恐らくホラー書いた反動か……あるいは生来のギャグ好きがでたかですね。
何はともあれマギチル始まります。
<夢の中>
白黒の通路を私は走る、どこまで続くのか分からない
……でも行かなきゃいけない、そんな気がする。
階段を昇ったところにある扉を開いた先は……崩壊した見滝原の街並みだった。私は絶句する。まるで地獄だ。
そう思っていると一人の女の子が盾を構えて飛び出し巨大な何かに立ち向かうが、全く歯が立たない。
「酷い!」
(当然だよ、彼女一人では荷が重すぎるんだ)
何やら突然<白い可愛らしい生き物>が話しかけてくる。
とりあえず事情を知っているみたいなので話を聞く。
「そんな……!」
(でもね……君なら運命を変えられる)
「えっ?」
こんな私が巨大なあれを倒して、あの子を助けて、見滝原を守ることかできるの?
(だからボクと契約して魔法少「あーそこまでな」
「……ええっ?」
突然男の子が乱入してくる、何か重要な事を聞けそうだったのに……。
「だれ?」
「黙秘」
「えうっ!?」
何なのこの人!?
「ただ、これだけは言っとく。本当に結末を変えたいんなら変に自分を変えようとすんな」
「どういうこと?」
「ああ、もう良い時間だな……こんなのからさっさと覚めて早く学校にいきな?」
「時間?覚めてって……あ」
気がついたら見慣れた天井だった。
「えぇ~?夢オチ~?」
私はガックリきたが、起きてしまった以上は起きなきゃ。
ただ、気になったのは時計を確認すると。
「本当に良い時間……」
「行ってきま~す!!」
トーストをくわえて走るなんてあからさまに王道な事を自分がしているのは、似合わないなぁと感じる。それはもちろん憧れはある。例えばこう言うところでカッコいい男の子とぶつかるとか……。
「ん?」
「あ」
ぶつかるっ!!!…………あれ~?
何ともない?
「……大丈夫か?」
「……えっ?」
今私……目の前の男の子に抱き留められてる!?
いや、本当にあるの王道な展開って!?
「それが今でしょ」
心を読まないで!そして今でしょってもう今更!
じゃなくて!
「あの、とりあえずもう大丈夫です」
「おっと、すまないな」
彼が私を離し、私は少し距離をとる。
流石に初めて会った男の子相手は流石に緊張……あれ~?初めてじゃない気が。
「あの~もしかしなくても私の夢に出ました?」
「見滝原が崩壊してるとか君えげつない夢見てたよね~なんなんだろなあれな?」
やっぱり同一人物だあ~!一体これは!?
「貴方は一体?」
「黙秘」
「ええ~?またなのぉ?」
この人本当に良く分かんないよぉ……。
「とりあえず警告だ、夢に出た白いやつには注意しろ。」
「あの子?」
「あいつインベーダーだから」
「そうなの!?」
「本当は少し違うが大体あってる」
「うぅ、本当なのそれ?」
信用ならないからなこの人は。
「それは間違いなく本当だ」
「……やっぱり信用なりません」
「……」
「だから条件をつけます」
「条件?」
「せめて名前を教えて欲しいです」
流石に呼べないと色々困るから、それと本当は全く信用してないわけじゃないから……。
「いや、良かったよ名前だけが条件で、8時間正座とかだったりしたら流石に堪えるからさ」
「流石にそこまで言わないよ!」
「……建(たける)」
「えっ?」
「建だよ、じゃあな」
「あ、ちょっ!」
彼はあっという間に走り去った。
建かぁ……変な人だし、ハチャメチャだけど……顔はスポーツマンな感じの爽やかなイケメンなんだよなぁ……
私はこの場にいない彼に憤りを感じながら、待ち合わせ場所へ向かう。この時間ならギリギリ間に合うと思うから。
この時既に私を見つめる影が二つ。
一つは猫のようなウサギの様な影。
もう一つは長い髪の少女の様な影だった。
「(彼は一体……?)」
とりあえずの導入です。
次回からもう少し多く書きます。
感想、SAOの方共々お待ちしております。