「『A-04』。SW115への降下完了」
「霞。直ぐに皆の状況を確認だ!」
「こちら『ヴァルキリー1』。b小隊全員無事よ、確認出来る?」
「速瀬中尉!」
「ったく、遠足じゃないんだからよしなさいよね。」
「えっ?」
「気持ち高ぶらせてたのに、リラックスしちゃったじゃない!?」
「・・・・・なんか、すみません」
「こちら『ヴァルキリー2』。こちらもa小隊健在。正し『A-02』との合流がまだ出来てません」
「そんな!?」
「『ヴァルキリー1』より『ヴァルキリー2』。b小隊は先にハイヴへ突入するわ。あんた達は『A-02』を確認次第随伴して突入しなさい」
「了解!」
「b小隊。行くぞ」
「了解!」
二手に分かれる『A-01』部隊。オリジナルハイヴ『喀什(カシュガル)ハイヴ』に侵攻するb小隊。
(思ったよりBETAの数が少ない・・・・・世界中の陽動が効いているのか?)
「邪魔!」
「ハァぁぁ」
「『ヴァルキリー5』!5時の方向!!」
「フン!感謝する『ヴァルキリー6』。助かった」
『凄乃皇·四型』に攻撃を向けさせること無く。『喀什(カシュガル)ハイヴ』のゲートに到着したb小隊。
「中尉。a小隊の合流を待ちますか?」
「いや、時間との勝負だこのまま・・・・・」
「すまん。待たせたな」
後方6㎞に『A-02』のビーコンが発現する。
「大尉!ご無事で」
「あぁ、真壁特尉に助けられた」
「えっ」
「着陸するまで『ラザフォード場(フィールド)』を展開していたからな、突入時のレーザー照射も相まって一時的に主機の一部がダウンしてしまった。」
「主機が落ちてよくご無事で」
「ギリギリまで途切れ途切れではあるが『ラザフォード場(フィールド)』を形成してくれていたからな、再起動までそれで凌いでいたところに榊達a小隊が我々を発見しなんとか合流出来た。」
「そうですか」
「しかし、レーザー照射をほぼ1機で受けきり、着陸した際も『ラザフォード場(フィールド)』を展開し続けたからな。今は移動するだけで精一杯だ」
「では『主広間(メインホール)』まではb小隊が前衛。a小隊が後衛で行きますか?」
「そうだな。正し『A-02』が70%近く回復した段階で配置を本来の形に戻す。いいな」
「了解!」
(真壁特尉・・・・・ありがとうございます。)
「それにしても冥夜さん。ありがとう!」
「なんだ鎧衣。藪から棒に」
「やっぱり凄いよ『武御雷』。『吹雪』から『不知火』に乗り換えた時以上の感動だよ!!」
「あっあぁ・・・・・」
「私も凄く感動してます!ありがとう御剣さん!!」
「鎧衣、珠瀬。その・・・・・『武御雷』を作ったのは私ではないんだが・・・・・」
「あら鎧衣、珠瀬。私に嫌味なんていい度胸ね?」
「はっ速瀬中尉!?そんなつもりは・・・・・」
「あんた達。私より戦果上げてなかったら任務終了後腕立て200回」
「そっそんな~~~」
「ったく。これからハイヴに突入するというのに・・・・・呑気な奴らだ」
「大尉?」
「いや、すまん。独り言だ・・・・・・『A-01』部隊。これより『甲1号』内部に突入するぞ!気を引き締めろ!!」
「了解!!」
極限の緊迫した中でもやり取りさせる軽口。肩の力を程よく抜けた『伊隅ヴァルキリーズ』は『喀什(カシュガル)ハイヴ』内に突入した。