ロボトミー社に入ったら人外に囲まれたんだが 作:はちみつレモンって美味しいよね
「あなたはその曲に出会います。魅惑的にあなたに近づいてきます…」
「すいませんでした」
「本当にな!?」
朝からロイさんの怒声が響く。
何故かって?昨日は管理人さんがまともに管理してなかったからね…
あの後アンジェラさんから
「お疲れ様でした、エージェント エル、ロイ。今日は管理人が業務中なのにボーッとしてましたので、大変だったでしょう。」
という放送が入って
「あのバ管理人、カメラで見て指示を出すだけなんだから業務中ぐらいしっかりしろよ…」
という感じでロイさんが目に見えてキレてた、本当に。オーラかなんかが見えそうなレベルで。
確かに、管理人さんがミスをしたら最悪私たちは死んでしまう、と考えると、あれ程キレててもおかしくはない。
でもすごい怖かった、ロイさんは怒らせないでおこう。
「あの〜」
「なんだよバ管理人」
「ヒェッ…」
「ここまで来ると少し面白いわね…」
どっちが上司だろうか、ローザちゃんも結構ノリノリ。
「今言うのもあれだけど今日から新人が増えます。」
「はあ…そうか、他は?」
「えーと…」
圧!圧がすごいよロイさん!
「今日からエージェント エルは新しいチームに移動です。」
「「「…」」」
「それを早く言いなさいよ!!!」
「キュートちゃんのエサにするか?」
「ローザちゃんロイさんやめたげて!?」
なお、マルクトさんが現場を目撃してアンジェラさんが止めに来たことで管理人殺人事件は未遂に終わった。
そんな事件があった今日の朝だが、それは置いといて…
今日から情報チームという場所に移動となった。
この会社は下に行けば行くほど危険なアブノーマリティが収容されるようになり、コントロールチームの下に情報チームはある。
つまり、ここはコントロールチームより危険になりやすいのだ。
それなのに…
「エージェントが私だけってどういうことですか?」
な ぜ こ う な っ た
まあロイさんとローザちゃんは新人さんの育成に徹底するらしいし、しょうがないかぁ…
と言っても普通に作業指示は来る、なんなら今ちょうど来た。
対象は…
「失礼します。」
今回の作業はO-03-60への愛着作業。
要はアブノーマリティと交信してこい、ってこと。
ただ…
『ーーー、ーー、ーーーー?』
その作業の対象が、子供の落書きのような見た目をした何かなんだよね…
しかもなにかしらの理解できない言葉で喋ってる。
正直ちょっとかわいい。
…それはともかく、何かを私に聞いてるみたいなんだよね…どうしたらいいのか分からない。
「えーと…私はエル、よろしくね…?」
少し変になったけど自己紹介はしておいた、でも、さすがにこんなので変化はないでしょ…
『ーー?…ーーー、ーー!』
「 ?ごめんね、ちょっと分からない…」
『ーーー…!』
「えっ!?」
なんか急に触手刺そうとして来た!?もしかしてなんか間違えた!?
しかもピンポイントで頭を狙って来た…かなり急で反応も遅れてしまい少しだけ頭を掠った。
本当に何がしたいのか…、! また攻撃が…
『触手。回避。何故。知識。贈与。』
「えっ!?」
なんか急に声が!?
『回避。不要。知識。贈与。願望。』
「まってまってちゃんと聞こえてるよ!?」
『確認。本当。否?』
「うん、少し片言?に聞こえるけどね。」
単語だけで話してるようで、少し理解に時間はかかるけど。
「というか、どうして急に攻撃を?」
『人間。知識。贈与。触手。使用。』
…なるほど、少し質問をして分かった。
どうやらこのアブノーマリティは宇宙の欠片という名前で、ここでは万物の神秘的なものを理解させようとしてるらしい。
そしてその神秘を教えるための手段の1つがさっきの触手を使った攻撃らしい。
私の場合、頭にその触手が掠ったせいで言葉が分かるようになったっぽい。
…少し頭がクラクラする、ちょっと血流しすぎたかも。
作業も終わったし、早めにメインルームに戻ろう。
はちみつです。
また遅れてしまいすみませんでした。
今回のアブノマは宇宙の欠片でした。
攻撃を受けると職員さんが特殊セリフを言うのは割と最近知りました。
今回も読んで下さりありがとうございました。
今の書き方で読みやすいですか?
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