マブラヴ·オルタネイティヴ〜蒼穹の彼方〜   作:naomi

38 / 84
FILE38 SW115

「『A-04』。SW115への降下完了」

 

「霞。直ぐに皆の状況を確認だ!」

 

「こちら『ヴァルキリー1』。b小隊全員無事よ、確認出来る?」

 

「速瀬中尉!」

 

「ったく、遠足じゃないんだからよしなさいよね。」

 

「えっ?」

 

「気持ち高ぶらせてたのに、リラックスしちゃったじゃない!?」

 

「・・・・・なんか、すみません」

 

「こちら『ヴァルキリー2』。こちらもa小隊健在。正し『A-02』との合流がまだ出来てません」

 

「そんな!?」

 

「『ヴァルキリー1』より『ヴァルキリー2』。b小隊は先にハイヴへ突入するわ。あんた達は『A-02』を確認次第随伴して突入しなさい」

 

「了解!」

 

「b小隊。行くぞ」

 

「了解!」

 

二手に分かれる『A-01』部隊。オリジナルハイヴ『喀什(カシュガル)ハイヴ』に侵攻するb小隊。

 

(思ったよりBETAの数が少ない・・・・・世界中の陽動が効いているのか?)

 

「邪魔!」

 

「ハァぁぁ」

 

「『ヴァルキリー5』!5時の方向!!」

 

「フン!感謝する『ヴァルキリー6』。助かった」

 

『凄乃皇·四型』に攻撃を向けさせること無く。『喀什(カシュガル)ハイヴ』のゲートに到着したb小隊。

 

「中尉。a小隊の合流を待ちますか?」

 

「いや、時間との勝負だこのまま・・・・・」

 

「すまん。待たせたな」

 

後方6㎞に『A-02』のビーコンが発現する。

 

「大尉!ご無事で」

 

「あぁ、真壁特尉に助けられた」

 

「えっ」

 

「着陸するまで『ラザフォード場(フィールド)』を展開していたからな、突入時のレーザー照射も相まって一時的に主機の一部がダウンしてしまった。」

 

「主機が落ちてよくご無事で」

 

「ギリギリまで途切れ途切れではあるが『ラザフォード場(フィールド)』を形成してくれていたからな、再起動までそれで凌いでいたところに榊達a小隊が我々を発見しなんとか合流出来た。」

 

「そうですか」

 

「しかし、レーザー照射をほぼ1機で受けきり、着陸した際も『ラザフォード場(フィールド)』を展開し続けたからな。今は移動するだけで精一杯だ」

 

「では『主広間(メインホール)』まではb小隊が前衛。a小隊が後衛で行きますか?」

 

「そうだな。正し『A-02』が70%近く回復した段階で配置を本来の形に戻す。いいな」

 

「了解!」

 

(真壁特尉・・・・・ありがとうございます。)

 

「それにしても冥夜さん。ありがとう!」

 

「なんだ鎧衣。藪から棒に」

 

「やっぱり凄いよ『武御雷』。『吹雪』から『不知火』に乗り換えた時以上の感動だよ!!」

 

「あっあぁ・・・・・」

 

「私も凄く感動してます!ありがとう御剣さん!!」

 

「鎧衣、珠瀬。その・・・・・『武御雷』を作ったのは私ではないんだが・・・・・」

 

「あら鎧衣、珠瀬。私に嫌味なんていい度胸ね?」

 

「はっ速瀬中尉!?そんなつもりは・・・・・」

 

「あんた達。私より戦果上げてなかったら任務終了後腕立て200回」

 

「そっそんな~~~」

 

「ったく。これからハイヴに突入するというのに・・・・・呑気な奴らだ」

 

「大尉?」

 

「いや、すまん。独り言だ・・・・・・『A-01』部隊。これより『甲1号』内部に突入するぞ!気を引き締めろ!!」

 

「了解!!」

 

極限の緊迫した中でもやり取りさせる軽口。肩の力を程よく抜けた『伊隅ヴァルキリーズ』は『喀什(カシュガル)ハイヴ』内に突入した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。