柱間とマダラのヒーローアカデミア〜木の葉の里創生期組の英雄伝〜 作:天叢雲剣を捧げるスサノヲ
ちなみに、原作のヒロアカを元にした僕のヒーローアカデミアとNARUTOのクロスオーバー ですが、NARUTOキャラは基本、ヒロアカキャラより強めな方向性で行きたいと思います。なに?どうしてかって?だって、柱間さんやマダラさんが敵を一方的に蹂躙する超ハイパー無双タイムの時間とか見てみたいだろう。ついでに、それに対して驚くヒロアカキャラの反応とかも見てみたいだろう。ただそれだけだァ!
とまあ、長くなりましたが、千手兄弟とうちは兄弟が仲良くヒロアカ世界を満喫していることを主は祈っております。では、どうぞ。
とある忍びの世界で起こった第四次忍界大戦、激戦の末、うずまきナルトとうちはサスケついにカグヤを封印することに成功し、封印されていた尾獣たちとうちはマダラは一斉に解放され、地上へと墜落したマダラは仰向けになったまま、六道仙人に、穢土転生を解術され、今にも消えつつある千手柱間と会話を交わしていた。
柱間 「マダラ……」
マダラ 「逝くの……か……」
柱間 「ああ……お前も、共にな……」
マダラ 「お前も……オレも……望んでも……届かない」
マダラ 「結局……オレの夢は消え……た……
お前の夢……は繋がって……いる……」
柱間 「急ぎすぎたな……マダラ。オレたちの代で夢を完成させる
必要はなかったのだ。いかに後ろをついて来て託せる者を育て
るか……それが大切だった。」
柱間 「いずれにせよ、オレたちはもう死ぬ。次はあっちで杯を交わす
としようぞ」
柱間 「戦友としてな」
マダラ 「戦友か……」
柱間とマダラ、二人がそう話を交わし終えると、柱間は光と共に消え、天へと昇っていき、マダラは両眼をゆっくり閉じて、静かに息を引き取っていき、二人の生涯は終わった……
……はずに思えた。
ここはとある屋敷のような古い和式の家の一つの部屋、ここである一人の男が目覚める。
目覚めて最初に目に写ったのはその部屋の天井だった。
う、うう、ここは何処だ?オレは柱間と共に忍界を去ったはず。なのに何故俺は生きている。もしや輪廻転生とやらで俺は今生きているのか?
だが、どうも優遇が良過ぎる気がするな。オレは前世、忍界で戦争を起こした。たくさんの人達を殺した。だから普通は天国には行かずに地獄に行く。そして、平和のためだとしてもあんな悪行を犯したのだからもちろん輪廻転生をしてまた人間の生を持ち、生まれ変わることも普通はありえない。なのに何故俺は今も生きているんだ?
そんな事を考えていたらいきなり頭痛がした。
刹那、大量の回想が流れ込んできた。それは、この世界でマダラが生まれ、生きた記憶だった。
マダラ「何はともあれまずは情報集めだ。」
布団から体を起こし、立ち上がった後、本棚などや机などを手当たり次第調べた。その結果、この世界を知る有力な情報源として二つほど見つかった。一つ目はマダラの家族の成長が記録してあるアルバムで、二つ目はこの世界の歴史書と言った感じだ。
マダラはすぐ様、家族アルバムと歴史書を机の上に置き、椅子に座って調べ始めた。
マダラ「まず最初はこの家族アルバムを調べるか。」
そう言った後、マダラの家族のアルバムを調べ始めた。段々と読み進め、読み終わったと同時に、今世の自分の経歴がだいたい理解できた。
マダラ「なるほど、個性・・・か。」
そう言いながらマダラの家族のアルバムを見つめていた。そして、その家族アルバムには写真と共に日記文も添えてあった。
0歳、兄のうちはマダラと弟のうちはイズナが双子の兄弟として誕生する。
1歳、マダラとイズナが言葉を喋り始める。
2歳、母が不治の病にかかり、医師に一年程の余命宣告をされる。父は絶望した。しかし、母は死ぬ前に自分の子であるマダラとイズナ
に精一杯の愛情を注ぎ、色々なことを教えてから天国に行きたいと言って涙は流さなかった。
3歳、母が病で他界し、亡くなる。父は悲しんだが、涙は流さなかった。そして父は自分の子に妻の分も含めて父として、また、母の代わりとして、再び愛情を注いで行くことを決意した。
4歳、ついに朗報が届いた。マダラに写輪眼とチャクラ(火遁)の個性が発現した。
父と同じだ。父は盛大に喜んだ。
6歳、木の葉第一幼稚園 入園
8歳、木の葉第一幼稚園 卒園 そして、木の葉第一小学校 入学
そして、現在に至る・・・と言った感じだ。
マダラ「まあ今世の俺の経歴はだいたいわかった。次はこの世界がどんな世界なのかもこの歴史書で調べてみるか。」
マダラは家族アルバムを見るのをやめ、今度は歴史書に手を出した。そしてその歴史書も見通していく中であることに衝撃が走った。
マダラ「これは・・・!オレが前世に生きていた忍界の歴史じゃない!
どういうことだ!?」
マダラは驚きながらも、この歴史書を見て感じたことをいくつかまとめた。
まず序盤の一つ、そもそもこの世界は忍界ではない。個性という超常現象を世界総人口の約8割の人間が持っていると言われている世界である。だが、その残り2割は無個性という、その名の通り個性がないこともたまにあるらしい。現に火の国などの忍五大国についてのことなどは何処にも記載されておらず、記載されているのは日本という国などが記載されている。
中盤の二つ、そもそもこの世界に忍は存在しない。だが、忍の代わりにヒーローというものが存在する。ヒーローは敵《ヴィラン》から弱き者を助け、敵《ヴィラン》を倒すとそう書いてある。いわゆる正義は悪に屈せず、悪は正義に屈するといったところか。ちなみに敵《ヴィラン》というのは、個性を悪用し、犯罪をする者たちのことを指し、それに対してヒーローというのは、個性を使用して、犯罪者たちを成敗し、取り締まる者たちのことを指すらしいが、誰もがヒーローになれるということは決してなく、ヒーロー免許というヒーローになるためには絶対必須の資格証を持っていなければ個性の使用はもちろん、ヒーロー活動は一切できないらしい、この世界の世の中では。もちろんそのルールや掟に反して、趣味などの個人的な趣旨でヒーロー免許無会得でヒーロー活動をしている者もいるらしく、ヒーローや警察に度々目を付けられているらしい、その者たちの総称をまとめて「ヴィジランテ」と呼ぶ。簡単に解釈して説明すれば、自分がいかにヴィランなどの悪を倒して善行を行ったとしても、ヒーロー免許を持っていなかったら結局話は別だ。ヒーローや警察にすぐ逮捕されて酷い時は牢屋にブチ込まれることだってあるらしい。
結局どこの世の中もそんなものだ。どの世界でもそうだ。夢では偉大に語っていてもその夢をいざ現実で叶えようと思ったら、事が自分の思い通りに動かず、結局挫折などをしてしまう。前世の世界である忍界だって同じだった。やはりどの世界でもこの世や現実には思い通りにいかぬことばかりだ。だが、オレは柱間やナルト達によって自分の愚かさや間違いにやっと気づけた。これからはオレも柱間と共に正しい忍道へと歩いていこうと思う。
終盤の三つ、この世界での木の葉隠れの里の存在だ。オレもまさかこの世界に木の葉隠れの里が存在するとは思いもしなかった。
だがこの世界の木の葉隠れの里は結論から言うと、どうやら全くの別物だ。名前は正真正銘、木の葉隠れの里でもどうやら里のシステムがところどころ別物になっていることだった。いい例として、まず忍の代わりに「木の葉忍警団」といういわゆる自警団のようなもので、ヒーローや警察のように里の内部や里から近い外部で起こる悪事や犯罪を取り締まる木の葉隠れの里独自の団体がある。あと、木の葉隠れの里の里長についてだが、名前や呼び方は「火影」と、前世の忍界と変わらない。今世の火影のシステムは、従来の仕事である里をより良いものへと作っていく仕事も主にやりながら、さらに木の葉忍警団も運営している木の葉の里で一番偉い人でもあるらしい。だが唯一変わったとすれば火影以外の影たちが一切存在しないことだ。それはそうだ、そもそもオレが生きていた忍界の地形とこの世界の地図は全く持って違うのだからな。現に風影と水影と土影と雷影は存在していない。もし仮に他の影も存在していたらオレもさらに驚いただろうがな。
マダラ「さて、この世界がどんな世界なのかもわかった。そろそろ自分の部屋を出てみるか。」
そう思い、オレは歴史書の本を閉じようとした瞬間、オレはふと気になるものを見つけ、そのところを読んでいく内に何かを察し、どんどん驚愕の思いが込み上げてきた。
マダラ「何ッ!ま、まさか、まさかこんなことが、彼奴が存在するなんてこの世界にはありえるのか!?」
マダラが言っているその「彼奴」という言葉に当てはまる人物は、前世における忍界では、チャクラの教えを説き、忍宗を開いた「忍の祖」であった男の仙人、その名は・・・
マダラ「大筒木ハゴロモ、またの名を六道仙人。なぜ奴がこの世界にいる!?」
ここまで、読んでいただき、誠にありがとうございます!以上が、第一話です。それと、この作品をより良いものへとするために、これからも感想や改善点など、どんどん待っています。あと、投票アンケートなども、できたら利用しようかと思います(気分次第ではまた変わる)。では、また第二話で。