仮面ライダー鎧武 エピソードゼロ ~もう一つの世界~ 作:エクシ
リョウジを倒したシグルドにアーマードライダーブラーボことオウレン・S・ゲンノスケとアーマードライダーグリドンことジョウノウチ・G・ヒデヤスの二人が戦いを仕掛ける。ブラーボの攻撃でゲネシスドライバーを壊されたシドは逃走するも、ヘルヘイムの果実を口にしたことでインベスへと変わってしまった。
斬月軍はバロン軍侵攻の情報を得たことで戦闘準備をしていた。そんな中、シドがリョウジを倒したという情報がタカトラの耳に入る。
「シドめ!なぜ通信に出ない!?何を考えている!ブラーボ軍とは同盟を結んでいるんだぞ。くそ…これでは同盟は解消になってしまう…!」
「その通り!残念だったね、タカトラ。」
リョウマはヨウコとともにタカトラの前に現れた。
「リョウマ。作戦は立て直しだ。ブラーボ軍が味方になるどころか攻めてくるかもしれん。シドのやつの独断で我々は一気にピンチに追いやられた。」
「う~ん、確かに我々はピンチに陥ってるね。でもシドの独断ってのは間違いだよ、タカトラ。」
「どういうことだ?」
「あー、あとタカトラには言うのを忘れてたけど、新型ドライバーはすでに完成している。で、シドに持たせておいたよ。」
「なに!?どういうことだ!大将である俺に何も言わず…」
「悪いけどタカトラ、もう君は大将ではなくなる。ミナト君。」
リョウマの指示を受けヨウコはゲネシスドライバーを腰につけた。そしてピーチエナジーロックシードを起動させる。
「変身。」
優雅な手の動きでロックシードをドライバーに取り付け、素早くシーボルコンプレッサーを押し込む。そしてヨウコの頭上から桃のアームズが現れ、回転しながらヨウコと融合する。アームズが展開されるとヨウコはアーマードライダーマリカになった。右手に持ったソニックアローでタカトラを切り付けようとするが、何とかタカトラはかわす。
「ミナト…なにを!?くそっ…変身!」
タカトラはあらかじめつけていた戦極ドライバーに起動させたメロンロックシードをはめ、カッティングブレードを下ろした。メロンのアームズとタカトラは融合するとアーマードライダー斬月へと変身した。引き続き続くマリカの斬撃をメロンディフェンダーで防ぐ斬月。素早く無双セイバーを抜き、マリカの腹部に銃弾を撃ち込む。
「うーん、さすがタカトラだな。ミナト君にゲネシスドライバーは鬼に金棒かと思ったが、タカトラは鬼をも越す虎だったらしい。」
「リョウマぁ!これは一体どういうつもりだ!指揮に何か意見があるならきちんと言え!」
「変身!」
タカトラの言葉を無視してリョウマはレモンエナジーロックシードを起動させ先ほど腰に巻いたゲネシスドライバーに取り付ける。シーボルコンプレッサーを押し込むと展開されたアームズがリョウマの頭を隠し、アーマードライダーデュークへと変わった。
「名残惜しいがさらばだ友よ。」
「リョウマぁぁぁ!」
デュークはレモンエナジーロックシードをソニックアローにつけかえた。ロックオンの音声とともにソニックアローを弾き、斬月に狙いを定める。マリカはシーボルコンプレッサーを一度押し込み、斬月にソニックアローの斬撃を飛ばした。カッティングブレードを2回倒し無双セイバーでその斬撃を斬る斬月。だがその隙を突いたデュークが右手を離し、ソニックボレーを放つ。斬月はその攻撃を防ぐことは出来ず、腹部に直接当たった。
「うーん、まだ生きてるか。しぶといね、相変わらず。じゃあこれで終わりだ。」
デュークはシーボルコンプレッサーを一度押し込み、ソニックアローの斬撃を倒れた斬月に放った。だがその斬撃は横から突如現れた赤いアーマードライダーに防がれる。
「これはどういうことだ?お前たちの軍は全く機能しておらずあっという間に壊滅させてやった。本陣に来てみればまさか仲間割れとはな。それに2対1か。オレからしてみれば弱者が2匹集まって強者にちょっかいを出している虫ケラだな、お前らは。」
読んでいただきありがとうございます
一話一話が短いのでもうあっというまに7話です。
今回はメロン兄さんが裏切られるところですね。
シドを殺しちゃったので2対1になってしまいましたが…
てかもうこの話、鎧武というよりバロンの主人公の話みたいになっちゃってきてるなww
感想、評価よろしくお願いします