ロボトミー社に入ったら人外に囲まれたんだが 作:はちみつレモンって美味しいよね
タイトルの通りです。
スランプで全然思い通りに書けなかったのでそのリハビリです、本編じゃなくてすみません…
短編集とか言いながら普通に長いし2話しかない。
1部本家のストーリーを参考にしているため少しシリアスなので注意。
エルちゃんとポチ
「よしポチ!お勉強だ!」
『…?』
エルです、早速ですが私は今ポチに言葉を教えています。
だってポチ、実は喋れたんだよ!?ならお喋りしたいじゃん!!!と、思ったのがきっかけ。あと他の職員さんが作業しやすくなるかなって。意思疎通って大事でしょ?
「まずは挨拶!こんにちは〜っていうの!」
『…Hello……?』
え ら い ! ほらやっぱりポチは喋れるんだよいい子だから!
「じゃあ次!さようなら〜!」
『Good-bye』
「えらい!かわいい!」
どうやら挨拶は元からできるみたい、さすがポチ!…じゃあ次はなんだろう?自己紹介???
「そしたら次はね…」
視点:ロイ
よし、次は…って何もないに本能作業かよ…あいつ苦手なんだよな、ダメージ痛いし、見た目もちょっと…アレを可愛いとか言うエルは本当にどうかしてると思うんだが・
「入るぞー」
『!』
早く作業を終わらせt…
『おなかすいた!』
「ハイハイ、少し待ってろって………ファッ!?」
待て待て待て今こいつ喋らなかったか???いやいや、ただの幻聴だな、うん。きっと疲れてるんだ、今度休暇でも貰おう。
『はやく!』
「あー…うん、はい。俺はもう行くな、チャントクエヨー。」
スタスタスタ(収容室から出る)…
……………。
「あんの野郎また何かやらかしやがったなぁぁぁぁあ!?!?!?」
なお、管理人も同じ反応をしたらしい。
エル
暴走機関車。今回の大戦犯、無意識のうちにALEPHを強化してしまう。ポチに言葉を教えた結果、そのうち模倣がものすごく上手くなり脱走不可避になる。もはや人間と言っても納得するクオリティに、管理人は泣いていい。
ポチ
予期せぬ強化、そのうちもっと上手く喋れるようになるために脱走頻度が上がる。管理も鎮圧も大変な強アブノマになる、管理人の胃は死ぬ。
ロイ
シャァベッタァァァァァァァ!!!
管理人
アンジェラ、もう少し胃薬が欲しいんだが。
エルちゃんとギフト
「そういえばエルさん、いつもギフトの取得早いですよね。」
「アンソニーくんか、まあ確かに早いかも?」
「僕はまだ罪善さんのやつぐらいしか…」
「まあ、そんなへこむことじゃないと思うけどねー」
「僕よりギフト持ってるからって調子にのるなよオデリ…」
「あ、ルイスくん。ちょっとこの2人止めてくれない?」
「えぇ…」
何気に仲いいなこの3人。
「まあ先輩がギフト貰いすぎっていうのは否定出来ないんだが…」
「「それはそう」」
「えっ」
いきなり話振られた…そんな貰ってるかな…?
えーっと、罪善さん、罰鳥くん、欠片くん、審判鳥くん、ポチ、お花ちゃん、赤い靴さん、魔弾さん、葬儀さん、ヘルパーくん、銀河くん、キュートちゃん…
「あれ?おーい、エルさーん。」
「返事無いな…」
「もしかして、ギフト貰ったアブノマのこと思い出してる?」
「「えぇ…(引)」」
「…というか、そんなに貰って平気なのかな……?」
「えっ?」
「どういうことだ?」
「いや、ただ…この会社に入った時に、アンジェラさんが説明してたじゃん。」
「ギフトが1箇所に1個しか付けられないのは、エージェントがE.G.Oに侵食されないようにするためだって。そういえばエルさん、今いくつ付けてるのかな。」
「ヒイッ…」
「おい、まじで、やめろ、オデリ」
「え?何か………あっ…!?」
「気付くの遅せぇよっ…!」
「じゃあ、前にランク5のエルさんがヘルパーのE.G.Oに侵食されかけたのって…」
「アンソニー、それ以上は話すな。」
「…ごめんちょっと休んでくる、まじでごめん、ルイス、アンソニー。」
「すみません僕も…!」
「えっと他は…」
「先輩!」
「わっ、びっくりした。…あれルイスくん、他の2人は?」
「…オデリとアンソニーは作業の指示が出たんで、そっちに行きました。」
「そっかー、あと、考え直したら私だいぶギフト貰ってた。」
「やっぱり、そうですよね。…ところで先輩、貰ったギフトって今どうしてますか?」
「え?…あー、実は外そうとしたらみんなに怒られちゃってさ。」
「っ、じゃあ、まさか。」
「そうそう、なんかどうしても断れなくて…」
「今、全部付けてるけど、ギフトって物によって結構重いやつもあるんだよね。」
「ヒュッ」
「せんぱい、ちょっと、俺、作業行ってきます、ね。」
「なんか疲れてそうだね…?ちょっと休んでからでもいいんじゃない?」
「…いえ、大丈夫です。」
視点:ルイス
「っ、はは、ハハハハハ…!」
オデリとアンソニーは、大丈夫だろうか。…いや、きっと大丈夫だろう、そんな事どうでもいい。
「早く、先輩を肉体から解放してあげないと…。あの人が助かるには、そうするしかない………はは、ハハハ。」
E.G.Oを手に持つ。待っててください先輩、今助けるんで。
<職員 ルイスがパニックになりました。>
「っは、?」
やってしまった。
全てを見てしまった。全てを聞いてしまった。せめて音声だけでも切っておけば良かった。
「アンジェラ。」
「…これは、私も予想していませんでした。」
不味い。ギフトを過剰に装備すれば、それはE.G.O防具の重ね着と何ら変わりはない。職員が着用できる形に抽出したとはいえ、本質はアブノーマリティと同じなのだ。すぐに外さなくてはならない。
「なんで、」
外さなければいけない、なのに外せない。
「アンジェラ…!」
「こんなこと、今までに1度もありませんでした。」
「一体、なぜ。アブノーマリティ達は、何がしたいのでしょうか。」
同期の3人組
些細な疑問がきっかけでとんでもない事実に気付く。
無事に回復はしたものの、ルイスは発狂。オデリとアンソニーも危なかった。
ルイスだけがパニックになったのは、最後まで話をしてしまったから。
管理人から記憶処理を進められ、限界だった3人はそれを受けてしまう。
記憶処理のおかげでこの後は何事もなくエルと話せる。
管理人
直接話した3人程ではないがかなりショックを受ける。
この後はアンジェラからエルに対して少し違和感を抱く程度になる軽めの記憶処理をこっそりされる。
アンジェラ
冷静に見えるが、今まで1度も無かった展開に内心焦っている。
しかし無意識のうちに今回なら行けそうな気がするためリセットはしない。
エル
本人も気が付かない程度に、ゆっくりと、しかし確実に侵食されている、今回の騒動の中心。
アブノーマリティ
全くもって無害なやつなど、いない。
悪意があろうがなかろうが関係ない、職員を殺せるかどうかなど関係ない。
記憶を失う程度でも、善意で知識を与えようとしていても、ただ掃除をしているだけでも、仲間を守ろうとしているだけでも、自身の望みを叶えようとしているだけでも。
人間に何かしらの被害を与えるやつしかいないと、分かりきっているはずなのに。何故、安全だと思い込んでいた?
次から復帰します、本当に、がんばります。
でももしかしたらまたたまーに短編集出すかも。
今回も読んでくださりありがとうございました。
本編じゃないとは言いましたが今回の話がifだとは誰も言ってないです。