アサルトリリィ×仮面ライダー GrandPrix of ヘルヴォル   作:黒破リンク

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3月初週最後の更新!!
皆さんお待ちかねのあのシーンもしっかりあります!!!

尺の都合上、トレーニングシーンほぼカットとなります。大変申し訳ございません。

ジェットプテラ様へ。
仮伝さんの転生者の記憶問題、少し変更いたしました。(劇中で説明はしております。)


邂逅III:「一葉式トレーニング〜ゾンビと新たな仲間〜」

英寿vision

 

恋花「いや、ほんと、昨日は大変だったわ……。」

景和「かなりの激戦でしたし……。」

千香瑠「お茶とクッキーどうぞ?」

そう言って千香瑠はお茶とクッキーを出す。

祢音「いただきます…!!」

英寿「俺もいただくか。……美味いな。」

恋花「んー!生きてるって実感するわ!ティータイムのためにここに来られるわー!」

道長「その為だけに来るんじゃねぇよ」

千香瑠「ふふふ、ありがとうございます。」

すると、瑤が突然……

瑤「この、動物さんクッキー、今度作り方教えて?」

千香瑠「えぇ、もちろん。」

景和「すっごい勢いでクッキー減ってる……。」

千香瑠「沢山あるから沢山食べて?」

瑤「うん。遠慮はしない……。」

道長「ふざけんな、食いすぎだ。」

恋花「まぁ、昨日あんだけ頑張ったんだから、お腹も減るか……。それに引き換え──」

一葉が突然口を開き…

一葉「皆様!前回の戦闘の反省を踏まえて、私たちの練習メニューを考えてみました!こちらをご覧ください!」

恋花「あんた、なんでそんな元気なのよ、一葉!」

道長「チッ…相変わらず暑苦しい。」

祢音「この練習メニュー、本みたいになってる……。」

瑤「瑤様専用基礎体力トレーニングメニュー……。これ、全員中身が違うの?」

一葉「はい!昨日の戦闘での皆様の様子をヒントに徹夜で作りました!」

道長「ハッ…。トチ狂ってやがる。」

英寿「少しは寝ろよ。」

千香瑠「そのバイタリティと熱心さ。かっこいいわ、一葉ちゃん。」

道長「ほんとにかっこいいか?それ。」

恋花「えぇ、まるで野生のイノシシのようなかっこよさね。『エレンスゲのイノシシ』って二つ名を送らせてもらうわ。」

一葉「そんな、褒められるほどのことでは……。」

景和「いや、それ褒められてないよ。」

俺はふと、余っている冊子を手に取る。

英寿「この冊子、一冊多くないか?」

一葉「あ、気づかれましたか!さすが英寿様!」

するとめちゃくちゃ語り始める一葉。

道長「長ぇ。長すぎる、止めろ!」

英寿「結局この五冊目はなんだ?」

一葉「そうでした。皆様、喜んでください!ヘルヴォルの仲間が増えましたよ!」

祢音「一葉、どういうこと?」

すると、一葉は藍を呼ぶ。

一葉「藍、入ってくれる?」

藍「ささきらんだよー。よろしくー。」

千香瑠「まぁ、昨日の!」

恋花「ハイパー暴走幼女!!」

英寿「……なるほどな。」

一葉「幼女ではありません。れっきとしたエレンスゲ女学園高等部1年の、佐々木藍です。」

祢音「可愛い…!」

藍「らんは高校1年生。」

恋花「それは失礼だった。ごめん!──じゃなくて!」

英寿「相澤一葉、こいつ、本当にヘルヴォルのメンバーになるのか?」

一葉「はい。昨日の戦闘後、早速学園に問い合せたんです。」

景和「あの激戦の直後に?!」

一葉「はい。そうしたら彼女、どのレギオンにも配属されてなくて。なのでぜひヘルヴォルにと。学園を通してお話したところ、『いいって言われたからいいよー』と藍も快諾してくれました。」

道長「随分と軽すぎだな。はぁ…見てらんねぇ。」

祢音「藍ちゃんめっちゃ他人事…。」

千香瑠「まあまあ!まあまあまあ!可愛らしい仲間が増えるのはいいことじゃない!それじゃあ、藍ちゃん、今日からよろしくね!」

藍「うん、よろしく。」

千香瑠「それじゃ、お近づきの印に、はい、動物さんクッキーどうぞ。」

藍「ありがとう。」

そのままクッキーを食べる藍。

藍「もぐもぐ。………!!もぐ、むぐむぐ……!ん!」

道長「あ?どうした?」

藍「お、おいしい……!」

千香瑠「うふふ、たくさんあるから、いくらでも食べてね。」

藍「うん、たべるー!」

瑤「あ、私のクッキー……。」

景和「いや、瑤先輩だけのものじゃないですよ…。」

 

 

 

 

一葉「それで、トレーニングの件なのですが……。」

恋花「……その前にひとつ聞いてもいい?」

一葉「はい!どうぞ恋花様。」

恋花「昨日の命令違反は大丈夫だったの?ラージ級を倒しに向かえって、命令に逆らったわけじゃない?お咎めなしなわけ?」

一葉「ああ…ご心配ありがとうございます。」

恋花「一葉のじゃなくてあたしの心配をしてるの。」

一葉「今回、強力なラージ級を結成間もないヘルヴォルが単独で倒しきった。この結果がありますので、忠告程度で収まりました。」

英寿「エレンスゲらしいっちゃらしいな。」

一葉「はい!これからも私たちは私たちのやり方で結果を残し、エレンスゲを変えていきましょう!」

道長「ふん。相変わらず暑苦しい奴だ。」

千香瑠「うん、私も頑張るわ!一葉ちゃん!」

一葉「はい!心強いです!千香瑠様!」

道長「余計に暑苦しくなるなてめぇら。」

恋花「あたし達ってまとめられるのは困るけど、……まぁ、やれるだけやってみたら?」

一葉「はい、応援ありがとうございます!一緒に頑張りましょう!」

恋花「すっごい前向きね、あんた……。」

景和「祢音ちゃん、一葉さんって明るすぎる人だね。」

祢音「うん。明るすぎて逆に眩しい。」

千香瑠「それじゃあ、今日から早速一葉ちゃんが考えてくれたトレーニングをやっていくのね!」

すると驚きの言葉を言い放つ。

一葉「あ、それは個々でできる自主トレのメニューなんです。」

恋花「この量、自主トレでやれって?!」

一葉「はい、やっぱり身体能力は、戦いの結果を大きく左右しますから!最後に頼れるのは己の身体です!」

道長「んなもんデザイアグランプリには関係ねぇ。このゲームは相手を蹴落としてなんぼのものだからな。」

英寿「そういうお前はまだまだみたいだがな?」

道長「あ?んだとギーツ。」

景和「喧嘩はやめましょ?!ね?!」

祢音「一葉ちゃん、この量は流石にしんどいよ……。」

一葉「大丈夫です!きちんと段階を踏むように設計しました。」

景和「にしても多いよ……。」

一葉「それになにより、やれば、できます!!」

祢音「かなりの脳筋……。」

景和「めちゃくちゃ体育会系だ……。精神論すぎる……。」

瑤「そう?嫌いじゃないけど、精神論。」

千香瑠「うん!やればできるわ!ね、藍ちゃん!」

藍「うん、やればできる、かも。」

英寿「……見てて暑苦しいな。」

道長「めんどくせぇ。外の空気吸ってくる。」

そう言い、出ていくバッファ。

恋花「……レギオンの転属願いってできたかな……。」

瑤「ところで一葉。個々のトレーニングはそれでいいとして。」

祢音「いや良くはないですよ?」

瑤「全員のトレーニングでは何するの?」

一葉「はい!せっかく皆様で揃ってやるんですから、学ぶのは具体的な連携や戦術の運用です!個々の能力を活かし、ヘルヴォルとしての戦術を研究していく。そういう方法を考えていきましょう。つまりチームワークを育んでいきたいのです!」

英寿「しっかりしてるな。」

景和「具体的に何するんですか?」

一葉「ディベート、訓練、ディベート、訓練。ひたすらその繰り返しです。」

恋花「地味ー。なんかこう、ヘルヴォルらしい派手なパワーアップ方法とかはないの?」

英寿「仮面ライダーの力がそんなもんだろ。」

恋花「それとこれとは別でしょ?!」

一葉「ふふふ、とっておきがありますが、それは次の段階です。」

藍「とっておき?なんだかわくわくする。」

景和「……なんか嫌な予感する。」

一葉「皆様、血反吐を吐くまで特訓ですよ!」

千香瑠「おー♪」

藍「おーー?……ちへどってなに?」

祢音「怖い怖い怖い!!あれジョークなの?!」

景和「多分本心……。こう言うのも失礼だけど、一葉さん、ジョーク言える人には見えないもん。」

祢音「あはは……。」

 

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一方その頃。

仮伝vision

 

仮伝「もしもし。」

ユウキ「はいはーい。どうしたの仮伝ちゃん。」

仮伝「今回のデザグラ、人数が異様に多い。それに、追加エントリー者までいるよね?」

ユウキ「うーん、そうだねー。佐々木藍ちゃん、だったっけ。あの子だよ。追加エントリー者は。」

仮伝「情報ありがとう。その子の事なんだけど、少し気になることがあって。」

ユウキ「うん。」

仮伝「あの子、年齢の割に成長しきっていないように見えるの。」

ユウキ「……うん。」

仮伝「それで、少し調べて見たんだけど、あの子、1度心臓が止まってる。」

ユウキ「?!」

仮伝「あら、デザグラ運営のあなたでも知らなかった情報なのね。」

ユウキ「私も、運営って言ってもスタッフだから詳しく教えて貰えてないから。」

仮伝「……それで、話を戻すんだけど、あの子、その後再び心臓が動き出したの。」

ユウキ「へぇー。なかなか面白い子だね。」

仮伝「それが起きたのは『日の出町の惨劇』。」

ユウキ「なるほど。」

仮伝「その時佐々木藍はマディック部隊だった。でも今は普通にリリィとして戦ってる。少しおかしいと思わない?」

ユウキ「何が?」

仮伝「1度死んで蘇り、マディックから急成長したのにも関わらず精神が成長しきってない。」

ユウキ「まだなんかあるからそれを調べてこいって言いたいの?」

仮伝「……話が早くて助かるわ。お願いね。それと……そっちも見つかるといいわね。お姉さんである『咲夜』さんのこと。」

ユウキ「……うん。」

そうして私は電話を切る。

英寿「ユウキと話してたのか。」

仮伝「あら、英寿いたのね。ヘルヴォルの方に行ったんじゃないの?」

英寿「……少し、お前と話をしたくてな。」

突然英寿がそう言う。

仮伝「何よ突然。」

英寿「お前、何か隠していないか?運営以外でバックルを作れること、そして謎に大人びているところ。」

仮伝「……大人びているのはあなたも同じでしょう?」

英寿「それに、エレンスゲや運営は知らないはずの過去の仮面ライダーを知っていること。」

仮伝「それが何よ。」

英寿「俺は少し考えて見たんだが…。」

すると彼はこう言い放つ。

英寿「お前、『転生者』とやらじゃないのか?」

仮伝「………ふーん、知られちゃったか。そうよ、私は転生者なの。前世の世界は、仮面ライダーがフィクションとして存在している。そしてこの世界、これもフィクションとして愛されていたの。」

英寿「へぇ、それは面白い世界だな。」

断片的な記憶を話す私。

仮伝「この世界は『アサルトリリィ』と言う名で存在していた。」

英寿「つまり俺たちのこの力もフィクションだったと。」

仮伝「正解…なんだけど私はこの力を知らない。知る前に死んだから。」

英寿「ほう……。」

仮伝「そして私はそのまま転生してこの世界に降り立ったってわけ。……最近思い出したの。自分が転生者だって言うことをね。」

英寿「なるほどな。これで納得出来た。」

仮伝「あら、信じるのね。私もあなたのように『化かして』いるかもしれないのに?」

英寿「…お前の言葉は嘘には聞こえなかったからな。」

仮伝「ありがとう。」

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祢音vision

 

そんなこんなで私たちは一葉ちゃん考案のトレーニングをやっていた。

祢音「ワン、ツー!ワン、ツー!」

景和「祢音ちゃん上手い……!」

祢音「ビートに乗るのは得意だからねっ!それにダンス独学で頑張ってたんだから。」

景和「サラッとすごいこと言ったよ。」

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道長vision

 

道長「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!やってらんねぇぇっ!!なんだこの訓練!!ダンスばっかやってたらいつか死ぬぞこれっ!!あいつバカなんじゃねぇか?!」

英寿「黙ってやれ。バッファ。」

道長「あぁっ?!てめぇなんだ?なんでも出来っからって調子乗りやがってよ!!」

英寿「今日はいつにも増して血の気が多いな。」

道長「うるせぇっ!!」

こんなもん毎日やってられっか!!!

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数日後………

英寿vision

デザイア神殿内

 

 

英寿「来たか、次のミッション。」

ツムリ「それでは第2ゲーム、『ゾンビサバイバルゲーム』を開始します。」

景和「ゾンビ……」

祢音「サバイバル……?」

ツムリ「ゾンビジャマトから街を守ってください。ただし、ジャマトに噛まれるとゾンビ化します。最終ウェーブ時点で、スコア最下位の方は脱落となります。」

奏「……。」

森奈「ひぇぇ恐ろしー。」

道長「……関係ねぇ。全部ぶっ潰す。」

一葉「絶対に守り抜いてみせます……!!」

恋花「とりあえず用心しなきゃってことだね。」

瑤「…負けない。」

千香瑠「が、頑張らないと……!」

藍「ぜんぶたたーく!」

隼人「……。」

仮伝「……新しいバックルを試せるわね。」

ツムリ「それでは、ミッション開始してください。」

 

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allvision

 

英寿「さて、こいつらがゾンビか。」

『SET』

英寿「変身。」

『ARMED SHIELD』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

隼人「足引っ張るなよ、千香瑠さん。」

千香瑠「えぇ。頑張りますっ。」

『『SET』』

2人「「変身!」」

ZOMBIE

『ARMED ARROW』

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

祢音「行くよっ!」

奏「………。」

『『SET』』

祢音「へ〜んしん!」

奏「変身。」

『ARMED HAMMER』

MAGNUM

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

景和「ちょっと怖い…。」

仮伝「ビビってはダメよ。」

景和「わ、わかってます……!」

『『SET』』

2人「「変身!」」

『ARMED ARROW』

MAGNUM

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一葉「藍、準備はいい?」

藍「まかせてー。らんが全部たおすー!」

『『SET』』

2人「「変身!」」

『ARMED ARROW』

『ARMED HAMMER』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

恋花「瑤、行くよ!」

瑤「うん。」

『『SET』』

2人「「変身!」」

『ARMED WATER』

MAGNUM

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

道長「……。」

森奈「よぉーし!」

『『SET』』

ZOMBIE

『ARMED SHIELD』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

『『『『『『『『『『『『『READY FIGHT』』』』』』』』』』』』』

 

 

こうして第2ゲーム、『ゾンビサバイバルゲーム』が始まった。




それぞれいる場所が違いますが、13人同時変身です!!(前回の最後の人数を数え間違えるというミスを犯しておりました。現在は修正済みです。)
今回から、バックルリザルトを下に記載いたします!!

DGP ゲームリザルト

ギーツ:ウォーター シールド
タイクーン:アロー ブースト
ナーゴ:ハンマー
バッファ:ゾンビ
ホルス:ゾンビ アロー
ファロン: マグナム ハンマー
ダイル:アロー
ボアー:ハンマー
ナッジスパロウ:マグナム
ロポ:ウォーター
スタッブ:アロー
メリー:シールド
ダパーン:マグナム


DGPルール

ゲーム中に命を落とした者は、この世界から退場となる。十分にご注意ください。

次回 邂逅IV「デザイアグランプリ〜ゾンビサバイバル〜」

さぁ、次回もハイライトだ!!

04/26タイトル及び後書き修正
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