執事の幻想入り   作:kazuスカーレット

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地霊殿

薄暗い夜の森の中人里に向かい魔理沙は走っていた。

 

魔理沙「はっはっ、ヤバイ!出遅れたぜ!」

 

走っていると前に見知らぬ人が現れる。

 

「確か、霧雨魔理沙ね」

 

魔理沙「あ?誰だお前?」

 

目の前の黒い服を纏った女が優しく微笑む。

 

「一応霧雨魔理沙、で階級は上級大将」

 

魔理沙「ッ!お前が例の!」

 

魔理沙が懐から八卦路を取り出し、目の前の敵に向けマスタースパークを放つ。

 

光が消え去ると平然と敵が立っていた。

 

「やっぱりね」

 

「アンタの攻撃殺傷力が無いわね、あのくだらない弾幕ごっこに従ってるの?」

 

魔理沙「当たり前だろ」

 

魔理沙の目の前に拳が現れ頬を打ち込んだ。

 

魔理沙「ガッ!?」

 

「甘いんだよ、これは戦争だ、殺す気がない奴は黙って殺されろ、人里にでも行って惨状を見てみたら?私は博麗神社に向かう」

 

そう言って軍服を翻し魔理沙に背を向け消え去った。

 

 

 

 

 

 

 

ガスに耐えかね飛び出してきた妖怪を射殺していく。

 

突如目の前の部下達が吹っ飛ばされた

 

勇義「やりすぎだお前ら」

 

(2人共即死ね)

 

ナイフを取り出し勇義を真っ直ぐ見据えて言う。

 

「貴方達は引き続き奴らを殺し続けてください、コイツは私が殺しておきます」

 

勇義「その声.....!」

 

「さとりか、ですかそうですね、私は古明地さとり、階級は大将です」

 

そう言ってナイフを勇義目掛け突き出した。

 

勇義「チッ!」

 

勇義がそれを防ぎ腕を薙ぐ、ただ腕を振るうだけの攻撃だがそれは人体を切り裂くほどの威力を秘めている。

 

「はっ!」

 

それをしゃがんで避ける。

 

勇義(コイツも同じ能力だとしたら私の思考が読める)

 

「その通りですよ」

 

ナイフで振り切った腕を切った、しかしそれは肉を切るだけで骨まではいかない。

 

勇義「ッ!」

 

その痛みを振り払うように再び勇義は敵目掛けて高速で腕を薙いだが大将が後ろに飛び回避する、と同時ライフルを乱射する。

 

「化け物が......」

 

多数の弾丸が勇義の体を抉るがその弾丸は全て筋肉で止まり致命傷にはならない、勇義が大将の頭目掛けて腕を振り上げた。

 

「うぉ!?」

 

大将はその拳を完璧に避けるも拳はそのままの勢いで地面を打ち抜き、地面に亀裂が入り揺れる、それにより大将のバランスを崩れる。

 

勇義が大将の足を掴みにかかる。

 

「私相手にそんな事出来るわけないでしょ」

 

勇義「ぐっ!」

 

大将が勇義の頭を蹴り抜く、しかし無理矢理大将の足を掴んだ。

 

「おっと」

 

勇義が掴んだ足を振り上げ地面に叩きつける。

 

大将は手を頭の後ろに回し脳震盪を避ける。

 

「へぇ.....マジ?」

 

そのまま勇義が大将を振り回してハンマー投げのように勢いのまま投げた。

 

投げ終える前に大将は勇義に向け柄付き手榴弾を投擲した。

 

大将が空中に放り出された直後爆発した。

 

「運がいいですね」

 

大将が吹き飛んだ先にあるのは地霊殿だった、大将が窓を突き破り激しく転がる。

 

「人間だったら死んでましたね」

 

さとり「あなた、例の.....」

 

(わざわざ言う必要ありますか?)

 

大将とさとりは会話する必要はない、お互いの思考を読むだけでいいからだ。

 

さとり「そうですね」

 

さとり(どうにかしてコイツのトラウマを探らないと)

 

大将がナイフを抜く。

 

(そんな事させると?)

 

さとり「思考を読まれましたか、我ながら素晴らしい能力ですね」

 

誇らしげに言うさとりを大将は冷徹な目で見ながら

 

「.......噂通りのナルシストですね」

 

不快そうにそう言ってナイフ片手にさとりに突進した。

 

「うん?」

 

さとりの前に光線が現れる、大将は途中で後ろに飛び回避する。

 

空「大丈夫ですかさとり様!」

 

「お空と古明地こいしですか」

 

こいし「おねぇちゃん大丈夫?」

 

(ライフルはさっき落としたか、あるのは拳銃だけ)

 

さとり「コイツはライフルを落としたのでナイフと拳銃しか持っていないようです、時間稼ぎお願いします」

 

「チッ」

 

空「別にやっつけてもいいんだよね?」

 

さとり「それが一番いいです」

 

大将が片手にナイフ、もう片方の手に拳銃を持った。

 

「直にここも終わる、安心しなさい、どうせまたみんな地獄で会えるから」

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