浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話   作:ちーむ

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改めた婚約の話

闇商売ってのはリスクを伴うけどお金がウハウハになった。

 

血判契約書を生成するための印刷機も進化出来るし。

それから〜っとバージョンアップさせたい物や

組み込みたいもので頬は緩みまくってた

 

「なんだか兄サンいつもよりご機嫌ッスね?」

っと飯を食いながら横の俺を見る喜助。

 

「聞きたい?聞きたい?そう聞きたい?」

 

「いやいいっs「そう?やっぱり聞きたいかぁ」はぁ」

 

はぁ…なんてため息吐いてる喜助

しばらく買った物やバージョンアップした機械とかの説明をべらべらと話してる。

上の空で返事してるけど聞いてるよな!?な!?

 

飯食い終わって席官とはいえ下っ端は下っ端なので、当番の俺らは皿洗いをする。

すると思い出したかのように口を開いた喜助

 

「そういえば知ってます?最近流魂街の住人に特殊な道具やら機械やらを販売してる闇商人がいるみたいッスよ」

 

「へー」

 

「なんでも、性能が良くいまの尸魂界の技術じゃ作れないようなものなんかも…水が湧いたり綺麗に濾過したりする壺や特殊な織り方をした着物とか。手彫りでは作れない様な細かい装飾がされた石なんかも

 

 

すごいッスね流石兄サン」

 

「だろー?やっぱり兄ちゃん凄いだ………ろ」

って言って喜助を見るとやっぱりか、みたいな顔をしてた

 

「い、いつから!?」

 

「噂を聞いた時からそうじゃないかな〜って思ったんス。」

 

どうやら喜助はカマかけて確信したらしい。上機嫌な俺は凄いと言われて素直に返事してしまったのを悔やむ。

 

「だってこの前部屋に機織り機(はたおりき)あるの見たんスもん。特殊な霊子加工してあって不思議に思ってたんスよね〜。それに非番の日に限って兄サンどこか行っているみたいですし。外套勝手に持ってく理由もそれで辻褄合いますし?」

 

「あは…は」

なんて目を逸らしながら皿を拭いてると

グイッと耳を引っ張られる

 

「アイタタタ!ごめんごめんって!」

 

「いいッスか?流魂街の住人なら足は付きにくいし調査の対象外でしょうけど、死神に売ってその道具が問題になったら調査が入る羽目になるんスからね!?

絶ッ対死神には売らないでくださいよ?いいっスね?

売るなら瀞霊廷内で真っ当な道具にしてくださいよ?」

 

っとすごい剣幕で言う喜助。

「はい」としかいえなかったが。

 

藍染惣右介にはもう売ったんだよなぁ…

なんて言った日には鬼の形相になるのが目に見えてる。

まぁ藍染なら今のところメガネぐらいでヘマしないだろうし大丈夫だろう。制御装置は真っ当…だしね?多分バレても大丈夫だと思いたい

 

 

メカの説明やら道具の作り方やらオタクぽい話になって

俺のメカ自慢が始まろうとしたところで

 

 

 

「維助、こんなとこにおったか」

っと洗い場の入口から声が聞こえた

 

「あれ?夜一さん?どうかした?」

任務帰りの夜一さんがいて、3日は帰れないとは聞いてたのに随分早いなって思ってると察したのか

 

「早めに対象のしっぽが掴めてな、早くに終わったんじゃ」

っと説明してくれた

 

 

「それより、父上が呼んでおる」

 

____________________

 

やってきたのは隊首室。

夜一さんの父親夕寝隊長と、何故か俺の父上まで…

 

「浦原維助、参りました」

 

「よいよい、楽にせい、今回は隊とはあまり関係の無い話だ」

っと言った夕寝隊長がそう言うので頭をあげる

 

「お前らも死神になった事で少しハッキリさせたくてなぁ。ごめんな維助、夜一様まで呼んじゃって」

 

「それは構いませぬが、一体儂と維助まで呼んで何用じゃ?」

っと夜一さんも用は聞かされてはいないらしい。

 

「お前らの婚約の話しだ」

そういった父上。そういえばそんな話あったな。

 

夜一さんと出会いのきっかけにもなった話。

すっっかり忘れていた。

 

「もう結婚してもいい時期だが、どうするんだ?お互いはそのつもりは無いようだけども維助も夜一様も」

 

すると夜一さんが一歩前にでて口を開く

「元々維助との約束で保留…という形になっておる」

 

「ほう、保留とな?その理由は?」

っと顎に手を当てた夕寝隊長

 

「儂が当主になるからじゃ!当主になるから結婚し他所の家に嫁ぐなどは儂はせん!」

っと言い張る

 

「維助くんもそれには同意を?」

 

「はい。同意しております」

っとおれは頷く

 

「そうかそうか、小生(しょうせい)らで2人を見ててそうではないかと思っていたんだ。夜一は意思が強いからなぁ。」

 

「そういう事は早く言いなさい維助」

っと父上に少し怒られてしまった。

 

「夜一がもし小生の後釜に入り当主となるとなるならば。

長男で浦原家の当主となる維助君は婿入りは出来ぬなぁ…。

まぁ小生の娘の話は置いといて、維助君。縁談の話が来ている」

 

「はぁ……縁談」

見合いの話か。ってかそれを用意してるってことは2人とも大体婚約の話しとか俺らの保留してたこと何となく確信してたんじゃん。

 

「縁談っ!?」

っと夜一さんがびっくりして声を上げていて

 

「そりゃそうだろう夜一、維助君は浦原家の長男で次期当主。お嫁さんを迎えないといけないんだから。維助君はとっても人気であっちやこっちから縁談の話が来ているというしね」

 

「ってことだから維助。見合いを近々行うので、ある程度相手方の顔を覚えておきなさい」

 

そう言って父上から見合い写真やらプロフィール詳細やらの書類を大量に渡される

 

「えぇ?これ全部?」

「文句言わない」

「はぁーい」

 

その場で解散し夜一さんと部屋に帰ろうと廊下を歩くと、何故かぼーっとしてる夜一さん

 

「けっ……こん、維助が……?じゃが……」

っとブツブツ言っている

 

ぼーっとしてるまま夜一さんとは部屋離れてるので曲がり角で、

「じゃ俺こっちなので〜」

って言うがぼーっとしたまま歩いて行ってしまった。

 

おれは部屋に帰りパラパラと書類に目を通す

上級や下級貴族

 

「はえぇ、可愛い」

可愛い子や美人さんおっぱいでかい人まで___

 

「鼻の下、伸びまくりッスよ」

 

「あれ喜助どしたん」

 

「いや帰ってきた気配したんで」っと俺の部屋にズカズカ入って勝手に座布団敷いてお茶を汲み始める

 

「やっぱり縁談の話だったんスね〜」

 

「なんだ喜助気づいてたの」

俺の持ってる見合い写真を見てやっぱりと言う喜助。

 

「そりゃ、保留にしてるの御二方にはもうバレてるみたいでしたし、

兄サンそんなんでも見た目はいいんで。

昔から夜一サンと婚約してるって言っても見合い話が入ってきてたんスよ」

 

「へぇー。ってそんなんでもってなんだよ。見た目”は”!って”は”!って

失礼だな喜助。見た目もの間違いだろ。

にしても色んなところから来てんな。四楓院関係ない貴族からも来てるし。でもこれは四楓院関係あるな。

ん?

蜂 梢綾(フォン シャオリン)?」

 

っと首を傾げる俺に書類を覗く喜助

「名前消されてますね、砕蜂。あぁ、四楓院家に奉公してる蜂家ッスね。最近入団した子の恐らく末っ子ッスね」

確かにその名前は二本線が入っていて砕蜂と記載されていた。

 

「へぇ、よく知ってんな喜助」

 

「兄サンが貴族に興味無さすぎなんス。名前覚えないじゃないッスか……ボクがどれだけフォローしてるか……」

まぁそりゃそうだな。

 

 

ん……砕蜂?

なんか、聞いたことあるなやっぱ。

二激必殺なんちゃらーみたいな攻撃アニメで見たような……

その子と髪型は合わないけど……記憶の中のその人と顔似てる……?

原作の子だなこりゃ。

 

「気になるんスか?」

 

「えー、まぁ可愛い子だよな」

 

「はぁ、相変わらずッスね。まぁこの書類の娘さんたちと片っ端から見合いする羽目になると思うんで頑張ってください」

 

「喜助は?喜助も見合いしたら」

 

「こういう時次男でよかったって心底思うッス。結婚しなくても別にとやかく言われないんスもん」

 

っと、まぁ喜助なら面倒くさがるだろうな結婚とか。

俺も正直めんどくさい。

 

 

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