ロボトミー社に入ったら人外に囲まれたんだが 作:はちみつレモンって美味しいよね
ピンポンパンポーン
「あーあー、聞こえてるね?管理人でーす。」
その日は管理人さんの呑気な放送から始まった。
今日は脱走がないといいけどなー
さて、今日もまったり作業を…
「今日残業するから職員のみんなは頑張れ〜」
「「「「「「………」」」」」」
「よし、E.G.Oは持ったな?」
「ええ、バッチリよ。」
「僕も手伝います!行くよオデリ!」
「わかった、支援は任せろルイス。」
「えっ…!?これおかしいの僕ですか…!?」
安心してアンソニーくん、おかしいのはE.G.O持って管理人室に突撃しようとしてる4人だから。
というかとりあえずこの4人を止めよう、うん。
「「「「待ってろ管理人…!」」」」
「ちょちょちょ、ストップストップ!」
管理人さんを殴ることしか考えてない…
というか力強っ!?
「アンソニーくん手伝ってー!」
「手伝うって言っても何すればいいんですか!?」
「方法はなんでもいいから4人を止めて!」
「えっ、ええ……ええい!」
ゴスッ
「グエッ!?」
ゴスッ
「痛っ!?」
ゴスッ
「痛い!」
ゴスッ
「ガッ…!?」
確かになんでもいいって言ったけど!
殴るの!?痛そう…
「先輩!止めました!」
「もう少し手加減してあげて!?」
無事(?)解決!
…とまあ、朝からこの支部はハプニングが起きたが、その後はすぐに業務開始時間になり、いつも通りの業務が始まった。
改めて思ったけどみんな管理人さんへの殺意高すぎじゃない…?
「あ、エルさん。」
「ん?…ああ、オデリくんか。どうしたの?」
「いや、その、さっきは迷惑かけてすみません。」
「朝のこと?それならいいよ、全然気にしてないしね。」
わざわざ言いに来るなんて…偉いなぁ……
「良かったです…あ、それと……」
「ん?」
「さっき罰鳥が脱走したそうです。」
「ああ…
「脱走と書いてお散歩って読むんですね…」
「うん、多い時は1日に3回ぐらい出てきてるよ。」
「脱走常習犯ですね…」
罰鳥くん、鎮圧するのは絶対ダメだからね、死んじゃう。
「そういえば…」
「うん?どうしたの?」
「いえ、エルさんは聞きました?罰鳥には仲間がいるっていう話。」
「え、そうなの?」
オデリくんがそう言う。
知らなかった、初耳。
「はい……もしかしてエルさん、エンサイクロペディア見てないですか?」
「え、うん…そういう事前情報とか無しで仲良くなりたいからね。」
「そうなんですね…」
「うん………あ、ごめんね、次の作業に行かなきゃ。じゃあまた後でね!」
「はい…」
……………
(アブノーマリティと仲良く…?あいつらって人殺すんだよな………あれ、俺がおかしいのか……?)
いや、違うな、俺が普通なんだ、つまり…
「おかしいのは俺じゃなくてエルさっ………」
『………』
あっ…罰鳥………
俺がエルさんにおかしいって言いそうになったせいでキレてます…?
「あのー罰鳥さん………」
『……………(怒)』
「あっ……………(察し)」
こ れ は 許 さ れ な い や つ 。
君のくちばし硬いんだよね、出来ればどつくのはやめてくれないか?
あー待ってこっち来ないd
施設内に鈍い音が鳴り響いた。
「って、ええっ!?オデリくんなんでそんな頭から血が出てるの!?」
「ははっ…いっっってぇ……」
「止血は!?血止めて!?」
作者です。
最後のはやりたかっただけ。
アブノーマリティの追加がない日は基本的に1話で終わらせるつもりです。
今回みたいな職員同士の会話がほとんどな回になるんで…
つまり次回から教育、安全チーム編です。
まだどっちを先に出すか悩んでます…
そしてとある鳥のお仲間さんを出す順番にも迷ってます。
ALEPHも誰を最初にしよう…
今回も呼んで下さりありがとうございました!