浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話   作:ちーむ

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黒崎真咲の話2

 

 

「なぜ逃げる!!!黒崎一護!!」

 

 

「だから!違ぇんだって!!一護じゃねえって!!」

 

街中を走り抜けるコン。後ろから顔が出た虚が追いかけ回していた

 

「死神になるのを待っておったが…飽きた。しまいじゃ」

 

「(だめた…!間に合わねぇ)」

迫り来る拳に腕を交差し目を閉じる

 

だが、

 

「やれやれだがら言ったろ?オメーが旅行から帰ってきた時に。()()()()()()()()()()()()()っての」

 

そう言い放つ男がコンの前に立った

「なんで…だ?」

 

何故、なぜこの男が

 

「虚さんよ、悪いが一護は留守でね。代わりと言っちゃなんだが、俺と遊ばねぇか?」

 

「おまえは…」

 

虚が訳が分からないという顔をする。

 

「俺は___黒崎一心。よろしくな」

 

 

「黒崎…そうかおまえ黒崎一護の親なら居場所を知っておろう、出せ黒崎一護を」

っと口角を上げる虚

 

それに耳をほじる一心

 

「しらねぇよそんなんいちいち、うちは放任主義だしな」

うそつけ、っとコンが突っ込む

 

「あんたは相手にしなくても俺はお前を斬りにきた()()()()()()()()()

 

「今度はだと…?ふふふ、死神風情が…」

 

メキメキと骨が軋みさらに図体がでかくなる虚

斬魄刀を取り出しニヤリと笑った

 

「斬魄刀のでかさはすなわち霊力のでかさ!そのような細枝の斬魄刀では儂は切れぬ!」

 

「仮面を外し、死神の力を手に入れんとする破面(あらんかる)、悪いな、ちょっと俺肉買いにいかねぇと行けねぇんだ、今日はすき焼きでよ……さっさと終わらせるぜ」

 

ザンッ

 

──音を切り裂き風を切り裂く。

 

風圧を感じコンは腕で顔を覆う

 

「(刀振っただけでこれかよ……!)」

 

半分にわかたれた虚は呆気なく消え去った。

 

「基本から教えといてやろう、隊長クラスの死神は斬魄刀の大きさをコントロールしてんだよ、どいつもこいつもビルみてぇなでかさの斬魄刀を振り回すことになるからな。斬魄刀のデカさで相手ははかれねぇ。死神語るのはそれからだ、

 

 

坊主」

 

カランコロンっと、下駄の音が夜街に響く。

 

「討てました__?仇」

そこには浦原喜助が杖を回し路地裏から現れる

 

「浦原、バカ言ってんじゃねぇよ。勝手に真咲を殺すな、これは俺があの時逃がした分だ。」

 

「そうッスか……」

そういった喜助が、気づいたように一心を見つめた

 

否__その後ろを

 

「お見事」

 

バッっとその声がする方向へ振り向く一心。

 

「師範…」

 

「よぉ、老けたな一心。会えてよかったよ」

懐かしむように笑う浦原維助がそこに立っていた

 

「はは、俺は師範に会いたくなかったね。あんだけ教えこまれたのに真咲1人守れなかった」

 

っと空を見上げる一心

 

「俺の方こそ合わせる顔がなかったよ。霊刀、俺のせいで悪いな。」

 

それに首を横に振る、一心は霊刀の詳細を浦原喜助から聞いていたようだ。

 

「いいや、あの刀があったから俺に霊力が戻り真咲を助けれた。なかったら今頃真咲も一護も__。きっと運命ってやつさ。それに真咲は死んじゃいない、きっとすぐ起きますよ」

 

 

すると、ニコッと笑って両手を合わせた維助

 

「その話なんだけどさ一心に__」

何か言いかけた瞬間。

パキッっと空間に日々が入りが顔をのぞかせた

 

「おいおい、一心の霊圧で寄ってきたじゃん」

 

「俺のせい!?!?」

肉買いに行きてぇのに……と、ボヤく一心は斬魄刀を構えた__

 

瞬間

 

___ 「あら、今日はお肉なの?

__なら早く買いにいきましょう」

 

「嘘だろ……?」

その聞き覚えのある声に手が震えた一心。

後ろを振り向けない

 

固まった一心に虚が腕を振り上げ_____鋭い爪が迫る

 

その時一心の横を青い何かが光の速さで通り過ぎた

 

 

霊刀(アモル・アルマ)

 

青い光に包まれ、虚は両断される

 

スタッ……っと、両断した本人が地面に降り立ち、一心に向き直った

 

「ふふ、待たせたかしら。あなた

 

 

【挿絵表示】

 

 

_______________

 

泣きわめく一心が、抱きつくのは黒崎真咲。

 

「泣き虫になった?」

っと呑気に笑う彼女の目元にも涙が溜まっている。

 

「なにしたんスか?兄サン」

っと俺の横に移動した喜助が真咲ちゃんを見つめる

 

 

「霊刀の復活?見た感じ魂魄はもう傷ついてないし治ってるぽかったから、何が原因かなーって思って、霊刀の半分が一護に流れたなら、霊刀が目覚めを邪魔してるのかなって思って見に行ったら、霊力の回復を待っていたようでさ、現世だと……って聞いてる?」

 

聞いといて全然話を聞いてない様子の喜助の横腹を肘でつくと、アイタァ!っと言って横腹を手で抑える喜助

 

「聞いてます、聞いてますって……んでもあの霊刀なんスか?なんか色々むき出しじゃないッスか」

 

真咲ちゃんの片手に握られた霊刀。

ネジや歯車の部品がまるで装飾のように飾られているように見える刀……いや剣に変化していた。

 

「まぁ……うん。日本刀ではないよな、どちらかと言うと洋風の剣?あれも変異の影響かねぇ……俺はあの子の魂魄にある霊刀に、収束した大気中の霊子を改造して込めただけだから。」

 

「……なるほど確かに兄サンの斬魄刀なら可能ッスね」

 

「それより……はーいはい!一心!再会のところ悪いけど病院抜け出してきてんだ、そろそろ戻さんと、それに長年動かしてないからだを無理やり動かしてるから。とりあえず戻る!」

 

「つーか!師範!なんで真咲をこんな危ないところに連れてきてるんだよ!……ですか!!!」

 

「いや、真咲ちゃんが行きたいって言って聞かないから……」

 

「あら?一護……?」

コンに気づいた様子の真咲ちゃんは、一心から離れると尻もち着いたコンに顔を近づけた

 

「うーん……なんか……そっくりさん?」

 

「驚いた……」

 

元滅却師とはいえ、改造魂魄が入ったやつの違和感を感じとった……?

勘というやつだろうか、鋭い人間だ。

 

 

「お、俺はコンだ。一護の……お袋さん……か?」

っと困惑した様子のコン

 

「そうよ。よろしくねコンちゃん。」っと笑う。

 

「って、早く早く。病院もどらんと大騒ぎになるぞ」

 

「やべぇ、じゃぁ俺送ってくから、後片付けよろしくお願いします〜!」っと言って真咲ちゃんを姫様抱っこすると去ってく一心

 

「あいつ……この片付けやらせる気かよ」

地面が割れ壁にも亀裂が……

 

「任せた喜助」

 

「えぇ!そんな!!復元って大変なんスよ!?!?」

 

「知ってるわそんなん。俺今から焼肉食べに行くもん、肉肉聞いたら食いたくなった」

 

「あっ!ずるい!!1人だけずるい!!ボクも連れてってください」

 

「やだよお前俺に肉焼かせるじゃん、ってか真咲ちゃん初めましてだけど度胸あるなあの子……しかも長年ベッド生活でしかも剣握ったこともない子が虚切り裂くってなに……。それにあの子来る時自分で髪切ったんだぜ?邪魔だからって。髪は女の何とかって言うだろ?」

 

「はは、確かに度胸ありますねぇ、それに兄サンよりネーミングセンスがあるようで」

「うるせ、霊刀(れいとう)の方がわかりやすいだろ??」

 

「うぅん……」

なんでそこで唸るんだよ

 

 

 

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