鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ:リメイク!   作:アインスト

9 / 21
おまたせ(満身創痍)

書かなきゃ書かなきゃと頭では考えててもなかなか執筆が進まなさすぎて気づけばもう年末間近。
さんざん待たせてしまい非常に申し訳なく思います・・・。

とまぁ長ったらしい謝罪文はいらないと思われそうなのでさっさとほんへ、イクゾー(例のBGM)


同じ男として馬に蹴られてくたばるのはごめんなんだよな

 

久しぶりの前回までのあらすじ。

 

セシリアと一緒に転入してきたであろう人物、"凰 鈴音"を案内。

その道中で鈴音はイッチーのセカンド幼馴染であることを知る。

そんなこんなで雑談しながら鈴音の人間性をほんのちょっとだけ理解した俺。

そして案内した翌日、二組の新たなクラス代表として俺たち一組に鈴音が直接宣戦布告しに来た。

 

てなわけで今回のお話行ってみよう。

 

 

 

※※※※※※※

 

 

 

さて、鈴音が宣戦布告した後にちっふー先生にシバかれたそのあと。

また来るわ!と言って自分の組に戻っていったのを見届けつつもその日の午前中の授業はつつがなく進んでいった。

 

そんなことがあってからの昼休みのことだった。

 

 

 

「イッチー、早速奢り頼むわ」

 

「早いなオイ・・・まあいいけど。この間言ってたヤツでいいか?」

 

「おう、あんがとなー」

 

 

 

俺とイッチーはそんな会話をしながら昼飯にありつくために食堂にやってきていた。

もちろんモッピーとセシリアも一緒だったり。

 

 

「ずいぶん食べますのね・・・」

 

「逆にセシリアはそんなんで足りるのか?IS動かすんだしもっと食った方が」

 

「だ、大丈夫ですわ!むしろ食べすぎたらその・・・」

 

「?」

 

 

なんでもありませんわ!と顔を赤らめながらそっぽ向くセシリア。

うーん可愛いなこの令嬢。

 

 

「その、なんだ・・・刃。それ以上は言ってやらんでやれ」

 

「あー・・・なるへそモッピー。ちょいと配慮が足らなんだ」

 

「よ、余計なお世話ですわよ箒さん!?」

 

「一体何の話なんだよ・・・」

 

「イッチー、知らなくていいことは知らなくていいんだぜ・・・」

 

 

首をかしげるイッチーを尻目に出来上がった料理を受け取り、座る場所を探そうとしていた矢先。

 

 

「なーにやってんのよあんたたち。場所探してるならここ空いてるわよ」

 

「鈴か。ありがとな、助かる!」

 

「別にいいわよ、あたしとあんたの仲だし?ほら、あんたたちも座んなさいよ」

 

 

そう言って俺たちに手招きしてうながす鈴音。

いやー、ああいうやつがクラスを纏められるんだろうなぁと思うとついしみじみとしてしまう。

 

で、席に着いて食事を始めて少しした時。

モッピーが会話を切り出した。

 

 

「──さて、そろそろ話してもらうぞ一夏。お前、こいつとはどういう関係なのだ?」

 

「こいつとは失礼ね・・・まぁあんたには名乗ってないから仕方ないけど」

 

「確かに、わたくしも気になりますわ。ずいぶんと親しそうではありませんこと?」

 

「うーん、どういう関係と言ってもなぁ・・・鈴は箒、お前と別れてから次に出会った幼馴染としか言えないぞ?いわゆるセカンド幼馴染ってやつだな」

 

「セカンド・・・つまり私は一番目か・・・ふふ」

 

 

ほんの少し頬を赤らめて乙女な表情をするモッピー。

相変わらずタラシだなイッチーのやつ・・・。

 

 

「・・・ま、あの頃は色々バカやったわよねー。あいつらは元気してる?」

 

「ああ、そりゃもちろん。ここに入学するってなった時は弾からは呪詛吐かれたけど・・・」

 

「その辺は相変わらずねあいつ・・・」

 

 

食事を進めつつ昔話に花を咲かせるイッチーと鈴音。

その様子を見てモッピーはちょっと面白くなさそうな表情になっていた。

 

そんな様子をすぐに看破したのか、鈴音はモッピーにも話題を振った。

 

 

「ああそうだ、あんたとも仲良くしたいとは思ってるのよね。せっかくだからあんたも一夏と一緒にいた時のこと話しなさいよ」

 

「む、だが・・・」

 

「遠慮することないわよ。一応組は違うしライバルみたいなもんだけど・・・クラスメイトとしては仲良くしたいし」

 

「・・・そうか。なら、箒でいい」

 

「ん。じゃああたしは鈴音って呼んでくれればいいわ」

 

 

やだこの中国娘、メチャメチャコミュ強・・・!?

モッピーをああも簡単に懐柔して仲良くなるとは・・・。

 

 

「・・・あんた今ものすごく失礼なこと考えなかった?」

 

「い、いやぁなんの事だかわかりませんなぁハハハ・・・」

 

「嫌味な政治家みたいな返しするんじゃないわよ。まぁいいけど・・・」

 

 

そんなこんなで当たり障りのない会話をしていくと、ふと鈴音は何かを思い出したかのようにイッチーに問いかける。

 

 

「───あ、そういえば一夏。あんた覚えてる?」

 

「何が?」

 

「あー・・・ほら、あの日あたしがあんたに言ったこと」

 

「あの日・・・?───ああ、もしかしてあれか!」

 

「そう!いつか大人になったら私の料理をあんたに───」

 

「───奢ってくれるってやつだろ?」

 

 

イッチーがそう言った瞬間、俺を除いてモッピーは微妙な顔つきに。

セシリアは神妙な表情を取りイッチーをジト目で見つめ、鈴音に至っては頭を抱えてクソデカため息をついていた。

 

・・・あー・・・イッチーお前やらかしたな・・・。

 

 

「・・・っはー・・・いくら子供の頃の話とは言えそんな風に覚えるもんかしら普通・・・!」

 

「え、違うのか・・・?」

 

「どう考えても違うわよバカ!!」

 

「あー・・・なぁ鈴音、ちょいと聞いても?まさかたぁ思うがその発言っていわゆる”味噌汁案件”・・・?」

 

「・・・まぁ、そんなところよ。あの時はどうしても素直になれなくてわかりにくい言い方しちゃったけど・・・というかよりにもよってそういう風に覚えてるとは思わないじゃないのよ・・・!」

 

 

うぐぐ、と心底悔しそうな声を上げる鈴音。

それにしても子供の頃にそういう約束みたいな話してるとかロマンチックだな。

・・・いやまぁ当の言葉を受け取った本人が見当違いな覚え方してたのも問題だが・・・。

 

 

「・・・なぁセッシー」

 

「ええ、言いたいことはよーくわかりますわ刃さん・・・いくらなんでも表現の仕方がわかりづらすぎませんこと・・・?」

 

「ぐっはぁ!!」

 

 

そりゃ子供の頃の告白なんだろうし甘酸っぱいものなんだろうけど、もうちょっとこう・・・表現の仕方とかあったじゃんよ。

いやまぁ、そういったことに縁のない俺が言っても仕方ねえけども。

 

 

 

「その、なんだ・・・同情はするぞ・・・それはそれとして一夏、お前は一度馬に蹴られて死ね」

 

「うぇぇっ!?なんでだよ箒!?」

 

「鈴音のその約束とやらに思うことはあるがそれを差し置いても、だ。あんな覚え方するか普通?」

 

「そ、それは・・・悪いとは思ってるけど・・・」

 

「なら謝れ。懇切丁寧に己の罪を悔いた上で土下座して謝罪しろ」

 

「どうしよう刃、箒が滅茶苦茶怖いんだけど・・・」

 

「イッチー、いいことを教えてやろう」

 

「な、何だよ・・・」

 

「こういうのは自業自得っていうんだぜ☆」

 

 

 

裏切り者ぉ!と半泣きになるイッチーを尻目にさっさと食事を進める俺とセシリア。

 

 

「・・・ふ、ふふふ・・・」

 

「おん?どした?ついに壊れたか?」

 

「壊れてないわよ失礼な!!」

 

「どうどう」

 

「まぁいいわよ、子供の頃の口約束だから正確には覚えてもらえてないのは仕方ないと割り切ることにするわ・・・」

 

「おお、大人だ」

 

「っふん!!!!」

 

「箸置きっ!?!?」

 

 

 

つい思ったことを口走ったせいか、鈴音から箸置きを投げつけられ眉間に直撃した俺。

 

セシリアに心配されつつ、鈴音は言葉を続ける。

 

 

 

「それはそれとして、よ!一夏、クラス代表戦で当たったら覚悟しなさい!ボッコボコにしてあの日のリベンジしてやるわ!!」

 

「お、おう・・・?」

 

「いやちょっと待て!?り、リベンジというのはまさかこ、告白・・・」

 

「なによ箒、抜け駆けはずるいって思ってるわけ?」

 

「と、当然だ!!なにも一夏を想っているのはお前だけでは───あっ」

 

 

 

焦ったのか自分の胸の内をぽつりと吐き出したモッピー。

そうして気づいたようだがもう遅いぞモッピー。

俺はニヤニヤとからかうような眼差しを、セシリアはあらあらと口元を隠してほんの少しだけにやけている。

 

イッチーは突然のことで頭がフリーズしたのか口をポカンと開けたまま硬直していた。

 

 

「・・・ばっ、ち、違うからな!?これはその言葉のあやで!!」

 

「いやいや可愛いですなぁモッピーは。そうは思わないかセッシー?」

 

「ええ、案外ウブですのね。箒さん?」

 

「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

 

 

あーらら、顔真っ赤にして突っ伏しちゃったよ。

可愛いね。

 

 

 

「───まぁ、勝手に自爆した箒は置いておくとして」

 

「ほっといてくれぇ・・・」

 

「それはそれ。一夏、クラス代表戦楽しみにしてなさい?」

 

「・・・っ、あ、ああ!望むところだ!」

 

「って言っても、あたしが勝った時の条件だけ付けても不公平よね・・・」

 

 

 

そう言って少しの間思案顔を浮かべる鈴音。

それから考えが纏まったのか、イッチーに宣言する。

 

 

 

「まぁこの際だわ。あんたが勝ったらその勘違いした約束通り料理を振る舞ってあげる。いいわよね?」

 

「へぇ、面白そうだな。だったら勝ちは譲らないぞ、鈴」

 

「上等!首洗って待ってなさい!ああそうだ、あんたたちにも振る舞ってあげるわ。一夏の友達のよしみで、ね」

 

「マジか!イッチー絶対勝てよ!?協力してやっから!!」

 

「お、おう!ああでもスパルタは勘弁してくれないか・・・?」

 

「ダメです」

 

「マジかよぉぉぉぉぉ・・・」

 

 

 

さーて、面白くなってきた。

 

 

 

 

 

次回に続く!!





というわけでひと悶着回でした。
久しぶりに書いてて楽しかったまである。
こういうのが書きたかったんだって今になってようやくわかったような気がする・・・。

とはいえ今後も恐らく不定期更新になると思います(というか絶対なる)。
それでもこの作品を見ていただける皆様には多大なる感謝を。

あと久しぶり過ぎて評価数とかお気に入り数とか変動しまくってて追いきれなかったので今後は名前を書いてお礼を申し上げることが大変難しくなります・・・本当に申し訳ない!

それでもきちんと感謝していますので簡易的であれどこの場で皆様に纏めて感謝を申し上げることにはご容赦いただきたいと思います。

あと感想もマジで嬉しいです!これはホントに励みになるレベルで助かります・・・!

さて、後書きが長くなってしまいましたが今後ともこの作品が皆様の暇潰しに少しでも貢献できれば幸いです。
これからもよろしくお願いします!

てことで、次回クラス代表戦編でお会いしましょう。
ではでは(´・ω・`)ノシ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。