浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話   作:ちーむ

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歴史は__と新たな技術者の話

 

ちなみに尸魂界で死神に伝令を行う地獄蝶。

最重要な機密情報などは伝令神機ではなく蝶で行われてる。

俺がそうするように指示した、もし万が一伝令神機が使えなくなった時に蝶はちゃんと稼働させておいたほうがいいし。

 

それに蝶は案内役だったり蝶は蝶の良い所があるしね。

──それに通達、呼び出し系はスマホでも重要な報告はこういう機関を使わない方が絶対いいと思ってる。作ってなんだけどね。

まぁ虚襲来通知が主な使い方だから伝令神機は伝令神機のいい所があるって事で___

 

 

 

直ぐに尸魂界内でスマホ型伝令神機は公式に使用されることになった。

 

虚が空を割いて現世に現れる瞬間を記録し発信。

完全に出現する前に自動的に近くの死神に報告される事で現世の魂魄の被害がだいぶ減った。

 

そして伝令神機は特に若い女性陣には大人気で見た目が可愛いらしい。

見た目が可愛い…??

可愛いというのは初めて聞いたけどまぁ、人気になるなら良かった。

 

浦原神機(うらはらしんき)から護廷十三隊に所属しているもの全てに伝令神機が配布されて霊力記録をして他人に使えないようにもしてある。

後色とかカスタムは別料金だよみたいな感じで予算とは別で金稼ぎしてる。

 

そして浦原神機で現世の死神助けますよ系の道具で

霊力ある人間に万が一見られた場合による記憶置換装置も作っておいた。

これ原作で聞いたことあるんだよなぁって思いながら作ってたわ。

 

まぁ稼げるからいいんだけど。

 

そして隠密機動に2番隊に会社_当然喜助と俺じゃ手が回らないわけで…。

二部隊の警邏隊(けいらたい)の信用できる部下数人に置換装置の販売などは任せておいた。

そのうち自販機とか作ろうかな…自動販売所みたいな。

 

───────────

 

「いやぁ、維助大功績やなぁ!」

っと笑ってグラスを掲げる平子隊長。

 

副隊長を祝ってくれたあの4人でまた呑みに来ていた。

 

「いやぁ、弟の手伝いあってこそですよ、弟がいなかったら完成しなかったかもしれないし何十年とかかってたかも…」

 

「んでも5年は早すぎやろ…。まぁ飲みの誘いにいちいち出向かなくていいのは楽でええな」

 

「いきなり鬼電かけます?普通」

 

そう、平子隊長から鬼電が来ててマジでびっくりした。

何事かと思ってでたら

 

''『お、よーやっと出た、維助〜呑みにいこやー!俺今現世から帰るねん。帰ったら呑もな』''

だけ言って切られたのだ、有効活用しすぎでしょ平子隊長。

 

 

「それじゃぁこのまま君が色々なものを開発すれば。()()()()呼ばれてもおかしくないかもねぇ」

 

っと、独り言のように呟いた京楽隊長。

 

「あっち?」

俺は首を傾げる。

 

「尸魂界100万年の歴史が詰まった…尸魂界歴史そのものと言ってもいい。王属特務零番隊さ

君は尸魂界に大きな影響を与える()()()()()()となってもおかしくないからね」

 

その言葉に少し惣右介が反応した。

そういえばこの前惣右介が零番隊がどうとかって独り言、言ってたな…

 

「王属特務…?」

だが惣右介は知らないフリをするようだ。

 

「へぇ…呼ばれたらどうなるんですか」

 

 

「さぁ…歴史の一つとなった方々は王を守り歴史を守り続ける…なんて昔は教えられたもんだけど今は教えてないみたいだね。

僕もあの人たちに会ったのは1()()()()だからねぇ…」

 

すごく簡単にだが話を聞いた。

 

「歴史を守る…ねぇ」

守り続けるってのに少し違和感…まぁ俺は興味無いけど。

 

「もし俺が新たな開発を続けて歴史を作り、その何とか特務に呼ばれたとしても俺は行かない」

 

「えっ、行かないのかい?昇進だよ?」

っと首を傾げる京楽隊長

 

 

「1つ2つ歴史を作っただけで俺が満足するわけないじゃないですか。

 

俺は俺が満足するまで開発を続ける。

俺が作る歴史はそんな一つや二つで終わらせない…。

何でまだまだ進む事ができるのに守りに徹しないといけないんです?」

 

っと、ビールを流し込む

 

俺は伝令神機だけで終わらない、まだまだ作り足りないんだ。

 

___________

 

 

京楽side

 

飲み会が早めに終わって帰路につく、あんなに高かった太陽ももう落ちて代わりに月が輝いている。

 

 

「あぁ、懐かしい気持ちになったねぇどうも」

笠を上げて月を見上げる

 

始解をしない戦い方をする維助君に()を思い出す。

そして理由は違えど王属特務の勧誘も断ろうとする所も__

 

維助君はきっと現役だった頃の()()()()確実に強い。

2人と戦ったことのある僕だから分かる…。

 

想像する力、作り出す力、前に進む力に行動力と度胸もある。

 

懐に入った支給された伝令神機を取り出す。

院生で剣が強いと言われた彼がこんな能力があるとは…。

 

 

 

「どうも若いってのは怖いね_そうは思わないかい」

 

 

 

 

 

 

刳屋敷(くるやしき)

 

 

 

()()()()()()()()()院生からの同期を思い出す。

 

「まぁ……維助君があの子(惣右介くん)に呑まれないといいけど」

 

 

 

 

_______________

 

 

 

 

嫌な予感がして飲み会から早めに帰ってきたら。

 

 

パキッと音を立てて俺の腕に着いていた(かせ)が地面に落ちる

 

「また、ダメか」

 

全ての死神についている霊力の排出口である手首につけていた霊圧制御装置_死神になってから時が経つ事に謎に増えて溢れていく霊圧。

 

死神になって勉強部屋で喜助と鍛錬してる時にはもうつけてたが、その機械も早めの寿命を迎えひび割れて落ちてしまった。

 

新しく作ったものを装着するが今度はいつまでもつか分からない。

 

喜助が定期的に俺の検査をしてるが未だに原因不明。

俺の魂魄が丈夫すぎるのか、霊圧が溢れ出るぐらいで特に支障はないけど…他人に迷惑がかかるのは何とかしないとな…。

 

ジャラッとまるで囚人のようについた鎖を見てため息を吐く。

 

 

 

 

「ただいま帰りました」

 

 

 

そう幼い男の子の声が聞こえて俺は振り向く

 

「おかえり阿近(あこん)

 

ひよりちゃんよりも幼く小さい阿近。

つい3年前ぐらいに流魂街で虚に襲われてるところを助けて拾った子供。

 

霊力があり死神になる才能もあるしと院に通わせてる。

走拳斬鬼(そうけんざんき)の才能は一般的だけどね。

 

そして阿近は死神の才能ともうひとつ()()()()()()があった。

 

これはいい拾い物をした…っと思ったね。

早速俺の技術力を仕込むと喜助並のスピードで機械を理解してった。

 

1から作ることはまだ出来てないが、今や俺の作った機械のメンテナンスと修理ができるぐらいにはなっている。

 

会社を作る際も色々手伝ってくれて助かったな

俺の後任として任せれるぐらいには育てたいものだ___。

 

 

「ありゃ、阿近サンまた身長伸びました?」

っとニコニコした顔の喜助が廊下から顔を出す。

 

「伸びてません。つぅーかあんたさっき砕蜂さんが書類どうこうって言って探してたぞ」

 

「そーなんスよねぇ〜だから逃げてきたんス」

 

「ここに逃げてくるなよ」

 

っとジト目の阿近を撫でる喜助。

 

2人は仲良くなって、喜助が薬品系の知識を阿近に教えこんでるらしい。

仲良いようで何より。

 

「兄サン、また霊圧漏れてたっスけど」

 

「あぁ、さっき壊れて変えたところだよ、迷惑かけた」

 

手首についた真新しい制御装置を見せる。

「小型化が好きな兄サンにしたら珍しいッスねぇ」

 

まぁそこそこでかいからな…分厚い鉄をつけてるようなものだし。

「あんまり薄いと壊れるんだよ…他も考えないとな…」

 

霊圧を押しこめるじゃなくて吸収でもいいけど耐えられるかどうか…うーん。

っと頭をひねらせていると

 

「あの…もし俺が…。」

そう少し緊張した様子の阿近が口を開いた

 

「もし俺が、貴方と浦原喜助の技術を吸収して…まぁ、アンタらみたいには行かないとは思うけど……

でもいつか、俺が貴方に完璧な制御装置を作る…から…そしたらつけてくれます…か?」

 

っと声が突っかかりながらも、ハッキリと言ってくれた阿近の頭を撫でる

喜助がフルネームで呼ばれてるのは笑っちゃうけど。

 

「当たり前だろ技術者の弟子が俺のために作ってくれたものをつけないわけないだろ」

 

 

「っー!」

嬉しそうに笑う阿近。

 

待ってるぞ阿近。

 

 

 

 

 

 

 

 





見なくてもおkまとめ浦原維助の弟子一覧

朽木白哉
・主に抜刀術を教えてる
・最近は全然構ってあげれてないので悪いと思ってる

志波一心
・白打と剣術と死なないための戦い方
・才能の塊、鬼痛デコピンは少し痛かった

【new】阿近
・3年前に虚に襲われてるところを助けた子供。
・霊力があり死神の才能があるので院に通わせている。
・走拳斬鬼は一般。
・技術者としての才能がある。
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