ロボトミー社に入ったら人外に囲まれたんだが 作:はちみつレモンって美味しいよね
「生は死を恐れぬ者にのみ与えられる。」
「あー、あー、エージェント エル、君今日からランク3ね。」
「なんか軽くないですか?」
そんな感じで管理人さんから雑に昇進を伝えられた。
まあ昨日だいぶ残業したしね…
「あとは…そうだ、今日も職員が増えるからよろしく…」
管理人さんも疲れてるんだなぁ…
それはともかく、今日は昨日と装備が変わった。
前まではE.G.Oが罰鳥くんのくちばし装備だったけど今日は…
「…これは?」
なにこれ、なんか血?のついてる白衣?と丸鋸?
丸鋸の真ん中には既視感のある顔が…
試しに起動して見ようかな。
[ギュイイイイイン]
「うるさい…」
耳が痛くなるなぁ…
「…え?」
「ん?」
丸鋸いじってたら見慣れない人がこっちを見ていた。
てかこの状況、もしかして私、やばい人だと思われてる?
「…失礼しました。」
「えちょ」
行っちゃった?
「オデリだったか?…お前の言うエルさんって、丸鋸いじってるやばい人?(ボソッ)」
「…???」
そう言って多分新人であろう人は近くのオデリくんに話しかける。
そっかオデリくんと同期か。
…いやいやいや
「やばい人じゃないよ!」
「あ、エルさん」
「うわっ、丸鋸女!」
やっぱり勘違いされてるよね、てか丸鋸女て。
「酷いね?」
「一応エルさんは先輩なんだぞアンソニー。」
「あっ…すみません、ちょっとインパクトが強くて…」
よし、これからは鎮圧時以外は丸鋸いじらないようにしよ。
「えーと、アンソニーくん…かな?」
「そうです!色々ありましたけどよろしくお願いします先輩!」
「うん、よろしくね。あと、そろそろ業務始まるし、持ち場に行こっか。」
「「はい!」」
アンソニーくんを見送ったあと、すぐに業務が始まった。
今日はロイさんも情報チームにいるため、ようやく1人じゃなくなった。
「失礼します。」
そんなことは置いといて、作業しよう。
今回作業をするのはO-05-61、甲冑みたいな見た目のアブノーマリティだ。
今回の指示は洞察だし、収容室を掃除すればいいのかな?
『…』
「……?」
作業を初めようとしたんだけど、なんか見られてる気がする。
甲冑の方を振り返ると、兜の中に光が見える。
ちょうど目の位置にあるし、あの光が甲冑の目なのかな?
「なにか、要件とかある…かな?」
思い切って聞いてみる、すると…
『………』
すごい見られただけだった。
正確には見られたって言うか観察みたいな雰囲気だった。
何がしたいんだ甲冑さん…
他の子と違って、話さないから声なんて聞こえないし、表情(というか顔)もないから何考えてるかわかんない。
頑張って雰囲気を読み取らないといけないのかぁ…
何かしてほしそうに見える気がするけど、もしかして…
「掃除のついでに甲冑の部分磨こっか?」
『…』
なんとなく言ったけどあってたっぽい?
確かに錆びてるし、篭手が片方取れてるな…
「よしわかった、今回はもう終わりだから、次来た時ね。」
そういうと、雰囲気が明るくなった(気がする)。
でも篭手が取れてるのと、袖とかが少し錆びてる以外には傷ないなぁ…塗料もしっかり残ってるし…不思議な甲冑だなぁ。
作者です。
なんか今回、謎回な気がする。
甲冑さん、わからん。
オマケ
職員さんの見た目とかイメージ、設定
エル
かなり長めの茶髪、身長低い、体重軽い、結構小柄。
本人は知らないが実は生き別れの兄がいるらしい…?
アブノマに無意識のうちに好かれる体質(重要)。
エルちゃん自身もアブノマは好き。
ロイ
短い茶髪(エルちゃんよりは濃いめの髪色)、体格いい。
鎮圧ガチ勢、以外と不憫。
アブノマはあまり好きじゃないけど、口や態度、表情に出さない。
ローザ
長めの金髪(エルちゃんとティファレトちゃんの間くらい)、小柄。
華奢だがどんどん前線に出ていくタイプ。
アブノマは可愛いやつが好き。
ルイス
短い青髪(ロイよりは少し長い)、体格そこそこ、力は強め。
オデリとは付き合いが長め、裏路地出身、勘がいい。
アブノマに対しては普通。
オデリ
少し長めの赤みがかかった茶髪、体格いい、力はゴリラ並。
ルイスとは付き合いが長め、裏路地出身、鎮圧ガチ勢第2号。
アブノマに対しては特に何も思ってない。
アンソニー
色はグレーで少し長めの髪、体格は細め、力はそこそこ。
作業が上手、たまに何かやらかす、準不憫枠。
アブノマと接するのはわりかし上手い、けど少し怖いと思ってる。
設定等は今のところこんな感じです。
エルちゃんの兄に関しては、詳しく知りたい方がいればそのうち。
今回も読んで下さりありがとうございました。