第二航空戦隊は舞鶴港を出航し日本海東部に向かっていた。
「まだ何も検知できないか?」
「はい、まだ何の反応もありません。」
「田村司令官!翔鶴第4偵察機から報告!北海道北西30度に陸地を発見との事!」
「なに!?陸地だと?あそこは海しかないはずだ!それは本当なのか!?」
「報告!謎の飛行物体に追撃されている模様!ですが、速度が遅く逃げ切ったとの事」
「一体何が起きているんだ…司令長官にこの事を伝達しろ」
「了解」
「山本長官!2航戦から伝達!」
「なに!日本海に大陸があるだと!?どういう事だ!すぐに政府に連絡せよ!」
「小島総理!司令長官から連絡!」
↑小島秀夫 こじまひでお 日本の内閣総理大臣
「どういうことなんだ…すぐに臨時国会を開くぞ」
その頃第二航空戦隊では
「報告!大陸に人らしきもの多数!」
「人がいるのか…よし、接触してみよう」
「いいのですか!?司令官!攻撃される可能性も…」
「攻撃されたら撃ち返せば良いだけだ。いくぞ!」
「了解!!」
1時間後
「大陸目視!」
「接舷できそうな所はあるか?」
「見た感じありません。」
「仕方ない、内火艇で行くしかないか…私がいく、
数名の護衛を頼む。何かあれば伝える。」
「司令官!レーダーに感あり!未確認機一機接近!」
「な、なんだあれは!!???ワイバーンか!??本でしか見たことがない…これは本当に現実か…」
「こちら第4国境警備航空隊、未確認船目視、見たことない国旗だ。それに見たことない巨大な船がいる」
「人が小型船から手を振っている。敵意はないようだ。」
「これより接触する。」
「こちらはクワ・トイネ公国国境警備航空隊隊長オルグだ。見た感じ見たことない国旗だが…」
「こちらは日本国海軍第二航空戦隊司令官田村翔太です。」
「日本国?聞いたことない国だな。」
「クワ・トイネ公国…そんな国はなかったはず…」
「オルグ殿少々お待ちください。我々も混乱しており…上に話してみます。」
「なに!?接触しただと?外務大臣に連絡してくれ」
国会議事堂にて
「これより臨時国会を開きます。」
「総理、早速ですが、質問です。あの地震の後、全ての国、衛星に通信が出来無くなったとの事ですが、原因はなんですか?」
「はい、詳しい原因は分かっておりませんが、政府の見解では異世界に来たと考えております。」
国会は騒ぎ始めた…
異世界だと?
根拠はあるのか!!!
「先日、海軍の第二航空戦隊司令官田村が異世界の国、クワ・トイネ公国の国境警備隊隊長と話したと報告が来ております。そこで我々はクワ・トイネ公国と国交を結びたいと考えております。前世界では数多の国から食料を輸入しておりましたが、今回の異世界転移により食料の確保が困難な状態になりました。」
「この危機の打開のために国交を結び食料を輸入してもらおうと考えております。」
この後も議論は続いた
1週間後、クワ・トイネ公国沖で待機していた空母翔鶴に一機のの小型航空機が着艦した。
その中に外務省の大村がいた。
「ようこそ翔鶴へ、では、早速内火艇にご乗船ください。」
「ありがとうございます。田村司令官」
「おい、船が来るぞ!」
「やっと来たか…」
「こんにちは、日本国外務省の大村と申します。」
「こんにちは、クワ・トイネ公国へようこそ、ご案内致します。」
「へぇ〜クワ・トイネ公国ではワイバーンがいるのですね?」
「そうなんです、まだ数は少ないですが、今後数を増やしていきたいと思っております。」
「こちらが会議室です。どうぞ」
「どうも、こんにちは、クワ・トイネ公国外務局長ヴェノムです。」
「こんにちは、日本国外務省大村です。よろしくお願いします。」
「早速ですが、我々日本はこの世界に転移してきたのです。」
「そんな事が有り得るのですか?」
「はい、我々も原因は分かっておりませんが、地震のあとこの世界に転移してきました。」
「疑いたくはないですが、そんな事到底信じられないですね…」
「でしたら我々日本に使節団をお送りしてください。それで日本国が転移したということが分かるでしょう。」
「わかりました。大村さん、上に話をつけときます。」
「どうぞよろしくお願いします。」
2週間後…日本が転移して1ヶ月が過ぎようとしていた
「総理!クワ・トイネ公国から使節団が派遣されるとの事です!」
「分かった。出迎える準備をしよう。」