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あの黒い腕が父を殺したあと私は家中から出来る限りの金品を持ち出し家を出て今は少しでもお金を浮かす為神社の社の下で睡眠を取っていた、だが私はここ最近まともに寝れてはいなかった。あの黒い粒子が集まり作られた腕は間違いなく私の個性によって生み出されたものだからだ私は人を殺した、あんな糞野郎なのに母の仇なのに私は苦しむ、だが今日は何故か眠れた、理由は分からないがあえて言うなら私を理解してくれるなにかが私を背後から抱きしめていたからだ。
あれから数日たったが何故か私のことや父母が死んだことがニュースになっていない、死体がまだ見つかってないからからか?だが急に私や母が学校や職場に来なく連絡もつかないじゃ誰かが警察に通報するはずだ、私はどうかこのままの状態でいてくれと思っただがそれは叶わなかった。食事をするため街に出た時私は誰かに見られている気配を感じた、眼帯をしているから視線を向ける人はいるがそれとは違った、私は複雑な道を進んでその見ているなにかから逃げた。
社に戻った私は水を口に含み落ち着くとあの日父が言っていたことを思い出した。
「あいつはあの時言ってた「私を医者が欲しがっている」ってまさかあの気配はその医者なのか?不死身な私を医者が欲しがる理由なんて決まっている」
私の頭のなかで人体実験、モルモットの言葉が出てくる、私は荷物を持つとさらに遠い場所に行こうとしたその時。
【!】
「うぐっ!?」
1発の銃声が鳴り響き、私の右肩に激痛がはしり私はその場で片膝をついた。視線を上げると草むらから10人程の男達が出てきたスーツを来ているがあきらかに普通の人ではないと私の直感がそう警告する。
「田井中陽子だな、俺は公安の個性管理委員会の者だ。お前の父田井中智が娘が不死身の個性を持ってると医者に連絡しその医者が俺達に連絡した、俺達は君の力が大変脅威であると断定し君を公安の管理下におくことに決定した。」
1歩前に出た男が私のとこに来た理由と奴らの中で決まったことを口にする。
「よって田井中陽子、貴様を捕獲する」
そう言うと男達は私に向け拳銃を取り出し躊躇なく発砲する、【!、!、!】「っ!?」放たれた銃弾は私を貫き社の壁を血に染めた時間にしてみれば5秒もたってないだろう、私は無数の銃弾を喰らいその場に倒れた。
「よし、それじゃ復活する前にさっさと拘束しろ」
男達が拘束具を持って陽子に近づき手錠を取り付けようとした瞬間「ぶばっ!?」再生した陽子が近づいた男の横顔を殴りつけた、陽子はすぐさま立ち上がり社の物陰に身体を隠す。
「ちっ再生するのがあんなに速いだなんて聞いてねーぞ、やってくれるじゃねぇかガキが!!」
「公安だろうがお前らみたいな奴らに捕まってたまるか!!」
怒り叫ぶ男と私、両者が相手の出方を注視するなか階段から足音が聞こえ私は視線を向けるとそこには眼鏡をかけ紺色のスーツを着た細見の男がやってきた。私はその男を警戒していると公安の男が叫んだ。
「お前、曽我部か!!コイツの捕獲は俺達の仕事だ!外野は黙って帰りを待ってやがれ」
「木戸さん駄目ですよ、せっかく見つかった貴重なサンプルなんですから丁寧に扱わないと、それにまだ若いお嬢さんにむさい男共が集団で捕らえようなんてスマートじゃないですよ」
「コイツは死んでも再生するんだ多少手荒に扱かったって問題ないだろ、それに【殺害して動きを止める】コレが捕獲のセオリーだろ!」
私の扱いかたで言い合う曽我部と木戸という男、私は隙をみて逃げようとするが神社のんびり周りに他にも仲間がいたら逃げられない、私は目の前の曽我部という男を人質に脱出しようとした瞬間「!?なにコレ?」私の胸元に1本の注射針のような物が撃ち込まれチクッとした痛みのあと身体の力が抜け強烈な眠気が襲ってくる。
「木戸さん、不死身の目標に貴方のやり方は不合理的です、私ならこの麻酔銃で無力化しますよ、そのほうが合理的でしょ」
麻酔針を撃ったのは私が人質にしようとした曽我部と俺だった、撃たれた私は眠気に抗えず倒れ込む、私は死ねば状態がリセットされると思い舌を噛み切ろうとする、だが強烈な眠気ということが効かない身体では力を出せず私はゆっくりと目を閉じ暗闇のなかへと沈んで行った。
「それじゃああとは頼みますよ木戸さん」
「ちっ!おい拘束の準備だ死なねーように丁重に扱って運べ」、
『はいっ!』
「(う、・・・ココは私はどうなったんだ?)」
私は意識を覚醒させるだけですゆっくりと目を開けた。
「(なにも見えない?目隠しをされている?・・・・・・!!!いやこれは・・・捕まったのか)」
陽子が目を覚ますと彼女は白い壁に様々な機器、解剖道具が並べられた一室にある手術台の上で全身を包帯で覆われ首・手足・胴体をベルトで固定されていた、陽子は声をあげようとした。
「ッ・・・ッ・・・・・・・・ッ!!」
とよく耳をすまさないと聞こえない声ともいえない音だけを発した。
「(声が出ない!?かすれて出にくいとかじゃない・・・【声帯】が切除されている!?)」
自身の状態に動揺していると何か冷たい物が露出された左腕に当てられ次の瞬間
【ガリガリガリガリガリガリ】
とノコギリのような道具で皮を肉を神経を骨を容赦なく切られていく音が聞こえ左腕に激痛がはしった。
「・・・・・ッ・・・・ッ・・・・・ッ!!」
あまりの痛さで声をあげようとするが声帯が切除されている為出した声は先程と同じ音だけだった、痛みを和らげようと反射的ににガタガタと身体を動かすがベルトで固定されている為まともに動くことも出来ずただ痛みに耐えているとそれまで感じられていたなにかを失った、理由はすぐにわかった左腕は切断されたからだ。
「コレ向こうに置いていて、再生前のと見比べるから」
切断した左腕を回収し指示する白衣の男性は腕を切ったというのにまったく動揺せず冷静にしている。
「ヒューーーーッーーーーーッ・・・ヒューーーッーーー・・・」
痛みで身体がガクガクと震え呼吸も速くなり涙を流す陽子に白衣の男はノコギリを置くと今度はハサミを持つと右腕を押さえ中指に刃を当てた。
「今度は脳の活動を観察しながらだ、1本のずついくぞ」
「はい」
パチン
「!!」
という音と共に違う痛みが陽子を襲い、次々とパチンという音を出す度に違う痛みが襲いかかる。
「・・・ッ・・ッ!!」
「痛みに対する反応の仕方でこれまで何回死んだのかをおおよそ予測できる、まだ数回程度しか死んでないな・・・」
そう言うと白衣の男はハサミで胸元の包帯を切り肌を露出させると今度は針のような道具を両手に持ちグチュグチュと音を出しながら針で内蔵を突き刺す、手術台は血で溢れ暴れたせいで包帯が各所で外れ口元と左目があらわになる。
『よし1度殺してリセットして休憩にしよう』
「はい」
「ふう、トドメよろしく」
「お疲れ様です」
休憩の指示がはいり白衣を着た男達外れひと息つくと休憩に向かった、そんな彼らの会話を聞き私を怒りが込み上げてきた。
「(ひどい・・・なんでお前らは平気でこんなことが出来るんだ?私が不死身だから?危険だから?ふざけるな!お前らになんの権利がある?ただ普通に生きてきた私を寄ってたかって傷つけ殺し、罪悪感を感じずにやるお前らはなんなんだ!?まるでお前らは・・・【悪魔】・・・じゃないか)」
怒りの眼を白衣の男に向ける陽子、だがそんな陽子に白衣の男は容赦なくナイフを振り下ろし陽子は力が抜け目を閉じた。
ここは何処だ?私はまた殺されて・・・
陽子が目を開けるとそこはあの手術室ではない違う白い部屋にいた、陽子はなにも考えずに歩き始める、すると視線の先に椅子があり誰か座っていた、陽子はその誰かに近づき声をかけた。
「貴方は誰ですか?」
そう質問するとその人物は顔をゆっくりとあげた「!?」その顔を見て陽子は驚愕した、何故ならその人物の顔が自身と瓜二つだったからだ。その人物は黒いスーツを着て右目には眼帯、口には煙草を加えており陽子が固まっているとその人物は煙草を口から離すと立ち上がり陽子に笑みを浮かべ口を開いた。
「誰って私は・・・貴女自信だよ」
「!?どうゆうこと、貴女が私だって」
「正確に言えば私は前世の貴女だよ、きっと死んだことで記憶の1部が戻ったんだね、なら速いよ貴女が完全に私を思いだすのは・・・大丈夫私は貴女自身だから悪いようにはならいないよ。んじゃあそれまでもうちょっとだけ頑張ろうか・・・」
「待って!」
次の瞬間私の視界は再び白から黒に変わり、身体は動かなくなり自分が手術台にいると理解させられる。身体は再生され修復されており白衣の男達はペンチを持つと私に手を伸ばす。
「よーし後半戦いくぞー」
「上の命令は【とにかく痛みを与えろ】ということだ、なんの実験か知らないが俺等は従うだけだ」
「さてと・・・歯からいくぞ・・・」
私の地獄の時間が再び始まる。
「・・・ツ・・・・・ツ・・・ッ・・・!」
『つらいと思うけど頑張って、この世界で生きていく為には私のことを思い出さないといけないから・・・まったく私の人生はハードだね、そう思わない・・・ゴースト?』
『・・・』
あれからどれくらいの時が経ったんだろう、公安に捕まり人体実験をされ切られ、潰され、焼かれ、私は何度も死んだ、死んだ回数も100回を超えたあたりから数えるのを辞めた、人ってすごいよねなれちゃうんだからさ・・・でもたくさん死んだおかげで私は前世の記憶を思い出した。
前世の私の人生、家族、アキ君、マキマさん、師匠、デンジ君、パワーちゃん、荒井君、コベニちゃん、幽霊の悪魔ゴースト、私は全てを思い出した、そして私は此処を出たらどうこの世界で生きていくかを考えるようになった。逃げた私を公安は何処までも追いかけるだろう、国外に逃げても今度は別の勢力が私を狙う、自分の価値を私は思い知ったからだ、不死身な私は公安を通して各企業に貸し出され大手製薬会社の新薬の実験や自動車会社の車の安全性テストなど危険でリスクの高い実験に私は良いモルモットだからだ。
私はもういい加減に此処にいるのが飽きてしまった、だから私はチャンスを待った、少しでも油断があれば脱出出来るから。そしてその時はやってきたいつもどおりに実験が終わり、私は麻酔をされ宝物を保管するかのように金庫のような箱に入れられる、いつもなら2度目の麻酔をかけてから入れるがその麻酔がなく取りに行った、そして帰ってくるまでの間に私はもう1つの力を使い身体から黒い粒子を出し、それを徐々に人の形にしていき完成したのは黒い包帯で全身を覆われた今の私の写し姿だった。
「(やれ!)」
私はその作りだした写し姿に指示をし私を殺させた、数秒後私は万全の状態で再生し「あーあー」と発生練習し右目以外の顔の包帯を取るとその写し姿に名前を与えることにした。
「君には昔助けられた、そして今も助けられた、だからその恩返しで君に名前を与えることにした・・・君は今日から【ゴースト】だ」
『・・・』
私は目の前のコイツに前世で契約した悪魔と同じ名前をつけた、名付けされたゴーストはなにも言わないが何処か嬉しそうだったたぶん・・・私達がお互いを見ていると先程麻酔を取りに行った白衣の男が帰ってきて私を見ると声をあげた。
「お前!?いつの間に誰か!誰か!「ゴースト」だあっ!!」
男は仲間を呼ぼうとするがその前にゴーストに指示し男にゴーストが渾身の右フックを放ち男は壁に激突し頭から血を出しぐたりと倒れた。
「ごくろうさん、じゃあ1度戻って」
『あああぁ・・・』
私がそう言うとゴーストは崩れ黒い粒子となり散った、私は男からIDカードを奪うと扉のロックを解除して施設を脱出するため屋上へと向かった。
屋上に向かう途中鍵が閉められた扉がびくともしない為私は右腕をカッターで切断するとその切断跡を扉に押し当て再びカッターで喉をかっきり自殺した。
数秒後意識を取り戻した私は扉を見ると切断した腕から新しい腕が再生しておりその押し当てられた場所にあった扉の1部は消えていた。
「(試しにやってみたけど上手くいくもんだね、私の欠損部位は必ず再生するその時に異物があっても再生した時その異物はなくなっていた、実験でわかったことを覚えていてよかったよ)」
私はそのまま進んでいくがここであることに気づいた、あまりにも人が少ないと。公安の施設なら警備員やスタッフが大勢いるはずなのにここまで1人もあっていない何故だと思っていると大勢が走る音が聞こえ私は身を隠した、逃げたのがバレたかと思ったが彼らが持っていたのは麻酔銃ではなく実銃だった、私は疑問に思い最後尾で遅れていた奴を物陰に引き頭を壁に押しあて尋問した。
「ちょっとお話いいかな?」
「貴様は!?被検体の!何故こんなところに・・・ぎぃゃ!!」
「うるさい、君は黙って私の質問に答えればいいんだよ、それじゃ質問するよ」
私は騒ぐ奴を壁に叩きつけ鼻血を流しながら黙った奴に色々と質問した。質問の結果わかったのはまずここは地下であること、人がいないのは謎の侵入者によって通信や警報システムがダウンしその対応と侵入者の迎撃に出ているからということがわかり私はますます好機だと考えたが次に放たれた言葉に私は注目した。
「侵入者は貴様を知っていた、不死身の個性をな」
その言葉に私は2つの可能性を導き出した、1つ目は不死身の力を欲しがる何者か?2つ目は前世の私を知っている何者かだ、私は数秒悩みどちらかの理由にしても脱出の為にはその侵入者を利用しようと考えとりあえず情報を吐いた彼をお礼に殺さず首を締めて意識を奪い現在その侵入者がいるという場所へと向かった。
「おや?僕が探していたものが自ら来るなんて僕は幸運なのかな」
私がその場所につくと辺りは床には血溜まりと警備員などの死体、壁や天井には血しぶきがべっとりと付着しており、その空間でスーツを着て頭に機械をつけた長身の男が立っていた。
「(見た目からして普通じゃないね、デンジ君みたいな姿だしまさか悪魔だったりして・・・それはないかな)貴方が私を欲しくてきた侵入者みたいだけど私をどうしたいの?私は此処を出れればいいんだけど」
「僕は君の持つ不死身の個性に興味があってね、是非とも欲しいと思って来たんだよ・・・単刀直入に言うけど君の個性僕にくれないかな?そうすれば君は公安に狙われないよ」
その男は私に不死身の個性をくれないかと言ってきた、確かに私が不死身じゃなくなれば公安は追ってこないかもしれないが奴らを倒すにはこの力は必要だし、人体実験を知ってる私を公安が放っておくわけがないと判断し私は念の為ゴーストを出すと男に言った。
「悪いけどこの力はあげられないよ私にはやることがあるしね」
「そうか・・・なら仕方ないね」
男が動く、そう察知すると私は出していたゴーストで男を攻撃する。
「うっ!?なんだいきなり、何処から?これも君の力かい?」
『ああぁ・・・ああぁ!!』
男はゴーストの攻撃を1発目はまともにくらい2発目は驚くべき反射速度でゴーストの攻撃受け止めゴーストの繰り出し蹴り技や拳を受け止める。
「諦めてくれないかな?」
「それは出来ないよ、何故ならもっと欲しくなったからね!こんなに他人の個性を欲しいと思うのは久しぶりだよ」
男とゴーストの攻防が続く「(見えないのによく戦えてるね、体術は師匠と同じくらいかな?)」と思われたが突如足音がこちらに近づいてきたのだしかも結構大勢のだ。
「侵入者だけでなく、被検体の貴様もいるとはな面倒なことが纏めて片付くよ」
いつの間にか包囲され、かつて私を捕獲しようとしたら木戸が声をあげ早くも勝ったかのような様子であった。
「どうする?マスクの人」
「全員倒す以外ないだろうね、でも僕はちょっと疲れちゃってね個性を上手く使えないんだよ。はぁ田井中陽子、悪いけど君の力でなんとか出来ないかな?なんとかしてくれたら君の個性は諦めるよ、でもちょっとお話したいんだがいいかい?」
マスクの男は私に自分は今戦えないから変わりに私に後の状況をどうにかしてほしく、そうしたら私の個性を奪うのはやめると言ってきた。私はこの男が私の力を見たいが為に嘘を言っていると感じたがこの男と本気でやったら面倒なのは確実な為その提案をのむことにした。
「仕方ないな・・・わかったよ、それじゃあやりますか」
「作戦会議は終わったか?不死身以外取り柄のない貴様にこの状況をどうにかするなんて無理なんだよ!」
木戸は私に向けて麻酔銃を撃った、だがその発射された麻酔針は私には届かず空中で静止した、自身の目を疑う木戸であったが私が既に攻撃を仕掛けたことに気づいてなく次の瞬間「ぶばっ!?」木戸は胸に穴を空けられダラダラと血を流しその場に倒れた、ゴーストが木戸を貫いたからだ。
何故倒れたのかわからない公安の奴らに私は身体から黒い粒子を放出させ追加のゴーストを作ると命令する。
「攻撃開始、1人残らずだよ」
『あああああ!!』
私の命令を聞き【計10体のゴースト】が公安の人間に襲いかかり殴られ蹴られ噛まれ、貫かれて様々な死に方をする、その光景にマスクの男は歯を出し嬉しそうに見ていた。
戦闘が終わったのは役30秒後だった、狭い通路に押し寄せた公安の人間は1人残らず屍となっていた。屍となった彼らを見ても私はなにも思わなかった、私も世界は違えど公安の人間だったから彼らはただ命令で動いてただけだとわかっているがそれでもなにも感じないのはこの世界で彼らにされたことが影響しているのかなと思ってしまう。
「はい、終わったよ。さっき話がしたいと言ってだけど此処を出てからでいいかな?」
「ああ、いいよ」
私とマスクの男は公安の施設を無事に脱出した、あれから抵抗はなかったよ、たぶん私が殺したのが戦える人員すべてだったろうから。私達は人気がない建物に入り対面して話しをする。
「それで話っていうのはなにかな?」
「話というのはね、僕は君と取引をしたくてね「取引?」ああ、僕は君に衣食住を提供して君があの公安の個性管理委員会や人体実験に関連した企業の人間に報復をする時は情報などの支援をしたいと思っているよ」
「見返りは?」
「僕達の仲間になってもらいたい、そして僕の後継者である死柄木弔という人物のお守りをしてもらいたい。彼はまだ未熟だが経験を積めば僕を超えるかもしれないヴィランの王になると思っている、それまで君には彼を守り手助けをしてもらいたいんだがどうだろうか?」
マスクの男の取引の内容に私は考える。確かに彼が提供する情報や衣食住は欲しい、だがそのかわり私は未来のヴィランの王を悪の頂点を誕生させるのに協力することになる、前世はデビルハンターとして人々を苦しめる悪魔と戦ってきた私が自らの私利私欲の為に悪に落ちる、そんな私を見たらアキ君はどう思うだろうか?悩む私にマスクの男は口を開く。
「随分と悩んでいるみたいだね?もしかして誰かを気にしているのかな?ならあくまで助言だが、いかに倫理や法などがあっても
人は本来自由のはずだ・・・難しく考えなくていい、それに君は今まで酷いめにあって来たんだ親に組織に・・・もう君を縛るものはないんだ、自分のやりたいようにやろうよ」
その言葉を聞いて私はなんだか自分の人生がデンジ君と似ているなと思いアキ君ならきっとたとえヴィランになった私を理解してくれると思い私は決心した。
「わかった、仲間になってあげる・・・そして未来のヴィランの王を私が見守ってあげるよ、そしてその計画を邪魔する連中は私が倒してあげる・・・なんせ私はヴィランにとっての悪魔であるヒーローを狩るデビルハンターだから」
私の答えを聞いてマスクの男は満足げに笑った。仲間になった私は彼に連れられ彼のアジトへ行こうとするがその前に私は彼の名前を訪ねた。
「そういえば私はまだ貴方の名前聞いてなかったよ、あっちなみに私はこれからは【姫野】って呼んでよ、それで貴方の名前は?」
「姫野か・・・いい名前じゃないか、そう言えば教えてなかったね私の名前は【AFO(オール・フォー・ワン)】だけど先生と読んでくれ」
「わかったよ先生」
いかがでしたか?結構悲惨な過去だったんではないでしょうか、次回から本編はいります
姫野のメインの銃は?
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AK-74
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M4A3
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89式
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P90