鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ:リメイク! 作:アインスト
死んだ(情緒)。
とても凄まじい作品だったっすね。
4月にセカンドシーズンらしいので気長に待ちます。
ではほんへ、どぞ。
前回までのあらすじ。
女の子庇って死んだ。
で、原因が神様だってことでお情けで転生させてもらえることに。
特典を持たされて転生させてもらったはいいが何故か古典的な落とし穴風味。
転生先にてウサミミ着けたお姉さんと衝突、悶絶。
てなわけで今回のお話行ってみよう。
※※※※※
「───知らねぇ天井だ」
「あ、目が覚めた?」
「あっはい、何とか・・・てかさっきはすいませんでした・・・」
衝突から少し時間が経ったあと。
目覚めた場所はやや暗く、少し見渡すと周りには大小様々な電子機器が並んでいた。
「いやーそれにしてもびっくりしたよー。まさか"親方ァ、空から男の子が!"を体験するとはねー」
「あの、すんません」
「ん?何かな?」
「ここ、何処っすか?」
「あ、ここ?ここは私のラボだよー。あのあとそのまま気絶したっぽいであろうキミをここまで運んであげたんだから感謝するといいのだ!てかなんで空から落ちてきたの?訳アリ?」
「あ、いやそのぉ・・・」
コロコロと表情を変えながら簡単な状況説明をしてくれる目の前のお姉さん。
てかウサミミってことはもしかして・・・?
「あの・・・アンタは、いったい?」
「お、よくぞ聞いてくれました!私はねぇ、とてもとぉーっても凄い科学者なんだ。名前くらい聞いたことあると思うけど・・・まぁいいや。私の名前は"篠ノ之 束(タバネ)"、天才さ!さ、私も名乗ったんだからキミの名前も教えて欲しいなー?」
「あっ、と・・・俺は楠上 刃っす」
「ぶー、なんだよ普通過ぎるぞー。もっとぶっ飛んだ自己紹介してくると思ったのにー」
初対面で出来るかって。
しかしそこから質問攻めが凄かった・・・なんで落ちてきたのか、とか何処から来たのか、とか。
あとどうやら俺が気絶している間に持ち物を改められてたっぽい。
何故それがわかったかって?
・・・今まさに束さんが例のメモリーデバイスを悪戯っぽくからかうような表情で俺に見せつけてるからだよ・・・(白目)
「で、色々と見させてもらったんだけど・・・一番束さん的に気になったのはこのメモリーかなー。流石に何も言わずに中身見ちゃうのもあれだし、キミが起きてからにしようかと思ってたんだけど───このメモリーの中身は、何かな?」
「あー・・・えっと・・・なんと言いましょうか・・・」
「んー、聞くより見た方が早そうだね。ちょっと見るねー」
そう言って束さんは手際良くメモリーを端末に接続、その中に封入されたデータを流し見ていく。
最初は興味無さそうな表情だったものの、十数秒後には目をキラキラさせて食い入るようにデータを見ていた。
「どれもこれも"全身装甲(フルスキン)"・・・だけどフルスキンという見た目には囚われないような汎用性と大推力・・・これ、今までのISとは一線を画すようなものばかりだ・・・ねえキミ、これ何処で手に入れたの!?」
「だぁった、ちょ、ちょっと待って下さいって落ち着いて揺らさないで吐きそ」
「あ、ごめんごめん。つい・・・それで、何処で手に入れたの?」
「・・・あまり公に出来ないんすよね。そのデータをくれた人との約束なんで・・・」
「ふーん・・・そっか。よし、じゃあキミをこれから"くーくん"って呼ぶことにするよ。くーくんも束さんのことを好きに呼ぶ権利をあげよう!割とレアだよ束さんがこう言うの!」
なんやかんやで愛称で呼べるようになっていた。
なんで???(困惑)
「それでなんだけどさ、くーくん」
「何すか?」
「いや、そのデータちょーっとだけ貸してくれない?大丈夫、悪いようにはしないから!」
「まぁ、束さんがそこまで言うならいいっすけど・・・」
「やーりぃ!じゃあこのデータたちと向き合うのに時間が必要だから・・・改めて聞くけどくーくんってお家どこ?」
「・・・あっ」
やーっべぇ、失念してたわ・・・。
学生で根なし草はマズイって。
どうしよう・・・と思案しているとふいに束さんが告げる。
「じゃあさ、しばらくは束さんのラボで暮らしなよ。不自由はしないと思うし。束さん基準だけど」
「え、と・・・それでいいなら・・・いいっすよ」
「よーしじゃあ決定!あ、これから敬語ダメね!基本タメ口でいいから!」
「え、でもそれじゃあ」
「いいからいいから!束さんがそう決めたんだからくーくんは今後はルームメイト!だから敬語無しで仲良くなろうぜってことで!」
「・・・わかった」
「わかればよろしい!」
半ば強引に押し切られたような気がしないでもないけど・・・まぁ、ありがたいことではある。
このあと束さんは"しばらく開発に打ち込むために籠りっきりになるから"と言ってラボの奥の方へと引っ込んでいった。
「───あっそうそう!」
「おわっ」
「あ、ごめんねー。もし何かあればクーちゃんに言ってね!それじゃ!」
それだけ言ってあとは本当に引っ込んでいったようだ。
・・・てかクーちゃんって誰?
何かあれば言ってくれって言ってたけど・・・同居人みたいな人なのかね?
そんなことを考えているとふと背後から声がかかる。
「貴方が束様が保護したという方ですね?」
「うおっ、びっくりした」
「お初にお目にかかります、クロエと申します。これからよろしくお願いしますね?」
「あ、はい・・・俺は刃、楠上 刃っす。アンタがもしかして束さんが言ってた?」
「はい。何かお困りでしたらいつでもなんなりと」
「はは、そいつは丁寧にどうも・・・そういえばクロエさん、束さんってああなるとどれぐらい出て来なくなるんだ?」
そう聞いてみるとクロエさんいわく”ああなると程度にもよるがだいたい2日~3日は出てこない”そうな。
なんでもISを作るときは一気に設計から制作、調整までやるそうで・・・。
「ですが、あれほどまでに楽しそうに作業をしている束様は随分と久しぶりです。それは恐らく他ならぬ刃様の功績かと。束様に代わり、お礼を申し上げます」
「あー、いいっすよそんな。俺だってそんなつもりで接触・・・っていうか衝突っすけど。そういうことをしたつもりはないんで」
「それでも、です」
「・・・そうっすか」
直後、何とも言えない気まずい空気が流れる。
正直こういう空気は苦手なんだよなぁ・・・なんとかして和ませなきゃ・・・。
なんてことを考えていたのも束の間。
クロエさんがふふ、と含み笑いをした後にリラックスがてらお茶にしませんかと誘ってくれたのだ。
「───意外でした。まさかああも会話が続かないなんて」
「それは俺もっすよ。なんか気を遣わせるようなことさせてすんません・・・」
「いえ、お構い無く。私もそういったことはやや不得手でしたから。ですが貴方のそういう一面を知れたので少し嬉しいものですね」
「いわゆる仲間意識ってやつっすかね?」
「そうかもしれませんね。本当に珈琲でよろしかったのですか?」
「ああ大丈夫、ちゃんと飲めますよ」
「それはよかった」
そうして目の前に珈琲が注がれたカップが出される。
それを受け取り、ゆっくりと飲む。
なんだか今までの緊張が少し緩んだのか、ほう、と気の抜けた声が無意識ながら出ていた。
そうしていると奥の区画から小休憩のためか、束さんが姿を見せた。
「・・・おろ、どうやらちゃんと仲良くなれたみたいだね!よかったよかった、束さんはうれしいよ!」
「ははは、似たようなヤツだったってのがわかっただけっすよ。束さん」
「束様も何か飲まれますか?」
「うん。クーちゃん、ココア淹れてくれる?」
「かしこまりました」
そういってクロエさんはぱたぱたと準備を始める。
俺は俺で淹れてもらった珈琲の味を楽しんでいた。
こう見えて多少は味がわかるんだぜ。
そんな自然体で珈琲を飲んでいるとふいに束さんが口を開いた。
「あ、そうそうくーくん」
「ん?」
「くーくんにIS適正があることがわかったから。これでデータにあった機体に自分で乗れるね!やったねくーくん!」
「───ぶふぅぅぅっ!?」
「うわっちゃあぁぁぁあぁ!?!?」
俺は盛大に吹き出したのであった。
次回に続く!!
いつものあとがき。
今こうして書き直してみると意外と、ってかかなり加筆修正することにやや驚愕しつつもストック(という名の修正前の小説)が残ってるのでチマチマやらねば、という使命感に駆られています。
てかここまで書いといて目玉のバルバトス出せてねぇ!!!
お話の進み具合的に仕方ないけど!!!
てことで次回に続きます。
あ、前回投稿した際にお気に入り登録してくださった方々、本当にありがとうございます。
それから感想をくださった”シヨン”様、"アグニカになりたいマクギリス”様、”鋼のムーンサルト”様。
ここで感謝の意を表します。ありがとうございます。
返信できていませんがしっかり見てます。
その感想のお陰でなんとか励みになりそうです。
本当にありがとうございます。
さて長ったらしくなりましたが今後ともこの作品、”鉄オル好きな(ry”をどうぞよろしくお願いします。
ではまた(´・ω・`)ノシ