非常に今更な注意書きではありますが、死に関するセンシティブな描写・表現があります。
特に生まれる前の子の死に関する表現がありますので、何卒閲覧にご注意ください。
「もう1匹くらい仲間増やそうかなって思ってんだけ、」
「飛行タイプをおすすめします」
「食い気味」
今日の夕食は魚介パエリアだった。
ヤシオの「パエリアって家で作れんのかな?」という好奇心ゆえの献立だ。そのおかげでアオキは家で旨い飯が食えてホクホクだった。
夕食の後、洗い物を終えたヤシオがダイニングテーブルでアオキと向き合っていつものように話をする。脱いだ桃色のエプロンが椅子の背に掛けられていた。
「飛行タイプがいると勝負が三次元的になっていいですよ。前にあなたも言っていましたが、高いところに飛べば地面からの攻撃が届かなかったり、広い視野で物を見ることができたりします」
「おお……!なんかカッケェ!」
「あとは移動手段としても有用ですし。鳥ポケモンに乗って風を切るのは全人類の浪漫ですよ」
「わあ……!」
ヤシオが目を輝かせた。それにアオキは少し口元を緩める。
元は業務命令故とはいえ、アオキは飛行タイプ使いのひとりでもある。その上相棒はノーマル複合のムクホーク。
飛行タイプの良さはなんだかんだで理解しているつもりだし、なんとなく弟子が自分の手持ちに似たポケモンを使ってくれたら嬉しい。
それに、ヤシオにはなんとなく飛行タイプのような機動力のあるポケモンも似合いそうだと思っていたのだ。
「ヤシオ」
「おう」
「ムクホークはいいですよ」
「え、ムクホークはやだ。先輩はカッコいいけどアンタとかぶるから」
容赦なくオソロを断られたアオキは普通にちょっとショックだった。そっか……やだ、か……。
猫背になるアオキをよそにヤシオはぐっと腕を上げて伸びをする。
「ま、そのへんはまた追々考えるけどさ」
「そうですか……」
「じゃ、ぼちぼち行ってくるわ」
「はい、気をつけて」
「ん、アオキさんもなんかあったらよろしく」
ヤシオはプクリンが入っているモンスターボールをベルトにセットしてから立ち上がる。それからリビングでイエッサンと共にソファに座って話をしているラッキーへ声をかけた。
「ラッキー」
「ラキ?」
「ちょっとふたりで散歩に行こっか」
「ラッキー!」
唐突な声掛けにラッキーはキョトンとしてから、けれどヤシオの誘いに喜んでソファを降りてやってきた。
近づいてきて、ヤシオの腰にピッタリとくっつくラッキーをよしよしと撫でる。
ラッキーを見送ったイエッサンはヤシオへウインクをして、イエッサンの頭に集合したイッカネズミはヤシオに向かって手を振る。……が、重かったのかイエッサンが頭をぶんぶんと振ったことで3匹は彼女の頭から落下していった。
そうやって見送られたヤシオが掌を差し出すと、ラッキーは嬉しそうにその手を取る。彼女の歩くペースに合わせてヤシオはゆっくりと玄関へ向かった。
ナッペ山の2つのジムに挑戦する前に、ラッキーの件を解決できるならしたいと言ったのはヤシオだった。
「どうなるかわかんないけどさ、話すだけ話そうかなって」
何もしないわけには、やっぱいかないしな。
そう言うヤシオは相変わらずフラットな様子をアオキへ見せた。それから言葉を続ける。
「でさ、ちょっと悪いんだけど、ラッキーとふたりきりにして欲しいんだよね」
その言葉を聞いて、アオキは無意識に眉間に皺を寄せた。ヤシオとラッキーをふたりきりにする……あまりしたくないことだ。
「……正直、容認しかねますね」
「あはは、過保護」
「大事な弟子です。無警戒とはいかない」
「ん、心配ありがと。でもさ、ラッキーとは外行ってさ、ふたりで話したいんだよ」
彼もそこだけは譲らなかった。
アオキが肯定の言葉を口にしないままでいると、ヤシオは苦笑しながら「何も考えてないわけじゃねえよ」と言う。
「ちょっとプライベートな……まあ、自分の家族のこととか、そういう真面目なこと話したいからアンタに聞かれんのは恥ずかしいってだけ。ボールに入れとく形だけど、プクリンにはずっとそばにいてもらうし」
「……外というのは、街の外ですか」
「それがいいかな。なんかあっても街の中でバトル起こすよりいいだろ」
「……いざという時、すぐに助けられるようにしておきたい」
「じゃあ、なんかあったらオレはすぐにイエッサンに助けを求める。イエッサンならサイコパワーで察してくれるからスマホより早いし。んでイエッサン経由でアオキさんにヘルプ頼む……ってのはダメ?」
「……家から街の外へは時間がかかります」
「行く場所は事前に決めておくからさ」
「…………」
……アオキの心配が杞憂であればそれでいいのだ。
けれど杞憂で済まなかった時が一番恐ろしい。
いくらラッキーが生物的には温厚で攻撃力がそう高くないとはいえ、基本的に人間はポケモンには勝てないものだ。もしもラッキーが混乱して、万が一にでもヤシオを敵とみなしてしまったら……。最悪の想定はいくらでもできる。
「……自分のムクホークを、あなたとラッキーの上空で待機させていいですか」
「先輩を?」
「はい、いざとなったら彼の判断で割って入らせます」
「それはなんつーか、別に全然構わねえけど……」
「自分としてはそれが最大の譲歩です」
「……アオキさん、なんか怒ってる?」
「…………気を揉んでいるだけです」
思わず自分の眉間に触れた。それが普段からついている皺なのか、今の内心に渦巻く感情故のものなのか判断がつかない。少なくともご機嫌ではないアオキの様子に、ヤシオはむしろふっと微笑んだ。
「アオキさん、ありがとな」
「…………」
「アンタがそうやって心配してくれるから、オレも危ない橋も渡れんだよ。困ったら助けてくれる人がいるってわかってるから後先考えずに頑張れるしさ」
「……はあ、甘やかし過ぎましたかね」
「そーだよ、アンタのせいだから仕方ないだろ」
そう言ってヤシオはニッと笑ったから、アオキももう折れるしかなかった。
「怪我の無いように。危険を感じたら身を守る行動を一番に選んでください」
「ん、わかってる」
「…………はあ」
「まーた溜息ついてる」
「誰のせいですか……」
心配をかけてしまったな、とアオキに相談した時のことを思い返しながらヤシオは内心で苦笑した。
どうにも自分の周りには過保護なメンツばかりが集まる。プクリンもイエッサンもアオキさんも心配性だ。……オレが危なっかしくて心配させてるだけと言われたらそれまでだけど。
ラッキーの小さな手を握りながら、家を出て、街を出て、静かな夜の野原に出る。少し涼しい柔らかな夜風が頬を撫でては去っていく。
「風、気持ちいいな」
「ラッキー!」
隣を歩くラッキーは楽しそうだ。にこにこと機嫌良く笑っては、軽やかな足取りで進んでいく。
その歩調に合わせつつ、さりげなくヤシオが空を見上げれば、満天の星空の中に大きく翼を広げたひとつの影が見える。守られている、ということに安堵を感じた。
「このへんで少し座ろっか」
野原の真ん中でヤシオがそう声をかけると、ラッキーは笑顔でうなづいた。1人と1匹、並んで座りながら辺りを見渡す。
満天の空、どこからか虫ポケモンの鳴き声、吹き抜ける夜風、遠くに見えるチャンプルタウンの明かり、少し冷たい野原の草花。
「ラッキー、夜は怖くない?」
「ラキ」
ヤシオがそう問い掛ければ、ラッキーは怖くないと首を振った。それに安堵して笑みを見せれば、ラッキーはそう言ったヤシオこそが夜を怖がっているのでは無いかと思ったのか、不安そうに彼の顔を見つめる。だからヤシオも首を横に振ってみせた。
「ううん、オレも大丈夫だよ」
「ラッキィ……?」
「夜は好き。静かだと音楽を聴くにもいいからさ」
「ラッキ」
「でも、ラッキーは辛かったことを思い出しちゃうんじゃないか?」
ヤシオは体育座りみたいに脚を抱き抱えたまま、隣に座るラッキーを見つめた。彼女はきょとんと首を傾げる。ヤシオは微笑みかける。
「ラッキーが大事な卵を亡くしちゃったのって、今日みたいによく晴れた夜だったんだろ?」
「…………」
ヤシオは脚を抱えていた腕を解くと、その両腕でラッキーをぎゅうと抱きしめた。ラッキーは何を言われたのかわかっていないような、しかし何かに耐えるような表情のままヤシオの腕に包まれる。
「ごめんね、オレが無理言ってイエッサンから聞き出しちゃったんだ。……アオキさんにも秘密にしてね。内緒にしてたことを知ったら、きっとあの人、怒るよ」
「…………」
「ラッキー、辛いことを思い出させるね。でも忘れちゃダメだよ。ラッキーの大事な子とオレは違うだろ、間違えたらあの子がかわいそうだよ」
「…………ラ、ラキッ……ラキッ!」
ラッキーは慌てた様子でヤシオの腕を振り払うと、彼の手が届かないところまで距離をとった。それから、取り繕うような、子供の冗談を笑うみたいなそんな表情を見せた。
けれどヤシオが変わらず穏やかな顔でラッキーに微笑みかけるから、彼女は笑みも繕えなくなって呆然とした顔をする。
「ラッキー」
「ラ、ラ、ラキッ!ラキッ!」
ラッキーは否定するように何度も首を横に振った。
違う。そんなはずはない。私の子はあなたで、あなたはここにいるのだと。
そんなラッキーの願望を、少年は優しく否定する。
「ラッキー、ごめんね。でも本当のことを言わないといけない」
「キッ!キィッ!」
「オレはね、ガラルで生まれたんだよ。卵じゃなくて、15年前に人間のお母さんのお腹から。胎生って言うんだって」
「ラキィ……!」
「写真見せてあげる、これがオレの母さん。美人だろー?オレのためにいっぱい働いてくれて、優しくて、大好き。今度一緒に会いに行こうよ、ね」
「キィ!」
ヤシオが差し出すように見せたスマホをラッキーはバチンと叩いて弾き飛ばした。けれどヤシオは気にせず、少しだけラッキーに近づく。
もうすぐにでも触れられる距離にヤシオが入った瞬間、ラッキーは嫌がるように手を振り回した。それがヤシオの頬に当たる。
瞬間、主人の命令を守るために急降下するムクホーク。
ラッキーへ向かって爪を立てて落下してくる大鳥から、けれど守るようにヤシオは彼女を抱きしめた。そうされて仕舞えば少年を傷つけるわけには行かず、爪を下げて地上に降り立つ。
「ごめん、先輩。でも大丈夫だから」
「ピュイ……!」
「……ラッキー、辛かったな。卵の中の子に、会いたかったのに会えなくなっちゃったんだもんな……」
腕の中でラッキーはむずがる子供のように泣いて手足をばたつかせて抵抗する。体を何度も叩かれて蹴られて、それでもヤシオは手を離さない。
「でもダメだよ、ラッキー。だって、その子のことを覚えてるのはもうラッキーしかいないんだから。ラッキーが覚えてなかったら、誰がその子のことを覚えていてあげられるんだよ」
「ラァ!ラァア!!」
「嫌なんて言うな。嫌じゃないだろ。大切なんだろ。忘れたふりなんかやめろ。お母さんになりたかったんなら、自分の子供のことくらいちゃんと覚えておいてやれよ」
ラッキーは大声で泣き喚いた。
そんなことを言われてしまったら、もう狂ったふりなんてできなくなってしまうから。
目を逸らして、無かったことにしてしまえば、心は軽くなるかもしれないけど、それじゃああの子が初めからいなかったことになってしまう。
生まれなかったけれど、生まれられなかったけれど、あの子は確かに自分の腕の中にいた。小さな卵の中で生まれる日を待っていた。あの柔らかな温みを、無かったことにすることなんてできるわけもなかったのに。
──覚えている。今夜みたいに星の綺麗な夜だった。
群れ同士の縄張り争いに巻き込まれて、逃げ場を失って、守るために必死だったけれど、あの小さくて脆い卵は数多の群れに踏み潰されてしまった。
何よりも悲しかったのは、自分にとっては命よりも大切だったものが、他者にとっては足蹴に値するような瑣末なものだったということ。
誰にも一瞥されることなく失われた命を自分は心から悼んだはずなのに、いつしか今の自分は事実から目を逸らして、それを同じことをしていた。
ごめんなさい。
守ってあげられなくてごめんなさい。
あなたを忘れようしてごめんなさい。
代わりを求めてしまってごめんなさい。
ラッキーは彼の腕に抱き締められながら、ただ泣いていた。
もういなくなってしまった子を、会えないままだったあの子を想って、声をあげて涙を流す。
その温もりに縋りながら、救われながら、本当は自分を抱き締めてくれる彼のことを何も知らなかったことを知る。
……あなたを代わりにして、あなた自身を見ようとしなくて、ごめんなさい。
彼女は滲む視界のままゆっくりとヤシオの腕から抜け出す。
それから少しだけ距離を取り、涙を拭って目の前の少年の顔を見た。
彼と共にいるようになって何度も見てきたはずなのに、初めて見る顔だった。初めて、彼の顔を正しく認識した。
そっと近づいて、その頬に触れる。撫でる。確かめる。黒い髪、灰色がかった瞳、穏やかな微笑み。
……そう、あなたって人間なのね。
少し伸びた背丈であなたを見つめる。
どうしてか泣きたくなる気持ちを抑えて笑って見せたら、あなたは微笑み返してくれた。
「改めてになるけど、オレはヤシオ。人間で、トレーナーなんだ」
「……ハ、ハピィ……ハピナス」
「うん、ハピナスはこれからどうしたい?」
目の前の彼はそう「これから」を問いかけてきた。
……確かに、そう、初めはあなたを我が子だと思いたかったから、あなたの元へ向かった。
けれどそうしようと思った原初は、卵を亡くして己を傷つけることしかできなくなった私にあなたがそっと手当てをしてくれたからだ。
そのささやかで善良な優しさが嬉しかったから、あなたを好きになった。そんな、どこまでも単純な論理。
それは今も変わらない。
あなたはヤシオという人間で、トレーナーで、……我が子ではないけれど。
一緒にいることを選びたいと思った。
この身を裂くような痛みがこれから先永遠に絶えないとしても、きっとあなたはそばにいてくれるだろうから。だから私もあなたのそばであなたの痛みに寄り添いたいと思う。
ハピナスはゆっくりと近づいて、それからそっと彼を抱き締めた。
そうすれば応えるように背中に回される手。
ヤシオはハピナスのくるくるの巻き毛を撫でた。
擽ったさに笑えば、笑い返される。
そして彼はぐぐっと腕を天に伸ばしてから、ころんと草原に背中をつけた。
「あーあ!なんか腹減ったな!」
「ハッピー」
「なー?ムクホーク先輩も腹減ったよな」
「ピュ」
「……今からオレらだけで宝食堂行ってイモモチ食わね?他のみんなに内緒でさ」
「キュイ!?」
ダメダメ!と羽根をばたつかせるムクホークだったが、ヤシオが「じゃあオレとハピナスとプクリンだけで行くけど、先輩は外で待ってんの?」と言われてしまった。それはちょっと寂しい。
だからといって先に帰ったらアオキに何故後輩たちを置いて1匹で帰ってきたのか聞かれそうだし……。
「……ピ、ピィィ」
「よっしゃ!じゃあ行こ!プクリンも出ておいで!」
「プリィ!」
「ハッピィ!」
「ピュイィ……」
ああああ……という顔をしながらもヤシオの肩に掴まるムクホーク。ぴょこぴょこ軽い足取りでプクリンとハピナスが前を歩く。ヤシオはムクホークを撫でながら「先輩共犯ありがと〜」とにこにこ笑った。
「女将さん!イモモチ!」
「あら、ヤシオくん、いらっしゃい!今日はアオキさんと一緒じゃないのかい?」
「そー、今日のオレら不良だから晩飯食ったのにこんな時間にアオキさんに内緒でイモモチ食べる」
「あっはっは!年頃だねえ!大丈夫かい?」
「大丈夫大丈夫、すぐ食べて帰るからバレねえって」
「残念ながらもうバレています」
「エッ」
背後にアオキがいた。
「ムクホーク」
「ピェッ」
「ヤシオ」
「……はい」
「女将さん、イモモチは持ち帰りで」
「はいよ!……ま、あんまり叱んないであげなね」
「……彼らの反省度合いによります」
「……アオキさん」
「はい」
「なんでバレたの?」
「……イエッサンに思考見られているの忘れてたんですか?」
「え?イエッサンって助けを呼んだらキャッチしてくれるだけじゃねえの?え?オレが考えてること常に全部見られてんの?……え?オレのプライバシー常日頃から守られてなかったりする?」
「そのあたりはイエッサンと話し合ってください……」
イエッサンに「話し合い終わったのに帰らないで夜食食べに行ってるよ」と告げ口を受けて宝食堂にやってきたアオキ。
ふとヤシオたちが囲っているテーブルへ目を向ける。
やってきたアオキを前に小さくなっているムクホークと、アオキを気にすることなくお冷を飲んでいるプクリン……それから、いつの間にやら進化しているハピナス。相変わらず幼子のようにヤシオにくっついているが、その瞳に狂気はなく落ち着いた様子に見える。
恐らく、彼女との対話は成功したと思っていいのだろう。
アオキはヤシオを見つめてから、彼の左頬を自身の中指の関節でトントンと指摘するように触れた。
……ヤシオの頰がかすかに腫れている。
アオキの指摘に気がついてか、彼は苦笑しながら口を開いた。
「えーっと、ちょっと、拳で語り合った」
「一方的に語られたの間違いでは?」
「あー、でもオレも結構しんどいこと言っちゃったからおあいこ」
「…………」
「先輩のこと怒んないであげてくれよ。助けようとしてくれたのにオレが我儘言って見守ってもらったんだ」
「……まったく、誰も彼もあなたに甘い」
「アオキさんが一番甘やかしてくれるけどな……」
「自分はいいんです。師匠なので」
「そういうもん?」
「はい」
持ち帰りのイモモチはアオキが受け取った。
手持ち無沙汰になったヤシオは右手をプクリンと、左手をハピナスと繋ぐ。
「両手に花ですね」と言ったアオキの言葉には少しの揶揄いが含まれていたけれど、ヤシオは「だろー?」と素直に笑うだけだった。
さてヤシオは後日、一泊二日でフリッジジムとナッペジムに挑戦しバッジをゲットしてきたヤシオは「ハピナス鬼強え」と言いながら帰ってきた。
余談だが、ライムのフォロワーであるヤシオは彼女に空のモンスターボールにサインを書いてもらった。
そして家で興奮した様子でアオキへいかにライムがSWAGでDOPEだったかを語ると、彼はちょっと拗ねた。
「ライムさんが好きなんですか……」
「好き!超かっけえから!」
「……まあ、といってもアーティストとしてですよね」
「え?ん、ああ、まあどっちかといえばだけど……」
「戦ってみて、自分とライムさんのどっちが強く感じましたか」
「ア、アオキさん……」
「でしょうね」
圧をかけてくるアオキに、ヤシオはめんどくさい師匠だなあと思いながら笑った。
ラッキー編のイメソンはこめだわらの「自堕楽」。
ジム戦はひとつひとつ書いていたら本当に終わらないで泣く泣くスキップしています……。
>……え?オレのプライバシー常日頃から守られてなかったりする?
守られているわけがない。