時は現在へ戻る。
マリンは、スバルとちょこに出会い、城へ。
会議室に通され、あやめ以外の主要メンバーが揃った。
「それで……2人がCT騎士団というのは……」
「事実だ」
騎士団のバッチを見せつける。
が、ノエルは難色を示す。
一方わためは事実を知っているが口を挟まない。
「洗脳の事はマリンから聞いたんだろ? ならあいつらを釈放してくれ。姫が囚われて切羽詰まってんだ」
「ノエちゃん、頼むって」
スバルとマリンが情に訴える。
勿論論理も添えて。
「トワちゃんの例が、あるけん……」
CTで虚実を突き通した事実。
当然、ノエルは現場にいなかったわけだが……。
「都合の悪い事から目を背けんなよ。んな事言ったら、このバッチも、お前らのバッチも、権力も、意味がねえだろ」
「……っ」
図星を突かれ、ノエルはぐうの音も出ない。
マリンは何度も首肯して、いいぞ、と内心勝利を確信した。
「……ノエルちゃん」
わためが、そっとノエルの肩に手を触れた。
「……」
パシッとその手を払った。
「どさくさに紛れて何しとんの」
こんな時でも、ブレないわため。
ゆっくりと手を胸の方へずらしていた。
そりゃ怒る。
「……ん、分かった。確かにスバルちゃんの言う通りじゃね」
「じゃあ――!」
「釈放する」
「っし!」
マリンはガッツポーズを決めた。
スバルとちょこも、ホッと胸を撫で下ろす。
そうと決まれば、とっとと監獄へ行って解放してあげよう。
ノエルが通信機を手に取った、そのタイミングで、コンコンと、ノックが。
「はーい」
ラミィが無警戒に扉を開くと――
「ぅべ――!」
ドー、っと巨大なブロックが扉の枠をぶち壊して突入。
ラミィは壁とブロックに挟まれ、倒れた。
がらがら、パラパラと、砕けた壁が崩れ落ちる。
「「――‼︎」」
室内に緊迫した空気が流れる。
「ら、ラミィ……動かない」
マリンが、倒れたラミィの容態を危惧する。
「別に、殺してないし」
「そうそう。殺さないんだよねぇ?」
「ふんっ……」
大きくなった入り口から2人――すいせい、AZKiが入室。
更に――!
「ほんとに滅茶苦茶だねー。ほら、2人も入っといでよ」
「あぶねぇよ、こんな派手に壊しちゃってぇ……」
「いいの? 僕はあまり人に見せられないって……」
アキロゼの入室後、背後から登場するのは……。
なんたる事だ……。
「フレア……!」
「「かなたん⁉︎」」
不知火フレア、天音かなた。
フレアはマリン以外知らないようだが、かなたは注目の的。
本人は何故、視線が集まるのか理解していないようだ。
洗脳下にあると見て間違いない。
「もういいんだよ。ルーナちゃんも捕えたし、ここの人達にもバレちゃったから」
「――」
かなたの存在が隠す必要を無くし、戦力として扱い始めた。
そして、序での様に登場したフレアも未知数な存在。
他3人は、ある程度のスペック分析が完了しているが。
「あやめちゃん、至急会議室へ来て!」
『え、でも見張り――』
「至急‼︎」
『ん! 分かった!』
通信機で釈放の件は伝えず、あやめに緊急を要すると伝達した。
見張りも放置させ、あやめを呼ぶ。それはつまり、戦力求む、と言う事。
「最強と噂のあやめちゃん? すいちゃんやアキちゃんより強いのかな」
「私も気になる。来たらやっていい?」
「いいよ。それじゃあアキちゃんはあやめちゃん担当ね」
かなたがいる時点で、そうだろうとは思ったが、情報は漏れてしまっているな。
ノエルはメイスを構え、わためも胸ポケットから徐に……。
「銃⁉︎ わため、銃使うの⁉︎」
「……」
意外な武器にマリンは思わず声が出た。
拳銃を一丁、右手で構える姿が、異様だ。
全く似合わない。
「え、わため……⁉︎ って事はあの人が……」
顔を知らなかったのか、スバルとちょこはその名前を知り、何かに納得した。
が、今はそんな時じゃない。
スバルとちょこも、戦闘態勢をとった。
マリンもそろりと服のポケットに手を突っ込むが、戦う意志はあまりない。
「5対5か……」
「4対5です!」
「あやめちゃんが来るから5対5でしょ」
「……」
マリンを戦力に入れて計算するスバル。
訂正させたが、ノエルは正しいと判断した。マリンではなくあやめをカウントして。
それはそれで悲しい。
「お、噂をすれば――!」
「んんっ!」
無い扉越しに、アキロゼとあやめが衝突した。
その様子は、敵にしか見えない。
が、あやめなら勝つと信じて疑っていない。
その思いにマリンも便乗した。
「わため、かなたんは団長が行く」
「ん」
ボソッと呟く。
きっと、かなたを相手にできるのはノエルだけ。
これは実力面ではなく、精神面で。
ノエルが駆け出すと、わためは銃口をフレアに向ける。
狙撃の腕は、ミオ以上。
パァン、と銃声。
弾丸を目で追える奴などいない。
でも、自分が狙われていると分かれば、タイミングを見て躱すなど、不可能ではない。
フレアの手に持った剣が、原型を留めないほど形を変えて、真四角の壁となる。
材質は剣と同じ壁。銃弾は貫通できない。
「そんな感じの能力ね」
パッと見た所、物を変形させる能力。
ノエルが敵精鋭に迫る。
「部位分割」
地面に巨大な升目が生まれた。
均等に床を分割し、敵全員がそれぞれ1升内に収まる。
「――――」
「そのマスは全て、一回休み」
「――? あー、動かないね」
マス内にいる全ての人間が、殆どの行動を封じられた。
軽く口は動かせるが、四肢は動かないし、首も回せない。
これは、ノエルの能力か。
「リーダーは、あんたじゃね」
行動制限が上手く行ったので、直接AZKiを狙う。
「スピアソード」
身体は動かないが、完全に束縛されたわけではない。
体を動かさずに扱える能力なら、幾らでも攻撃可能だ。
真四角の鋼鉄となった剣が、今度は細長く、槍の様に変形し、ノエルへと伸びてゆく。
半径は非常に短いが、その分長く、一点への威力も大きい。
どうやら、質量を一定のまま、形を自由に変えられるみたいだ。
「ん」
「邪魔すんな」
わためが銃口を槍に向けると、すいせいからブロックが飛んできた。
ガキん――。
「硬さは自慢なのよね」
駆けるノエルと槍の間に、ちょこが割り込んだ。
鉄よりも硬い服が、槍を弾く。
「ナイスちよこ!」
「助かる」
ノエルが前方へ跳躍し、メイスを振りかぶる。
全力でAZKiの腹へ撃ち込む――。
「――⁉︎」
とん……。
「ぇ?」
AZKiに、ダメージは殆ど入っていない。
いや……だって……。
「何してんだ!」
「いや――今本気で――!」
殴る瞬間、全身が脱力した。
これは偶然じゃない。
「あれ、動くなぁ」
ノエルのほぼ不発だった一撃を境に、AZKiの束縛が解けた。
「言葉通り、一回休みなんだね」
そこまで察するか――!
とはいえ、他のメンバーの動きが停止している事に変わりはない。
まだ打開できる。
「かなたん」
「ん、任せて」
「――マズイ!」
AZKiの指示でかなたが能力を発動。
室内に大量の粉塵が舞い、視界が曇る。
敵も味方も、1人も見えない。
「全員、背に仲間か壁をつけて――」
どさっ……。
「――⁉︎」
誰かが倒れた。
ノエルの指示が間に合っていない。
「わため!」
…………。
返事が無い。
わためがやられたか。
他3人はどうだ。
「――! なんだおまっ――」
スバルの声が途中で途絶え、倒れる音が。
ノエルは能力を解いていない。
AZKiか、もしくは別の敵か。
続いてまた、誰かが倒れた。
マリンか、ちょこか……。
ノエルは味方を諦め、まず自らの安全を確保する。
壁に背をつけ、正面にメイスを横向きで突き出す。
粉が消えるまで待つしかない。
ばたっ……。
最後の1人もやられた。
神経を研ぎ澄ませ。ノエルまでやられては、もう覆せない。
意識を奪う手段も、解明できなければ、直後の戦闘に勝ち目もない。
せめてあやめと、ノエルで……。
粉が晴れゆく……。
「――――」
そして、晴れた視界の中――倒れた味方ノエル以外。
初っ端ブロックでやられたラミィ、そして今しがた謎の力で昏睡させられたその他のメンバー。
「さて、あとはノエルちゃんだけ――」
チャキッ……。
「…………」
AZKiの喉元に刀が突きつけられた。
「何で――」
「お前、偽者か」
「……よく分かったね。でも、なんで?」
「勘」
偽者と勘付いたが、刀は当然下ろさない。
「アキちゃんを倒しちゃうなんて、ほんとに最強なんだ?」
「まーけーてーなーいー!」
通路からアキロゼの悔しそうな声がする。
が、登場しない。動きを封じたのか。
賢明だ。
しゅるる――と、伸びた鉄があやめに突撃する。
カッ、と刀一つで軌道を逸らして床に突き刺し、踏みつけ、動きを抑えた。
「偽者なら、躊躇なく殺すよ」
「どうぞ、ご自由に」
あやめは刀を心臓に突き立てた。
一滴の血も垂れず……静かに、靄のように、その姿が消えていった。
「…………」
すいせいが瞳孔を開いた。一瞬だけ。
「ノエルちゃん、この人たちはどうする?」
あやめがかなた以外に刃を向けた。
ノエルはあやめに駆け寄る。
「流石……。そうだね、取り敢えず拘束して、投獄しとこうか」
「ん、じゃあせめて気絶くらいさせとこうか」
「そうじゃね」
未だノエルの能力で行動制限を掛けられた者たち。
その処遇が決まった。
頸のやや上、その辺りを上手く殴り込めば、人を昏倒させる事が可能だ。
あやめはまず、すいせいの背後へ周り、
バゴン――。
「ぅっぶ――ッ‼︎」
次の瞬間、あやめの頬を、一つの鈍器が撃ち抜いた。
誰も予想だにしない不意打ちに、あやめは防御さえできず、諸に食らった。
床を跳ね、壁へ激突。
パラパラと砕けた壁が崩れた。
(……あやめちゃん? ぇ、今……団長が……)
今、右腕を振るった。
メイスが右から左へ動いた。
殴ったのは間違いなく、ノエルだった。
更に、ノエルの腕が動く。
メイスがコツンとすいせいにぶつかる。
同様に、かなた、フレアにも。
「はいはいどうも」
「ほえ〜、やっと動ける」
「すいちゃーん! 私も解放してよー!」
一回休み、とはつまり、ノエルが一度干渉するまで休み。
休みマスに敵を収める事で、強制的にノエルに1ターンを与える事になる。
「寸善尺魔」
突如、床が歪み、グニャグニャと変形する。
立つこともままならない。
まるで、スライム。
「ノエルちゃん! どういう事!」
あやめが額から血を流しつつも、立ち上がった。
敵もノエルも、そのスライム化した環境で体を拘束した。
(よかった。無事だった。これなら最悪、団長がこのままでもいける)
と、ノエルは安堵した。
しかし、不意打ちとはいえ、あやめにダメージを与えたのは初めてだ。
あやめも、怪我するんだな……。
「なに、これ!」
「気持ち悪い」
畝る床。
纏わりついて行動を制限されたまま、元の材質へと戻るので、もうどうにも動けない。
と、思ったら大間違い。
ぐがががが……と、フレアを抑える床が変形し、解放される。
そのまま、すいせいとかなたも。
「あんたが最強ね。なるほど、ぽいかも」
すいせいはポケットからルービックキューブを取り出す。
かと思えば、バラバラに飛び散り、斧を形成した。
「フレア、アンタはそろそろ一旦離脱しな」
「あたしがいなくて平気?」
「アンタがいたら計画が狂う可能性が高い。やり方は嫌いだけど、あたしはあいつの指示に従わなきゃいけない。だから行って」
あいつ、とは?
AZKiか、ぺこらか、それ以外か。
「はーい」
「ねえフレアちゃーん! 助けて〜」
アキロゼがまた叫ぶ。
可哀想に。
ずっと放置されて。
「はいよ」
「ありがとうー!」
壊れた扉からアキロゼが入ってきた。
アキロゼも、もう一度戦闘態勢に。
アキロゼ、すいせい、かなた。
いくらあやめとは言え、3人同時は流石に無理があるか。
ノエルは固唾を飲むことさえできず、やりようのない歯痒さを心に溜めていた。
「寸善尺魔」
もう一度、環境に軟化を与える。
次捕まれば、フレアに助けてもらえない。
すいせいはブロックの上へ、アキロゼは空を蹴って中へ逃げる。
上空から小さなブロックを飛ばすが、刀で弾かれる。
虚をついて、背後に回ったアキロゼが強烈な回転蹴りを放つが、それにも対応し、刀をぶつけ相殺。
寧ろ、接近したアキロゼをスライム化した腕で拘束する。
無理やり壁に押し付けて、壁に拘束。
しかし、今度は簡単に諦めない。
足元に転がる瓦礫を、微かに動く足で蹴り飛ばすと、高速であやめの腹に激突する。
が、柔化し、衝撃を逃す。
軽く浮き上がったあやめの頭上にブロックが出現し、押し潰す。
床がぐにゃりと歪んだ。
あまり感触はない。
スパッ、とブロックが両断され、下からあやめが現れる。
スライムの弾力をバネに跳躍。しかし、すいせいを一度スルーし天井へ。
天井も軟化させ、さらに跳ねる。
天井、床、壁を足場に縦横無尽に跳ね回り翻弄する。
ひゅるる、と粉が舞った。
「――――」
目に、鼻に、粉が侵入して染みる。
涙、鼻水が溢れてくる。
でも的は定められる。我慢し、あやめはすいせいを標的として刀を振るった。
しかし、あやめの斬撃に合わせて、すいせいは自身を半分に割った。
刀の通過地点で、自分を分解して回避して見せる。
勢いに乗ったあやめの腹部に向けて拳を構えると、相手から抉られにきて楽ちん。
軟化の適応が間に合わず、鳩尾に拳がめり込んだ。
胃酸が逆流し口から吐き出す。
ゲロ不味い。
更に、無防備になったあやめ――ではなくその刀に触れる。
どうせ次の攻撃は軟化で無効化されるのだから。
パラパラ……と、刀がパズルとなって分解され、床に散らばった。
2本ともだ。
(あやめちゃん‼︎)
勢いは収まり、床の上へ真っ逆様に転がるが、スライムとなり、衝撃は発散させたため、負傷はない。
転がって、受け身を取って、即刻立ち上がると、サッと口元の汚物を拭う。
「刀が無くても余は戦える」
「それが?」
すいせいは斧を肩に掛け、コンコンと叩きながら見下ろす。
「かなたんに、最強という称号を貰った以上、相手が何人居ようと、簡単には負けれんのんよ」
「――? 僕?」
鬼のような鋭い眼光ですいせいを貫く。
かなたはキョトンとしていた。
再試行。
あやめは大きく跳躍した。
コツンと、背後からアキロゼが瓦礫を蹴り飛ばすが、軟化で受け流し。
しかし正面のすいせいから斧が振り下ろされる。
だが想定内。
斧による一撃も軟化で上手く受け流す。
勢いは殺されて地に落ちるが、意識を逸らすことが目的。
既に手遅れ。
「――ぃ!」
迫っていた天井に捕まり、すいせいは天井に拘束された。
一度軟化すれば、解除するまではあやめの支配下にある。
天井に拘束されたすいせいに向かって跳ぶ。
万が一に備え、何も触れぬように拘束した。
今度は迎撃もできまい。
ザシュッ――と、すいせいの手から零れ落ちた斧が床に突き刺さる。
「
右腕をスライムに変化させ、すいせいの呼吸器を覆った。
「ッッッ! ッ! ッ――――‼︎」
殺しはしない。
酸素の供給不足で気絶するまでだ。
バタバタと踠くが、何もできない。
暴れるだけ早く、酸素を消費する。
酸素が減れば、思考力も薄れる。
ますます打開策は消えゆく。
すいせいの瞳の色が褪せ、遥か遠方を――虚空を見つめ始めた。
こいつが1番厄介だから、コイツさえ、押さえれば勝てる。
勝利を確信した事が招いたのか――。
「っん⁉︎」
(あやめちゃん‼︎ 誰⁉︎)
全ての能力が解除され、力が抜ける。
能力を基盤に天井へ張り付いていたあやめは、ポロリと床に落下した。
「ぇっほ! ゴホッ……っお……ああ……ゲホッ、ゲホッ……」
すいせいが涙と鼻水と唾液を大量に吐き出す。
ギリギリ、意識を留めた。
しかも、あやめの能力で拘束され、その能力が解除された今、すいせいは丁度天井の突出した部分に引っかかり、転落せずに済んだ。
「すいちゃん、大丈夫?」
「ぶぅぇ……死ぬかと思った……」
「はぁ、ドッペルの消滅を感じたから来てみれば……とんだ最強キャラが居たもんだね」
新たに入室してきたのは、先ほど消滅したAZKi。
今回ばかりは本体だ。
「お前……!」
「しかもまだまだ威勢がいいね」
噛み付きそうな表情に笑って返す。
「フレアちゃんは?」
「早めに退かせた」
「うん、それならいいよ。それより、降りてきたら?」
すいせいと話しながらも、視線はあやめに釘付け。
「手がつかないから無理なんだってば!」
「もう……おっちょこちょいだなぁ。アキちゃん」
「はいはーい」
アキロゼが瓦礫を蹴ると、床とほぼ垂直に蹴り上がる。
すいせいを拘束する天井に衝突し、割れる。
「んよっ、と」
落下に合わせてブロックを生み出し、着地。
「しかしまあ、アキちゃんとすいちゃんを同時に相手するなんてね」
「――!」
「準最強、かな?」
「――! ――‼︎」
「…………おい」
「…………」
(――?)
すいせいが珍しい怒り方をした。
AZKiもしばし沈黙した。
「ごめんごめん。それで……お、ノエルちゃん、は……あー、なるほどね」
動けないノエルを周辺視野で捕らえて、状況を察した。
「みんなを拘束しといて」
「ここに?」
「運ぶの大変でしょ。早いけど順番にやるよ」
AZKiの指示でポケットからブロック――否、パズル化した枷を取り出して、わため、ラミィ、ノエル、マリン、スバル、ちょこ、あやめを拘束した。
真っ先にAZKiはあやめを連れて部屋を出ていく。
その間ですいせいは、アキロゼを拘束する壁をパズル化して解放させた。
「見張りお願い」
「はいはい」
あやめは終始眼光を鋭くし、喉元に噛み付く勢いだったが、能力は使わなかった。
きっと使えなかったのだ。
そんな風に、数分おきに1人ずつ室外へ連れて行かれた。
登場キャラ設定プロフィール12
「天音かなた」
所属と役職……シエロソニード、王
能力……コナコナの実
能力名の由来……名探偵のアニメ
出身……シエロソニード
好きな物……探偵、笑い声、歌
嫌いな物……酒、嘘、いちご、ツナ
「不知火フレア」
能力……ホネホネの実
能力名の由来……サンズ
出身……機械の国アルマ
好きな物……改造、ロボット、船
嫌いな物……果物、昔の仕事場