますが幸せになるようです 作:品☆美
バルトファルト領から飛行船で数時間をかけ降り立った港。
王都とバルトファルト領の中間に位置するこの地方都市は普段とは違う活気に満ちている。
ファンオース公国との戦争による戦没者の慰霊祭が行われるからだ。
なるほど、他領からの弔問客が多く訪れるこの時なら目立たず会えるだろう。
相変わらず如才のない手際に関心よりも恐怖が勝る。
人混みに混じりながら目的地へ向かう。
手持ちの地図で現在地を確認し、時折この地の住人に道を尋ねそれらしき建物を目指す。
距離としては大した物ではない、普段なら疲れすら感じず踏破する距離だ。
それなのに足取りが重いのは私の感情が原因だ。
誰だって気乗りしない相手と面会するのは億劫に感じる。
ましてや碌に挨拶も無いまま別れた相手と数年ぶりに再会するなら尚更と言えよう。
リオンは『会いたくないなら会わなくていい』と言ってくれた。
その優しさが嬉しい。
だからこそ私は会わなくてはいけない。
現在は過去の結果であり、未来は現在が過程となって形と成る。
もし逃げ出したら何が起こるかは分からない。
面会を拒絶した程度では何らかの報復を行う狭量な御方ではない。
問題は知らぬという事が未来の選択肢を狭めるという確定事項。
それ程までにあの方は有用な情報を齎す。
非常に有用、それ故に扱いを間違えば命取りとなる。
王都を離れた私が得られる情報は限られている。
嘗ては次期王妃として王国の内情や公爵家の伝手を存分に活かせたが現在の私は単なる田舎領主の妻に過ぎない。
父上や兄上が齎す情報はあくまで公爵家の視点で語られている上に誰かに漏れても痛痒を感じないレベルの物だ。
バルトファルト家が完全にレッドグレイブ家の走狗となるなら兎も角、もし王家と公爵家の争いに巻き込まれるのなら少しでも情報が欲しい。
おそらくあの御方は私の思考を其処まで読み取ってこの面会を求めて来た。
腹立たしいまでに有能、味方なら心強いが敵となるなら至極厄介な存在である。
止めよう、考えれば考えるだけ気が滅入る。
ただでさえ懐妊して情緒不安定なのだ。
お腹の子にまで不安が伝わるのは胎教に悪い。
煩悶を抱えたままでも足を動かし続ければ否が応でも目的地に辿り着く。
古めかしい外装で歴史を感じさせつつも端々に小洒落たアクセントが粋なレストランだ。
確かな腕を持つシェフの料理と若い顧客向けのデザートが人気で他領からわざわざ訪れる顧客も多い店だった。
相変わらず何処からこんな情報を仕入れてくるのか。
王国貴族の多くが堕落したからと言って各機関までが無能に成り下がった訳ではない。
充分に活かせる者が存在すれば拙い情報を繋ぎ合わせ真実への到達は可能だ。
思わず背筋が寒くなり震えた。
意を決し店内に入り従業員に声を掛ける。
「バルトファルトだが」
「お待ちしておりました。個室へご案内します」
折り目正しく対応され個室へ案内される。
この店には個室も存在し貴族の密会に使用される機会も多いという噂だ。
内心で舌打ちをしつつ誘導される。
やはりリオンを伴うべきだったか?
いや、面倒事に巻き込むのは避けたい。
そもそもこの店に訪れるのは事前に報告済みだ。
『いや、アンジェが他の男と密会する訳ないじゃん』
特に何も疑わず私を送り出した我が夫が少し恨めしい。
確かにそうだがもう少し危機感を抱くべきだ。
浮気かと疑心暗鬼に陥り私に対する独占欲を見せてくれたら嬉しいのだが。
どうも変な所でリオンは私を信用し過ぎる。
それだけ私に信を置いていると考えれば悪い気はしないのでそう思い込む事にした。
通された個室には年季の入ったテーブルと椅子が置かれている。
床には塵一つ無く、入念に手入れがされたテーブルと椅子からあの御方がこの店を選んだ理由が伺える。
従業員が椅子を引いたので荷物を預けゆっくりと座る。
品書きを手渡されるがあの御方が来る前に注文するのは非礼にあたる。
手を翳して従業員を下がらせた。
腕時計を見ると指定された時刻には暫し余裕がある。
この場に居ない夫と我が子達に思いを馳せる。
ライオネルとアリエルは義父と義母に預けて来た、リオンは所用で王都へ向かう途中だろう。
コンパクトミラーを取り出して身嗜みを確かめる。
私達が再び会う日が訪れるとは思いも寄らなかった。
五年前のあの日、私達を繋ぐ縁は断ち切られた筈だ。
傍から見れば追放同然に王都を離れ地方領主に嫁いだ私と会いたい、つまりそれだけの事が王都で起こっているのだろう。
この面会はある意味で戦だ、気後れすれば相手のペースに飲み込まれる。
逆にあの御方を取り込む気概で臨まなければ。
覚悟を決め来訪を待ち続ける、時計の針が奏でる音がやたら大きく感じられた。
欠伸を噛み殺しながら手紙を整理する。
眠い、とにかく眠い。
懐妊して二ヶ月も経つと体のあちこちが子を産む為に変化し始める。
腹はまだ膨らんでこそいないが味覚や嗅覚が鋭敏になるし食欲もその都度変わる。
己の存在を確立しようとする胎児に私の命を吸い取られるような錯覚に陥る。
首から下は空腹感に襲われるのに首から上は悪阻でろくに食べ物が喉を通らない。
仕事で誤魔化そうとしても倦怠感に悩まされとにかく眠くてたまらない。
つくづく妊娠というのは重労働だ。
おまけに私の体調を慮るリオンがやたらと世話を焼きたがる。
男性には妊娠した妻本人よりも騒ぐ夫が多いと聞き及んだが、どうやら私の夫はその典型例に当て嵌まるらしい。
妊娠初期の気を付けなければいけない時期なのはよく分かるが、我が子やバルトファルト領の皆からまで私から遠ざけようとする。
さらに子供二人から私を遠ざけようとして嫌われ、私達の寝所で嘆くのは妊娠で情緒が不安定になってる我が身としては少々鬱陶しくて堪らない。
やたら私の身を案じ領地経営の仕事を取り上げ自分で解決しようとするのを叱るのは近頃のバルトファルト家でよく見られる光景だった。
ただでさえファンオース公国との戦争の論功行賞が近々行われる予定だ。
戦争にかかった諸経費や喪った領民への補償費用を正確に計上して報告しなくてはならない。
本来なら書類を送ればそれで終わる話なのだが、どの領主も自分の手柄を殊更大きく報告して恩賞の額を少しでも増やそうと画策する。
嘗ては領主自ら王族を訪ね声高に己を武勲を誇ればそのまま勢いで要求を押し通す方法が罷り通っていたのだ。
流石に現在ではあからさまにやる者はいないが、関係各所への根回しで支給額を少しでも増やしたいのはどの領主も同じだろう。
バルトファルト家はレッドグレイブ家の後援があるから其処までする必要は無いが、それでも領主であるリオンが出向かなければ心証が悪くなる。
リオンは自己評価が低い上に出世を厭うせいか戦功を過少報告する傾向がある。
一個人ならそれで良いかもしれないが領主としては致命的な悪癖だ。
今後のバルトファルト領の発展の為に少しでも支給額を上げてもらわなければ困る。
溜め息を吐いて手紙を精査する。
バルトファルト領の各所からの手紙、他領からの手紙、バルトファルト子爵への手紙、リオン個人への手紙。
種類は様々だがほぼリオンへの手紙だ。
リオン個人への手紙を除外し、他の手紙はペーパーナイフを用いて封を切る。
報告書は関係各所へ、請求書は後で会計へ回し、他領からの手紙は私自身が目を通し重要度が高い物はリオンへすぐ報告する。
リオンが陞爵するならそろそろ文官を増やさなければ。
今までほぼ領主の家族による領地経営だったバルトファルト領も権力が増大すればそれに伴い人手が必要になる。
開封作業に終わりが見え始め、漸く最後の一通となった。
宛名は『アンジェリカ・フォウ・バルトファルト』。
つまり私個人への手紙だ。
他領に居る貴族の奥方や令嬢からお誘いの手紙が時折来るが、それは『バルトファルト夫人』と明記され私個人の名で書かれる場合は皆無だった。
つまり私と面識があり、立場を越えて親しい間柄という訳だ。
そんな相手が今の私に存在しているだろうか。
断罪されたあの日、私に味方してくれる者は居なかった。
それまで媚び諂いすり寄って来た者達は掌を返したように私へ罵詈雑言を浴びせた。
貴族社会では面従腹背など腹芸の基礎にすら入らない基本中の基本だがああも露骨に態度を豹変するのは怒りを通り越して笑いすらこみ上げたものだった。
信念を持って私から遠ざかって行った者はマシな部類だった。
多くはフランプトン侯爵率いる反レッドグレイブ家の派閥に追従した日和見主義者。
尤もフランプトン侯爵の行った罪の捏造、他国への内通、そして国家に対する反逆が明るみになると彼に追従した者の多くが処罰された。
王家はフランプトン侯爵と繋がった者を赦免するつもりは一切無かったし、私は勿論父上も裏切り者を庇う程お人好しではない。
結果としてレッドグレイブ家は宮廷に復権を果たし、王家は公爵家に対し強気に出られないほど凋落する。
見苦しく私に慈悲を乞う蝙蝠も存在したがその殆どが処罰され、私自身に今更手紙を出す物好きなど存在しない筈だ。
とりあえず手紙を開封しなくては。
手紙を掴むと滑らかな手触りだった。
色合いこそ地味だが手間暇を掛け梳かれた紙だと分かる。
こうした紙を使うのは身分が高い者が手紙の存在を目立たせたくないから敢えて使う事が多い。
どうにも面倒事の匂いが漂って来る。
開封しようとペーパーナイフを手に裏面を見る。
握っていた筈のペーパーナイフが床に落ち音を立てた。
封蝋に刻まれた印章を私は何度も目にしてきた。
この印章が指し示す家はこの国に存在しない、あの御方の御実家で用いられている物だ。
故に非公式で自分からの手紙だと分からせるには丁度いいと笑いながら仰っていた。
『何故今になって?』
もう関わり合う事も無い筈の御方だ。
田舎領主に嫁いだ私と関わってもあの御方に益など無い。
費やす時間と労力を鑑みれば私を呼び出せばそれで済む話だ。
拾ったペーパーナイフで封を切る。
恐る恐る慎重にゆっくりと、紙を切る音よりも自分の心音がうるさくて堪らない。
開封を終え手紙に目を通す。
記されていた内容は日時と場所の指定だけ、差出人の名前すら無い。
これならば盗み見られても平気だろうが、それ故に私の恐れを煽り立てる。
拭えない過去が私の足を掴んで離さないような錯覚に陥る。
不安が心を支配し思考が覚束なくなる、一人で考えるには問題が大き過ぎる。
『早急にレッドグレイブ家に相談するべきか?』
いや、もし手紙自体が公爵家に対する罠であるなら迂闊に連絡をするのは危うい。
まんまと罠に嵌められた気分だ。
『ではリオンに相談するか?』
それが一番だろう。
だが、その選択を取るのは躊躇われる。
結婚前に私は嘗ての行いを告げ、リオンは何も言わず私の話を聞いてくれた。
今更私達の絆が揺らぐ事は無いと信じたい、信じたいが何らかの事情であの御方と関わるなら否応なしにリオンは中央の政争に巻き込まれる事となる。
出世したくないと喚くリオンの姿を今まで散々見て来た。
それなのに私のせいで欲しくもない地位とやりたくもない政争をさせるのか。
何とも気が引ける現状に眩暈がする。
いっそ黙っていれば気付かれずに済むのでは?
リオンはきっと許してくれるだろう。
そんな浅ましい考えが数瞬だけ頭をよぎったが必死に振り払う。
リオンと結婚した時、子供達を生んだ時。
良き妻、良き母であろうと決意してバルトファルト領に骨を埋める覚悟をした。
ならば私が採るべき行動は自ずと定まっている。
為すべき事を為そう。
椅子から立ち上がった私は屋敷に居るリオンの姿を捜した。
屋敷に歩き回ってもリオンを発見できず戸惑っていると庭から子供達の声が聞こえた。
窓から外を覗くと見慣れた黒髪が目に入る。
その姿を見ただけで安堵する己が可笑しいのと同時に私よりも子供を優先するようになった事実が厭わしい。
こんなにも私は歯止めが効かない女だっただろうか?
彼からの愛を求めているのにその愛の結晶である我が子に嫉妬するなど愚かだ。
これも妊娠して情緒が不安定だから、無理やりそう断じて外へ出た。
ライオネルとアリエルが大人しく戯れている。
二人は私かリオンが傍に居れば兄妹喧嘩を始めない、何とも子供らしい現金さだ。
リオンは庭の陽当たりが良い場所に置かれたガーデンベンチに座っていた。
特に何をする訳でもなく気を緩めて子供達を見守っている。
わざとらしく音を立ててリオンの隣に腰掛ける。
彼は一瞬だけ視線を私に向けたがすぐに子供達に視線を戻す。
傍から見れば微笑ましい光景だろう。
だが、この光景の裏には様々な思惑が交差して私達を飲み込もうとしている。
この事態を引き起こした主な原因は私。
そう思うと口を開くのが躊躇われた。
「王都には明日向かうよ」
私の躊躇いを察知したのかリオンの方から私に話しかけて来る。
「明日?随分急な話だな」
「嫌な事はさっさ済ませてすぐ帰って来る。アンジェも子供達も心配だし」
「私はリオンの方が心配だが」
寧ろ本音を言えば逆になる。
少しずつだがリオンは貴族として、領主として成長しつつある。
それが嬉しいのと同時に少しだけ淋しい。
私はリオンの朴訥とした部分が愛おしかった。
物心ついた時から終わり無き政争の駒として生き、疲弊した私にとってこの地の緩さは救いだった。
このままリオンが貴族社会に染まってしまえば私が知る彼は存在しなくなるのでは?
そもそも私と結婚しなければもっと自由に生きられたのでは?
時折そんな不安に陥る。
「また顔を忘れられたら嫌だからなぁ」
「長くても十日で終わる予定だ。子供でも忘れない」
子供に嫌われるのを何より恐れるリオン。
どこか間の抜けた言葉を放つ彼は兵ではなく何処にでもいる若者だった。
「……先程手紙が届いた。差出人は長年お世話になった御方だ」
「世話になったって事は王都に住んでるのか?」
「そうだ、公爵家とも交流があり宮廷での地位も高い」
「そんな奴が何でまた」
随分と不敬な物言いだがあの御方と直接の面識がないリオンがそんな口を叩くのは仕方ない。
「分からん。だが単なる茶飲み話ではなかろう。どうも王都は戦勝ムードではないらしい」
「王都に行く気が失せるなぁ。何であそこは揉め事だらけなんだか」
「私が『王都へ行って欲しくない』と言えば留まってくれるか?」
無意識にそんな言葉を口にしてしまった。
「良いのか?そんな事を言って」
「頭ではリオンは王都へ行くべきだと理解している。本心はリオンに留まって欲しい」
そっとリオンの左手を握った。
農作業や兵役で手の平の皮が厚くなりゴツゴツと節くれだった指はとても貴族の物とは思えない。
それでも私はこの手が好きだった。
私を抱きしめ撫でてくれる温かくて大きいこの手が好きだ。
「でも行かなきゃな。俺は領主だし」
「いっそ貴族になど生まれなければ良かった」
子供じみた妄言だと自分でも分かる、それでも思わずにはいられなかった。
「そいつに会ってやっぱ王都に戻りたいって里心が湧かない?」
「どうした急に」
「今までアンジェの知り合いに会ってないからさ」
なるほど、そう言われてみれば確かに公爵家を除いて私の知り合いをリオンに紹介した記憶が無い。
親しいと思っていた者は断罪されたあの日に殆ど失った。
「王都にはあまり良い記憶が無い。私の居場所は此処にある」
リオンの左手を握っている右手に力を込めた。
私達が断ち難い絆で結ばれていると示すように指を絡ませる。
「だからリオンも此処へ必ず戻って来て欲しい。王都で女性に色目を使われて羽目を外すなよ」
「アンジェ以上に良い女は居ないから安心して良いぜ」
「私が昔の知り合いと会う事に疑念は無いのか?夫の居ぬ間に姦通する可能性を疑え」
「いや、アンジェが他の男と密会する訳ないじゃん」
その自信は何処から来るのか。
愛しい夫の呑気さに呆れて溜め息をついて子供達を見る。
相も変わらず双子は庭で戯れている。
時間の流れが緩慢になり眠気が込み上げる。
「なるべく早めに帰って欲しい。一人で寝るにはあのベッドは広過ぎる」
些か直接的な言い回しだがこの方が効果はあるだろう。
ぼんやりと返事を待つがいつまで経ってもリオンは何も言わない。
横を向くと規則正しい呼吸をしてリオンは船を漕いでいた。
私が懐妊して以来、私の仕事の一部も引き継いでいたから疲れが溜まっていたのだろう。
今回の王都への出向に合わせて書類の作成にも苦心していた。
このまま寝かせてやろう。
そう考えてリオンの肩に頭を乗せる。
呼吸と共に揺れ動くリオンの体が私を眠りへ誘う。
手を握ったまま私達は微睡の世界へ落ちた。
扉をノックする音で浮遊していた意識が急速に覚醒し始める。
思いの外気が緩んでいたらしい。
時計を見るとちょうど指定された時刻だった。
人の上に立つ者は目的地に早く来ても遅く来ても歓待する者に迷惑をかける。
天真爛漫に見えて時間通り行動するのはあの御方が生まれついての貴種だからだ。
席を立ち下に顔を向けを膝を折り跪礼の姿勢をとる。
公爵令嬢だったあの頃と違い、今の私は子爵夫人だ。
あの御方を直接仰ぎ見るのは非礼にあたる。
ゆっくりと扉が開きあの御方が入室した。
恭しく首を垂れ挨拶を行う。
「ホルファート王国王妃ミレーヌ・ラファ・ホルファート妃殿下におかれましてはご機嫌麗しく」
気品と美しさを兼ね備えたこのホルファート王国に於いて最も地位の高い女性が光臨する。
もう逃げる事は許されない。
この場に来た時点で分かっていた筈なのに体が震えた。
これは戦だ。
宮廷の日常として行われる政争が場所を変え行われるのだ。
斯くして、私は厳しく苛烈で今後のホルファート王国を左右する争いに巻き込まれた。
私の執筆スピードはテンションによって露骨に変化します。(言い訳
マリエルートの連載開始と依頼主様からの挿絵贈呈でテンションが暴走しました。
という訳で新章スタートです。
今作のコンセプトは「悪役令嬢アンジェリカの救済」であると同時に「過ちを犯した者の救済」です。
更生不可な悪人でない限りは出来るだけ幸せになって欲しい、完璧な善人も存在しないんじゃ?というハッピーEND主義で書いていきます。(あまり惨い展開を私が書けないだけとも言う
今章からはアンジェとリオンだけではなく他の原作キャラも登場します。
追記:今章の挿絵をちょろス様に描いていただきました。ありがとうございます。
https://skeb.jp/@choroidoragon/works/9
そして別章の挿絵を朔月八雲様に描いていただきました。ありがとうございます。
https://www.pixiv.net/artworks/109114364
ご意見・ご感想を戴ければ今後の励みにしたいと思います。