アサルトリリィ×仮面ライダー GrandPrix of ヘルヴォル   作:黒破リンク

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仮伝さんの過去編第2弾です。
時系列は仮伝さんがクエレブレ加入後しばらくしてからの話です。


過去IV:語説仮伝の過去II

エレンスゲ女学園、仮伝の部屋──

 

緋紅「このっ!くそっ!」

 

蒔菜「緋紅姉さん!それを追い込んでください!」

 

ユウキ「蒔菜と緋紅と一緒に追い込んでいるのに!!」

 

仮伝「まぁ、様々な仮面ライダーのレジェンドレイズバックルを制作してますからね。各ライダーの能力は把握してます。」

 

緋紅、蒔菜、ユウキ、仮伝の4人はTVゲームをして居た。

プレイしているゲームは、仮面ライダーのデータを込められたレジェンドレイズバックルをクエレブレのメンバーが扱いきれるように仮伝が作ったゲーム、『ガンバレジェンズ』である。

 

このゲームはプレイヤーは仮面ライダー1号から最新の仮面ライダーゼッツまで操作が出来て最大で4対4のチーム戦が出来る。

 

……そして現在は仮伝VS緋紅、蒔菜、ユウキの1対3の変則マッチをしており、操作しているキャラは、仮伝は『仮面ライダーランス』に対して、緋紅は『仮面ライダーアクセル』、蒔菜は『仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99』、ユウキは『仮面ライダーキマイラ』である。

 

蒔菜達は仮伝が操作している『仮面ライダーランス』を取り囲んで三方向から攻撃をするが、ランスはランスラウザーをバトンの様に回して滑らかに三方向の攻撃を対応していた。

 

緋紅「あぁっ!!じれってぇ!!」

 

アクセル(緋紅)はアクセルドライバーをベルト部分から本体を取り外し、両手で構えるとアクセルの身体が変形して、アクセル自らがバイクになる『バイクフォーム』になり──

 

緋紅「行けぇぇぇッッ!!」

 

そのままバイクフォームになったアクセルはそのままランスに突撃するが──

 

仮伝「ふっ……!」

 

仮伝が手に持っているコントローラーを操作するとランスはランスラウザーの柄でライドホイールを受け止めながら、バシリクスエッジを使ってバイクフォームのアクセルの後輪を掬って、そのまま持ち上げる。

 

ランス(仮伝)『ハァッ!デェアッッ!!』

 

緋紅「はぁ!?」

 

持ち上げたまま後方に受け流す。

受け流されたアクセルはそのまま空中を舞って……

 

ユウキ「え?」

 

ランスを後方から攻撃しようとして居たキマイラ(ユウキ)に衝突した。

 

2人「「はぁあああ!?」」

 

ユウキ「今の動き何なの!?」

 

緋紅「バグだよな!?今のは明らかなバグだよな!?」

 

仮伝「私が作ったゲームにバグは無いですよ。

単に勢いに乗ったアクセルをランスラウザーで掬い上げると同時に合気道の量領で投げました。

──フレーム単位での操作が出来るなら出来ます。」

 

蒔菜「いや、それでも無茶苦茶っしょ……。」

 

普段からFPSゲームを遊び、仮伝とランキングを競っている蒔菜は、改めて人間離れした操作テクをしている仮伝に突っ込みながら、ガンモードのガシャコンパラブレイガンのD-ガシャットスロットにガシャットギアデュアルをセットし、パラドクス パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99の能力でエナジーアイテムの『鋼鉄化』と『分身』を集める。

 

鋼鉄化!分身!

PERFECT CRITICAL FINISH

 

『分身』のエナジーアイテムの効果でパラドクスは7人に分裂し、分身の6人は『パーフェクトクリティカルフィニッシュ』のエネルギー弾を放つ。

それに対してランスは『マイティインパクト』を取り出す。

 

『マイティ』

 

エメラルドケースにスキャンするとランスラウザーのバシリクスエッジにエネルギー場を発生すると同時に、バックステップしながら、ランスラウザーをバトンの様に回転させ、分身の放ったエネルギー弾を全て弾き落とす。

 

蒔菜が操作する本体︎は『鋼鉄化』のエナジーアイテムの効果を付与したエネルギー弾を放ったが、ランスの後ろに︎は『高速化』のエナジーアイテムが落ちていた。

仮伝はランスを操作して、後ろを見ずに足で『高速化』のエナジーアイテムに触れる。

 

『高速化!』

 

エナジーアイテムの効果を得たランスは高速移動で前に出て、本体の放ったエネルギー弾を躱す。

 

蒔菜「マジ!?」

 

『マイティ』

 

そのままもう一度『マイティインパクト』をスキャンし、ランスの必殺技である『インパクトスタッブ』の一閃がパラドクスに決まり、パラドクスの身体からポリゴンが出て来て消滅した。

 

蒔菜「嘘、やられた!?」

 

緋紅「マジか!?

──ユウキ!!とにかくあたし達でどうにかするぞ!!」

 

ユウキ「え?それって……」

 

緋紅は現状を打破すべくコントローラーでアクセルを操作してエンジンメモリを取り出す。

 

『エンジン』

 

そのままエンジンブレードのメモリスロットにエンジンメモリを装填する。

 

仮伝「それ、いただきます。」

 

緋紅「え?」

 

仮伝がそう言ってコントローラーを操作するとランスラウザーをゴルフクラブの様に振るい、足元にある『混乱』のエナジーアイテムをアクセルに向けて弾き飛ばす。

弾き飛ばされた混乱のエナジーアイテムは綺麗な放物線を描いてアクセルに当たる。

 

『混乱!』

 

すると、アクセルに当たった混乱のエナジーアイテムの効果が発動すると、アクセルは突然勝手にフラフラと動き始める。

 

緋紅「ちょっ、急にどうしちまったんだ!?」

 

緋紅は自分が操作しているアクセルが突然フラフラに動き始めた事に驚き、慌ててレバガチャを始める。

 

蒔菜「緋紅姉さん、今アクセルはエナジーアイテムで混乱状態です!!その状態でレバガチャは危険っす!!」

 

ユウキ「ちょっと緋紅!武器をこっちに向けないで!!」

 

緋紅「そう言ってもどうすりゃ……!!」

 

『エレクトリック』

 

どうやらレバガチャして居る内にエンジンメモリが刺さっているエンジンブレードのイグニッショントリガーを3回操作してしまっていたようで、刀身に︎︎は電気エネルギーを纏っていた。

それと同時にアクセルは手に持っていたエンジンブレードを手離してしまい、エンジンブレードの刀身が地面に刺さった瞬間……エンジンブレードの刀身に纏って居た電気エネルギーが一気に放電してしまいアクセルとキマイラが感電してしまう。

 

ユウキ「ちょっ!?緋紅何やってんの!?」

 

緋紅「わ、悪ぃ!!」

 

そうこうして居る内にランスがアクセル達に近付きながら、地面に落ちている『分身』のエナジーアイテムを拾う。

 

分身!

 

分身のエナジーアイテムの効果でランスが二人に増え──

 

『『マイティ』』

 

二人同時にランスラウザーに『マイティインパクト』をスキャンする。

 

ランス(仮伝)『『ハァッ!!』』

 

2人同時にランスラウザーを振るってインパクトスタッブをアクセルとキマイラに叩き込む。

そのままアクセルとキマイラの身体からポリゴンが現れ、消滅し、バトル終了のボイスが鳴る。

 

バトルボイス『Winner Player 1!』

 

緋紅「だぁぁぁ!!また負けた!!!」

 

蒔菜「今回は緋紅姉さんの動きを利用されましたね…。」

 

ユウキ「そう言う蒔菜は一番最初に脱落したけどね?」

 

蒔菜「そ、それは言わないで下さいよ!」

 

ゲーム後でワイワイと騒いでいた時、ふと蒔菜が口を開く。

 

蒔菜「そう言えば仮伝。」

 

仮伝「何かしら?」

 

蒔菜「仮伝が初めてデザグラに参加した時ってどんなだったの?」

 

緋紅「蒔菜、急にどうしたんだ?」

 

蒔菜「……いや、別に大したことじゃないですけど、今私達が変身する理由って、デザイアグランプリの運営やG.E.H.E.N.A.の過激派に対抗する為じゃないですか。

……だけど私達が変身した頃って、G.E.H.E.N.A.はともかく、既にデザグラは完全に機能して居なかったっすよね。

だから、デザグラが機能してた時の話を聞きたいんすよ。」

 

緋紅「あぁ~……。確かにそう言われたら気になるな。

なぁ仮伝、最初に参加したデザグラの事を聞かせてくれよ。」

 

仮伝「別に構いませんけど……口で説明するよりも、これを使って説明しますね。」

 

仮伝は立ち上がって机の引き出しから有る物を取り出す。

 

緋紅「それは?」

 

仮伝「これは『メモリーメモリ』と言うガイアメモリの一種です。

これを起動して私の頭に指せば、私の記憶を立体映像感覚で見ることが出来ます。」

 

緋紅「凄ぇじゃん!!」

 

緋紅が感心して居るとユウキが何かを思い出したらしく──

 

ユウキ「あれ?

確かガイアメモリってドーパントに変身するアイテムで……ガイアメモリの中身は中毒性の高い毒素が入ってて、一回でも使ったらメモリ中毒者になるって──」

 

蒔菜「え、ガイアメモリってそんなヤバい奴なんですか!?」

 

蒔菜は驚きながら仮伝の方を向くと、仮伝︎は改めてメモリーメモリを全員に見せる。

仮伝の持つメモリーメモリのデザインはあばら骨の様なデザインではなく一般的なUSBメモリの様なシンプルな四角形だった。

 

仮伝「あぁ……それは大丈夫です。

あくまで中毒性があるのは装飾があばら骨の様なデザインの方です。

こっちは毒素を完全に除去したやつです。

……と言う訳でそれじゃあ行きましょう。」

 

仮伝はメモリーメモリのスイッチを押してメモリーメモリを起動する。

 

『メモリー!』

 

その後仮伝は自身の頭にメモリーメモリを突き刺すと周りの景色が変わって行き──景色はデザイン神殿に変わった。

 

緋紅「ここは……」

 

ユウキ「デザイア神殿?」

 

緋紅とユウキが周りを見渡して居ると、突如蒔菜から驚く声が出る。

 

蒔菜「わぁあ!?」

 

緋紅「蒔菜、どうした!」

 

緋紅が蒔菜の元へ向かうと、蒔菜がデザイアグランプリの参加者の一人に触ろうとしていた。

しかし、その参加者︎はお化けの様に身体が透過して、触ろうとした蒔菜︎がすり抜けてしまう。

 

蒔菜「緋紅姉さん!ここに居る人達おかしい!」

 

ユウキ「確かに、様子が変だね。」

 

緋紅「どうなってんだ!?」

 

ユウキと緋紅が驚いて居ると、仮伝が口を開く。

 

仮伝「これがメモリーメモリの力です。」

 

3人「「「!?」」」

 

仮伝「私の頭に存在する記憶を、メモリーメモリの力で引っ張り出して、それを立体映像の様に映し出せることが出来ます。

だからここに居る人達は私達の呼びかけに答えないし、触れられない。」

 

仮伝はそう言いながらもう一人の仮伝(過去)に触ろうとするがお化けの様に通過してしまう。

そうこうしている内に、ツムリの声がしてデザイア神殿に居る面々が全員ツムリの方を向いた。

 

ツムリ『皆さんようこそ、デザイアグランプリへ!!

今、この世界は、滅亡の危機に瀕しています!』

 

ツムリがそう言い、今回のゲームのルール説明が始まっていた。

 

ツムリ『それでは、第一回デザイアグランプリ、チュートリアルゲーム【輸送車強奪戦】を始めます!!』

 

ツムリがそう言うとデザイアグランプリ参加者は困惑して居た。

 

ツムリ『今から3時間後に、ジャマト達が皆さんが今後のゲームを有利に進めるためのアイテムが入ったハテナミッションボックスと言う箱を輸送する車が出ます。こちらで把握した情報は、後で皆さんが持って居るスパイダーフォンに送ります。

皆さんは輸送車を捕まえ、その箱を奪って有利に進めるためのアイテムを一つ以上見つけて生き延びて下さい。

全ての輸送車にあるアイテムの強奪が完了、もしくは輸送車が目的地に到着次第、ゲームは終了となります。

終了までにお宝を手に入れられなかった場合、もしくはジャマトに倒された場合︎は脱落となります。』

 

記憶を見ながら、仮伝が補足説明をしていた。

 

仮伝「出て来た輸送車、簡単な奴だとミニバンで、乗って居るジャマトはポーンジャマトが2体だけの輸送車。

逆に最高難易度だと、爆発反応装甲を取り付けたレベル5の装甲車ストライカー1台に、軍用ジープ2台編成。」

 

蒔菜「それで、仮伝が挑んだ難易度は?」

 

仮伝「当然、最高難易度のレベル5です。」

 

仮伝がそう言うと景色が変わってビルの屋上に変わり、そこには過去の仮伝がいた。

手元にはゲーム機(ゲーム機のデザインはONEXSUGAR-Sugar 1)が握られており何かを操作して居た。

 

緋紅達が仮伝(過去)の手元にあるゲーム機を覗くと、FPSゲームの様にスナイパーライフルサイトの画面になって居た。

 

緋紅「なぁ仮伝。過去のお前は何をして居るんだ?」

 

緋紅が質問すると、仮伝はこう呟いた。

 

仮伝「見てからのお楽しみです。」

 

緋紅がもう一度画面を見ると、ストライカー1台に軍用ジープ2台が高速道路の上を走行していた。

 

緋紅「……まさか!?」

 

仮伝「そのまさかですよ。」

 

仮伝が言っている側で仮伝(過去)が持つゲーム機の画面に映っているスナイパーライフルサイトは、仮伝(過去)が居る場所とは反対方向のストライカーの横にある、中央の機関銃を操縦する操縦席を捕らえていた。

 

仮伝『……ッ!』

 

仮伝(過去)がゲーム機のボタンを押すと、反対方向から雷を思わす位の銃音が鳴り響き、ストライカーの横についている爆発反応装甲に命中した。

装甲は一部剥げ、ストライカーと軍用ジープ2台が緊急停車する。

すると、ストライカーと軍用ジープ2台から軍用装備を持ったポーンジャマトが現れ、対戦車ミサイルジャベリン(FGM-148)を雷を思わす程の銃音の方に向かって狙いを付ける為に構える。

 

同時に仮伝(過去)はゲーム機を仕舞い、眼帯を取り外すと、右目の視界が確保され、常時発動しているサブスキル『魔眼』を使えるようになる。

それから仮伝は愛用CHARMである『ケラウノス』を取り出して、バイポッドパーツを展開してうつ伏せになり、右目でレーザーサイトを覗き込むと同時に左目でレアスキル『鷹の目』を発動して一番後ろに居るポーンジャマトが持って居るジャベリン(FGM-148)に狙いを付ける。

 

ポーンジャマト『ジャー!』

 

一番後ろに居るポーンジャマトの一体がジャベリン(FGM-148)を発射すると同時に仮伝(過去)スナイパーライフル(中距離射撃モード)のケラウノスの引き金を引く。

ケラウノスから放たれた弾丸は一番後ろに居るポーンジャマトのジャベリン(FGM-148)から放たれたミサイルが火が出て銃音がした方へ飛び立つ前にミサイルの噴出口を打ち抜いた。

噴出口を打ち抜かれたミサイルは、推進力を失い高速道路の地面に衝突して爆発。その爆発は他のポーンジャマトを巻き込んで爆発した。

仮伝(過去)はうつ伏せの体勢を解き、膝立ちに変えると同時にケラウノスをスナイパーライフル(中距離射撃モード)から高出力キャノン(高出力砲モード)に変形させ、引き金を二回引くと、太いレーザーが放たれ、軍用ジープ2台のタンクにあるジェリカンを撃ち抜き、そのままガソリンに引火して軍用ジープは2台とも大爆発した。

 

仮伝『――ッ!!』

 

続けて引き金を連続で引くとレーザーが連続で放たれ、ストライカーにある片方の軍用タイヤを全て焼き切って走行不能にした。

仮伝(過去)は立ち上がってフックショットを取り出して引き金を引くとフックが放たれ、高速道路に近いビルの屋上に引っかかる。

 

仮伝『よし。』

 

仮伝はしっかりと引っかかている事を確認すると何の迷いもなくビルの屋上から飛び降りた。

怪盗の如きワイヤーアクションでポーンジャマト達が居る高速道路に向かい、そのまま高速道路に着地すると同時にケラウノスを高出力キャノン(高出力砲モード)からマシンガン(近距離連射モード)に変形させると、ジャベリン《FGM-148》の爆発と軍用ジープ2台の爆発から生き残ったポーンジャマトに近づき、ゼロ距離射撃でポーンジャマトを仕留めた。

 

仮伝『……ッ!!』

 

ゼロ距離射撃する中、反撃をするポーンジャマトも居たが、今の仮伝は右目で魔眼を、左目で鷹の目を発動しているため、瞬時に周りを把握し、そのお陰もあり確実にポーンジャマトを殲滅した。

その後、鷹の目で外に出ている全てのポーンジャマトの殲滅を確認してすぐにストライカーに近づき、後部のランプ式ドアに向かって高出力キャノン(高出力砲モード)を向け、レーザーでドアを切断して穴を開けると同時にフラッシュマギグレネードを取り出すと同時に安全ピンを抜いた。

 

仮伝『……ッ!!』

 

ストライカーの中にフラッシュマギグレネードを投げ込むとストライカーの中から眩い光が漏れ出て収まると同時にストライカーの中に入り込む。

 

仮伝『──ッ。』

 

中に入ると、ストライカーの中に残っていたフラッシュマギグレネードで光で目が潰れたポーンジャマトがおり、すぐにケラウノスを使い殲滅する。

その後もう一度鷹の目で周りを確認し、ポーンジャマトが居ない事を確認した上で仮伝(過去の)は鷹の目を解除して眼帯を右目部分に付け直し、ストライカーの中を物色してミッションボックスを2つ見つけて、中身を確認する。

 

中に入って居たのはブーストレイズバックルとマグナムレイズバックルが入って居た。

それと同時に、ツムリからのゲーム終了を告げるアナウンスが鳴る。

 

ツムリ『皆さん、お疲れ様でした。

これにてチュートリアルゲーム【輸送車強奪戦】を終了します。』

 

画面のツムリがそう言い仮伝(過去)は光に包まれデザイア神殿に転送された。

 

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仮伝「これが私が初めて参加したデザイアグランプリです。」

 

3人「「「……。」」」

 

ユウキ「なんか……手慣れていない?」

 

仮伝「FPSをやっている感覚でやりました。」

 

蒔菜「いや、凄すぎっしょ……これ、何年前?」

 

仮伝「確か……3年前ですね。」

 

緋紅「にしたっておかしいだろ、この戦闘能力…。」

 

そんな事を言っている内に景色が歪み、新たな景色に変わっていく。

今度はビル街で、緋紅達はビルの屋上に居た

更にビルの上空には万里の長城を背中に乗せた竜の様な化け物が上空に浮いていた。

 

緋紅「なぁユウキ……。」

 

ユウキ「何?」

 

緋紅「あのでかいヤツってボス……だよな?

ってことは最後のゲームだよな?」

 

ユウキ「そうだね。

最後のゲームはああいう風にかなり大きなジャマトでゲームを締めるの。」

 

蒔菜「じゃあこれがラストゲーム?」

 

仮伝「えぇ。そうですね。

これがラストゲームです。」

 

緋紅達はビルの下を覗くと下にはゲームで生き残った仮面ライダー達とジャマトと戦闘して居た。

一方で仮伝(過去)高出力キャノン(高出力砲モード)ケラウノス(CHARM)を構えて……

 

仮伝(過去)『……っ!』

 

引き金を引いてケラウノス(CHARM)の銃口からレーザーが放ち、万里の長城ジャマトに当たるが、サイズが大きすぎるのか大したダメージになっておらず、むしろ城ジャマト(万里の長城型)の触手が仮伝(過去)の方に向いた。

 

仮伝(過去の)はその触手を見てヤバいと判断して直ぐにビルの屋上から飛び降り、フックショットを使って反対側のビルの屋上に引っかけ、振り子運動の要領を使って反対側のビルまで行き、同時にケラウノス(CHARM)をビルの窓に狙いを付けて引き金を引いてレーザーを撃って窓ガラスを脆くする。

 

仮伝(過去)『ふっ!』

 

そのまま脆くした窓ガラスを割ってビルの中に入る。

一方で仮伝(過去)がさっきまで居たビルは城ジャマト(万里の長城型の)の触手の光線の一発で倒壊した。

 

仮伝(過去)『やっぱり、あの城ジャマト(万里の長城型の)を撃ち落とすには火力が徹底的に足りない……

高出力キャノン(高出力砲モード)ケラウノス(CHARM)の火力で撃ち落とすのは無理があった……

となると……』

 

仮伝(過去)は有る物を取り出す。

取り出したのは『ウィザードドライバーレイズバックル』。

 

仮伝(過去)『身体の一部でも良いからあの城ジャマト(万里の長城型の)を潰せるくらい大きくしないときっと攻略できない……もう1つ使うのするならば……。』

 

仮伝(過去)は自身が作ったもう一つのレイズバックルである『()()ディケイドドライバーレイズバックル』を取り出した。

 

仮伝《過去》『こっちはまだ一度も試して居ないの改良したのは不味かったかしら……。

でも必殺技を外さない様にするにはこれしかないわね。』

 

仮伝(過去)はそう言って腰に装着しているデザイアドライバーに2つのバックルを装填する。

 

『WIZARDRIVER』

『NEO DECADRIVER』

 

仮伝(過去)

『変身!』

 

『DUAL ON』

 

『DECADE』『プリーズ!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!』

 

『READY FIGHT』

 

仮伝(過去)は仮面ライダーファロン ウィザードディケイドフォームに変身を完了して同時に仮伝(過去)が割って入った窓ガラスに向かって走り、そのままビルから飛び降りる。

 

空中でブーストレイズバックルを取り出してブーストスロットルを捻る。

 

『BOOSTRIKER』

 

ブーストストライカーが現れ、仮伝《過去》は手を伸ばす。

 

仮伝(過去)『届いた!!』

 

落下しながらブーストストライカーのハンドルを握って腕の力だけで身体を動かしてブーストストライカーに乗り、ハンドルを握り、ハンドルを捻る。

 

着地してすぐ、ジャマト達と他の仮面ライダーの間をジクザクに走行して走り抜ける。

仮伝(過去)の目の前には車を乗せろうとしたがデザイアグランプリが始まってしまい、それに驚いた作業員が逃げてそのまま放置されたキャリアカーがあり──

 

仮伝(過去)『ハッ!』

 

仮伝(過去)はハンドルを切ってキャリアカーの方に向かって走る。

 

仮伝(過去)『マシンウィンガー!!』

 

そう叫ぶと仮伝(過去)の目の前にウィザードのライダーズクレストが描かれた魔法陣が現れ、仮伝(過去)がブーストストライカーで通過すると、ブーストストライカーにモザイクが走り、ブーストストライカーの姿はマシンウィンガーに変わって居た。

 

『ATTACKRIDE MACHINE WINGER』

 

仮伝(過去)はキャリアカーの荷台をジャンプ台の代わりにして大ジャンプする。

 

仮伝(過去の)『来なさい!!

ウィザードラゴン!!』

 

『ミラクル プリーズ!』

 

仮伝(過去)の真横に巨大なウィザードの魔法陣が現れる。

そこから──

 

ウィザードラゴン『――ッッッ!!!』

 

ウィザードラゴンが現れたと同時にマシンウィンガーが変形してそのままウィザードラゴンと合体してウィンガーウィザードラゴンになる。

 

仮伝(過去)『ハァァッ!!!』

 

其のまま仮伝(過去)はウィンガーウィザードラゴンを操作して上空に居る城ジャマト(万里の長城型)に向かう。

城ジャマト(万里の長城型)は自身に近付く仮伝(過去)に気づいて触手を仮伝(過去)に向けて光線を放つ。

 

仮伝(過去)

『ッッ!』

 

ウィンガーウィザードラゴン『――ッッッッ!!!』

 

仮伝(過去)はウィンガーウィザードラゴンを操作して城ジャマト(万里の長城型)の光線を躱しながらライドブッカーとウィザーソードガンを取り出す。

 

 

『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ』

『フレイム!スラッシュストライク!ヒー!ヒー!ヒー』

『ATTACKRIDE SLASH』

 

仮伝(過去の)

『フッ!ハァッ!!ダァァァッッ!!!』

 

『アタックライド スラッシュ』とウィザーソードガンの必殺技『フレイムスラッシュストライク』を使い、城ジャマト(万里の長城型の)が操る触手を切断していく。

 

仮伝(過去)が後ろを振り返ると、ウィザーソードガンで斬られた触手は切られた断面は炭素化していたが数秒後に再生してしまったが、一方でライドブッカーで斬られた方の触手は一切再生して居なかった。

 

仮伝(過去)『やっぱり……。

こういうのはディケイドの方が最適なのね。』

 

仮伝(過去)はウィザーソードガンを仕舞い再びハンドルを握る。

 

『ATTACKRIDE SLASH』

 

仮伝(過去)『ハァァァァァッ!!』

 

他の触手をスラッシュで強化したライドブッカー(ソードモード)で次々に斬り落とした。

 

仮伝(過去)『さて全ての触手を切り落としたから次の攻撃方法は……』

 

全ての触手を切り終えた仮伝(過去)城ジャマト(万里の長城型)を様子見をして居ると

 

城ジャマト(万里の長城型)『――!!!』

 

城ジャマト(万里の長城型)仮伝(過去)の方に向かって来た。

仮伝(過去の)はウィンガーウィザードラゴンを操作して城ジャマト(万里の長城型)の突撃を躱すが、城ジャマト(万里の長城型)はそのまま突っ込んでくる。

 

城ジャマト(万里の長城型)『――!!!』

 

仮伝(過去)に向かって突撃し、噛みつこうと口を開く。

それを見た仮伝(過去)はウィンガーウィザードラゴンを操る。

 

仮伝(過去の)

『突撃からの噛みつき攻撃……

予想通りだからやりやすいわね。』

 

ウィンガーウィザードラゴン『――!!!』

 

ハンドル操作を駆使して操ると、ウィンガーウィザードラゴンは真上に飛び上がる。

 

城ジャマト(万里の長城型)『――!!!』

 

それを見た城ジャマト(万里の長城型)はウィンガーウィザードラゴンを追いかけた。

 

ある程度の高さになった時、仮伝(過去)はウィンガーウィザードラゴンを飛び降りる。

 

仮伝(過去)『高さは此れぐらいあれば十分か』

 

空中でレイズバックルを操作し必殺技の構えを取る。

 

『DECADE/WIZARD VICTORY』

 

その直後にウィンガーウィザードラゴンは変形してストライクフェーズになり、仮伝(過去)はそこに右足を突っ込むと同時に仮伝(過去)城ジャマト(万里の長城型)の間に光のカードがずらりと並ぶ。

 

仮伝(過去)『ハァァァァァッ!!』

 

そのままカードの中を通り過ぎながら、ウィンガーウィザードラゴン(ストライクフェーズ)はエネルギーを蓄え城ジャマト(万里の長城型の)に突撃する。

 

城ジャマト(万里の長城型)

『――!!!』

 

城ジャマト(万里の長城型の)は、仮伝(過去)とウィンガーウィザードラゴン(ストライクフェーズの)を飲み込もうと大口を開けろうとするがそれよりも先に仮伝(過去)の必殺技が城ジャマト(万里の長城型)に口に叩き込まれ、城ジャマト(万里の長城型)の身体を貫通しながら突き進む。

 

城ジャマト(万里の長城型の)

『――!?!?!?』

 

城ジャマト(万里の長城型)は頭部から爆発しはじめ、仮伝(過去)城ジャマト(万里の長城型)の身体を貫通しながら進むにつれて爆発は全体に広がっていく。

やがて全体が爆発して城ジャマト(万里の長城型の)を撃破された。

 

その様子をメモリーメモリの効果で見ていた緋紅達は驚いていた。

 

緋紅「随分と凄ぇな……。」

 

蒔菜「まさか本物のドラゴンを召喚するとか色々万能過ぎません?」

 

ユウキ「でもさ、仮伝の最初の願いって、『リリィで活躍している限りデザイアグランプリに参加できる権利』じゃなかった?」

 

仮伝「そうですね。

ですから……」

 

仮伝が指を差し、一同は指の差された方を向く。

そこには撃破し終えた直後の仮伝が映っていた。

 

城ジャマト(万里の長城型の)を撃破し終えると同時にウィンガーウィザードラゴンのストライクフェーズが解除され、仮伝(過去)はウィンガーウィザードラゴンから飛び降りる。

仮伝(過去)は着地して、空を見上げると同時に空中に魔法陣が現れ、そこにウィンガーウィザードラゴンは其れを使って元の場所へ帰っていった。

 

仮伝(過去)『――ありがとう、ウィザードラゴン。』

 

ウィンガーウィザードラゴンを見送って居ると仮伝(過去)の周りにノイズが走ったと同時に景色が変わり、デザイア神殿に変り

 

??『おめでとう。』

 

仮伝(過去の)の後ろから声がして振り返ると、そこにはゲームマスター(仮面を被っているギロリ)が居た。

 

ギロリ『今回のデザ神は語説仮伝、君に決まった。』

 

仮伝(過去)『デザ神になったのだから、私の願いを叶えてくれるのよね。』

 

ゲームマスター(仮面を被っているギロリ)『もちろんだとも。

だがその前に一つ尋ねたい事がある。』

 

仮伝(過去)

『なんです?』

 

ギロリ『ラスボスを撃破する際の使ったレイズバックルは何だ?

あれは私達の方で実装していない物だ。』

 

仮伝(過去)

『……此れの事ですか?』

 

仮伝(過去)はウィザードドライバーレイズバックルとネオディケイドドライバーレイズバックルを取り出す。

 

ギロリ『あぁ、その通りだ。

それを何処で手に入れた?』

 

仮伝(過去)『自分で作りました。

なんとなく作れる気がして、思うがままに自作したら作れました。』

 

ギロリ『……君が言っている事が本当だったとしたら、それはゲームバランスが崩壊しかねない。」

 

仮伝(過去)『なら、私を反則負けという扱いにして、他の人にデザ神の座を譲る?』

 

ギロリ『いや、今回のボスである城ジャマト(万里の長城型の)は撃破された。

それにゲームのルールに自作のレイズバックルを使っては駄目と明記して居ないこちら側に責任がある。……前代未聞だがな。』

 

仮伝(過去)『あら、てっきりそれを出しにして私をデザ神の座を引きずり降ろそう考えて居るかと考えて居たのだけど。」

 

ギロリ『世界を救ってくれた君に英雄にそんな無礼はしない。

……だがその代わり、その二つのレイズバックルはこちらに渡して貰おう。」

 

仮伝(過去)『……えぇ。分かったわ。』

 

仮伝(過去)はウィザードドライバーレイズバックルとネオディケイドドライバーレイズバックルをギロリに渡す。

 

ギロリ『確かに受け取った。

……では始めよう。』

 

ギロリはヴィジョンドライバーを取り出して腰に付けてバイオメトリクサーを押すと、周りの景色が眩く光出したところでメモリーメモリの効果が終わり、風景は仮伝の部屋に戻った。

 

仮伝「見ていただいたこれが、私が最初に参加したデザイアグランプリの記憶。」

 

緋紅「まぁ……確かに説明だけじゃ分からない所が多かったな。」

 

蒔菜「緋紅姉さんの言う通りですね。」

 

ユウキ「そう言えばギロリに渡したレイズバックルは戻って来たの?」

 

仮伝「はい。2度目のデザイアグランプリの後、ギロリに返却されました。」

 

仮伝の手にはウィザードドライバーレイズバックルとネオディケイドドライバーレイズバックルが握られていた。

 

緋紅「……なぁ、今からまたリアルガンバライダーをやらないか?」

 

蒔菜

「いいですね!!

仮伝に負けっぱなしは嫌ですから!!」

 

仮伝「今からですか!?」

 

仮伝が驚いて居ると緋紅と蒔菜が仮伝の左右を回り込んで腕を掴む。

 

緋紅「そうそう。

さっきの奴を見せられてあたし達もやりたくなっちまったからな!」

 

蒔菜「それに、蒔菜達の実力も図るのにはちょうどいいでしょ?」

 

仮伝「あの、ユウキ様、助けてください。」

 

仮伝はユウキに助けを求めるが、ユウキはと言うと………

 

ユウキ「私も負けっぱなしは嫌だからね!

ほら、早くやるよ!!」

 

ユウキは仮伝の両足を掴む。

 

仮伝「ちょ、そんな!?」

 

緋紅、蒔菜、ユウキは仮伝をドナドナして再びリアルガンバレジェンズをやることになった。

 

……To be continued?

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