執事の幻想入り   作:kazuスカーレット

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戦闘狂

しばらくお互い硬直する、その静寂を破ったのはウォルターだ

 

ウォルター「博麗.....霊夢?」

 

少女はウォルターを訝しんだ目で見て言う。

 

?「アンタどこかで会った?私の名前は確かに博麗霊夢だけど、アンタは?」

 

ウォルター「博麗弧夜だ」

 

霊夢?「博麗弧夜?あぁここは日本なのね、で何で私の名前知ってるの?生き別れの兄弟?」

 

少女、博麗霊夢は言った。

 

ウォルター「お前にそっくりな奴がアッチの神社に住んでてな」

 

ウォルターは自分の後ろを指差す。

 

霊夢?「同姓同名のそっくりさんね、是非とも会ってみたいわ、所で早くコレ外してくれない?」

 

ウォルター「分かった」

 

ウォルターが霊夢を拘束していた糸を解いた。

 

霊夢?「それにしても何でいきなりこんな所に来たんだろ、まぁいいわ早く帰りましょう」

 

霊夢はウォルターの後を追って神社まで歩いた。

 

霊夢?「何か酒臭い.....」

 

魔理沙「お、孤夜帰ったか、ってえ?霊夢?」

 

魔理沙が片付けをしている霊夢とウォルターの後ろにいる血塗れの霊夢を見比べる。

 

霊夢?「本当、私にそっくりね、変なリボンと格好以外は」

 

霊夢「あ、お兄ちゃんお帰り...え?」

 

霊夢が返り血で血濡れた霊夢をまじまじと観察する。

 

霊夢「紫」

 

紫「はーい」

 

いきなり何もない空間から紫が体をヒョイと出す。

 

霊夢「彼女まるで私みたいだけど」

 

紫「そうね、まるで霊夢みたい」

 

ウォルター「ちなみにコイツの名前は博麗霊夢で突然ここに飛ばされたらしい」

 

霊夢「紫、戻してきなさい」

 

紫「いや私は今回の件は何も関与してないわよ」

 

紫が首を横に振り否定する、嘘ではなさそうだ。

 

霊夢「気になってだんだけどその血どうしたの?」

 

霊夢?「何か森で妖怪?に襲われてねそいつらの返り血よ」

 

しばらく話していると奥から妖夢が出てきた。

 

妖夢「あ、あの血を被ってる方の博麗霊夢さんにお願いがあるのですが」

 

全員が一斉に妖夢に視線を向ける。

 

妖夢「私と手合わせをしていただけないじゃないでしょうか?」

 

「「「は?」」」

 

その場にいた全員の声がハモった。

 

妖夢「私はその霊夢さんの事が気になります、ならば手っ取り早くその霊夢さんを知る方法は斬り合うしかないでしょう」

 

紫「相手の事を知りたいなら普通会話からじゃないの?」

 

妖夢「会話は斬り合って無理だった場合の最終手段でしょう?」

 

紫「逆よ」

 

血塗れ霊夢意外の全員が幽々子に視線を変え何教え込んでるんだと言う目で見る。

 

それに対し幽々子は手を横にして

 

幽々子「教えたのは私じゃないわよ」

 

と言った。

 

霊夢?「まぁいいでしょう」

 

霊夢は2本の銃剣を両手に持つ。

 

霊夢?「丁度妖怪が雑魚ばかりだったもので退屈してたし」

 

そう言う霊夢の口は僅かに笑みが浮かんでいる、それは妖夢も同様だった。

 

その場に居る全員は察する。

 

コイツら戦闘狂だ。




霊夢?(糸を使う奴昔聞いた事ある気がするけど....いや違うわね聞いた話では確かイギリス人だし年齢ももっといってた筈だわ」
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