ウォルター「痛っ」
ウォルターは床に尻餅をつく、周りには同じように、霊夢、慧音、萃香、レミリア、さとり、文と言ったメンツが集められていた、そこには元凶と思われる紫の姿もあった。
ウォルター「何の用だ紫」
ウォルターは紫に問いかけるが返ってきたのは予想外の言葉だった。
紫「いや、私じゃないわよ」
それにより全員が騒めく。
霊夢「だってあの能力はアンタのでしょう?」
紫「私だって分からないわよ、気づいたら突然ここに飛ばされたもの」
紫の表情を見るに本当らしい。
?「おっ、全員揃ったか?」
襖が開き黒い服を着た藤原妹紅?が現れる」
慧音「妹紅!?」
?「うん?あぁ慧音だよな、違う訳じゃないけど私は多分お前が知ってる妹紅とは違うよ」
妹紅の着た服に紫とウォルターは見覚えがあった。
ウォルター「ナチスドイツ武装親衛隊.....」
「正解、私は武装親衛隊だよ、まぁ元だけどね」
霊夢「武装親衛隊?」
ウォルター「それよりここはどこだ?」
「ここは妖夢達が住んでる白玉楼だ、広い部屋が欲しかったらしいぞ」
ウォルターが妹紅を観察すると左手が切断されているのを見つけた、よく見ると左手から流れる血を無理矢理服に押し付けて血が垂れるのを防いでいた様だ、その視線に気づいた妹紅が切れた左手を振りながら言う。
「気にしなくていいよ、ただの対策だしね」
恐らくここで拘束されても脱出できる様に何処かに切断した手を置いているのだろう。
ウォルター「チッ」
ウォルターは糸で拘束しようとした手を止める。
「あ、そうそう上官がお前らに言いたい事があるってさ」
そう言って妹紅はポッケから四角い物を取り出す。
ウォルターはそれに見覚えがあった、それは紫も同じだ、妹紅がテレビをリモコンで付ける、今回は問題なく点いたようだ。
?「あーあー、マイクテストーマイクテストー、聞こえるかい?」
その声に全員の視線が紫に集まる、何故ならその声は紛れもない紫本人の声だったからだ。
「あー違う違う、私も残党よ、いや違うわね、正しくはナチスドイツ武装親衛隊の残党の残党よ、てか私の話なんてどうでもいいわね」
そう明るく無邪気に言った。
「戦争しましょう戦争!!」
その声は聞く誰もが不快感を覚えるような内容だった。
紫「ふざけるなよ、何を勝手に.....幻想郷で戦争何かさせる訳ないでしょう」
「そう、よね!ハハハッ貴方達幻想郷を愛してるからねー、壊しがいあるわ!」
(うわー、やっぱクズだなー)
妹紅が心の中でそう思う。
さとり「私も同感です」
妹紅はさとりを一瞬見たがすぐ目を逸らした。
「じゃあ開戦は3日後よじゃあまったねー」
言った瞬間箱が爆発した。
「じゃあそう言う事で」
妹紅の体は火に包まれ灰になった。
紫「クソッ!」
紫は床を悪態を吐きながら殴った。
その後集まった全員に少佐や狂信者、ヘルシング機関の戦いをウォルターの事はぼかして説明した。
それでこの場はひとまず解散になった。
その日の夜ウォルターと霊夢、そして霊奈が夜食を食べていた、霊奈にこの事はまだ話していない、暴走しそうだからだ静かに箸の音だけが響く食卓。
だがそんな中、外から爆音が響く。
慌てて外に出ると鉤十字の形をした炎が人里、森、そして花畑を焼いていた。