あとがきは完全に作者の思想なので、何でも許せる方のみどうぞ……
地上に全ての生物と死物の祖とでも呼ぶべき存在たちが生まれて間もない頃、つまり
彼は産みの親こそ居なかったものの、
その人物は後に
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「
柔らかく明るい調子の幼い声が、空を眺める女に向かって呼び掛けられる。この独特な呼び掛け方にふっと笑みをこぼしながら、紅色の地に
「どうしたの?
彼女が振り向いた先には、真っ白な衣の上に青地に銀の刺繍が編み込まれている
「
この
「ごめんね……気付かなかったわ」
本人は本心から草花の命を
だがその慈悲深く愛情に満ちた純粋無垢な
(…………「
気付けば、
「確かに気の毒なことをしてしまったわね……」
──────────
時は流れ数億年後。
どこを見渡しても草木は根まで枯れ、虫は残らず殺され、鳥獣は骨と皮になるまで干からび、魚は腐って水面に浮く、まさに地獄絵図。この様子だけでも既に人間や
だからこそ、幻想郷の均衡を司る彼女らが動いている。
「この異変の元凶は貴方ね……こっちを向きなさい」
夕日に向かって物思いに
「来たか……」
少年は呟きながら振り向き、
「ええ。その様子だと……
少年の様子を見た
「
【
名前:天祖日月(あまおや ひつき)
種族:不明(ヒトの形をした何者でもない存在)
能力:森羅万物の生と死を司る程度の能力
設定
人でもなければ人ならざるものでもなく、妖怪でもなければ妖精でもなく、精霊でもなければ神霊でもなく、鳥獣でもなければ魚蟲でもなく、植物でもなければ菌類でもなく、陰でもなければ陽でもなく、生きてもいなければ死んでもいない完全に謎の存在。地球に生命が誕生して間もない頃に生まれたにも関わらず、何故か人間の姿をしている。
誕生六年頃に義母から日月の名を与えられる。
幼い頃は「生命は至宝」という価値観から生命を奪う生物及び環境的な循環システム、つまり食物連鎖を嫌悪しており、「生命同士が奪い合わなくてもいい理想の世界」の創造を夢見ていたのだが、時代が下って「生と死の循環の常態化」が顕著になると「地上に存在する全ての生命の永久保存」を目的に「全ての生命が不老不死にして不衰不滅、かつ無限に繁殖し続ける世界」へと変貌させるべく行動するようになる。
しかし永い年月をかけて努力を重ねても食物連鎖と生死の循環を止めることができず、さらに月の民が生命そのものを「穢れ」と表し忌み嫌うようになったことに失望し、追い討ちをかけるように「神霊や妖怪への信仰」が人類に普及し始めたことで完全に精神が崩壊した。
以上の超常存在に対する信仰、穢れの考え方に対して「自らの理想と理念を否定された」と感じた事をきっかけに生命への畏敬を捨て去り、現在は「生命の絶滅によって生命同士が奪い合わなくてもいい理想の世界」の創造に躍起になっている。
性格は極めて冷酷かつ傲慢。
・自分の後に生まれた神々を「下等生物中の下等生物」と見下しているが、これは「信仰がなければ存在が成り立たないのであれば、最初から存在するべきではない」という価値観に由来する。
・神道の穢れやキリスト教の原罪を「存在自体が悪という