仮面ライダー鎧武 エピソードゼロ ~もう一つの世界~   作:エクシ

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前回までのあらすじ

黒影トルーパーと戦っていたヨウコをバロン軍は助けることにした。そしてヒデヤスとペコが足止めをし、カイト・ザック・ヨウコの3人は東の森にいるセンゴク・D・リョウマのもとへ向かったのであった。一方東の森より北東に位置する泉にいたタカトラはアラガスからヘルヘイムの森と禁断の果実の秘密を教えられ、絶望していた。


第15話

デュークはリンゴのアーマードライダーに対し、気さくに話しかけた。

 

「やあ。君がリンゴのアーマードライダーか。私はその色違いのデザインの設定を施した戦極ドライバーをカヅラバ・K・コウタに献上したことはあったが、その紺の色のは見たことがない。誰にその戦極ドライバーをもらったのか知らないがそんなことはどうでもいい。君のリンゴロックシードを…見せてくれないかい??」

 

だがリンゴのアーマードライダーはこちらを振り向いただけで全く反応しない。警戒していた斬月・真はデュークの後ろにつき、ソニックアローをしっかりと握っていた。リンゴのアーマードライダーは黙って無双セイバーを抜くとデュークに向けて斬撃を繰り出した。デュークは回避し、ソニックアローで反撃に出た。

 

「言葉が通じないのかい?野蛮だねえ!!」

「…黙れ…。」

「なんだ。話せるのか!ハハハ!。」

「…お前が…ロシュオなのか…?」

「ん?」

「…おれは後戻りできないんだ…!」

 

今まで言葉を発したところを見たことがなかった斬月・真は予想以上に感情的になっているリンゴのアーマードライダーに驚いた。デュークはリンゴのアーマードライダーとの距離を大きくし、射撃で戦極ドライバーを壊す策に出た。だがリンゴのアーマードライダーはカッティングブレードを1回下ろすとデュークと斬月・真が知覚できたころにはデュークの目の前におり、デュークの装甲を切っていた。デュークは強制変身解除され、リョウマの姿に戻ったが、すでに息はしていなかった。斬月・真は致命傷になる傷がないにもかかわらず、リョウマが命を落としたことに気が付いた。

 

「…次はお前だ。」

 

リンゴのアーマードライダーが斬月・真の方へ向く。その時、バナナオーレの音声とともにリンゴのアーマードライダーのいる地面からバナナ型のオーラが出現し、リンゴのアーマードライダーを襲った。バロン・ナックル・マリカに変身した3人が到着したのである。リンゴのアーマードライダーが3人に注目した隙を狙って、リョウマの遺体をローズアタッカーに乗せ、斬月・真はその場から立ち去った。

 

「なんだ。今のアーマードライダーは。」

「クレシマ・H・ミツザネよ、カイト。」

「やつはセンゴク・リョウマとつながっていたのか…。まぁいい。こいつがリンゴのアーマードライダーか。リンゴロックシード、面白い能力を秘めているらしいな。オレの力にしてやる。」

 

バナスピアーでバロンはリンゴのアーマードライダーに襲い掛かるもすべて避けられ、無双セイバーの斬撃の餌食になってしまう。それはナックルやマリカも同じであった。バロンはバナナアームズで勝てないことを悟るも機動力に劣るマンゴーアームズでは余計に不利になることを理解していた。すると足元にゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードが落ちていることに気が付いた。

 

「センゴクが持っていたものか。いいだろう。ゲネシスドライバーの力、試させてもらう!」

 

バロンは戦極ドライバーを外し、ゲネシスドライバーを腰につける。レモンエナジーロックシードを起動させ、ドライバーに取り付けるとシーボルコンプレッサーを押し込んだ。レモン型のアームズがバロンの体と融合し、果汁のようなエネルギーがデュークのスーツを構築する。カイトはデューク レモンエナジーアームズに再変身した。手にしたソニックアローで連続射撃をし、リンゴのアーマードライダーを狙う。マリカも同じように射撃し、ナックルはカッティングブレードを2回下ろし拳のエネルギーをリンゴのアーマードライダーにぶつける。3人は勝利を確信するもリンゴのアーマードライダーは直立したままであった。

 

「全然効いてねえ…。」

 

ザックはタフなリンゴのアーマードライダーに恐れを抱いていた。リンゴのアーマードライダーは無双セイバーを再び構えた。だがいきなり苦しみ始めると3人の足元に斬撃を飛ばし、砂埃が消えるとリンゴのアーマードライダーは消えていた。

 

 

 

 

 

コウタはマイと二人の寝室にいた。

 

「マイ…。どうだ?おれの支配力…。ククク、素晴らしいだろ?」

「でも完璧じゃないわ。だってバロン軍はまだいるんでしょ?」

「もはや反乱軍はバロンのみ。ここで叩き潰してやるよ…」

「素敵…。」

 

マイはコウタの背中を抱きしめ、妖艶な笑みを浮かべた。




最近感想を書いてくださる方が多くてうれしいです!本当に励みになります。
ただあくまで感想の欄なので私の返信をのせても仕方がないかなあと思い、一人につき一回の返信をさせていただいています。ご了承ください><

昨日は飲み過ぎてしまってつぶれていましたw
夏季休暇だからいっぱい書けるとか言っときながらきつそうですw

感想、評価の方、よろしくお願いします
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