鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ:リメイク!   作:アインスト

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危うくエンストしかけたぞチキショー!!

まぁ自分のそんな裏話はどうでもいいだろうしさっさとほんへ行きまーす。

では、どぞー。


道理を蹴っ飛ばしてでもダチは救うもんなんだよな

 

前回までのあらすじ。

 

ついに始まったクラス代表戦。

クラスメイトたちの思いを一身に背負い、その試合に臨むイッチー。

最初の相手は奇しくも果たし合いを約束したりーちゃん。

そんな二人の試合を眺めていた俺やセッシー。

試合もいよいよ佳境となったその瞬間、未知の機体が試合中のアリーナに乱入したことにより混乱が広がる。

そんな中で、襲来した未知の機体のシルエットにどこか見覚えがありそうなデザインが踏襲されているのを俺は不信に思うのだった。

 

てなわけで今回のお話行ってみよう。

 

 

 

 

※※※※※※※※

 

 

 

 

突然に現れたそれは、ジャブと言わんばかりにイッチーとりーちゃんに向かって極大化した腕部装甲に格納されていたビーム砲をぶっぱなした。

 

だが攻撃が避けられたのがわかるや否や、今度は観客席に向かってビーム砲を向ける。

間違いない、狙いはイッチーたちだけじゃなく・・・俺たちもだ!

 

 

 

「───ッ、いけない!」

 

「みんな頭下げてかがめっ!!」

 

「えっ、えっ!?」

 

「キャーッ!!」

 

 

 

咄嗟にセッシーと俺が叫んで観客席にいたみんなに警鐘を鳴らす。

その直後、狙いがしっかり定まってなかったのかヤツから放たれたビームは観客席のはるか上に着弾。

・・・やっぱり遮断シールドは貫通している・・・!

 

 

 

「な、何が起きてるの・・・!?」

 

「とにかくここから逃げないと!!」

 

「っ、うそ!?扉が開かないよ!?」

 

「なんで!?」

 

 

 

まずい、想像以上にパニックが広がってる。

このままだとみんな共倒れだ・・・!

 

 

 

「セッシー!ちっふー先生に連絡は!?」

 

「今試みてますわ!けれどジャミングがひどくって繋がるかどうか・・・!」

 

「くそっ、とにかく続けろ!」

 

「刃さんはどうしますの!?」

 

「俺は・・・とにかくこの扉をぶち破る手を考える!」

 

「わかりましたわ!」

 

 

 

さて、ああ言った手前考えなきゃならんのだがぶち破るのに今のバルバトスのパワーじゃ足りない。

こんな時ルプスだったらなんとかなったかもしれねぇのに・・・!

 

とはいえ無い物ねだりをしても仕方ない。

何か、何か手は無いか───!!

 

 

 

────そんな時だった。

俺が身に付けているバングルに、わずかながら熱がこもるのを感じた。

ふと右腕を見ると・・・若干バングルの色味が変わっている。

それを知覚した直後、その熱はさらに増す。

 

 

 

「アッツ、あっっっつ!?!?」

 

「刃さん!?」

 

「だっ、大丈夫だ!多分!・・・お前に賭けろって言いたいのか?」

 

 

 

・・・まるで、”俺を使え”と訴えているかのようだった。

悩んでる暇はない。

この状況を打破するためなら、利用しない手はない・・・!

一瞬の思索はあれど、答えはすでに決まっていた。

 

 

 

「こうなりゃなるようになれだ・・・セッシー、ちっふー先生に繋がったらあとで謝るって伝えておいてくれ!」

 

「行きます、のね・・・わかりましたわ。繋がり次第わたくしも援護に向かいますわ!」

 

「頼んだ!」

 

 

 

最低限の目標を立て、バングルに思いを込める。

バルバトスの仲間の一人として戦った・・・その悪魔の名を、力の限り叫びこの場に顕現させる!

 

 

 

「───来いっ、グシオンリベイク・フルシティ!!」

 

 

 

バングルからまばゆい光が放たれ、俺の身体へ次々と纏われる。

背中に特殊バインダーを備え、腰にはやや大振りな盾があつらえられる。

今ここに、新たな悪魔との盟約を果たしたのは誰が見ても明らかだった。

 

 

 

「これがグシオン・・・すげぇ、バルバトスよりは動きが若干鈍いけどこのパワーなら・・・良し!みんな下がれ、俺がぶち破るっ!」

 

「く、楠上くん・・・!」

 

「大丈夫、なんだよね?私たち、助かるんだよね?」

 

「問題ねえ、大丈夫だ!行くぞグシオン!!」

 

 

 

俺のその一声でグシオンのツインアイが爛々と輝く。

その直後、背部バインダーが変形───新たに腕が増設される。

さらにナックルガードを展開し、ガッチリと閉じられた扉に向かってその拳を叩きつける。

 

 

 

「かてぇ・・・けど、グシオンのパワーならぁ!」

 

 

 

さらに拳を叩きつける。増設した腕でも殴り付け徐々に扉を凹ませていく。

まだ、まだだ。もっと、もっと・・・!

殴れ。殴れ。殴れ───壊せっ!!

 

 

 

「ちっふー先生すまんかったぁぁぁぁぁ!!オゥラァァァァァァァ!!」

 

「わわっ!?」

 

「見て、扉が!!」

 

「や、やった!これで助かるんだ!」

 

「みんな、落ち着いて少しずつ出るんだ!焦るんじゃねえぞ!焦って押し掛けて怪我したら元も子もないからな!」

 

 

 

扉の開放に成功した俺はみんなにそう伝え、セッシーの元へ。

どうやらセッシーもうまく行ったみたいだ。

 

 

 

「刃さん、繋がりましたわ!わたくしのブルー・ティアーズを経由して織斑先生に繋げます!」

 

「でかしたセッシー!ちっふー先生、聞こえるか!?」

 

 

通信のその先で、ややノイズ混じりだがちっふー先生の声が聞こえ始める。

通信がまったく繋がらない間の対応を報告し、ついでに謝罪を添える。

 

 

 

『・・・そうか。扉を壊したのは問題だが、よくやった楠上。織斑と凰はどうだ』

 

「チラッと見た感じ苦戦してるっぽい。なんつーか、攻めあぐねているみたいな感じだ」

 

『なるほど。今教員部隊が突入準備を進めている・・・楠上、オルコットの両名はすぐにそこから──』

 

「悪いんだけどちっふー先生、先生方を待ってる余裕は無さそうだ。少しでも戦力になるんだったらすぐに行ける俺が向かう。幸いどっかの誰かさんが遮断シールドをぶっ壊したお陰ですぐに行けそうなんだわ」

 

『織斑先生だと言ってるだろうが・・・だが、ふむ・・・』

 

 

 

ちっふー先生はその通信の先で考えるような息づかいをこぼす。

やがて、答えを出したのか通信が続けられる。

 

 

 

『やむを得ん。楠上、そのままアリーナに突入して織斑と凰と協同してあれを足止めするか止めろ。オルコット、特例で観客席にてIS展開を許可する。そこから狙撃による援護を行え』

 

「そう言ってくれると信じてたぜ、ちっふー先生!」

 

「了解しましたわ、織斑先生。刃さん、背中は任せてくださいまし!」

 

「頼むぜセッシー!」

 

『だから織斑先生だと・・・まぁいい。ひとつ約束しろ、必ず無事に全員揃って戻ってこい。いいな』

 

「ガッテン!!」

 

 

 

その指示のあと、俺はすぐにアリーナへと飛び込みセッシーはブルー・ティアーズを展開。

さあ、ここから反撃だ!

 

 

「刃!?なんでここに!?」

 

「ちっふー先生のお墨付きってやつだイッチー。そっちどうよ?りーちゃんも無事か?」

 

「何とかね。生徒のみんなは?」

 

「全員逃がせた。あとは俺たちだけだ」

 

「オッケー、それで?千冬さんの指示は?」

 

「教員部隊が突入するまでの間足止めするか・・・倒せってよ」

 

 

 

俺がそう伝えるとりーちゃんは不敵な笑みを浮かべ、イッチーは覚悟を決めたような表情を取る。

どうやら考えることは一緒みたいだな。

 

 

 

「そんじゃあ、行くか・・・!」

 

「一夏、あんたのワンオフはあとどれぐらい使える?」

 

「最大出力でやれて一回か二回だな・・・」

 

「それだけ出来そうなら上等。一泡吹かしてやろうぜ」

 

「・・・っ、ああ!」

 

 

 

拡張領域からハルバードを召喚、両手で保持して構える。

どうやら向こうもヤル気満々らしい。

ヤツの肩部ユニットが展開されると、格納されていたであろう小型機関砲が露出。

すぐに発砲される。

 

 

 

「あいつ、まだあんな武器を隠してたのね・・・!」

 

「問題ねえ、グシオンの装甲ならある程度止められる!俺を盾に進めっ!」

 

「わかった!!」

 

 

スラスターを全開に噴かし、未知のISとの距離を詰める。

俺の後方で追従しながら衝撃砲で牽制するりーちゃんに、エネルギーを温存しつつその時を今か今かと伺うイッチー。

 

ある程度距離を詰めると未知のISはその極大化した腕部を振るい始める。

咄嗟にハルバードを増設した腕に移し、空いた両手で受け止める。

 

 

 

「刃っ!!」

 

「ぐっ、く・・・なんつー馬鹿力・・・!だけどなぁ、こっちも負けてられねえんだよっ!!」

 

 

 

徐々に拮抗していた押し合いに勝ちつつ、少しずつ押し込み始める俺。

それでも抵抗を諦めないのか、展開した小型機関砲を近距離で発砲する未知のIS。

蓄積し始めるダメージ。

 

 

 

「クソッ、タレが・・・!りーちゃん!!」

 

「わかったわ!!」

 

 

組み合う俺と未知のISの足元に衝撃砲を放つりーちゃん。

この行動で小さくはない砂煙が舞い、ほんの一瞬だが未知のISの視覚を封じる。

仕掛けるなら今しかない!!

 

 

 

「ぶっ、飛べっ!」

 

「────!」

 

 

一瞬組み合った手を離し、ナックルガードを展開して殴り飛ばす。

そうして生まれたこの隙。

落としはしねえ・・・!!

 

 

 

「イッチー!!」

 

「・・・任せろ!!」

 

 

 

瞬時加速を活用して一気に距離を詰めるイッチー。

その手には最大出力まで高められたビームの刀身───”零落白夜”がそこにあった。

イッチーは雄叫びと共にそれを振るい、未知のISに傷をつける。

 

 

「浅い、しくじった───!!」

 

「いや、大丈夫だ・・・!!」

 

 

零落白夜により胸部装甲を破壊され、内部機構が露見した未知のIS。

詰めるなら、ここだ。

 

 

 

「────セッシー、狙いは?」

 

「問題ありません、完璧ですわ。外しはしませんことよ!!」

 

 

 

瞬間、観客席から放たれる細くも鋭い一筋の光。

それはまっすぐ未知のISの破損した胸部装甲の内部機構を貫いた。

一瞬の硬直ののち、ぐらりと倒れる未知のIS。

・・・どうやら、終わったみたいだ。

 

 

 

「・・・ふぅー・・・セッシー、ナイス狙撃」

 

「当然ですわ。これくらい出来なくては代表候補生なんて名乗れませんもの。一夏さん、鈴音さん、ご無事で?」

 

「とりあえずは、ね。一夏、大丈夫?」

 

「あ、ああ・・・最後ちょっとヒヤッとしたけどな・・・」

 

「ま、なんとかなったから結果オーライだろ。さて、こいつを改めるとしますかね」

 

 

 

そう言いつつその場にいた当人たちで仰向けに倒れ伏した未知のISのもとへ。

そして、その正体にセッシーやりーちゃんは驚きを隠せないようだった。

 

 

 

「な、これは・・・!」

 

「無人機、ですって・・・!?」

 

「うん?鈴、無人機の何がおかしいんだ?」

 

「ああそっか、一夏はISの知識に疎かったわね・・・おかしいのはこいつの存在そのものよ。本来であれば無人機なんてまず聞いたことがないもの」

 

「そ、そうなのか!?」

 

「つまるところ、こいつは誰かが造ってここに悪意をもって送り込んだって訳だな。ったく、物騒で嫌になるなオイ」

 

 

 

未知のIS・・・その無人機の存在は、俺たちに更なる謎を叩きつけるに十分なほど異質なものだった。

 

いったい誰がこいつを・・・?

みんな揃ってそう考え始め、モッピーからの通信の呼び掛けがあるまで思考は止まることはなかったのだった。

 

 

 

 

次回に続く!!





無人機襲撃編でした。
前回の後書きでも触れたように今回登場した無人機について補足をば。

まず容姿としてベースはアニメ版ISの無人機。
ですが装甲の随所にグレイズアインのような意匠が施されています。
例えば、今回はそのギミックは出しませんでしたが両腕部回転機構だったり。

あとは肩部非固定ユニットとして小型コンテナ(グレイズアインに載ってた小型機関砲の入ったアレ)を追加したりとか。
脚部装甲はほぼまんまグレイズアインみたいなイメージで考えてくれればわかりやすいかな?

それから今回お披露目となったグシオンの立ち位置について。
これは個人的にはパワータイプに近い立ち位置でしばらく置いておくことはしっかり明言しておきます。
まあ今後その立ち位置は変わるかもしれないけど・・・。

とまぁ、長くなりましたが補足はこんな感じ。
さて、次回は事後報告と新たなキャラ登場回を予定しています。
シャルロッ党及びラビッ党の方々お待たせいたしました!!
てなわけで次回更新にてお会いしましょう。

あ、感想及びお気に入り登録毎度感謝しています!
これを糧にモチベーションの続く限りモリモリ書いていこうと思いますので気長にお待ちいただければ幸いです。
急に更新止まることもあり得るので申し訳ありませんがそこはご容赦いただければ・・・!

ではでは(´・ω・`)ノシ
・・・後書きに500文字とかバカじゃねーの(いつもの)
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