ロボトミー社に入ったら人外に囲まれたんだが   作:はちみつレモンって美味しいよね

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第18話

 

 

 

 

 

「この腕輪は欲深い者を許さないので、誠実な者だけが着用しなければならない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エルさん!大丈夫ですか!?」

「オデリくんか…大丈夫、だと思うよ。」

 

まだちょっと痛いけど…

もう少し慎重にならないとだめかなぁ…

 

「あー、あー、聞こえるかな?管理人ですよー。」

 

軽。

 

「かっっっる。」

 

オデリくんとかもう声に出ちゃってるじゃん。

 

「それはごめん…ってそうだ、エージェント エルは無事?」

「はい、無事です…が、多分この状態での作業は厳しいかと。」

「え、それ本当に無事なの?」

「…いや、俺が見た感じ、ですが。」

「そうか…」

「あはは…まあ多分大丈夫ですよ管理人さん。」

「不安だなあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、管理人さんから

 

「体力が回復するまでが怖いし、一応念の為。」

 

ってことで、O-09-95、作業ダメージの無いツール型への作業指示が出た。

ちなみに、さっきのツールは収容室に行く途中で返した。

 

「失礼します。」

 

収容室に入ると、そこにあったのはタンクに入った黒い腕輪。

腕輪の中心には緑色の宝石がはめられている。

…え、これ本当に私がつけていいやつ?

ただ、つけないと作業が終わらないため、渋々腕輪をつける。

絶対ローザちゃんとかの方がこういう綺麗な物は合うって…

あ、さすがに取り出し方はもう分かったよ…?

とか思ってたら…

 

「…ん?」

 

試練の時についたかすり傷が治り始めた。

他の傷もどんどん治っていく、これが腕輪の効果かな?

そうだとしたらすごい便利な物、なんだけど…

なんとなく、つけ過ぎは危険な気がする。

 

 

 

 

 

「あ、エルさん、怪我は平気ですか?」

「うん、なんかこの腕輪つけたら治った。」

 

オデリくん、わざわざ収容室までついて来てくれたのか…優しい…

 

「腕輪…ツール型のやつですかね?」

「そうだけど…?」

 

腕輪をすごい観察してる、何かあったのかな…

 

「…あ、もしかして腕輪への作業指示が出たの?私は傷治ったし、使うなら全然大丈夫だけど…」

「…いや、ただ気になっただけなんですけど…」

 

オデリくんが不思議そうに言う。

 

 

 

 

 

「その腕輪、使用者の肉体を継続的に回復させてるっぽいんで、傷がない時はどうなるのかって思って…」

「ヒュッ」

 

すぐに腕輪を戻しに行った。

さっきの機械があまり害のない物だったからすっかり忘れてた。

ツール型の中には長時間の使用で害を出す物がある、ってテレジアの時に覚えたつもりだったんだけどね…

というか、あのまま腕輪をつけっぱなしにしていたら、私はどうなっていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者です。
短いしなんか謎回ですみません。
ツール型を話に入れるのがかなり難しい…
今回も呼んで下さりありがとうございました!
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