鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ:リメイク! 作:アインスト
いやまぁ、確かにバルバトスは強い。
でもだからってそのままの強さを転生したばかりの人間が扱いきれる訳ではないので、ちょっとばかし強さを落としてます。
まぁでも、第四世代とは張り合えるくらいのスペックってぐらい。
その辺の詳しい設定はまたおいおい書きます。
では長くなりましたがほんへ、どぞ。
ちなみに今回は短めです。
前回までのあらすじ。
俺とイッチー待ちぼうけ。
でもやっとこさイッチーの専用機"白式"が届く。
まぁ届いたのはいいんだけど初期設定を一からしなきゃいけなかったらしい。
で、ちっふー先生はそれを戦いながらやれと。
流石にそれまずくねぇ?と進言したはいいもののいい案が浮かばず・・・と思いきや山田先生の提案で、専用機を既に持ってる俺とセシリアの組み合わせで試合をして、その間に設定とか色々してもらおうってことに。
そうして試合を行い、最終的にお互いの気持ちをぶつけ合ういい試合をした。
もちろんイッチーともな。
てなわけで今回のお話行ってみよう。
※※※※※
例の模擬戦より翌日。
いつもの朝のHRが始める前のこと。
ちっふー先生が来るまでの間でイッチーと雑談をしていたんだが、ふとイッチーがこんなことを聞いてきた。
「なぁ刃」
「ん?」
「あのさ・・・どうしたらそんなに強くなれるんだ?」
「どうしたら、かぁ・・・」
うーん。これ嘘ついても仕方ねぇし正直に答えるか。
「・・・そうだな。ISには意思があるってのは少し前に山田先生が言ってたよな?」
「え?ああうん、そうだな。それで、何の関係が?」
「いやね俺、相棒・・・バルバトスね?そのバルバトスに夢の中でアホみたいなレベルでスパルタ訓練されてんだよね」
「・・・は?」
「いやーあれはヤバかった。マジで夢の中だけど死ぬかと思ったね」
「は、えぇ!?そんなことあるのか・・・!?」
「おう。つっても相棒が一方的にこっちに訓練の内容をぶん投げてきてるんだけども。まぁその夢の中のスパルタのお陰でとりあえずは代表候補生に食らいつけるくらいまでには、ってとこ」
うわ、自分から言っといて何だけどすげースピリチュアルなこと言ってるよ俺。
だって見てくれよ今のイッチーの表情。
口を半開きにして背中に宇宙背負ってるわ。
でも相棒のお陰で強くなったってのも事実だしなぁ。
「・・・まぁ、なんだイッチー。強くなる方法なんて人それぞれってこったよ」
「人、それぞれ?」
「そ。俺のようにスパルタで強くなるってのもあるし、モッピーみたいに地道に鍛練を重ねて強くなるってのもある。で、イッチーにもきっと"イッチーらしい強くなる方法"があるはず。それをこれから見つけて行けばいいんでねぇ?そのためなら俺も手伝うしさ」
「刃・・・そうか。そうだよな・・・ありがとな、刃。何か礼をさせてくれないか?」
「礼なんていいって。あくまで俺はこうしたらいいんでねぇかっていう提案をしたまでだし」
「それでもだ。そこでちゃんと礼をしないと男として廃る・・・だから、さ」
「・・・あーもう、わかった。じゃあ俺メガ盛りの牛丼頼むからな!白飯マシマシの!」
「ゲッ、地味に高いヤツ・・・!ま、まぁ男に二言はない!どんと来いだ!」
そんな雑談をしていると山田先生が教室に入ってくる。
そろそろ時間だったか。
山田先生の姿を見た皆はさっと自分の席へ向かっていく。
それはイッチーも例外なく。
で、皆が座ったことを確認すると山田先生は端末を操作し・・・黒板のようなモニターに文字を写し出す。
「さて!昨日の模擬戦の結果は皆さんも知っているでしょうが、クラス代表は織斑くんに決まりました!あ、一繋がりでなんか縁起いいですね!」
「・・・はっ!?えぇ!?」
山田先生の発表に驚いて立ち上がるイッチー。
いやまぁそりゃ驚くよね。
昨日の模擬戦では俺とはほぼ互角の肉弾戦をしたもののギリ敗北、オルコットとは引き撃ちされて惨敗。
なのに何故かイッチーの名が上がっている。
まぁ、理由は言わずもがななんですけど。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!?なんで俺なんです!?」
「どうした織斑。質問があるなら挙手してからしろ」
「うっ・・・すいません。でも、なんでなんです?」
さらに困惑の色を見せるイッチー。
そこにオルコットが立ち上がり説明をする。
補足で俺も座りながら。
「それはわたくしが辞退したからですわ」
「え、どうして・・・」
「そりゃそうだろ。確かにイッチーはオルコットにボッコボコにされた・・・でもお前は諦めずに前へ出た。悪あがきだろうがやけっぱちだろうがオルコットにダメージを与えたんだ。それを見てオルコットはお前さんに可能性を見出だしてってわけ」
「そ、そうなのか・・・でもそれじゃ刃が代表やってもおかしくないだろ。俺とオルコットさんに勝ってるのに・・・」
「俺はメンドイからパース。第一代表っつー堅苦しいのは苦手だしな。でも俺はこれでも期待してるんだぜ?頑張れよ、イッチー」
そう言うとイッチーは漸く合点がいったのか、納得した表情でクラス代表に就任したのだった。
その際イッチーから"必ずお前の隣に立って戦えるくらいには強くなる!"と宣言されたのはご愛敬。
「・・・ですが、まだ終わりではありませんわ。私から一つ、謝罪をさせてくださいまし」
オルコットはそう言って改めてクラスの皆から注目される。
それでも、凛とした態度でしっかりと皆を見るオルコット。
「これまでの非礼な言動・・・代表候補生にあるまじき行為でした。皆さま、申し訳ございませんでした」
「オルコットさん・・・わかった。でもそれは俺も同じだ。カッとなって言っちゃいけないことを言いかけたんだ・・・ごめん」
「お気になさらないで。それから今後はセシリアと、呼んでくださいまし。そこで寝ようとしている刃さんも、ですわよ?」
「・・・バレたか」
「授業中に寝る馬鹿があるか。たわけ」
「イッテェ!!」
直後頭に出席簿が振り下ろされ、スパァンと小気味良い音を教室に響かせた。
俺の頭にこぶを作る代償と引き換えに、だが。
「クッソイテェ・・・さーせんっした」
「わかればいい。話は以上か、オルコット?」
「あ、いえ。もう1つだけ、刃さんにお願いをしたいのですが・・・」
「・・・ゑ?」
そう言われてセシリアの顔を見る。
俺を見るセシリアの顔は、頬をやや紅く染めて気恥ずかしそうに俺を見ていたのだ。
・・・ゑ?
「あの・・・刃さん。今後わたくしにその近接戦闘の技術を、教えていただけませんか・・・?その、クラスメイトとして・・・それから、ゆくゆくは・・・うふふ」
「えっ、あっ、教えるのはいいけどよ・・・その最後の意味って・・・?」
「それは今後のお楽しみ、ですわ。刃さん?」
そう言ってセシリアは微笑み、上機嫌で席に座った。
・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?
ちょっと待ってぇ!?
そういうのってイッチーの役目じゃないのぉ!?
てかなんで俺ェ!?
あっでもちょっと待ってセシリアの態度が軟化したのは何時からだ?
・・・俺との模擬戦の最中だったね、うん。
やっちまったぁぁぁぁぁぁぁ!!!
俺本来ならイッチーの良き友人枠でいようと思ってたのに!
いつの間にかフラグ立てて回収しちゃってましたねぇ!
俺史上最大のガバやってんじゃねぇかバーカ!!(ヤケクソ)
「だ、大丈夫か刃・・・?」
「気にしないでくれイッチー・・・俺はガバをやらかした走者みたいなもんだからさ・・・」
「・・・ガバ?」
「・・・もうそのまま純粋でいてくれイッチー」
「お、おう?」
※※※※※※
それから放課後。
クラスの皆が"就任パーティーをしよう!"ってんで食堂を借りて手伝いをすることに。
イッチー?あぁイッチーならモッピーが何か話したそうにしてたから適当言ってモッピーのところに行かせた。
気遣いが出来る俺って素晴らしい!(自画自賛)
「・・・で、だ。わざわざ俺のことを手伝わなくてもよかったんじゃないのか、セシリア?」
「・・・?いけませんの?」
「いやダメじゃねぇけど・・・なんで俺?もっと話しかけれるヤツいるじゃん。イッチーとか」
「ふふ。それでもわたくしは刃さんがいいと思いましたの」
「・・・変わってんな」
「変わってるのは刃さんもです。お互い様ですわ」
まぁ、変わってるってのは自覚してるけど。
ぼんやりそう考えてながら手を動かしていると、セシリアは"それと"、と付け加えた。
「───わたくし、狙ったものは絶対にそばに置きたい性格ですの。覚悟、してくださいまし?」
「・・・!?」
いやホントなんで俺ェ・・・。
苦笑を浮かべながら作業に勤しむ俺だった。
ちなみに、代表就任パーティーは大成功した。
イッチーは女子たちにもみくちゃにされてたけど。
最後は仲良く集合写真を撮ったのだった。
次回に続く!!
いつものあとがきです。
今回は前回よりもかなり短く纏まったんじゃないかな。
イッチー強化フラグも立ったし安泰だね!(フラグ)
さて。前回感想をくださった”ユウキが可愛い”様、"八雲白龍"様。
本当にありがとうございます。
いくつか手厳しい指摘もありましたがそれはしっかりと受け止めつつ、納得できるような出来栄えを目指して書いていきたいと考えてます。
・・・設定もそのうち上げます。
で、評価の話。
前回☆9評価してくださった”monaka96”様、"レイ・ブラドル・ドラニス"様。
☆8評価してくださった”にら”様に☆7評価をしてくださった”通りすがりのハーゼ”様。
どんな数値であれ貴重かつありがたい評価をしていただき感謝の意を申し上げます。
さて次回はいよいよセカン党お待ちかねの"あの子"が登場です。
ではまた(´・ω・`)ノシ