浦原喜助の兄に転生して夜一の許嫁にされた俺の話   作:ちーむ

69 / 77
ギャグより注意


砕蜂vs夜一??ドタバタ装甲車の話?

 

「維助様〜!!!って……夜一様」

 

「なんじゃ砕蜂。儂がいるのがおかしいのか?」

 

たゆんっと揺れる胸を維助の腕に押し付ける。夜一

 

「あの……夜一さん、砕蜂の目が死ぬほど痛いんで離れてもらっても……」

 

「いやじゃ」

ぷいっとそっぽを向いた夜一に頬をかく

 

「あーまぁ、とりあえず客人として入れることになったから……その。なんだ、部屋を」

 

「はっ……ただいま」

 

「あ、アタシのもよろしくお願いします!」

 

ひょこっと維助の背中から顔を出した────

 

「浦原……喜助!!」

 

砕蜂は刀を抜くとそれを躊躇いもなく喜助に向かって振るう

 

カスッ__っと前髪が軽く切れ喜助は顔を青くする

 

「な、なにするんスか!?」

 

「こっちのセリフだ!貴様っ!どの面を下げてここに来たのだ!」

 

「えぇ!ちょ、夜一サンと対応違くないッスか!」

 

────────────

 

「それで、急にいかがなさったのですか?」

 

っと、茶を配った砕蜂がお膳を胸に首を傾げる

 

「いや……実はさ」

 

これは__1日前に遡る

 

 

○浦原商店

 

「ダメじゃ維助!共に風呂に入ろう!!」

 

「イヤイヤ!!1人で入れるだろ!」

 

「う!で!が!!痛くてのぉ……」

っと、擦り寄る夜一。

 

「あの……近所迷惑なので「「喜助!!!」」……なんスか」

心底面倒くさそうな顔をする喜助が下がろうとしたのをガシッと首根っこを掴んで止める維助。

 

「維助を」「夜一さんを」

 

「説得するのじゃ!」「止めて!!」

 

 

「はぁ……何がどうなってそうなったんスか?」

 

「いや夜一さんが、腕痛いから風呂に入れろって」

 

「維助がてつどうてくれんのじゃ!!」

 

「だーっから(ウルル)に入れてもらえよ!」

 

「うっ、昨日も入れて貰ったからのう、流石に悪いと思って!」

 

「だからなんで俺!あっ、そうだ一護の所の妹さんに……」

 

「初めましての儂がそんな事頼めるか!!」

 

「ですよね……あっ!じゃ喜助に!!」

 

「いきなりアタシにフルの辞めてもらっていいッスか!?」

 

______________

 

そして今に至る。

 

「と、言うわけで。夜一さんがきかないから。じゃぁ砕蜂に入れてもらおうと」

 

「わ、私がですか!?」

己を指さして驚いたように飛び上がる

 

 

「同じ女だろ?夜一さんも昔からの知り合いの砕蜂に入れてもらったらいいかなって、手伝ってあげるだけでいいからさ。」

 

「それは分かりましたが……あの、なぜそのものも?」

っとジロッと喜助を睨みつける砕蜂

 

「いやぁ、あはは、ちょっとこちらで兄サンにお話が……アタシが来てることは他に内密に……。特に十二番隊には……」

 

「頼むよ砕蜂。」

 

「…………分かりました。維助様の頼みであれば……」

 

____________

 

ここは二番隊隊舎地下

 

砕蜂と夜一さんは浴場へ向かった。

 

「はぁ……まったく100年でよくここまでやりましたね」っと周りを見渡す喜助。

SF風の風景におぉ。っと色々見回ってる。

 

「いやぁ、1箇所改造したら他も改造したくなって……っておいおい、何勝手に自分の指紋を登録してやがる」

 

勝手に俺の伝令神機で登録し始める喜助。

指紋認証の扉に喜助が手を添えるとウィーンっと扉が開いた。

 

「いやぁ、また来た時開けてもらうのも悪いなーって」

 

「ったく……くれぐれも内緒で侵入すんなよ?」

 

ゴウウンっとエレベーターの音を聞きながらそれに乗り下る俺ら

 

「それにしても珍しいよな、喜助が俺の霊銃(れいがん)(今名ずけた)__銃の使い方を教えて欲しいだなんて」

 

 

「いやぁ、使えるものは使っておこうかなと」

 

織姫ちゃんが使っていた銃を喜助も使ってみたいらしい。

 

「これは、人間がつかう銃とは違う。霊子を吸い取り放つ、また自分の霊力も使うことができるが溜め込みすぎると爆発するから適度にな」

 

「爆発!?」

 

「当たり前だろ、あのアマルゴっていう破面見ただろ?あぁなる。だから収束したら撃つかセーフティつけて収集を停止。撃つの辞めるなら横にボタンついてるから押すと空中に霊子が分解される。改造してもいいけど、壊れても知らないからな、改造したら銃が突然爆発するだなんて人間世界にもある事だし。まぁ、腕が残ればいいな」

 

サァっと少し顔を青くして頷く喜助。改造する気だったか

 

「んで……あの……これは?」

 

「何ってこと?わかんない?ロケットランチャー……RPGだよ」

 

喜助は俺に渡されたロケットランチャーを肩に背負って構えている

 

 

【挿絵表示】

 

 

「いやそれは分かるんスけど。ボクが欲しいのは拳銃みたいなやつでして……」

 

「いいじゃん強いよ、全部吹っ飛ばせるよ」

 

そうッスね!!()()()()吹っ飛ばせますね!!

 

「声でっか。」

 

ほら、っと投げた銃を受け取る喜助

 

「そうそう、これッスよ」

見た目は明らかな拳銃。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「セーフティを外せば霊子が収集され、銃口に霊子が収縮する。もう一度付ければ停止。横のボタンを押せば貯めてた霊子を分解。セーフティを外しぱなしにしとけば、連射出来ると思うぞ、威力は弱いけど……。威力を高めたいなら青く青く眩しいぐらいまで溜めるといい。さっきも言えば溜めすぎると……まぁ、ね?腕が」

 

「わかってますって。ありがとうございます、兄サン」

 

 

銃の撃ち方なんかを指南していた時____

 

プツ__っとマイクか繋がる音が聞こえ。

 

”『閣下ー!!!前総司令官と砕蜂副隊長がー!!』”

 

っと、部下からの内線が入る。

 

「ったく……なんだよ。1回上行くか喜助」

 

「はいな」

そうして俺らはエレベーターに乗って浴場がある場所へ

 

 

んで____

 

「何がどうしてどうなってん?」

 

「そ、それがぁ……急に取っ組み合いを」

 

お互いバスタオル1枚でギャーギャーっと取っ組み合いしてる夜一さんと砕蜂。

 

俺はため息混じりに手を挙げ女の部下に指示し二人を離させる

 

「とりあえず……」

 

「服を着ろ!!」

 

落ち着いた2人に服管機を渡しそれぞれの装束に着替える2人

 

 

「正座!!」

 

「むっ」

 

「はい……」

ムスッとした夜一さんと、しょんぼりした砕蜂が正座する。

 

 

「「……」」

 

「黙ってちゃわかんないよ。何があったの」

 

「砕蜂が……」

 

「夜一様が……」

 

「維助を」「維助様を」

 

「「婚約者だと!!」」

 

 

「あぁ……」

っと、壁によりかかった喜助が扇子を開くと俺に耳打ち

 

「ほうら、言わんこっちゃない……いずれこうなると思ってたんスよ……、うやむやにしようとするから」

 

「うっ……いやそうなんだが……」

俺はため息を吐いて向き合う。

 

「まず……夜一さんとは破談しているはずだし……砕蜂は見かけだけという約束だ。」

 

「「うっ」」

 

「そ、それはそうじゃが……その……えっと……」

 

 

「ちゃんとしなかった俺も悪いが……その……言い辛いが俺は結婚を望んでいない。まだまだ現役だし、子供の世話も……って感じだし。立場上守るべきものが近くにいられると困る。人質とか……な?」

 

「むぅ……話が飛躍しすぎるんじゃ。子供などまだまだ先の話じゃろう?」

 

「まぁ……その、そうなんだが。付き合う=結婚っていうなんか。そういう感じのが……」

 

「なんじゃ維助、最先端を行くお主が、女子(おなご)については大昔の話じゃの」

 

「おおむか……っ!?そん……な」

俺はガクッと畳に倒れ込む

 

「あらら……夜一サン。兄サン凹んでますよ」

 

「なっ。儂のせいか!?」

 

「俺はぁ、女の子大好きだけど!!遊ぶのは好きだけど、その責任ってものを覚えてだなぁ!一夜限りもそういう専門の女の子だけだし……遊びで付き合うってのは……付き合うイコール最後まで責任を……って」

 

「ほほう……()()()()()()

 

「維助様、初耳なのですが」

っと、2人が詰め寄ってくる

 

「し、仕方ねぇだろ!部下に手を出すわけに行かねぇし、他の隊はいざこざが……生徒にも手は出せねぇし……!ほら俺男だし!!言わせんなよ!!」

 

 

「私めを!使ってくださればよろしいのに!!」

 

「何を言ってる砕蜂!!」

 

顔を真っ赤にして片足ついて大声出す砕蜂に突っ込む

 

「そんな事を軽々しく言うんじゃありません!!俺らの前ならまだしも、蜂家の品を疑われるぞ!」

 

「うっ……!ですが……!維助様も立場というものが!」

 

「大丈夫大丈夫、顔も認識阻害の機械つけてるし、身分も隠してるし、髪も瞳の色も変えてるし、出された水も食事も一切口にしてないし」

 

「女性と遊ぶためにそこまでするんスかゴフッ

おれが肘で付くと痛いっと蹲る喜助。

 

 

そこで___

 

「お取り込み中失礼します」

 

刑軍衣装を着た俺の直属の部下が現れた

 

「例の脱走者の潜伏場所を特定しました。証拠も撮影済みです、軍の配置も済んでおります」

 

俺はスマホを取り出す

「何ページのやつだっけ」

 

そこで砕蜂が膝を着く

「シート73ページ、重要脱走者の3人組です。」

 

なるほど、俺が砕蜂に任せておいた奴か。

「前回は8人中5人確保、3人が逃げた__ね」

 

「申し訳ございません」

 

「いいよ、責めてる訳じゃない、逆によく短期間で見つけだした。被害もそうないし……うん」

俺はスマホを懐にしまった

 

「ちょうどいい!せっかくだし久しぶりに共同作戦と行こう!配置した刑軍を下がらせろ」

 

「はっ」

そう言って去っていく部下。

「あの、維助様……なにを?」

 

 

「いったろ……?」

 

ソロッ、っと忍び足で離れようとする喜助の首根っこをつかむ

 

 

「共同作戦__!ってな、行くぞ砕蜂、夜一さん、喜助」

 

 

─────────────────

 

「んで……なんスかこれ」

 

「何って、見ればわかるだろ」

 

バキバギバキっと、木々をなぎ倒し森を駆け抜ける

 

装甲車(そうこうしゃ)

 

 

「ははは!よいよい!もっとスピードを出せ維助!」

 

「はいよ!」

 

「維助様ー!!!」

 

まぁ、乗り心地は良くないけどな!

 

「試作品56号!装甲車56(そうこうしゃコロン)ちゃん!ガソリンは必要なし、操縦者の霊力で走る。木々や岩はなぎ倒せる、最大スピードは普通の死神の瞬歩の数倍の速さ!数百の高さから落ちても無傷!水上走行モードも搭載積み!大荷物運ぶ時なんかに便利だぜ!あっ、ちなみにco2は排出しないぜ!体力温存にぴったし!今回の任務地は遠いしな」

 

 

「って言いながら使いたかっただけでしょうに」

 

「うるさい喜助……さぁ着いたぞ東79の森林。こんな所に小屋なんか作りやがって……まぁ火を使ったからか直ぐに居場所特定出来たみたいだけど」

 

どんどんと距離が近くなる小屋。

 

「あの、兄サン!兄サン!!ちょ……あの!!まさか」

 

50メートル

 

30メートル

 

「維助!?」っと驚く夜一さんの頭と砕蜂の頭を抑える。

 

「頭下げてろよ!突っ込むぞ!!」

 

小屋との距離0メートル

 

 

挿絵はいる?

  • あった方がいい
  • 無くてもいい。
  • どちらでも
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。