仮面ライダー鎧武 エピソードゼロ ~もう一つの世界~ 作:エクシ
バロン軍の動きに警戒する斬月軍。タカトラたちはバロン軍の攻撃に備えて会議を行っていた。しかし斬月軍の参謀、リョウマは別の思惑があった。
一方斬月軍を攻撃することを決めたカイト。バロン軍と斬月軍の衝突が始まろうとしていたが…
バロン軍は斬月軍の本陣へ向かうため、スラムから北東の方角へ進軍していた。
その頃、斬月軍ではタカトラがシドにブラーボ軍に援軍の要請をするよう命令を出していた。シドはローズアタッカーを出し、ブラーボ軍のアジトへ向かった。
シドがブラーボ軍のアジトにつくと、入口にはリョウジが待っていた。
「お、あんたがシドか。早かったな。」
「ブラーボ軍特攻隊長ハセ・リョウジか。今日はよろしく頼むぜ。」
「ついてきな。奥にオウレンさんが待ってる。」
リョウジはシドに背を向けたその時。シドはとっさに開発されたばかりのゲネシスドライバーを腰につける。すぐさまチェリーエナジーロックシードを起動させ、ゲネシスドライバーにはめた。
「変身」
左手を帽子に添えながらシドはアーマードライダーシグルドに変身した。そして変身とともに召喚されたソニックアローでリョウジの背中を切りつける。うめき声をあげ、リョウジは倒れた。
「シドォ…てめぇ!」
「フハハ、わりいな。お前に恨みはないがプロフェッサーリョウマの命令でね。」
「リョウマ…だとぉ…ク…変身!」
リョウジは震える手で戦極ドライバーを腰につけ、マツボックリロックシードを起動。ドライバーにとりつけるとカッティングブレードをすぐ下ろし、アーマードライダー黒影に変身した。力を振り絞り、手に持った影松でシグルドの胸を狙い突き刺そうとするが、シグルドは難なくかわす。
「無駄な抵抗はよせ。すぐ楽にしてやるからよ。」
「ぐぅ…負けるかよぉお!」
手負いの獣のように影松を振り回す黒影。嘲笑いながらソニックアローで射撃するシグルド。勝敗はもう明らかであった。シグルドは腰につけたチェリーエナジーロックシードを取り外し、ソニックアローに取り付けた。
「じゃあな。特攻隊長さんよ?」
ソニックアローをめいいっぱい弾き、シグルドはソニックボレーを放った。まっすぐ黒影に命中し、戦極ドライバーが壊れる音とリョウジの叫び声が混じりながらリョウジは倒れた。
「ハセちゃん!?」
「おっと、参謀のジョウノウチか…。お前もやっておくか?」
シグルドの標的は爆音を聞いてやってきたヒデヤスへ変わった。ヒデヤスはリョウジの死体を見ると何が起こったのかすぐに理解した。
「お前が…ハセちゃんを…!なんで!同盟を結んでいただろ!?」
「今から死ぬお前に説明する必要はねえな。いくぜ。」
シグルドはヒデヤスに特攻していった。ヒデヤスは戦極ドライバーをとりつけドングリロックシードを起動した。
「変身!」
ドライバーにロックシードをとりつけカッティングブレードを下ろすとアーマードライダーグリドンに変身を遂げた。だが変身をした瞬間、シグルドのソニックアローがグリドンのアーマーを攻撃する。グリドンのアーマーが固かったせいか、ダメージはそこまで大きいものではなかった。
「よくも…ハセちゃんを!」
「あいつは別に対して強いわけでもなかっただろ?何をそんなにキレるんだ?あ?」
「強い、弱いじゃないわ。プロフェッショナルじゃなくてもプロフェッショナルを目指す。彼はそれができる男だったわ。」
シグルドとグリドンの方に怒りに燃えたオウレンが向かってきた。
ちょっとひさしぶりの更新です。
まず初瀬ちゃんファンの方、申し訳ありませんw
グリドンとの組み合わせで活躍させようかと思ったのですが、やはりこのようにしてしまいました…
あと本編では何気になかったライダーがライダーを殺してしまう展開もやってみました。
とはいえメロン兄さんはミッチにやられちゃってるのかな??
本編も気になる展開ですね!
感想。評価の方、よろしくお願いします。