浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話   作:ちーむ

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隊長になった夜一さんの話

 

あれから夜一さんは。白哉坊ちゃんの祖父にあたる朽木銀嶺(くちきぎんれい)隊長の推薦により無事隊首試験をクリアし2番隊隊長に任命された。

 

そうして、夜一さんは不本意というか不服そうだったが正式に四楓院家の当主となった。

 

俺も俺で昇進し。

第一分隊・刑軍予備指揮官___

まぁ業務内容ぶっ飛ばして肩書だけ説明すると

隠密機動の夜一さんの総司令官の次に偉い副司令官と

二番隊第四席で第四部隊・特攻隊の部隊長も兼任している。

 

本当は三席、三部隊長をやるはずだったが、監理隊はつまらなそうだからと、喜助に譲った。

そして砕蜂は俺が第一部隊の刑軍に任命しておいた。

数々の死者や負傷者で穴だらけの隊だし色々ごたごたと忙しいが、あと少しすれば落ち着いてくるだろう。

 

「え?ウジ虫の家の強化?」

 

喜助が俺の部屋に訪ねてきて、門の強化を頼んできた

喜助が担当してる監理隊。

地下特別監理棟(ちかとくべつかんりとう)、通称蛆虫の巣、俺はウジ虫の家って呼んでる。

何か巣とか禍々しいというかキモそうだから.....家にしたら気持ち悪さなくなるかなって。

 

まぁ名称はどうでもいいとして、喜助は喜助で問題解決に向けて頑張っているようだ、

仕様書や、問題点を事細かに書かれた書類に目を通す。

 

「なるほど.....岩を掘って脱走とか。よくやるなぁ」

脱獄の映画かな・・・・?と思えるぐらいに

関節を外して窓代わりの柵をすり抜けたとか、スプーン.....匙で岩を掘って穴開けたとか。

 

「度々起こってたんスけど、ボクには権限がなかったもんで」

 

「なるほどね、正式に部隊長になったからどうにかしたい.....と」

 

まず問題のの一つ、門。

入り口であるが、度々門番が襲われてしまうといった問題や、力の強いものならこじ開けられてしまう。

など、色々問題がある。

 

そして仕様書をみると・・・

 

「マジ??」

 

喜助の仕様書は、まぁ原理とかを端折って簡単に説明すると。

目の角膜と霊圧の検出による門の開閉。

登録者以外が認知なく通ろうとすれば結界が展開され。はじかれて出入ができなくなる。

 

セキュリティの問題と、脱走の問題、門番の仕事量削減が見込められる仕様。

 

 

「まぁ兄サンならできますよね」

 

と笑う喜助・・・

 

 

 

ふぅ____

 

 

「いいじゃん、やってやるよ」

 

サイバー感あっていいな、ロマンです。

 

 

_________________

 

あれから一週間で完成させた。

喜助にも手伝わせ、工事用のロボも全投入!

 

異例の速さで大工事を終わらせた、もちろん手抜きはしてない!

洞窟の安全と、空気の確保。

火災時のシステムなんかも全て見直し改善した。

そして喜助の想定するありとあらゆる対応装置も作り。

 

そして肝心の門だが喜助が手を添えて霊力を注ぐと開き。

隠しカメラにより本人確認。

もし霊力、霊子の構造に合わない何かがあれば角膜での再認証が行われる

なりすまし防止システム!うーん!!かっこいい!!!

 

天晴(アッパレ)!さすがっス兄サン」

問題解決に喜助は喜んでいるようだ。

 

俺は技術的な面と少し案だししたぐらい。

喜助は原理と仕様を考えたから実質喜助の作ったものでもある。

喜助も喜助ですごいと思うわ。

 

 

 

「うわ、化粧お化け」

 

「失礼なやつだネ。その胡散臭い顔、浦原喜助の血縁に見えるが」

 

地下にも機械を付けようと行ったら白い妖怪.....いや涅マユリという人物が牢にいた。

うーん見たことあるから多分原作の人かな.....?

 

「浦原維助、ボクの兄にあたるっス」

 

「ホウ、兄・・・気の抜けるような間抜け顔がそっくりだヨ」

 

と、ため息を吐かれた

 

「兄サンは()()()()()()()()でして、外に出る機会があればきっと驚きますよ?」

 

何て喜助が言った瞬間に興味を示したらしい。

 

「嘘.....とは思えないが、君がそこまで評価するのなら本当なのだろうネ

私より優れているのか.....それを試せないのが残念だヨ」

 

何かに火をつけた気がするけど.....まぁいいか

 

 

 

 

 

っと、仕事も楽しく、順調に進んでいた。

そして場所は変わり四番隊。

 

 

「父上」

 

「…維助。迷惑をかけたな」

やつれた顔の父上。

 

右腕の負傷に、親友であると思われる夕寝隊長。母上の死。

それを伝えられた時の父上は絶望で心が壊れかけていただろう。

 

本来は父上はとっくに起きていたんだが。

俺らが父上の精神状態が落ち着くまでと、面会はしなかったのだ。

父上もそれがわかったからか、謝ってくる

 

「父上だけでも無事でよかった。」

 

「あぁ…だがもう当主として威厳もなければ力も不足してる。

だから・・・」

 

 

するとさっきのゲッソリ顔はどこへやら、喜助とそっくりな笑顔を向ける

 

 

 

 

 

「維助___()()()()()となれ」

 

 

 

 

 

 

「……はい??」

 

 

 

_______

 

ってことで浦原維助。自称尸魂界一の技術者で

上級貴族の浦原家の長男にして

隠密機動副司令官兼、二番隊第四席、四部隊特攻隊隊長。

 

 

そして、浦原家の当主という肩書きが追加された____。

 

 

「喜助!頼む変わってくれ!!」

 

「嫌っす♪」なんて、にっこりと楽しそうに笑う喜助。

 

「薄情者ぉぉおー!!あんなに色々作ってやったろ!?」

 

「それとこれは話別ッス。嫌っスもん当主なんて〜」

っと煎餅をバリムシャァ。

 

「俺だってやだよ!俺過労死するけど!?ねぇ!ちょっと!」

 

フィッと目を逸らして鼻歌を歌い出す喜助。殴ってやろうかテメェ

 

 

 

そして、部隊長には世話役がついていたりいなかったり、喜助はいないみたいだけど、

俺は、補佐的な人も欲しくて世話役を希望したら。

大前田副隊長さんが、なぜか砕蜂を俺の世話役にした。

 

「砕蜂、刑軍に俺の世話役だなんて大変だろ?断ってもよかったんだぞ?」

と、せっせと俺の部屋を片す砕蜂に問うと

 

「いいえ!私が副隊長殿にお頼み申したのです!

夜一様が維助様はからくりをいじり始めるとお食事もとらずに部屋も散らかすと聞きました!!私がお役に立ちたいのです!掃除洗濯、何でもお任せください!」

 

と声を上げながら詰め寄るものだから断れなかった。

 

いいタイミングでお茶やをくれたり、時間を教えてくれたり、邪魔もしないのでまぁ助かっている。

俺の部屋の隅で控えてる砕蜂をちょいちょいと招いてちゃぶ台で休憩をする

 

「砕蜂は働き者だな」

 

「そ、そんな滅相もございません・・・維助様のお役に立てるなら.....」

 

と顔を赤くして俯く。

かわいいなぁ

 

 

 

砕蜂の頭を撫でていると、スパァン!!!!と開いた襖

こんな乱雑に俺の襖開ける人は一人しかいない。

 

「夜一さん、襖壊れるんですけど?」

 

「維助!!鍛錬に()くぞ!暇でかなわぬ!」

 

「話聞け!!あんた大前田副隊長から逃げて来たろ!暇なわけあるか!!そもそもおれだって.....グエッ!!」

 

遠慮なく部屋に入ってきたかと思うと、俺の首根っこをつかんだ夜一さんは俺を引きずるようにして歩きだす

 

 

「締まる!締まってる首!!おいゴラァ喜助!てめぇも道連れだ!!」

 

引きずられている途中で喜助とすれ違ったので喜助の足をつかむと勢いよく顔面からすっころんだ喜助。

ガフッ何するんスか兄さん!ちょ、足離してください!!」

と鼻を抑えながら引きずられる喜助。

 

「ははは!お主ら重いのぉ!よいよいいい運動じゃ」

 

「お、お待ちください夜一様!維助様!」

 

夜一さんに首根っこ掴まれて引きずられる俺

そんな俺に足首掴まれて引きずられる喜助に

それを追いかける砕蜂という構図である。

 

 

_________________

 

「そうそう、砕蜂は物覚えいいなぁ」

 

砕蜂が剣術を学びたいというので、基本的な物だけ

俺の型は自己流すぎるし体を痛めるのでマネはするなと言ってるけど、

バリバリ真似してくる、こりゃ喜助に教わらせた方がいいかな.....

 

 

「維助!儂と組み手するぞ!準備せい!」

 

 

まぁそんな喜助は夜一さんにのされて地面に転がってるんだけど、

 

 

「はいはい、今行きますよお姫様」

 

 

 

 

 

 





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