SIK(シク-somewhere insect kingdom-) 〜どこかにある虫の王国〜 1話 作:とあるTizファン
〜この作品はps1用ソフトTizの前日談を想像して書いた非公式の作品です、読む際にはTizをプレイすることをお勧めします〜
ここはどこなのだろう。
どこか行かなければならない所があった。
何かやらなければならない事があった。
でも思い出せない。
それどころか思い出しちゃいけない気がする。
なぜなのだろう。
わからない。
〜SIK(somewhere insect kingdom)〜
目が覚めるとそこは一つの島のようだった。
草木がとてつもなく大きく、木の天辺は太陽に届きそうな勢いだった。
「一体ここはどこなのだろう」
「私は誰で何をしたかったのだろう」
と重要なことを考えた後に
「ここの食べ物口に合うといいな」
ということが頭をよぎったのでどうやら私はずいぶん呑気な性格のようだ。
その呑気な性格を頼りに私は巨大な草木をかき分け散策することにした。
すると5分もしないうちに近くで「妹だ!」と明るい少女の声が聞こえた。
「とりあえず人はいるんだな、どこかの家の姉妹がいるのだろうかと思い近寄ってみると、その声の主はこんな日差しの強い島にはとても似合わない真っ白い肌の持ち主だった。
「妹だ!妹だ!キャッホー♪」
どうやら妹というのは私のようだ、全く訳がわからない。
面食らってしまって年下の少女相手に
「あの〜…」なんて言う情け無い返事をしてしまった。
「ここはどこ?」
「どこ?ここ?」
「どこって、この島に住んでるんでしょ?」
「そうだよ」
「じゃあここは一体どこなの。」
「ここはここ」
「だからここの場所」
「場所は場所、私たちみーんなの王国♪」
王国!?こりゃまた大きく出たものだ、まぁ少女の言う事だから仕方ないのかもしれないが。
「それであなたが私の妹、あれ?名前は?」
「ユキ」
何故かその名前だけは記憶にあった。
「私はティズ、知ってた?」
おかしな名前だなとは思ったがなんだか聞き馴染みのある名前のような気もした。
「ここは私たち虫達の王国なの、つまり私たちだけの世界、それでみーんな生まれ変わり」
「へー、、うん?私たち虫達!?」
「そう!ユキも私もみーんなみーんな」
どうやらこのユキという少女が言うにはユキも私もみーんなみーんな虫で生まれ変わりらしい。
「ちょっと待ってよ!虫ってなに!?私たち人間でしょ?」
「何言ってるの?触覚だってあるじゃない、だからみーんな虫なの、ユキも私もね」
本当だ、彼女には確かに触覚がある、それも真っ白な、何故今まで気づかなかったのだろうこれも私が虫だからだろうか。
「とにかく旅に出ましょう!私たちで愛を見つけるの!その時に本当の姿になれるのよ!今は何もわからなくてもそのうちみんなわかるよ!いつかきっと!」
本当にこの少女の言うことは何もわからない、さっき会ったと思ったら今度は旅に出なきゃ行けないらしい。だけど本当の姿ってなんなんだろうか。
第一話 完
どうも、作者です。
書いた感想ですが小説ってむずいですね、Tizらしい会話を残しつつ話がめちゃくちゃにならないようにしたつもりなんですけどめちゃくちゃ難しかったです。そう考えたらTizのあの具合はすごかったのかも知れませんね。それと主人公ユキ!これはTizの次回作が出るとしたら何故か主人公は女性な気がしたんですよ。だから今回、主人公は女性にしました!
ではまた2話で、、、