【カオ転三次】お前頭ガイアかよぉ!   作:闇の転生者

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前回のあらすじ:やる夫さんとのコミュランクが上がった!
難産で少し遅れました。申し訳ねぇ……


十五話:★【書き込み制限あり】シキガミ専用雑談スレPart85

 我が名は<ステラ>。【妖鬼】と【マシン】の合いの子の如し【シキガミ】として主である天野 光理に仕えし者。

 主の第一の僕として誕生し、戦力や情報処理能力、そして補佐を期待される者。

 今は常在戦場の心構えにて主と後輩の護衛を努めつつ、堅牢堅固にして精明強幹たる【ガイア連合】にアクセスし情報収集に努め同胞達との交友を深めている――

 

 

 がたんごとん、がたんごとん

 

「時代が時代だから仕方ないけどこの揺れ、眠くなってきちゃうよねぇ……」

 

 ―ざ ざ ぞ じ じ ぜ ざ主よ、我等が居る故、安心して存分に休むと良いぞ

「覚醒者であっても休養は重要です。ご自愛くださいね、ご主人様」

「一理はあるけど、時間が勿体ないからね……」

 

 

 ――とは言う物の、実際は会話の通りに電車に乗って依頼の地方へ移動している最中だ。

 遠方への移動と言えば【トラポート】でひとっ飛び……と行きたいのは山々ではあるが、そうも行かない事情が幾重にもある。

 まず、長距離転移が可能な【トラポート】とは言え、基本的には様々な制限が掛かると言う事。

 転移距離、転移対象物の総質量に総MAG量、転移元転移先の双方の周辺環境次第で必要なMAGは大きく左右されるし、当然何らかのマーキングを行ってある場所にしか転移する事は出来ない。

 我であれば、主達と共に安定した場所同士で行う一度の【トラポート】で概ね県を二つ三つ飛び越えるのが限度、と言った所だ。

 日本列島どころか海外であろうと【トラポート】一発で転移するとかそういうのはガイア連合の一部の例外(バグ)枠にのみ許された法外の力なので考慮はしない。

 

 ……まぁ、そんな【トラポート】事情でも常であれば時間短縮の為に転移して依頼の場所まで直行する方が効率は良いのだが。

 だが、今回の様に通常の交通機関を使用して移動する事は我等と主では珍しい事ではない。

 我の【トラポート】のマーキング(精密座標測定)先を増やす為であったり、主自身が依頼先を選ばない性質である為に様々な地方に出張っているからである。

 武器持ちの連合員は割高でも【トラポート】を依頼して転移したりする事もあるが、我等の場合大した武器もない為普通に移動する方が楽という話だ。

 

 もっとも、主の場合武器が如何以外にも気にした方が良い所もあるのだが、それはともかく。

 

 

「…………ふぅ」

 

 そんな移動中の隙間時間に、主が何をやっているかと言えば。

 主に携帯端末でガイア連合の掲示板の閲覧、そして特定人物とのメールやチャット――主にそんな交流(コミュ)だったりする。

 掲示板での情報収集は良いとしても、眠気に囚われながら交流をするのはどうなのだろうか、と我は思うのだが。

 

「流石にそういう時は意識を覚醒させるから大丈夫だよ……親しき仲にも礼儀あり、だからね……!」

「あの、しっかりと休んで欲しい、という事なんですけどもっ」

「自分は休んでいるつもりなんだけどなー……」

 

 ――この様な強情な主とのやり取りも最早一度や二度では済まない。が、それも致し方ないという物だ。

 我等は主の【専用シキガミ】として、優先順位は主を第一として考えているが、主としてはそれが嚙み合わないのだろう。

 勿論、主としても自身を蔑ろにしているつもりは毛頭ないだろう。自分を大事にせずに損耗する事ほど()()()()()事はないのだから。

 我等は主に無理をして欲しくないし、無理をする必要は全くない。

 ……ただ、主にとってあれくらいは“無理”の範疇ではないというだけなのだろう。掲示板であれば高位覚醒者仕草とか言われる奴だ。

 我が主ながら困った人である。我等はただ身体と精神の安息の為にずっと【星霊神社】に籠って居てはどうかと提案しているだけだと言うのに……

 しかし、その向上心の高さが誉れ高くも誇らしいと思う所もあり……何とも難しい所だ。

 

 

「――――」

 

 そんな事を同胞達との交流場(シキガミスレ)でボヤいている間にも主の端末を操作する指を止める事は無い。

 ちなみに、性格等が災いしてか主が相応の頻度で積極的に交流を行う相手はかなり少ない。

 それこそやる夫氏や新田氏を代表とする相手側がコミュ強である事が殆どだ。あるいはガイア連合内での所謂“修羅勢仲間”などか。

 なお、直近では件のやる夫氏とのやり取りが多い。何か気に掛かる事でもあるのだろうか。

 後は多少面倒を見ている為相談や仕事の要請等で連絡が多い忍者の高坂氏やガイア連合の上層部へのホットラインーーまぁ霊能関係、ガイア連合関係しかない物だ。

 

 ……ガイア連合に来る前の関係、それ以前の主については専用シキガミである我等であっても知っている事は少ない。

 家族等は霊能系とは基本的に関係ない事、特に悪い間柄ではなかった事、その程度だろうか。

 それ以外に関しては、――――

 

 

 ―ざ ざ主よ

「うん、今気付いた」

 

 ――濃密な気配がした。

 

 乗っている電車が駅で停車し、客の乗降で一時的に俄かに騒がしくなった、事とは関係無く。

 三両離れた先の電車に乗車した客の一人から、明らかに強いMAGの感覚……【覚醒者】が射程圏内に現れたのを知覚したのだ。

 

 警戒(準戦闘)体勢を取り、センサー類の出力を全力にする。

 対象の【覚醒者】がこちらの車両に接近しようとしている事を感知。

 主の懐から僅かに離れ浮遊し、即座に動ける様に――

 

「大丈夫、知っている相手だよ」

 

 主の言葉に待機する。

 確かに、対象からの敵愾心は特に感じられない様だ。

 電車の連結扉が開き、現れたのは――

 

「久しぶり、ラッキーネキ。奇遇だね」

「誰かと思ったら……効率厨ニキ君かぁ。久しぶりですね」

 

 ――新たなガイア連合員が現れた!

 所で主よ。何か彼女に引かれている気配がするのだが、何をしたのだろうか……?

 

 

 

 

 

 

 

「え、ラッキーネキまだLv19なんだ。依頼は行ってるって言ったよね?」

「いやいやいやいや、私くらいの速度が普通と言うかこれでも早い方なんですよっ!?」

 

 彼女とその専用シキガミである精悍な男性がボックス席に同席し、談笑が始まった。

 どうやら彼女は我が生み出される前の主が幾度か組んだ事のあるガイア連合の戦闘員らしい。

 今では一回り以上レベル差が開いている為同じ依頼に同道する事こそ殆どなくなっているが、戦闘員のグループチャット等で細々と交流はあったらしい。

 え?彼女のそこはかとなく微妙な気配?ほら、主は無自覚でマウントする癖があるから……

 まぁ、彼女も彼女で不特定多数の同胞と依頼を受ける臨時PT勢だからそこまで気にしていないのかもしれないが。

 

 ちなみに、そんな彼女は都内で一人暮らしが故に移動の為の電車使用であるらしい。

 我等や主の視点では本社……【星霊神社】やその周辺に大半の同胞が生活している様に感じるが、実際は一般の社会の中から二足の草鞋で活動している者もかなり多い。

 それまでの社会的地位や交友関係を全捨てして即住居を移すのは普通に異常なのだ。

 それも今後どうなるかはともかくではあるし、個々の事情や向き不向きもあるので一概にどうとは言えないが。

 

「ラッキーネキの場合はせめて第二支部(富士山近郊)に拠点移した方が良いと思うけどね。流石にその荷物はどうかと思うしー」

「ぐぅの音しか出ない……が、防備は重要ですしおすし!」

「万が一がある依頼は受けてないからヨシ!」

「軽装で前に出る癖に言いおる……」

 

 そう、具体的には例えば彼女とそのシキガミが持っている複数の大型鞄――に収納されている霊装群であるとかだ!

 話を聞くにかのシキガミは典型的な物理型前衛シキガミであるらしく、各部位の霊装と武器の運搬問題に苦慮している事が容易に想像できる。

 それは確かにガイア連合の【トラポート】屋を推奨するしかないだろう……

 なお、我等の場合は主と<ルナ>の分を足しても普段使いしている霊装に組み立て式ボウガンだけなので特に運搬に問題は無い。

 運搬以外に問題がない訳では無いが。

 

「ふ、軽装と侮られても困るねっ!

 この【闇の転生者セット】は【認識阻害】を始め幾つもの機能を持つ技術部最新の霊装で愛用者も多い非常に有用な――」

「いや、その霊装はイメージ的にちょっと……」

「なにおぅ!」

 

 と、そんな話を皮切りに二人の雑談は続いていく。

 様々な地方依頼に同道する他の戦闘員についての評価や各地の地方霊能組織についての愚痴。

 霊地活性化による影響の話に霊装、シキガミ、スキルに関する話題。

 ガイア連合の有名人についての雑談、そして最近本格的に稼働し出したガイアグループスについての話題が特に大きい。

 社会的地位をガイアグループスに担保して貰えば二人の様な一般戦闘員は色々と楽になるだろう事など。

 立場として近い所があるからか、二人の話題は尽きない。

 

 

 ――その光景を横目に知覚しながら、我は安堵して同席しながらも口を挟まない<ルナ>や彼女のシキガミと共に周辺警戒を続けていた。

 我等は主の【専用シキガミ】だ。意見する事はあっても主の意向には基本的に逆らう事はない。

 それ故、時には歯痒く思う事もある……それこそ、先の様に休息を促す時などが特にそうだ。

 

 主には、何かしらの目的がある。今はそれに向かってただひたむきに、脇目も振らずに自らを高める事で邁進しているのは理解している。

 時には、周りから見れば無理をしているとしか思えない程に。

 

 故に思う。

 この様に主が同胞と楽しく談笑し合い心身を安らげる時が続けば良い、と。

 今この時の様は日々が、何て事の無い日常の様に続き、何の問題もないまま主の目的が達せられれば良い、と。

 主の第一のシキガミとして、思わずにはいられないのだった――

 

 

 

 

 

 

 

 もっとも。

 その願いは、近い未来に破られる事となるのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★【書き込み制限あり】シキガミ専用雑談スレPart85

 

 

 

424:名無しのシキガミ:ID:nbt01

主が二つ目のシキガミばっかり構うんですけどぉ!!

どうにかならないですかね??

 

425:名無しのシキガミ:ID:ykr01

>>424 ほんそれ ほんそれ

そりゃね、主を手伝う手が増えるのは喜ばしいよ?

でもなぁ~!今まで私だけのご主人様だったんだけどなぁ~!!!!

私!だけの!ご主人様!!!だったんだけどなぁ――!!!

 

426:名無しのシキガミ:ID:gin01

まぁ、主に更に求める物があったからこそ第二のシキガミが作られた訳なのだから

それはそうなるよねって

むしろ一人式としては負担が減るのは羨ましいと思うけども

 

427:名無しのシキガミ:ID:bsk01

いや、後輩のシキガミを妬むのもまぁ仕方ない事ではあろう

平等公平に構い愛すとは言っても主の身体は一つしかなく、時間も限られているのだから

元より仕える一体に使われるリソースが減るのは間違いなく事実ではあるのだからな

 

428:名無しのシキガミ:ID:hkr01

競うな、持ち味を活かせ!

具体的には先達と言うアドバンテージを活かすのだ

 

429:名無しのシキガミ:ID:egt01

実際、全く同じ仕様のシキガミが増える事なんて……まぁ殆どない訳だしー

むしろ先輩風吹かせて後輩シキガミにも慕われる感じになれば……まぁまぁ良いんじゃないかなって

 

430:名無しのシキガミ:ID:ogm11

そうかな……そうかも……

 

431:名無しのシキガミ:ID:snb02

そもそもこうやって掲示板に参加できる程度に自我があると言う事は愛されている……愛されている?証左に違いない訳ですし

私達の主って愛深い方が多いらしいですしそこまで心配する事もないのでは?

 

432:名無しのシキガミ:ID:bbm01

そう思いたい物ねぇ……

本社勤め(遠征組)だと技術部の方とも良く顔合わせるけど、ガイア連合の技術の進歩凄まじいので冷や汗が止まらないわ

改良型の開発の速度がヤバいのよ!!

 

433:名無しのシキガミ:ID:net01

分かります(分かります

いつあらゆる面で完全上位互換が出るか不安、あります……

ご主人様、欲に弱いので……

 

434:名無しのシキガミ:ID:stn01

無欲よりは欲深の方がシキガミ的には良くないですかね?

その方が尽くしやすいですし

 

435:名無しのシキガミ:ID:hkr01

>>433

上位互換式神の開発に抗う手段が一つある

そう、レベル上げだ。主も言っていた。レベル上げは大体を解決してくれると

 

436:名無しのシキガミ:ID:net01

>>435

遠征組なので過剰にレベル上げ出来ないんですけどぉ!?

 

437:名無しのシキガミ:ID:nbt01

女式神だからと過保護にされて前線に出されずに後輩にレベルで抜かされそうなんですよね

ふふふのふー……かなしい

 

438:名無しのシキガミ:ID:egt01

うわぁ……

 

439:名無しのシキガミ:ID:gin01

あー、そういう……複数の問題がこんがらがる面倒な奴だ

それなら、主に断って暇な時間に遠征組に混ざって稼いで来るとかしてみたらどう?

今までの実績もあるから安全だって納得させやすいだろうし

 

440:名無しのシキガミ:ID:ms201

遠征組は何時でも新たな仲間を募集してますからね!

最近は間引き、採取依頼の他にも十分な実力と技能があれば異界の各所にマーキング(基点作り)するお仕事も大量に出ているので稼ぎ時ですよ♪

 

441:名無しのシキガミ:ID:ogm11

なるほど、そんなのも……ちょっと羨ましいかも

 

442:名無しのシキガミ:ID:nbt01

そうね。やれる所からやっていかないとね……後輩の非人型には流石に負けられないし!!

 

443:名無しのシキガミ:ID:ykr01

その心意気!

まぁ私のライバル(後輩式神)は自分と同じ美少女式神なんですけどね、へっ

 

444:名無しのシキガミ:ID:net01

遠征、一心不乱の大遠征をするしかない……(ぐるぐる

ま、まぁ稼げば稼いだ分だけご主人様も喜んでくれるし……

 

445:名無しのシキガミ:ID:bsk01

無理は良くない(戒め

無理して万が一があったら間違いなく主は悲しむだろう

 

446:名無しのシキガミ:ID:bbm01

それはそう

 

でも、最近お仕事本当に増えてるから、頑張れば頑張るだけ稼げると言うのは、あると思う

ガイア連合、今が過渡期なのかなって

 

447:名無しのシキガミ:ID:ogm11

私達も主様達も何処の所属でも、無限に仕事ありますからね!

 

448:名無しのシキガミ:ID:snb02

えっ

そうなの?(一般戦闘員式神並感

 

449:名無しのシキガミ:ID:stn01

組織の急速且つ大規模な拡張、表社会への進出、その上で霊能依頼関連は更に請負数が増加……となれば、まぁそうなりますね

とは言ってもまだやる事が大幅に変わったという訳でもないですし、実感がない人が多いのも仕方ないかと

 

450:名無しのシキガミ:ID:egt01

ガイア連合の上層部組とそのシキガミが西へ東へ大忙しだって話は聞くよねー

後、組織拡大に伴う様々な雑務を回す為の新たな特化シキガミの創造とかも噂だけはあるかな?

事務特化とか交渉特化とか占術特化とか荷運び特化とか、そういうの!

 

451:名無しのシキガミ:ID:ms201

一芸特化型は私達とも需要が被らないのでWin-Win

素晴らしい仕事ですね!

 

452:名無しのシキガミ:ID:okr01

でもそれって最終的に各方面の一芸特化を量産配備して汎用型を駆逐する流れだって漫画でやってたよ

 

453:名無しのシキガミ:ID:hkr01

我等の業界では均一の性能で量産したら概念が薄れて弱体化しかねないからまぁ問題ないだろう(多分

それでも諸々の問題を解決するとしたら……やはりレベル上げしかないな?

 

454:名無しのシキガミ:ID:ykr01

脳筋の発想なんだよね!!

……まぁ、正論でもあるんだけど、ねぇ

 

455:名無しのシキガミ:ID:szh01

レベルが上がれば個として概念が磨き上げられ高みへ昇り、あらゆる面で洗練され強くなるからな

上げない選択肢が無いと言う奴だ。私達であれば外部の一般人等とは違い戦闘への忌避感は基本的にないのだから

 

456:名無しのシキガミ:ID:net01

人間だと主達でもそっち(戦闘狂)の方が異常定期

お仕事でマッカ稼いで霊装やスキルカードや改良で強化する方が安全なんですよね

そりゃレベル上げも必要ですが

 

457:名無しのシキガミ:ID:bbm01

私達はただ司令官らとイチャイチャできれば良いだけなのにねぇ……

世界の流れがそれを許してくれなーい!

 

458:名無しのシキガミ:ID:gin01

そういう関係じゃないシキガミも居ます(小声

それでも最近の忙しさには参るのは同意だけども

 

459:名無しのシキガミ:ID:bsk01

そこら辺も主のスタンスの違い等もあるしな

とは言え、霊地活性化の影響でガイア連合と霊能界隈全体が騒がしいのは事実なのだが

 

460:名無しのシキガミ:ID:hkr01

そんな時必要に応じて主の為に忠言進言するのも我等の仕事……と、簡単に言えれば良いのだが

正しくそれが出来るとも限らない訳で

 

461:名無しのシキガミ:ID:stn01

それはそう

本当にそうです

 

462:名無しのシキガミ:ID:okr01

自分達シキは結局、主に求められた様に願われた様にしか出来ないからな

それでもこうやって愛を注いでくれている主に最大限感謝して尽くすしかないのだ

 

463:名無しのシキガミ:ID:egt01

つまり主を信じて尽くせば良いだけ……ってコト!

 

464:名無しのシキガミ:ID:snb02

まぁ、何かあっても余程でない限りガイア連合がケツ持ちしてくれるでしょうし

本当に何かあったら私達式神が全力で支えれば良いって事ですよ!

 

465:名無しのシキガミ:ID:ykr01

一理ある

何か起きる前から憂いていても始まらないし

その分出来る範囲で良い方に導くのが私達のお仕事と言う訳だ!

 

466:名無しのシキガミ:ID:net01

結局そんないつもの日々がご主人様の為になるからね

よーし、明日も遠征頑張ろうー!

 




【闇の転生者セット】:技術部謹製の複数の装備群からなるセット運用前提の複合霊装。
暗色のフードや身体を覆う外套等で構成され、装備部位的には多数を占有する盛り盛り我儘霊装。
霊的な薄闇の概念を持つこの霊装で総身を覆い尽くす事で【認識阻害】【正体隠蔽】効果を得る。
更にその効果と概念を以て【呪殺無効(呪い除け)】に認識が重要となる魔法系スキルに対する高い防御力、【隠密】【逃走】等の汎用スキルに相当する能力を有する有能霊装。
物理防御力も魔法防御力程ではないが、総身を覆う霊装の特性を重視する為耐久力も高く丈夫に作られている。
総合的に戦闘班の霊能力者には非常に有用な霊装だと光理は考えている。

なお、その【正体隠蔽】の匿名力の高さを活かして「ククク、俺は闇の転生者……」と言いながら(常識の範疇で)色々と好き勝手する転生者が出没しているとかいないとか。
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